JP3698579B2 - 光ファイバ整列盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを整列する光ファイバ整列盤に係り、特に、整列盤本体を貫通して引き出すようにして配線された光ファイバが、前記整列盤本体まで引き戻し可能になっている光ファイバ整列盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6および図7は、従来例の光ファイバ整列盤を示す。
図6において、光ファイバ整列盤1は、光カプラ等の光部品を収納する光部品収納ユニット2と、ジャンパユニット3との間に介在配置され、前記ジャンパユニット3から引き出された複数本の光ファイバ4(主として光コード)を整列する。前記光ファイバ4は、前記光部品収納ユニット2の光コネクタ(図示せず)に対して、切替可能にコネクタ接続される。この光ファイバ整列盤1によって整列された複数本の光ファイバ4は、互いの絡み合い等が防止されるので、光部品収納ユニット2に対する切替接続や、増設、撤去等の作業が容易である。切替接続時には、光ファイバ整列盤1からジャンパユニット3側に引き出された光ファイバ4を引っ張ることで、光コネクタ5(光コネクタプラグ)によってコネクタ成端された光ファイバ4先端を、光ファイバ整列盤1まで一旦引き戻し、光部品収納ユニット2側の目的の光コネクタに、再度、配線、接続する(いわゆるプラグリセット)。これにより、ジャンパユニット3にて光ファイバ4と接続した光ファイバ(図示せず)を、光ファイバ4を介して、光部品収納ユニット2側の目的の光線路(光コネクタ)に接続できる。
【0003】
図6において、光ファイバ整列盤1は、水平設置されたプレート状の整列盤本体1aを備えている。図7は、整列盤本体1aを下面側から見た斜視図である。図7に示すように、前記整列盤本体1aでは、多数開口された貫通穴1bに、前記光ファイバ4を一本ずつ挿通して、整列させている。また、貫通穴1bは、光ファイバ4先端の光コネクタ5が着脱可能なプラグ穴としても機能する。したがって、何処にも接続されない接続保留状態の光ファイバ4a先端の光コネクタ5は、この貫通穴1bに装着して、保護することができる。図6中、符号1cは余長収納部であり、内部に設けられた巻き軸1d等を利用することで、光ファイバ4、4aの余長を吸収する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6、図7に示した光ファイバ整列盤1では、貫通穴1bは光コネクタ5の装着を可能とする大きさであり、整列処理すべき光ファイバ4の本数に対応して、多数の貫通穴1bを設けるとなると、整列盤本体1aが大型化して、架等への多数設置が困難になるといった問題があった。このため、架等への設置数は、予め設計された数となり、適宜増設、撤去することは、これまであまり考慮されなった。
また、接続保留状態の光ファイバ4aの処理は、光コネクタ5を貫通穴1bに装着するため、特に、整列盤本体1a中央部では、周囲の光ファイバ4が邪魔になって、貫通穴1bに対する光コネクタ5の着脱作業が困難になるといった問題がある。特に、保留状態の光ファイバ4aの接続使用時には、貫通穴1bから取り出した光ファイバ4aが他の光ファイバ4と絡みやすく、取り出しにくいといった問題があった。なお、保留状態の光コネクタ5は、貫通穴1bに装着しただけでは、貫通穴1bの反対側の開口部からの防塵ができないため、キャップを取り付けることが必要であり、このキャップの取り付けにも手間がかかるといった問題があった。
さらに、光ファイバ整列盤1のジャンパユニット3側では、水平に設置された整列盤本体1a上に、多数本の光ファイバ4が錯綜した状態となり、プラグリセット作業を行うには、目的の光ファイバ4を見つけ出すことに手間がかかっていた。しかし、別途、余長収納部を設けるとなると、大型化や、コストの上昇、余長処理作業の長時間化等の不都合を招くこととなり、問題の根本的な解決に至らない。
