JPS6211146Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211146Y2 JPS6211146Y2 JP10176180U JP10176180U JPS6211146Y2 JP S6211146 Y2 JPS6211146 Y2 JP S6211146Y2 JP 10176180 U JP10176180 U JP 10176180U JP 10176180 U JP10176180 U JP 10176180U JP S6211146 Y2 JPS6211146 Y2 JP S6211146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape cable
- outer casing
- tape
- mandrel
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000003562 lightweight material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、前面のみが開口された外筐と、こ
の外筐の内部に引出し可能に挿入された内器との
間を接続するテープケーブルの巻取構造に関す
る。
の外筐の内部に引出し可能に挿入された内器との
間を接続するテープケーブルの巻取構造に関す
る。
一般に、ラツク収納型の電気機器(例えば、制
御装置、計測器等)においては、ラツクに収納さ
れる複数の内器が各々引出し可能に構成され、こ
れにより、保守・点検が容易に行なえる構造とな
つている。そして、この場合ラツクに設けられた
コネクタと各内器に設けられたコネクタとの間の
接続には、内器の後壁面とラツクとの間のスペー
スをできるだけ小さくするために、折畳まれある
いはうず巻状にフオーミング加工されたテープケ
ーブルが用いられる。この考案は、特にうず巻状
にフオーミング加工されたテープケーブルの巻取
構造に関するものである。
御装置、計測器等)においては、ラツクに収納さ
れる複数の内器が各々引出し可能に構成され、こ
れにより、保守・点検が容易に行なえる構造とな
つている。そして、この場合ラツクに設けられた
コネクタと各内器に設けられたコネクタとの間の
接続には、内器の後壁面とラツクとの間のスペー
スをできるだけ小さくするために、折畳まれある
いはうず巻状にフオーミング加工されたテープケ
ーブルが用いられる。この考案は、特にうず巻状
にフオーミング加工されたテープケーブルの巻取
構造に関するものである。
第1図は、従来のテープケーブルの巻取構造を
示す図であり、この図において外筐1(ラツクに
相当する)は前面のみが開口されており、この開
口部から内器2が挿入されるようになつている。
また、外筐1および内器2の各後壁面に各々コネ
クタ3および4が取付けられ、これらコネクタ
3,4間が、うず巻状にフオーミング加工された
テープケーブル5によつて接続されている。そし
て、内器2を外筐1内に押し込んだ場合は、テー
プケーブル5が巻回され、また、内器2を引出し
た場合はテープケーブル5が帯状に引延ばされ
る。
示す図であり、この図において外筐1(ラツクに
相当する)は前面のみが開口されており、この開
口部から内器2が挿入されるようになつている。
また、外筐1および内器2の各後壁面に各々コネ
クタ3および4が取付けられ、これらコネクタ
3,4間が、うず巻状にフオーミング加工された
テープケーブル5によつて接続されている。そし
て、内器2を外筐1内に押し込んだ場合は、テー
プケーブル5が巻回され、また、内器2を引出し
た場合はテープケーブル5が帯状に引延ばされ
る。
ところで、このような従来のテープケーブル5
の巻取構造の場合、次の様な問題がある。
の巻取構造の場合、次の様な問題がある。
テープケーブル5の幅が、外筐1の上下方向
の内寸に比較し、極端に小さいと、内器2の引
出し、挿入の繰返しによりテープケーブル5が
次第にたて方向にずれてきて、例えば第2図に
示すように、形くずれを起こしてしまう。した
がつて、通常このような不都合を除くために、
幅の広いテープケーブルが用いられるが、この
場合、必要心数以上の心数を有するテープケー
ブルを用いることになり、無駄が多い。
の内寸に比較し、極端に小さいと、内器2の引
出し、挿入の繰返しによりテープケーブル5が
次第にたて方向にずれてきて、例えば第2図に
示すように、形くずれを起こしてしまう。した
がつて、通常このような不都合を除くために、
幅の広いテープケーブルが用いられるが、この
場合、必要心数以上の心数を有するテープケー
ブルを用いることになり、無駄が多い。
テープケーブル5が外筐1の内壁面にこすら
れることにより、傷がつき易く、信頼性の点で
好ましくない。
れることにより、傷がつき易く、信頼性の点で
好ましくない。
2本以上のテープケーブルを用いたい場合に
おいても、中でからんでしまう恐れがあり、用
いることができない。
おいても、中でからんでしまう恐れがあり、用
いることができない。
また、第1図に示す電気機器にあつては、通常
使用者がテープケーブル5の状態をみることがで
きず、このため、テープケーブル5が形くずれを
起こしていないか、内壁面にこすられていないか
等がわからず、機器の信頼性の点で不安が多い。
したがつてテープケーブル5の巻取構造として
は、形くずれを起こす恐れ、あるいは外筐1の内
壁面に接触する恐れの全くない構造が望まれる。
使用者がテープケーブル5の状態をみることがで
