JP2004012691A - 光接続箱の光ファイバケーブル保持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】硬芯テンションメンバ用保持部を備えるクランプ枠部2をクランプ本体1の前面に着脱自在に設けるとともに、該クランプ枠部2と前記クランプ本体1との間に光ファイバコード保持用パッキンを保持可能とする。また、クランプ本体1に軟芯テンションメンバ用保持部を設けたものとする。これにより、種々の光ファイバケーブル類を光接続箱に入出線する際に的確に保持でいるものであり、部品点数を少なくできるばかりでなく、光ファイバケーブル類の変更にも容易に対応できるものである
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬芯テンションメンバを配した光ファイバケーブル、軟芯テンションメンバを配した光ファイバケーブル、光ファイバコード等の光ファイバケーブル類を光接続箱に入出線する際に保持するために使用する光接続箱の光ファイバケーブル保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光接続箱の光ファイバケーブル保持具は入出線する光ファイバケーブル類の種類に応じた専用の保持具により保持するのを普通としていた。例えば、図5に示すように、接続箱100に入出線させる硬芯質テンションメンバを配した光ファイバケーブル101は光接続箱100の入出線口に設けたケーブル押さえ102に保持させたうえ露出させた硬芯テンションメンバ101aを光接続箱の上部に設けたテンションバクランプ103に保持させていた。また、光ファイバコード105は入出線口に設けたコード保持用パッキン107に嵌合したうえ該コード保持用パッキン107を保持金具106に保持させて入出線させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、光ファイバケーブル類は種々のものが使用されているため、入出線する光ファイバケーブル類の種類に応じた専用の保持具を用意しなければならず、部品点数が多くなるうえ交換作業に手数を要する問題があった。そこで、種々の光ファイバケーブル類に対応できる光接続箱の光ファイバケーブル保持具が待望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような待望に応えてなされた本発明の光接続箱の光ファイバケーブル保持具は、硬芯テンションメンバ用保持部を備えるクランプ枠部をクランプ本体の前面に着脱自在に設けるとともに、該クランプ枠部と前記クランプ本体との間に光ファイバコード保持用パッキンを保持可能としたことを特徴とするものを請求項1に記載の発明とし、この発明において、クランプ本体に軟芯テンションメンバ用保持部を設けたものを請求項2に記載の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を示す。
1はクランプ本体であり、該クランプ本体1は横長四角形状のベース板11に光接続箱100への取付ねじ挿通用の取付孔12を両側下方に設けるとともに中央部の上方に横方向に一対のねじ孔13、13を同じく下方に横方向に一対のねじ孔14、14を設けたものである。また、該クランプ本体1の両側上部には次記するクランプ枠部2を着脱自在に設ける一手段としてのねじ孔15、15が設けられているうえ表裏面の中央に縦溝16が設けられている。さらに、該クランプ本体1の一側上部にはねじ孔付きアース端子部17が張設されている。
【0006】
2は前記クランプ本体1の前面に着脱自在に設けるクランプ枠部であり、該クランプ枠部2は前板部21の両側後部に連設した腕板部22,22の外側に前記クランプ本体1の両側上部のねじ孔15に臨むねじ挿通孔23a付きの取付片部23,23を折曲形成したものである。また、前板部21の中央に上下に前記縦溝16に臨むねじ孔24,24を硬芯テンションメンバ用保持部として設けているうえ該クランプ枠部2と前記クランプ本体1との間には光ファイバコード保持用パッキン3を保持可能としている。そして、該クランプ枠部2は取付片部23をクランプ本体1の両側上部に当接して止めねじによりクランプ本体1の前面に着脱自在に設けられている。なお、クランプ枠部2は前板部21の横幅をクランプ本体1の横幅より広くしてその取付片部23を光接続箱に着脱自在に取り付けたものとしてクランプ本体1の前面に着脱自在に設けらたものとしてもよい。また、クランプ枠部2の腕板部22及び取付片部23は左右いずれかのみに設けたものであってもよく、テンションメンバ用保持部は前板部22内側より縦溝16に向かって突出する突起であってもよい。さらに、光ファイバコード保持用パッキンはその形状を限定するものではなく、例えば、平板状のゴムを積層したものであってもよい。
【0007】
このように構成されたものは、クランプ本体1が横長四角形状のベース板11に光接続箱100への取付ねじ挿通用の取付孔12を両側下方に設けたものであるから、表裏を逆にして図1に示すように光接続箱100の左右下方に設けた入線口と出線口の上部に夫々光接続箱100の下方に設けたクランプ本体1の保持段部100aに保持したうえ取付孔12に取付ねじ50を挿通したうえ光接続箱100の設けたねじ孔に螺合して取り付けるものである。そして、これに保持する光ファイバケーブル類の種類に応じて、クランプ本体1の前面に着脱自在に設けるクランプ枠部2を使用したり,使用せずに光ファイバケーブル類を保持させるものである。
【0008】
すなわち、硬芯テンションメンバを配した光ファイバケーブル41を入出線させる場合には、この硬芯テンションメンバを配した光ファイバケーブル41は硬芯テンションメンバ41aを保持するだけで強固に保持することができるので、図2に左下方に示すようにケーブルから露出させた硬芯テンションメンバ41aをクランプ本体1とクランプ枠部2の間に前記前板部21の中央に上下に設けたねじ孔24,24に臨ませたうえ該ねじ孔24にねじ51を螺合して該ねじ51の先端面とクランプ本体1との間に挟持して該硬芯テンションメンバ41aを保持するものである。なお、この場合にクランプ本体1の表裏面の中央に縦溝16が設けて、ねじ孔24,24がこれに臨むものとしておけば硬芯テンションメンバ41aの位置決めも容易であるうえ強固に保持できるものである。
【0009】
