JP3847042B2 - 光ファイバーケーブルのクランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプライスユニット等に光ファイバーケーブルを入線させる際に光ファイバーケーブルを固定するための光ファイバーケーブルのクランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ファイバーケーブルのクランプ装置は図10及び図11に示すように、光ファイバーケーブルを入線させるスプライスユニット61のユニット本体62の背面にケーブルクランプ部63とテンションメンバークランプ部64を直接取り付けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記のような従来の光ファイバーケーブルのクランプ装置は、ユニット本体62の背面に一体としたものであるため、スプライスユニット61をラック65に取り付けて使用する場合にラック65の設置箇所により側面から入線する場合にあっても光ファイバーケーブルを背面に引き回して行う必要があり作業性が悪いという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置は、被取付体に着脱できる取付板部を備えたクランプ取付枠にケーブルクランプ部とテンションメンバークランプ部を一体に設けた光ファイバーケーブルのクランプ装置において、クランプ取付枠の取付板部に光ファイバー心線挿通用の窓孔を形成したうえ該取付板部の下方前方箇所にケーブルクランプ部を設けて、該窓孔の下端孔縁とケーブルクランプ部との間に弧状の心線彎曲規制板部を設けたことを特徴とするものである。そして、光ファイバー心線を保護するカバー体 (4) を備えことが好ましく、また、被取付体がスプライスユニットであり、該スプライスユニットの背面及び側面に対して着脱可能としてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の図であり、1はスプライスユニットのユニット本体外面やラック本体等の被取付体51にネジ止め等の手段で着脱できる取付板部11を備えたクランプ取付枠である。該クランプ取付枠1には光ファイバーケーブル55を固定するケーブルクランプ部2と光ファイバーケーブル55の硬質のテンションメンバー55aを固定するテンションメンバークランプ部3が複数宛所要の間隔をおいて対向して設けられている。このクランプ取付枠1は、被取付体51に取り付ける取付板部11に光ファイバー心線挿通用の窓孔12を形成したうえ該取付板部11の下方前方箇所にケーブルクランプ部2を複数併設して、該窓孔12の下端孔縁12aとケーブルクランプ部2の上端との間に弧状の心線彎曲規制板部13を設け、又前記取付板部11の上端にテンションメンバークランプ部3を前記ケーブルクランプ部2に対向して同数設けたものである。なお、14は取付板部11の両側に設けた止めネジ挿通用の孔である。
【0006】
また、テンションメンバークランプ部3は取付板部11の上端に別材である水平頂板部15aの両側に側板部15b、15bを折曲してなる断面門型のチャンネル材15を該一方の側板部15bを添装して取り付けて他方の側板部15bに設けたものとして前記ケーブルクランプ部取付部13と同一面としているが、取付板部11の上端に延長板部を連設してこの延長板部を折曲して形成してもよい。
【0007】
図2に示す4はケーブルクランプ部2の上方位置より光ファイバーケーブル55から露出させた光ファイバー心線55bを保護するためのカバー体であり、該カバー体4は垂直板状のカバー本体4aの上端に折曲して形成した上板部4bを前記チャンネル材15の水平頂板部15aにネジ止め等の手段で着脱自在に取り付けられているが、的確に光ファイバ心線を保護できるうえ着脱自在できるものであれば形状はどのようなものでよい。
【0008】
このように構成された光ファイバーケーブルのクランプ装置の使用例を図3〜図9に基づき説明する。
〔第1の使用例〕
先ず、図3〜図5に示すラック65に取り付けた被取付体51であるスプライスユニット本体51aの側面に設けたケーブル挿入口51bに下方垂直方向から光ファイバーケーブル55を引き込む場合の使用例について説明する。光ファイバーケーブルのクランプ装置をケーブルクランプ部2を下方側としてスプライスユニット本体51aの側面に設けたケーブル挿入口51bに光ファイバー心線挿通用の窓孔12を臨ませたうえ取付板部11をスプライスユニット本体51aの側面にネジ止めして取り付ける。
【0009】
そうして、下方垂直方向より引き入れた光ファイバーケーブル55をケーブルクランプ部2により固定するとともに光ファイバーケーブル55のテンションメンバー55aをテンションメンバークランプ部3により固定して、ケーブルクランプ部2の上部から露出させた光ファイバーケーブル55の光ファイバー心線55bを窓孔12及びケーブル挿入口51bを介してスプライスユニット本体51aに引き込むものである。この場合にケーブルクランプ部2とテンションメンバークランプ部3が複数宛所要の間隔をおいて対向して設けているのでテンションメンバー55aを曲げることなく固定できるので配線作業が容易となる。
【0010】
さらに、ケーブルクランプ部2が窓孔12を形成した取付板部11の下方前方箇所に設けたものであるので、光ファイバー心線55bはケーブルクランプ部2から窓孔12の間を機能を損なうことのない曲率半径以下に湾曲させずに引き込むことができるものである。また、窓孔12の下端孔縁12aとケーブルクランプ部2の上端との間に弧状の心線彎曲規制板部13を設けておくことにより作業に熟練していなくとも光ファイバー心線55bの機能を損なうことのない曲率半径以下に湾曲さることなく引き込むことができる。なお、光ファイバーケーブル55の固定を行ったらカバー体4で光ファイバー心線55bを覆えば光ファイバー心線55bをより的確に保護できるものである。
【0011】
〔第2の使用例〕
図6は第2の使用例を示す平面図であり、ラック65に取り付けた被取付体51であるスプライスユニット本体51aの背面に設けたケーブル挿入口51bに下方垂直方向から光ファイバーケーブル55を引き込む場合の使用例であり、その他の構成及び光ファイバーケーブルのクランプ装置の取り付け方及びケーブルクランプ部2とテンションメンバークランプ部3による光ファイバーケーブル55の固定は前記第1の使用例と同様であるので説明を省略する。
