JP4745162B2 - 分岐用光成端箱 - Google Patents
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Description
分岐用光成端箱61は、平板状のベース板62の上端縁及び下端縁に、幹線光ケーブル63、63・・を固定するための幹線ケーブル固定部64、64と、分岐光ケーブル65、65・・を固定するための分岐ケーブル固定部66、66を備えてなるものである。幹線ケーブル固定部64において、幹線光ケーブル63は、ケーブル本体やテンションメンバ等が切断され、光ファイバ芯線63aが引き出された状態となっており、ケーブル本体は本体固定具67により、テンションメンバはメンバ固定具68により夫々固定されている。一方、分岐ケーブル固定部66において、分岐光ケーブル65は、ケーブル本体等が切断され、光ファイバ芯線65aが引き出された状態となっており、ケーブル本体が固定具69により固定されている。
また、上記分岐用光成端箱61において、SZ型ケーブルのケーブル本体を切断させずに通過させようとすると、余長収納部70やメンバ固定具68が邪魔となるし、また余長収納部70と接続部収納トレー71とを前後方向に積層するような構成としたところで、上下方向長さが足りないため、たとえSZ型ケーブルであったとしても分岐接続に十分な長さの光ファイバ芯線63aを引き出せないといった問題がある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、立設された複数のガイド部材と前記ガイド部材を取り付けるための複数の取付孔とを備えてなり、該ガイド部材に光ファイバ芯線を巻き付けるようにして前記光ファイバ芯線の余長部分を収納する余長収納部にあっては、前記ガイド部材を取り付ける前記取付孔を選択することによって、前記ガイド部材の立設パターンを変更可能としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、余長収納部、接続部位収納部、及び配線固定具を設置可能なベースと、該ベースの前方を覆うカバーとからなり、前記ベース及び前記カバーにおける幹線光ケーブルの通線方向での両端縁に、前記ベースと前記カバーとの隙間を閉塞するためのパッキンを固着し、前記パッキンによって通線される幹線光ケーブルを挟み込むようにして組み立て可能としたことを特徴とする。
また、本発明によれば、幹線光ケーブルを、通線方向両端部において、幹線光ケーブルのケーブル本体を固定するためのケーブル本体固定機構と、ケーブル本体と平行方向にテンションメンバを固定可能なテンションメンバ固定機構とを備えてなる配線固定具により固定可能とし、さらに、配線固定具による幹線光ケーブルの固定部間に、配線固定具を設置するための設置部を設けており、幹線光ケーブルの終端を固定する際には、設置部に配線固定具を設置して幹線光ケーブルの終端から引き出されるテンションメンバを固定するようにしている。したがって、幹線光ケーブルの固定に係り固定箇所毎に専用の固定具を夫々設置する必要がなく、従来と比較して、幹線光ケーブルを固定するための固定部の構成が簡素となり、コストの低減を図ることができる上、幹線光ケーブルを切断することなく通過させる場合及び幹線光ケーブルの終端を固定する場合のどちらにも分岐用光成端箱を用いることができ、汎用性に富む。加えて、終端固定に用いる場合には、配線固定具を設置部に設置するだけで対応することができ、使い勝手が非常に良い。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、立設された複数のガイド部材とガイド部材を取り付けるための複数の取付孔とを備えてなり、該ガイド部材に光ファイバ芯線を巻き付けるようにして光ファイバ芯線の余長部分を収納する余長収納部にあっては、ガイド部材を取り付ける取付孔を選択することによって、ガイド部材の立設パターンを変更可能としているため、光ファイバ芯線の余長長さに応じて、余長収納部の形状、すなわち光ファイバ芯線の収納態様を適当なものに変更することができる。したがって、余長収納部における収納態様等が変更できない従来のものでは、余長として収納するには若干光ファイバ芯線の長さが足りないといった事態が生じていたが、本発明によれば、分岐接続後の光ファイバ芯線の余長長さに応じて余長収納部における収納態様を決定すればよく、上記事態が生じないし、使い勝手が良い。
加えて、請求項3に記載の発明によれば、余長収納部、接続部位収納部、及び配線固定具を設置可能なベースと、該ベースの前方を覆うカバーとからなり、ベース及びカバーにおける幹線光ケーブルの通線方向での両端縁に、ベースとカバーとの隙間を閉塞するためのパッキンを固着し、パッキンによって通線される幹線光ケーブルを挟み込むようにして組み立て可能としている。したがって、幹線光ケーブルを通過させるにあたり、通線加工等が不要で、既設の幹線光ケーブルを分岐させる際にも容易に対応することができる。