きず、このため、テープケーブル5が形くずれを
起こしていないか、内壁面にこすられていないか
等がわからず、機器の信頼性の点で不安が多い。
したがつてテープケーブル5の巻取構造として
は、形くずれを起こす恐れ、あるいは外筐1の内
壁面に接触する恐れの全くない構造が望まれる。
この考案は以上の点を考慮してなされたもの
で、幅の狭いテープケーブルを用いた場合におい
ても、形くずれを起こす恐れが全くなく、さらに
テープケーブルが外筐の内壁面に接触する恐れも
ないテープケーブルの巻取構造を提供することを
目的としている。そして、この目的を達成するた
めに、この考案はテープケーブルの中央部に心棒
を取付け、この心棒に、テープケーブルを狭む状
態でガイド板を取付けたものである。
で、幅の狭いテープケーブルを用いた場合におい
ても、形くずれを起こす恐れが全くなく、さらに
テープケーブルが外筐の内壁面に接触する恐れも
ないテープケーブルの巻取構造を提供することを
目的としている。そして、この目的を達成するた
めに、この考案はテープケーブルの中央部に心棒
を取付け、この心棒に、テープケーブルを狭む状
態でガイド板を取付けたものである。
以下、図面を参照しこの考案の一実施例につい
て説明する。第3図はこの考案によるテープケー
ブルの巻取構造を示す斜視図であり、この図にお
いて、1は外筐、2は内器、3,4はコネクタ、
5はうず巻状にフオーミング加工されたテープケ
ーブルである。なお、これらの各要素はいずれも
第1図に示すものと同一である。また、第4図は
内器2を外筐1内に挿入したところを示す図、第
5図は内器2を外筐1から最大限に引き出したと
ころを示す図である。
て説明する。第3図はこの考案によるテープケー
ブルの巻取構造を示す斜視図であり、この図にお
いて、1は外筐、2は内器、3,4はコネクタ、
5はうず巻状にフオーミング加工されたテープケ
ーブルである。なお、これらの各要素はいずれも
第1図に示すものと同一である。また、第4図は
内器2を外筐1内に挿入したところを示す図、第
5図は内器2を外筐1から最大限に引き出したと
ころを示す図である。
第3図〜第5図において、テープケーブル5に
は、このテープケーブル5を最大限に引き延ばし
た時の長さ方向中央部に、このテープケーブル5
を巻回した時の巻回部分の軸線方向に向けて、心
棒6が取付けられている。この場合、この心棒6
の長さは、心棒6の上下方向の位置が外筐1の上
壁面および下壁面によつて規制されるように、外
筐1の上壁面および下壁面間の寸法よりわずかに
短かくなつている。また、この心棒6には、テー
プケーブル5を挾んで円形のガイド板7,8が
各々取付けられている。これらガイド板7,8の
直径は、内器2が外筐1内に挿入された時(第4
図参照)のテープケーブル5の巻回部分の直径よ
りやや大きくなつており、また、テープケーブル
5に対向する面に各々テーパが形成されている。
そして、テープケーブル5の両端が各々コネクタ
3および4に取付けられている。なお、上述した
心棒6、ガイド板7,8の各材質としては、例え
ば木、ボール紙、プラスチツク等軽量のものが用
いられる。
は、このテープケーブル5を最大限に引き延ばし
た時の長さ方向中央部に、このテープケーブル5
を巻回した時の巻回部分の軸線方向に向けて、心
棒6が取付けられている。この場合、この心棒6
の長さは、心棒6の上下方向の位置が外筐1の上
壁面および下壁面によつて規制されるように、外
筐1の上壁面および下壁面間の寸法よりわずかに
短かくなつている。また、この心棒6には、テー
プケーブル5を挾んで円形のガイド板7,8が
各々取付けられている。これらガイド板7,8の
直径は、内器2が外筐1内に挿入された時(第4
図参照)のテープケーブル5の巻回部分の直径よ
りやや大きくなつており、また、テープケーブル
5に対向する面に各々テーパが形成されている。
そして、テープケーブル5の両端が各々コネクタ
3および4に取付けられている。なお、上述した
心棒6、ガイド板7,8の各材質としては、例え
ば木、ボール紙、プラスチツク等軽量のものが用
いられる。
以上の構成において、内器2を外筐1から引出
すと、テープケーブル5が順次引延ばされると共
に、心棒6がその上、下端を各々外筐1の上下壁
面に摺接しつつテープケーブル5と共に移動す
る。この場合、テープケーブル5はその中央部が
心棒6に取付けられているため、上下方向のずれ
が生じることが全くなく、したがつて、テープケ
ーブル5が形くずれを起こすことは全くない。ま
たこの場合、ガイド板7,8の直径は各々テープ
ケーブルの巻回部分の直径より大きくなつている
ため、ガイド板7,8の外縁が外筐1の内壁に接
触することはあつても、テープケーブル5が外筐
1の内壁に接触することはない。一方、内器2を
外筐1に挿入する場合は、ガイド板7,8に各々
形成されているテーパによつて、テープケーブル
5がガイド板7,8の周縁にひつかかることな
く、スムーズに、心棒6に巻回される。また、こ
の場合もテープケーブル5が形くずれを起こした
り、あるいは外筐1の内壁に接触することは全く
ない。
すと、テープケーブル5が順次引延ばされると共
に、心棒6がその上、下端を各々外筐1の上下壁
面に摺接しつつテープケーブル5と共に移動す
る。この場合、テープケーブル5はその中央部が
心棒6に取付けられているため、上下方向のずれ
が生じることが全くなく、したがつて、テープケ
ーブル5が形くずれを起こすことは全くない。ま
たこの場合、ガイド板7,8の直径は各々テープ
ケーブルの巻回部分の直径より大きくなつている