このように、従来構成の光ファイバ整列盤1では、多数の光ファイバ4の整列と、プラグリセットとによって一定の効果が得られるものの、サイズ、設置や撤去の作業性、プラグリセット作業性等には、改善の必要があるものであった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、小型化が可能であり、増設や撤去が容易であり、しかも、プラグリセット等の作業を効率良く行うことができる光ファイバ整列盤を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、以下の構成を採用した。すなわち、本発明では、ケース状の整列盤本体と、この整列盤本体の一側部に光ファイバ挿通穴を複数整列させて開口してなる整列部と、前記整列盤本体の前記整列部に対向する他側部に光ファイバ挿通穴を複数整列させて開口してなる引出部とを備え、前記整列部および前記引出部の光ファイバ挿通穴に、それぞれ光ファイバ挿通穴軸方向への移動を許容して貫通させた光ファイバが、前記整列盤本体内に整列して引き通されており、引出部の光ファイバ挿通穴から外側へ引き出された光ファイバを引っ張ることにより、整列部の光ファイバ挿通穴から外側に引き出された光ファイバ端部を前記整列部近傍へ引き戻すことができるようになっており、引出部近傍では、光ファイバ挿通穴の配列ピッチによって、光ファイバが、整列部側よりも広いピッチで整列して引き出されていることを特徴とする光ファイバ整列盤を前記課題の解決手段とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ファイバ整列盤において、前記整列部から外側へ引き出された光ファイバの内、何処にも接続しない保留状態の光ファイバ端部をコネクタ接続可能に成端した光コネクタを取り出し可能に保持するコネクタ保持部が、前記整列部近傍に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の光ファイバ整列盤において、前記引出部の光ファイバ挿通穴から外側へ引き出された光ファイバを別の光ファイバと接続するジャンパユニットが一体的に取り付けられるジャンパユニット取付部を備え、前記引出部の光ファイバ挿通穴からジャンパユニット側へ引き出された光ファイバが、前記引出部から前記ジャンパユニットとの間に亘って湾曲配線されるようになっていることを特徴とする。
【0007】
本発明の光ファイバ整列盤によれば、整列部の光ファイバ挿通穴から引き出された光ファイバについて、切替接続等を行うには、引出部の光ファイバ挿通穴から外側へ引き出された光ファイバを引っ張ることにより、整列部の光ファイバ挿通穴から外側に引き出された光ファイバ端部を前記整列部近傍へ引き戻す(プラグリセット)。ケース状の整列盤本体を主体として構成されているから、架等に対する増設、撤去が容易である。
請求項2記載の発明では、未接続の光ファイバ端部の光コネクタは、整列部近傍のコネクタ保持部に取り出し可能に保持することで、埃の付着等から守ることができる。また、コネクタ保持部は、整列部とは別に設けられるため、未接続の光ファイバの接続使用時の取り出しが容易である。
請求項3記載のように、ジャンパユニット取付部を具備していると、引出部とジャンパユニットとを近接させることができ、引出部から引き出された光ファイバが整列状態をほぼ維持したまま、ジャンパユニットまで配線される。このため、プラグリセット作業等を行う場合に、目的の光ファイバを見つけ出すことが容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1および図2において、本実施の形態の光ファイバ整列盤10は、ケース状の整列盤本体11と、この整列盤本体11の一側部11aに光ファイバ挿通穴12を複数整列させて開口してなる整列部13と、前記整列盤本体11の前記整列部13に対向する他側部11bに光ファイバ挿通穴14を複数整列させて開口してなる引出部15とを備えている。図1および図2においては、整列盤本体11は、外観薄板ケース状であり、その下部を切り欠いた形状のジャンパユニット取付部16を備えている。このジャンパユニット取付部16に着脱自在に取り付けられるジャンパユニット17は、整列盤本体11と同じく、外観薄板ケース状に形成され、整列盤本体11に取り付けると、全体が外観長方形薄板状のユニットに組み立てられる。ジャンパユニット取付部16にてジャンパユニット17を着脱する機構としては、各種構成が考えられるが、例えば、図4(b)では、ジャンパユニット取付部16に突出された着脱片16aを着脱機構として利用している。
