JPH01100877A - ケーブルコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ケーブルの引出じ方向を自由に設定可能としたケーブル
コネクタに関し、 汎用で統一性を有し、ケーブルの配線作業を容易とさせ
る新ケーブルコネクタの提供を目的とし、接触子への配
線ケーブルの引出し方向を、カバーにより決められるコ
ネクタにおいて、コネクタの配線接続部を保護するカバ
ーＢの背に回動自在に掴持され、その回転軸を含む平面
で、軸に中心を置く略半円状の位置に、ケーブルの保持
手段を備えたカバーＡを有する構成である。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ケーブル配線用のコネクタに係り、ケーブル
の引出し方向を自由に設定可能としたケーブルコネクタ
に関す。

電子装置は小形、高田度実装が行われ、各種のコネクタ
がその回路接続に使用されている。

プリント配線板に互換性を持たせて部品を実装させるた
めのコネクタ、プリント板ユニットを集合、相互接続さ
せるバックボードに、プラグイン接続させるコネクタ、
外部と接続する配線ケーブルに接続させるコネクタ、等
々がある。

ここで、ケーブルと接続させるケーブルコネクタでは、
そのケーブルの引出し口部は、ケーブルに加えられる外
部力を、各芯線接続部に伝えなくさせるための仮着固定
と、ケーブルの配線方向に引出し方向を合わせて、ケー
ブルの無理な曲げや、無駄なスペースをなくさせること
が必要である。

〔従来の技術〕

第３図に従来の一例のケーブルコネクタを示す。

図の如く、接触子２を配設させたコネクタの本体６１と
、カバー７とから構成され、カバー７は、ケーブル３の
引出しロア１を１個備え、芯線３１と接触子２との接続
部分を全体的に保護被覆し、本体６１にねし止め固定さ
れる。

ケーブル３の引出しロア１は、ケーブル３の引出し方向
に短円筒部を形成させ、その先端部に、帯８の止め構造
を備えた、突出爪７２を有している。

ケーブル３は引出しロア１を貫通させて、ケーブル３の
先部分を解き、全芯線３１を対応する接触子２に接続さ
せてから、カバー７を本体６１にねし止めし、ケーブル
３と突出爪７２とを帯８で締着させて固定させる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、 ■　ケーブル３の引出し方向はカバー７により一義的に
決まってしまう。

■　ケーブル３の引出し方向の変更は、引出しロア１を
所望の方向に設けた別のカバーとするか、別のコネクタ
を使用しなければならない。

■　変更困難な場合は、外側でケーブル３を曲げなけれ
ばならず、無理な曲げ力や、無駄なスペースが必要とな
る。

等の問題点がある。

本発明は、これら問題点を顧みて、汎用で統一性を有し
、ケーブルの配線作業を容易とさせる新ケーブルコネク
クの提供を目的としたものである。

〔問題点を解決するための手段］ 上記問題点は、第１図の原理構成図に示す如く、接触子
２への配線ケーブル３の引き出し方向を、カバーにより
決められるコネクタにおいて、コネクタ１の配線接続部
を保護するカバー８５の背に回動自在に掴持され、その
回転軸を含む平面で、その軸に中心を置く略半円状の位
置に、ケーブル３の保持手段を備えたカバーＡ４を有す
る、本発明のケーブルコネクタにより解決される。

〔作　用〕

即ち、カバーＡにより、略半球面内の自由方向にケーブ
ルを引き出すことが可能となり、目的は達成される。

カバーＡ４は、ケーブル３の保持手段を略半円状に配設
しであるので、同一平面内を略１８０度の任意角度方向
に保持出来る。

且つ、カバー８５の背に、回動自在に掴持されているの
で、その回転軸を中心に、先の平面が回動されて、半球
面の任意方向に引出すことが可能となる。

また、ケーブル３の保持手段としては、例えば第１図の
如く、カバーＡ４の外形に放射状に複数の突出爪４２を
配設させ、前記従来例の如く、ケーブル３を所望の方向
の突出爪４２に沿わせて引出し、帯８で一緒に締着、固
定させる、等により保持させ得る。