ため、ガイド板7,8の外縁が外筐1の内壁に接
触することはあつても、テープケーブル5が外筐
1の内壁に接触することはない。一方、内器2を
外筐1に挿入する場合は、ガイド板7,8に各々
形成されているテーパによつて、テープケーブル
5がガイド板7,8の周縁にひつかかることな
く、スムーズに、心棒6に巻回される。また、こ
の場合もテープケーブル5が形くずれを起こした
り、あるいは外筐1の内壁に接触することは全く
ない。
また、第3図〜第5図に示すテープケーブルの
取付構造を用いると、複数本のテープケーブルを
使用することが可能となる。例えば、2本のテー
プケーブルを用いたい場合は、心棒6に2本のテ
ープケーブルの各々の中央部を取付け、またこれ
ら2本のテープケーブルを各々挾む状態で3〜4
個のガイド板を心棒6に取付ければよい。この場
合、各々のテープケーブルがからんでしまう恐れ
が全くないことは勿論である。
取付構造を用いると、複数本のテープケーブルを
使用することが可能となる。例えば、2本のテー
プケーブルを用いたい場合は、心棒6に2本のテ
ープケーブルの各々の中央部を取付け、またこれ
ら2本のテープケーブルを各々挾む状態で3〜4
個のガイド板を心棒6に取付ければよい。この場
合、各々のテープケーブルがからんでしまう恐れ
が全くないことは勿論である。
以上説明したように、この考案によればテープ
ケーブルの中央部に心棒を取付け、この心棒に、
テープケーブルを狭んでガイド板を取付けたの
で、次の利点が得られる。
ケーブルの中央部に心棒を取付け、この心棒に、
テープケーブルを狭んでガイド板を取付けたの
で、次の利点が得られる。
テープケーブルが外筐の内壁にこすられるこ
とがなく、したがつて、テープケーブルを傷つ
けることがない。
とがなく、したがつて、テープケーブルを傷つ
けることがない。
幅の狭いテープケーブルを用いた場合におい
ても形くずれを起こすことが全くない。
ても形くずれを起こすことが全くない。
必要最小限の心数を有するテープケーブルを
用いることができ、無駄を省くことができる。
用いることができ、無駄を省くことができる。
複数のテープケーブルを用いることができ
る。
る。
第1図は従来のテープケーブルの巻取構造を示
す斜視図、第2図は第1図に示すテープケーブル
5が形くずれを起こしたところを示す斜視図、第
3図はこの考案の一実施例の構成を示す斜視図、
第4図は第3図に示す内器2を外筐1内に挿入し
たところを示す図、第5図は同内器2を同外筐1
から最大限に引き出したところを示す図である。 1……外筐、2……内器、3,4……コネク
タ、5……テープケーブル、6……心棒、7,8
……ガイド板。
す斜視図、第2図は第1図に示すテープケーブル
5が形くずれを起こしたところを示す斜視図、第
3図はこの考案の一実施例の構成を示す斜視図、
第4図は第3図に示す内器2を外筐1内に挿入し
たところを示す図、第5図は同内器2を同外筐1
から最大限に引き出したところを示す図である。 1……外筐、2……内器、3,4……コネク
タ、5……テープケーブル、6……心棒、7,8
……ガイド板。
Claims (1)
- 前面が開口した外筐の後壁面に設けられたコネ
クタと、前記外筐に挿入される内器の後壁面に設
けられたコネクタとをうず巻状にフオーミング加
工されたテープケーブルによつて接続してなる電
気機器において、前記テープケーブルの長さ方向
の中央部に、このテープケーブルを巻回したとき
の巻回部分の軸線方向に向けて、かつその軸線方
向の位置が前記外筐の内壁面によつて規制される
ように心棒を取付け、前記心棒に前記テープケー
ブルを狭んでガイド板を取付けてなるテープケー
ブル巻取構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10176180U JPS6211146Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10176180U JPS6211146Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5727820U JPS5727820U (ja) | 1982-02-13 |
JPS6211146Y2 true JPS6211146Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=29463198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10176180U Expired JPS6211146Y2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211146Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010213399A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Yazaki Corp | 給電装置 |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP10176180U patent/JPS6211146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5727820U (ja) | 1982-02-13 |
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