前記光ファイバ整列盤10は、図3に示すように、光配線盤などの架体の棚状の収納部等に、縦置きにして、横並びに複数配列収納される。
【0009】
なお、整列盤本体11としては、外観薄板ケース状に限定されず、それ以外の各種形状が採用可能である。ジャンパユニット17としても、外観薄板ケース状に限定されず、各種形状が採用可能である。しかも、ジャンパユニット17を取り付けるジャンパユニット取付部16としては、外観薄板ケース状の整列盤本体11の一部を切り欠いた形状に限定されず、整列盤本体の隣に並行させるようにして設置されるジャンパユニットを着脱自在に支持する構成や、ジャンパユニットを整列盤本体内部に引き出し可能に収納する構成等、各種構成が採用可能である。
【0010】
図4は、光ファイバ整列盤10の詳細を示す図であって、図4(a)は整列部13側から見た背面図、図4(b)は側面図、図4(c)は引出部15側から見た正面図である。
図4(a)、(b)、(c)において、整列盤本体11には、ジャンパユニット17から引き出された光ファイバ18が、引出部15から整列部13へ貫通されている。この光ファイバ18の整列部13から引き出された端部は、光コネクタ19によって、コネクタ接続可能に成端されており、図示しない接続ユニットに対してコネクタ接続される。接続ユニットとしては、光カプラを内蔵したカプラユニット等の光部品収納ユニットや、光ファイバのコネクタ成端された端部が複数配列された成端ユニット等が適用される。光ファイバ整列盤10では、前記整列部13の光ファイバ挿通穴12と、前記引出部15の光ファイバ挿通穴14とに、それぞれ光ファイバ挿通穴軸方向への移動を許容して貫通させた複数本の光ファイバ18が、整列盤本体11内にて、途中で互いに交差すること無く、整列して引き通される。したがって、この光ファイバ整列盤10では、整列部13近傍および引出部15近傍および整列盤本体11内にて、光ファイバ18が、一貫して一定の順序で整列して配線される。
【0011】
整列盤本体11の一側部11aでは、前記整列部13から外側へ引き出された光ファイバ18の内、何処にも接続しない保留状態の光ファイバ18a端部の光コネクタ19を取り出し可能に保持するコネクタ保持部20が、前記整列部13近傍に設けられている。
本実施の形態において、光ファイバ18は単心光コード、光コネクタ19はJIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ(Single fiber Coupling optical fiber connector)、コネクタ保持部20は、同じくSC形光コネクタの光コネクタアダプタであり、光コネクタ19が着脱可能になっている。コネクタ保持部20に接続された光コネクタ19は、埃の付着等が防止され、光特性が安定に維持される。なお、光コネクタ保持部としては、光コネクタアダプタに限定されず、光コネクタを取り出し可能に保持する構成であれば、各種構成が採用可能である。
コネクタ保持部20は、整列部13の上下両側(図4(a)、図4(b)中上下)に、それぞれ配置されている。光コネクタ19が着脱可能な光コネクタアダプタでは、多連とすることで、省スペース化、高密度化が可能であり、しかも、光コネクタ19内蔵のフェルールの保護性、着脱作業性を確保できることから、より好ましい。コネクタ保持部20では、防塵用のキャップ等は不要である。