分岐用光成端箱1は、幹線光ケーブル41を固定するための配線固定具11等を前面に設置可能とした上下方向(通線方向)に長い矩形状のベース2と、該ベース2の前方を覆うように取り付けられるカバー3とからなるものであり、ベース2の上部及び下部には、幹線光ケーブル41を固定するための配線固定具11、11と、分岐光ケーブル42、42・・を固定するための分岐ケーブル固定部4、4とが設けられている。
配線固定具11は、背板12の上下に一対の突片13、13を一体的に突設してなる本体14を有するものである。背板12の中央部には、前方へと膨出するアーチ状の膨出部16が設けられており、該膨出部16の左右両側には、配線固定具11を設置するとともにケーブル本体43を固定するための固定ネジ35を挿通可能な固定孔15、15が穿設されている。一方、突片13、13の背板12との連結部の略中央には、膨出部16に沿った形状の切り欠き17が設けられており、配線固定具11の設置状態において、本体14の後方、すなわち膨出部16の後方にケーブル本体43を通すことができるようになっている。
分岐ケーブル固定部4は、複数の分岐光ケーブル42、42・・を固定可能な分岐ケーブル固定具45をベース2の凹部内に固定して設けられており、分岐ケーブル固定部4における分岐光ケーブル42、42・・の固定は結束バンド等にて行われる。また、分岐ケーブル固定具45には、上記配線固定具11を設置するための螺入孔(図示せず)が設けられている。尚、ベース2上部の分岐ケーブル固定具45と下部の分岐ケーブル固定具45とは対称形状となっている。
接続部位収納部6は、光ファイバ芯線同士の融着接続部をベース2の前後方向で多段に収納できる収納棚27、27・・と、該収納棚27を設置するための設置孔28、28・・とからなる。収納棚27、27・・も、上記ガイド片25同様、光ファイバ芯線の余長長さ等に応じて使用する設置孔28を選択することにより、図2に示す如く左右方向へ一列に並設したり、図6に示す如く上下方向にずらして設置したりする等、適宜変更可能となっている。
まず、幹線光ケーブル41の被覆部を除去して光ファイバ芯線41aを十分に引き出すとともに、分岐光ケーブル42から光ファイバ芯線42aを十分に引き出して両者を融着接続する。次に、融着接続部を収納棚27に収納するとともに、該収納棚27を適当な設置孔28に設置する。また、各光ファイバ芯線41a、42aの余長長さに応じて、ガイド片25、25・・を取付孔26、26・・に適当な態様となるように設置して余長収納部5を形成し、光ファイバ芯線41a、42aをガイド片25、25・・に巻き付けるようにして余長収納部5に収納する。さらに、幹線光ケーブル41をベース2左寄りのスペース7を通すように載置した後、上下両端の被覆部が除去されていない部分を、配線固定具11を用いて上述の如くして固定する。加えて、分岐光ケーブル42を、分岐ケーブル固定部4において、結束バンド等により固定する。
このようにして、分岐用光成端箱1内における幹線光ケーブル41から分岐光ケーブル42への分岐及び両光ケーブル41、42の固定は行われる。
加えて、配線固定具の膨出部の後面や押さえネジの先端に、幹線光ケーブルを傷つけないよう緩衝部材を設けてもよいし、押さえネジの先端に板状の押圧部材を設け、押さえネジが押圧部材を押圧することにより、押圧部材がテンションメンバを押さえ付けるように構成することも可能である。
Claims (3)
- 幹線光ケーブルから引き出した光ファイバ芯線を分岐光ケーブルに分岐接続するための矩形状の分岐用光成端箱であって、
前記光ファイバ芯線の余長部分を収納するための余長収納部と、前記光ファイバ芯線の接続部位を収納するための接続部位収納部とを前記幹線光ケーブルの通線方向に沿って並設して、前記分岐用光成端箱を、前記幹線光ケーブルの通線方向へ長い矩形状とするとともに、前記幹線光ケーブルを、前記通線方向両端部において、前記幹線光ケーブルのケーブル本体を固定するためのケーブル本体固定機構と、前記ケーブル本体と平行方向にテンションメンバを固定可能なテンションメンバ固定機構とを備えてなる配線固定具により固定可能とし、さらに、前記配線固定具による前記幹線光ケーブルの固定部間に、前記配線固定具を設置するための設置部を設けたことを特徴とする分岐用光成端箱。 - 立設された複数のガイド部材と前記ガイド部材を取り付けるための複数の取付孔とを備えてなり、該ガイド部材に光ファイバ芯線を巻き付けるようにして前記光ファイバ芯線の余長部分を収納する余長収納部にあっては、前記ガイド部材を取り付ける前記取付孔を選択することによって、前記ガイド部材の立設パターンを変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の分岐用光成端箱。
- 余長収納部、接続部位収納部、及び配線固定具を設置可能なベースと、該ベースの前方を覆うカバーとからなり、前記ベース及び前記カバーにおける幹線光ケーブルの通線方向での両端縁に、前記ベースと前記カバーとの隙間を閉塞するためのパッキンを固着し、前記パッキンによって通線される幹線光ケーブルを挟み込むようにして組み立て可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の分岐用光成端箱。
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