以上説明した第1の使用例、第2の使用例では光ファイバーケーブルのクランプ装置をスプライスユニット本体51aの側面及び背面に取り付けたものであるが、スプライスユニット本体51aの両側面及び背面の必要な箇所を選択して着脱可能とした光ファイバーケーブルのクランプ装置であってもよい。
【0012】
〔第3の使用例〕
図7は第3の使用例を示す側面図であり、ラック65に取り付けた被取付体51であるスプライスユニット本体51aの側面又は背面に設けたケーブル挿入口51bに上方垂直方向から光ファイバーケーブル55を引き込む場合の使用例であり、光ファイバーケーブルのクランプ装置を前記第1及び第2の使用例とは逆にケーブルクランプ部2を上方側として側面又は背面に設けたケーブル挿入口51bに光ファイバー心線挿通用の窓孔12を臨ませたうえ取付板部11をスプライスユニット本体51aの側面又は背面にネジ止めして取り付けものであり、その他は前記第1及び第2の使用例と同様であるので説明を省略する。
【0013】
〔第4の使用例〕
図8及び図9は第4の使用例を示す側面図及び正面図であり、この使用例は1個の光ファイバーケーブルのクランプ装置により複数個即ち2個を重ねたスプライスユニットの各スプライスユニット本体51a内にそれぞれ光ファイバーケーブル55を下方垂直方向から引き込む場合の使用例である。図8及び図9に示すように光ファイバーケーブルのクランプ装置をケーブルクランプ部2を下方側として下段のスプライスユニット本体51aの側面に設けたケーブル挿入口51bに光ファイバー心線挿通用の窓孔12を臨ませたうえ取付板部11をスプライスユニット本体51aの側面にネジ止めして取り付ける。
【0014】
そうして、下方垂直方向より引き入れた1本の光ファイバーケーブル55をケーブルクランプ部2により固定するとともに光ファイバーケーブル55のテンションメンバー55aをテンションメンバークランプ部3により固定して、ケーブルクランプ部2の上部から露出させた光ファイバーケーブル55の光ファイバー心線55bを窓孔12及びケーブル挿入口51bを介して下段のスプライスユニット本体51aに引き込む。また、他の1本の光ファイバーケーブル55をケーブルクランプ部2により固定するとともに光ファイバーケーブル55のテンションメンバー55aをテンションメンバークランプ部3によりクランプして、ケーブルクランプ部2の上部から露出させた光ファイバーケーブル55の光ファイバー心線55bをテンションメンバークランプ部3の上方を通過させたうえ上段のスプライスユニット本体51aの側面に設けたケーブル挿入口51bから引き込むものである。
【0015】
従って、従来は各ユニットごとに必要であった光ファイバーケーブルのクランプ装置は、本発明の第4の使用例のようにスプライスユニットに入線する光ファイバーケーブルの数が1個のクランプ装置で対応可能であれば、下段のスプライスユニットのみに設ければよいのでクランプ装置の数を減らすことができる。なお、これとは逆に上方垂直方向より引き入れる場合には光ファイバーケーブルのクランプ装置を上下を反対として上段のスプライスユニット本体51aの側面に取り付けることは勿論である。また、この使用例ではカバー体4を外した状態で使用しているが、カバー体4の上板部4bに光ファイバー心線55bを挿通する切欠孔等の孔を開けておけば、特にカバー体4を取り外すことなく使用できるものである。
【0016】
【発明の効果】
以上に説明したように、光ファイバーケーブルのクランプ装置は被取付体に着脱できるクランプ取付枠をもって、被取付体であるラックのほかスプライスユニット本体の側面や背面に取り付けできるものであるので、光ファイバーケーブルの入線箇所に応じた種々の使用が可能である。しかも、光ファイバーケーブルの光ファイバー心線を機能を損なうことのない曲率半径以下に湾曲させずに引き込むことができるもので配線作業に熟練を必要することのないものである。
従って、従来の光ファイバーケーブルのクランプ装置の問題点を解決したものとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す一部切欠側面図である。
【図3】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第1の使用例を示す側面図である。
【図4】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第1の使用例を示す正面図である。
【図5】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第1の使用例を示す平面図である。
【図6】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第2の使用例を示す平面図である。
【図7】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第3の使用例を示す側面図である。
【図8】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第4の使用例を示す側面図である。
【図9】本発明の光ファイバーケーブルのクランプ装置の第4の使用例を示す正面図である。
【図10】従来例を示す平面図である。
【図11】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 クランプ取付枠
2 ケーブルクランプ部
3 テンションメンバークランプ部
4 カバー体
11 取付板部
12 窓孔
12a 窓孔の下端孔縁
13 心線彎曲規制板部

Claims (3)

  1. 被取付体に着脱できる取付板部(11)を備えたクランプ取付枠(1) にケーブルクランプ部(2) とテンションメンバークランプ部(3) を一体に設けた光ファイバーケーブルのクランプ装置において、クランプ取付枠 (1) の取付板部 (11) に光ファイバー心線挿通用の窓孔 (12) を形成したうえ該取付板部 (11) の下方前方箇所にケーブルクランプ部 (2) を設けて、該窓孔 (12) の下端孔縁 (12a) とケーブルクランプ部 (2) との間に弧状の心線彎曲規制板部 (13) を設けたことを特徴とする光ファイバーケーブルのクランプ装置
  2. 光ファイバー心線を保護するカバー体 (4) を備えた請求項1に記載の光ファイバーケーブルのクランプ装置。
  3. 被取付体がスプライスユニットであり、該スプライスユニットの背面及び側面に対して着脱可能とした請求項1又は2に記載の光ファイバーケーブルのクランプ装置。
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