なお、光ファイバ18としては、多心の光ファイバ心線や、光コード等も採用可能である。この時、光コネクタ19(光コネクタプラグ)としては、例えば、JIS C 5981に制定されるMT形光コネクタ(Mecanically Transferable)や、JIS C 5982に制定されるMPO形光コネクタ(Multifiber Push On)等が採用され、光コネクタ保持部20としても、光コネクタ29に適合する光コネクタアダプタが採用される。
【0012】
接続保留の光コネクタ19はコネクタ保持部20にて処理されるから、整列部13や引出部15の光ファイバ挿通穴12,14は、いずれも、光ファイバ18が挿通可能な大きさの小孔であれば良く、図7に示した従来例のように、光コネクタ18が着脱されるような大型に形成する必要は無い。このため、整列部13や引出部15は、いずれも小型に形成することができ、小さいスペースにて、多数本の光ファイバ18の整列に対応できる。
また、光ファイバ挿通穴12,14は、いずれも、光ファイバ18外面に軽く接触するか、若干の隙間を形成する程度の大きさであり、これら光ファイバ挿通穴12、14に挿通された光ファイバ18を一定範囲に拘束して、整列部13や引出部15近傍での無用な浮動を防止する。これにより、整列部13や引出部15近傍の光ファイバ18が、浮動によって絡み合う等の不都合を確実に防止できる。
【0013】
接続保留状態の光ファイバ18aの余長は、整列部13近傍外側にて垂らすように落とし込み、さらに、上方へターンさせることで処理される。したがって、この光ファイバ18aの余長は、整列部13近傍にて、接続ユニットに対してコネクタ接続される他の光ファイバ18と同様の配線ルートで配線され、別途、余長収納用のスペース等を確保する必要が無い。一方、光コネクタ19は、整列部13とは別のコネクタ保持部20に保持されるため、整列部13に配線される他の光ファイバ18とは容易に区別でき、接続使用時の取り出し作業性を確保できる。
なお、図2中、符号21は、枠体によって形成された余長収容部であり、光ファイバ18,18aの余長は、この余長収容部内に引き落とすようにして、所定の領域内に配線収容される。
【0014】
図4(b)、(c)に示すように、引出部15の光ファイバ挿通穴14は、整列部13の光ファイバ挿通穴12よりも広い配列ピッチで整列されている。引出部15の光ファイバ挿通穴14から引き出された光ファイバ18は、その配列順をほぼ維持したまま、反転ターンさせるように湾曲させてジャンパユニット17内に、光ファイバ穴17aから引き込まれる。引出部15近傍では、光ファイバ挿通穴14の配列ピッチによって、光ファイバ18が、整列部13側よりも広いピッチで整列して引き出されているので、目的の光ファイバ18を引き出す操作等が容易になっている。
整列盤本体11内では、整列部13と引出部15との間で複数本の光ファイバ18が一定の整列順を維持したまま、ほぼ並行に引き通されるが、整列部13と引出部15との間での光ファイバ挿通穴12,15の配列ピッチの違いから、隣接する光ファイバ18間の間隔が、整列部13から引出部15に行くにしたがって、次第に増大するようになっている。
なお、図4(b)中、符号22は、ガイド部材であり、光ファイバ18を、その長さ方向へのスライド移動を許容しつつ、振動等を生じないように押えるものである。
【0015】
図4(a)、(c)に示すように、光ファイバ挿通穴12,14には、それぞれ、整列盤本体11側面を形成する端面板11c、11d縁部から切り込まれたスリット11eが連通されている。整列盤本体11は、プラスチックなどの樹脂等から形成された部材を組み立ててなるものであり、分解時に露出された端面板11c、11d縁部からスリット11eを介することで、光ファイバ挿通穴12,14に光ファイバ18を容易に挿通することができる。整列盤本体11を組み上げると、スリット11eからの光ファイバ18の抜き出しが規制される。整列盤本体11を分解すると、スリット11eを介して、光ファイバ挿通穴12、14から光ファイバ18を抜き出すことができる。
【0016】