また、光ファイバ心線の周囲をビニルで被覆したビニル被覆光ファイバコード42を入出線させる場合には、クランプ枠部2は光ファイバコード保持用パッキン3を保持可能としているので、図2に右下方に示すようたこ各コードを光ファイバコード保持用パッキン3の保持溝部3aに嵌合したうえ該光ファイバコード保持用パッキン3をクランプ本体1に添装したうえクランプ枠部2を取り付けつければビニル被覆光ファイバコード42は入出線箇所で強固に保持されるものである。
【0010】
また、光ファイバ心線の周囲を軟芯テンションメンバである抗張力繊維で覆ったうえにビニルで被覆した抗張力繊維光ファイバコード43を入出線させる場合には、図3に示すように抗張力繊維43aを2分割して心線43bから離して2個のねじ53、53の頸部にそれぞれ巻きつけたうえ該ねじ53、53をクランプ本体1の中央部の上方に設けた一対のねじ孔13、13に螺合すれば、抗張力繊維光ファイバコード43はねじ53の頭部53aとクランプ本体1との間に挟持されて入出線箇所で強固に保持されるものである。この場合にねじ53の頭部53aを大径なものとすれば抗張力繊維43aはより的確に頭部53aとクランプ本体1との間に挟持されるものであり、ねじ孔13、13がクランプ本体1の中央部の上方に設けたものであるから、大径の頭部53aが光接続箱100の下方に設けたクランプ本体1の保持段部100aに当たることがないので的確に螺合できるものである。
【0011】
さらに、光ファイバ心線をビニル被覆した側方に細いワイヤをビニルで被覆したビニルテンションメンバを軟芯テンションメンバとしてもうけた所謂ドロップケーブル44を入出線させる場合には、図4に示すように、2本のビニルテンションメンバ44a、44aを心線44bから分離させて、2個のねじ54、54に裏面ギザ付きの周縁角型のワッシャ金具54aを嵌合したうえクランプ本体1の中央部の下方に設けた一対のねじ孔14、14に螺合してワッシャ金具54aとクランプ本体1との間に挟持されて入出線箇所で強固に保持されるものである。この場合にねじ孔14、14がクランプ本体1の中央部の下方に設けたものであるから、周縁角型のワッシャ金具44aは光接続箱100の下方に設けたクランプ本体1の保持段部100aに当たりねじ54の螺合に伴いない回動することがないので、ビニルテンションメンバ44aを巻き込みまれて心線44bを傷つける虞のないものである。このドロップケーブル44及び前記抗張力繊維光ファイバコード43を保持させる場合にはクランプ枠部2が不要であるが、硬芯テンションメンバを配した光ファイバケーブル等への変更に対応できるたものとするため、ドロップケーブル44、前記抗張力繊維光ファイバコード43を保持後にクランプ枠部2を取り付けておくことが好ましい。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光接続箱の光ファイバケーブル保持具は、硬芯テンションメンバ用保持部を備えるクランプ枠部をクランプ本体の前面に着脱自在に設けるとともに、該クランプ枠部と前記クランプ本体との間に光ファイバコード保持用パッキンを保持可能としたものであるから、種々の光ファイバケーブル類を光接続箱に入出線する際に的確に保持でいるものであり、部品点数を少なくできるばかりでなく、光ファイバケーブル類の変更にも容易に対応できるものである。
また、クランプ本体に軟芯テンションメンバ用保持部を設けておくことにより、保持可能な光ファイバケーブルの種類をさらに増やすことができるものである。
よって、本発明は従来の光接続箱の光ファイバケーブル保持具の問題点を解決したもので、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を態様を異にして示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態を態様を異にして示す要部の斜視図である。
【図4】本発明の実施形態を態様を異にして示す要部の斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 クランプ本体、11 ベース板、12 取付孔、13 ねじ孔、14 ねじ孔、2 クランプ枠部、21 前板部、24 ねじ孔、3 光ファイバコード保持用パッキン、100 光接続箱
Claims (2)
- 硬芯テンションメンバ用保持部を備えるクランプ枠部をクランプ本体の前面に着脱自在に設けるとともに、該クランプ枠部と前記クランプ本体との間に光ファイバコード保持用パッキンを保持可能としたことを特徴とする光接続箱の光ファイバケーブル保持具。
- クランプ本体に軟芯テンションメンバ用保持部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の光接続箱の光ファイバケーブル保持具。
Priority Applications (1)
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JP2002164534A JP3945758B2 (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 光接続箱の光ファイバケーブル保持具 |
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Publications (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010266771A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Nitto Electric Works Ltd | 光接続箱の配線保持構造 |
JP2014109758A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Sumiden Asahi Industries Ltd | 光ファイバ複合架空地線用接続箱 |
US11608420B2 (en) | 2013-12-27 | 2023-03-21 | Kyoraku Co., Ltd. | Molded foam |
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- 2002-06-05 JP JP2002164534A patent/JP3945758B2/ja not_active Expired - Fee Related
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