カバーＡ４とカバーＢ５との回動自在の掴持機構は、例
えばカバーＡ４の底部に短円筒の首４１を設けておき、
カバーＢ５の背の円穴５１に首４１部を嵌め込みにする
、等により回動自在に掴持し得る。

かくして、ケーブルの引出し方向を任意に設定可能とす
るケーブルコネクタが得られる。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。

企図を通し同一符合は同一対称物を示す。

第２図に本発明の一実施例の斜視図を示す。

本実施例は、電子装置の架装置間をケーブル接続させる
、架上部に設けたケーブルコネクタで、外部ケーブル配
線は、架装置の天井の左右に設けたケーブル穴、或いは
底部のケー、プル穴の何れからも導入可能としてあり、
このため、妊設置後にコネクタに対し、上下左右、何れ
の方向からケ−プル配線がなされても、対応可能とさせ
たケーブルコネクタである。

４列に５０個の接触子２を配設した絶縁体の本体６５に
は、ケーブル３の芯線３１の接続側の中央部に、金属板
の成形によるケーブル３の締着固定用の突出爪６６が設
けられている。

カバーＡ４５は、厚みのある半円扇形の半割りΦ合成樹
脂成型品を接着させたもので、底面の中央には、出張っ
た首４６と、ケーブル３の導入穴４７とが設けてあり、
半円周部内部には、合成樹脂のボール４８が同円周に定
間隔に配設され、且つ、厚み方向に埋設したコイルバネ
４９に作用されて、同位置の対向ポール４８同士は互い
に押し当て状態にしである。

従って、ケーブル３は、隣接した外接４個のボール４８
により、周囲を押さえられて固定される。

所望の角度位置に引出す際は、ケーブル３を半円周に沿
って動かし、ケーブル３によりボール４８を押し込みな
がら通過、移動させて、所定の位置にて固定させる。

カバーＢ５５は、−面開放の直方体の金属カバーで、開
放面を本体６５に被せて、芯線３１の接続部を保護して
おり、その背面中央部に、カバーＡ４５の首４６を回動
自在に嵌め込む、円穴５６が設けである。

カバーＡ４５はカバーＢ５５の背に嵌め込まれた状態で
コネクタとして完成しており、ケーブル３は、カバーＡ
４５およびカバーＢ５５を貫通させて、先部を解いて、
芯線３１を対応接触子２に接続させたら、合成樹脂の帯
８でケーブル３を、中央の突出爪６６に一体に締着固定
させる。

次に、カバー８５５部を本体６５にねし止め固定させ、
相手コネクタに挿入接続させ、ケーブル３の配線方向に
合わせて、カバーＡ４５を回動させ、ケーブル３を動か
して引出し角度を設定させる。

上記実施例は、−例を示し、カバーＡ、Ｈの形状、ケー
ブルの掴持構造、引出し固定構造は上記のものに限定す
るものではない。

〔発明の効果〕

以上の如く、ケーブルの引出し方向を任意に設定可能と
するケーブルコネクタが得られ、汎用で統一性を有し、
ケーブルの配線作業を容易とすることが出来、その効果
は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、 第２図は本発明の一実施例の斜視図、 第３図は従来の一例のケーブルコネクタである。 図において、 １はコネクタ、　　　２は接触子、 ３はケーブル、　　　４，４５はカバーＡ１５．５５は
カバーＢ、　　６，６１．６５は本体、７はカバー、　
　　　　８は帯、 ３１は芯線、　　　　　４１．４６は首、４２、６６．
７２は突出爪、　４７は導入穴、４８はボール、　　　
　４９はコイルバネ、５Ｌ５６は円穴、　　　７１は引
出し口である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接触子（２）への配線ケーブル（３）の引出し方向を、
   カバーにより決められるコネクタにおいて、コネクタ（
   １）の配線接続部を保護するカバーＢ（５）の背に回動
   自在に掴持され、その回転軸を含む平面で、該軸に中心
   を置く略半円状の位置に、該ケーブル（３）の保持手段
   を備えたカバーＡ（４）を有することを特徴とするケー
   ブルコネクタ。