図4(b)に示すように、ジャンパユニット17側部に取り付けられた光コネクタアダプタ17bには、このジャンパユニット17内側から光ファイバ18が、光スプリッタ23を介して接続される。そして、前記光コネクタアダプタ17bに外側からコネクタ接続された別の光ファイバ24が、前記光スプリッタ23を介して、複数本の光ファイバ18に対して分岐接続されるようになっている。
本実施の形態では、整列盤本体11の一側部11a(整列部13側)には、コネクタ保持部20として、8連光コネクタアダプタを合計4個配置し、整列部13や引出部15では、32本の光ファイバ18を整列処理できるようになっている。一方、ジャンパユニット17では、8連光コネクタアダプタ17bを2個取り付けて、合計16本の光ファイバ24の接続に対応でき、光スプリッタ23では、光ファイバ24一本分の回線を、2本の光ファイバ18と分岐接続する。
本発明では、これに限定されず、光ファイバの本数、1本の光ファイバの心数、光スプリッタ23による回線分岐数等は、適宜変更可能であることは言うまでも無い。
【0017】
架体等にて、この光ファイバ整列盤10を経由して、ジャンパユニット17から接続ユニットへ配線された光ファイバ18に、例えば、接続先の変更等によって、配線ルートが必要になった時は、図1に示すように、引出部15から引き出されている光ファイバ18の内の目的のものを引っ張り、光ファイバ18端部を、一旦、整列部13近傍まで引き戻した後、新たに、目的の接続先への配線、接続作業等を行う。整列部13の光ファイバ挿通穴12は、光ファイバ18端部の光コネクタ19よりも十分小さいため、光ファイバ18の引き戻しによって、光コネクタ19が整列盤本体11内に落ち込むことは無く、光ファイバ18の引き戻しは、光コネクタ19が整列部13の壁部13aに当接するまで継続可能である(光コネクタ19の当接時がプラグリセット)。ここで、引出部15では、光ファイバ挿通穴14の配列ピッチによって、光ファイバ18の配列ピッチが、整列側に比べて拡張されるから、目的の光ファイバ18を見つけ出し、手繰り寄せるようにして引っ張って引き戻し作業を行うことが容易であり、作業性が向上する。
【0018】
引き戻した光ファイバ18端部をすぐに配線、接続せずに、接続保留とする場合は、光コネクタ19をコネクタ保持部20である光コネクタアダプタに接続すれば良い。この時、光ファイバ18端部を上方へターンさせ、光コネクタ19を光コネクタアダプタに接続するだけで簡単に処理することができる。また、この時、光コネクタ19の光コネクタアダプタへの接続作業や、余長処理作業は、光ファイバ整列盤10側部での作業であり、図6等に記載の従来技術のように、整列盤下側での作業に比べて、作業性が向上する。保留光ファイバ18の取り出し作業についても、同様に作業性を向上できる。
【0019】
この光ファイバ整列盤10によれば、光ファイバ18の引き戻し、再配線の作業を効率良く行うことができる。また、接続保留の光ファイバ18の処理や、接続使用時の取り出し作業等も効率良く行うことができる。
また、この光ファイバ整列盤10では、ジャンパユニット17を取り付けた状態で架等の目的の収納部に設置することができ、内部への光ファイバ18の配線等は、収納部への設置前に行うことができるため、設置作業性も向上する。しかも、ジャンパユニット取付部16に取り付けたジャンパユニット17と、光ファイバ整列盤10の引出部15とが近接配置され、双方の間に渡すように配線される光ファイバ18の配線長が短くて済むため、この光ファイバ18の湾曲処理や、余長処理が簡略なもので済み、配線作業性が向上するといった効果も得られる。
【0020】
また、この光ファイバ整列盤10では、整列部13とは別のコネクタ保持部20によって、接続保留の光ファイバ18の処理や、取り出し等の作業性を向上でき、整列部13や引出部15では、光ファイバ挿通穴12や光ファイバ挿通穴15を高密度に形成することが可能である半面、前記コネクタ保持部20では、光コネクタ19を高密度に保持できるため、結果的に、小型化が可能である。引出部15の光ファイバ挿通穴14に比べて、整列部13の光ファイバ挿通穴12の配列ピッチが小さく、整列部13を小型化できることも、光ファイバ整列盤10の小型化に寄与する。
また、本実施の形態のように、外観薄板ケース状の整列盤本体11を主体としてなる光ファイバ整列盤10では、図6等に記載の従来例の整列盤に比べて、架の収納部等への収納密度を向上できる。しかも、収納部に対する増設、撤去、移設も容易であり、1ユニット単位で、光ファイバ18とともに、移設等も容易に行える利点がある。この光ファイバ整列盤10の増設、撤去、移設は、ジャンパユニット取付部16に取り付けたジャンパユニット17と一体的に行うことができる。このため、架体等での光ファイバ18の増設、撤去、移設にも容易に対応できる利点がある。
【0021】
プラグリセット作業は、自動化することも可能である。
例えば、図5に示すように、位置読み取りセンサ25によって、引出部15の光ファイバ挿通穴14の位置を光学的あるいは電気磁気的に読み取り、目的の光ファイバ挿通穴14から引き出されている光ファイバ18を、専用の引張装置(図示せず)によって引っ張るようにすると、目的の光ファイバ18のプラグリセットを自動化できる。この自動化されたプラグリセットでは、光ファイバ18の接続先からの光コネクタ19の離脱をも自動的を行えるようにすることが好ましい。
位置読み取りセンサ25による光ファイバ挿通穴14の検出は、光ファイバ挿通穴14自体を検出することに限定されず、例えば、各光ファイバ挿通穴14毎に設けた導電性部品や、電気磁気的な信号を記録する部品等を検出するようにしても良い。特に、電気磁気的に信号を記憶した磁気テープ等の読み取りを行う場合は、プラグリセットの頻度等の作業履歴情報の記録にも利用できる。
【0022】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、各種変更が可能である。
例えば、コネクタ保持部の設置位置、数や、整列部や引出部の光ファイバ対応本数等は適宜変更可能である。
また、前記実施の形態の光ファイバ整列盤では、複数の光ファイバ挿通穴を一列に配列した構成の、整列部や引出部を例示したが、整列部や引出部は、光ファイバ挿通穴を2列以上、並行に配列した構成等も採用可能である。但し、外観薄板ケース状の整列盤本体の一側部、他側部に、複数の光ファイバ挿通穴を一列に設けた構成では、各光ファイバ挿通穴から引き出された多数本の光ファイバから目的のものを見つけ出しやすく、取り出しや、引き出し作業を簡単に行うことができる利点がある。さらに、コネクタ保持部についても同様に、その設置位置等は、各種変更が可能であるが、前記実施の形態のように、整列部や引出部にて、光ファイバ挿通穴の整列と連続する一列に配列されていると、目的の光ファイバの処理や取り出しが容易になる利点がある。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ファイバ整列盤によれば、ケース状の整列盤本体と、この整列盤本体の一側部に光ファイバ挿通穴を複数整列させて開口してなる整列部と、前記整列盤本体の前記整列部に対向する他側部に光ファイバ挿通穴を複数整列させて開口してなる引出部とを備え、前記整列部および前記引出部の光ファイバ挿通穴に、それぞれ光ファイバ挿通穴軸方向への移動を許容して貫通させた光ファイバが、前記整列盤本体内に整列して引き通された構造であり、整列部近傍のみならず引出部近傍においても、光ファイバが整然と整列されるので、引出部での操作による、目的の光ファイバの整列部への引き戻し作業(プラグリセット)を効率良く行うことができ、作業性が向上する。また、この光ファイバ整列盤は、増設、撤去、移設の作業性に優れるため、光配線盤等の架体の対応心数の変化や、光ファイバの配線ルートの変更等に迅速かつ簡単に対応できるといった優れた効果を奏する。
請求項2記載の光ファイバ整列盤によれば、未接続の光ファイバ端部の光コネクタを、整列部近傍のコネクタ保持部に取り出し可能に保持することで、埃の付着等から守ることができる。また、コネクタ保持部は、整列部とは別に設けられるため、未接続の光ファイバの処理や、接続使用時の取り出しが容易であるといった優れた効果を奏する。
請求項3記載の光ファイバ整列盤によれば、ジャンパユニット取付部を具備したことによって、引出部とジャンパユニットとを近接させることができ、引出部とジャンパユニットとの間の光ファイバの配線長を大幅に短縮でき、この光ファイバの湾曲処理や余長処理を簡略化できる。また、架等への設置前に、この光ファイバ整列盤とジャンパユニットとの間の光ファイバの配線を事前に行っておくことが可能となり、組み立て作業性や設置作業性が向上するといった利点もある。さらに、ジャンパユニットと光ファイバ整列盤とを一体的に増設、撤去、移設することが可能であることも、組み立て作業性や設置作業性の向上に寄与するといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の光ファイバ整列盤を示す図であって、引出部側から見た斜視図である。
【図2】 本発明の一実施の形態の光ファイバ整列盤を示す図であって、整列部側から見た斜視図である。
【図3】 図1の光ファイバ整列盤の、架等の収納部への収納状態を示す斜視図である。
【図4】 図1の光ファイバ整列盤の構成の詳細を示す図であって、(a)は整列部側から見た背面図、(b)は側面図、(c)は引出部側から見た正面図である。
【図5】 図1の光ファイバ整列盤を用いたプラグリセットの自動化例を示す図であって、引出部側から見た斜視図である。
【図6】 従来例の光ファイバ整列盤を示す全体図である。
【図7】 図6の光ファイバ整列盤の整列盤本体を下面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10…光ファイバ整列盤、11…整列盤本体、11a…一側部、11b…他側部、12…光ファイバ挿通穴(小孔)、13…整列部、14…光ファイバ挿通穴(小孔)、15…引出部、16…ジャンパユニット取付部、17…ジャンパユニット、18,18a…光ファイバ、19…光コネクタ、20…コネクタ保持部、24…別の光ファイバ。

Claims (3)

  1. ケース状の整列盤本体(11)と、この整列盤本体の一側部(11a)に光ファイバ挿通穴(12)を複数整列させて開口してなる整列部(13)と、前記整列盤本体の前記整列部に対向する他側部(11b)に光ファイバ挿通穴(14)を複数整列させて開口してなる引出部(15)とを備え、前記整列部および前記引出部の光ファイバ挿通穴に、それぞれ光ファイバ挿通穴軸方向への移動を許容して貫通させた光ファイバ(18、18a)が、前記整列盤本体内に整列して引き通されており、
    引出部の光ファイバ挿通穴から外側へ引き出された光ファイバを引っ張ることにより、整列部の光ファイバ挿通穴から外側に引き出された光ファイバ端部を前記整列部近傍へ引き戻すことができるようになっており、
    引出部近傍では、光ファイバ挿通穴の配列ピッチによって、光ファイバが、整列部側よりも広いピッチで整列して引き出されていることを特徴とする光ファイバ整列盤(10)。
  2. 前記整列部から外側へ引き出された光ファイバの内、何処にも接続しない保留状態の光ファイバ(18a)端部をコネクタ接続可能に成端した光コネクタ(19)を取り出し可能に保持するコネクタ保持部(20)が、前記整列部近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ整列盤。
  3. 前記引出部の光ファイバ挿通穴から外側へ引き出された光ファイバを別の光ファイバ(24)と接続するジャンパユニット(17)が一体的に取り付けられるジャンパユニット取付部(16)を備え、前記引出部の光ファイバ挿通穴からジャンパユニット側へ引き出された光ファイバが、前記引出部から前記ジャンパユニットとの間に亘って湾曲配線されるようになっていることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバ整列盤。
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