JP2001128198A - 通信機器用収納架 - Google Patents
通信機器用収納架Info
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Abstract
ルの接続作業を容易に行うことを目的とする。 【解決手段】 通信機器が並列して収納される装置ユニ
ットと、装置ユニットの上方また下方に設けられ外線ケ
ーブルを外側から接続するケーブル接続具が並列して取
り付けられたケーブル接続ユニットと、装置ユニットお
よびケーブル接続ユニットの側方に設けられたケーブル
導入ユニットとを備え、ケーブル接続ユニット内に内線
ケーブルをケーブル接続具の内側から接続する内線ケー
ブル導入空間と、内線ケーブル導入空間とケーブル導入
ユニットとを連通するケーブル導入口とを備えた通信機
器用収納架において、ケーブル導入口は、上部を開放し
て設けられ、ケーブル接続ユニットにおけるケーブル接
続具の上方には、内線ケーブル導入空間に導入された内
線ケーブルを外側に引き出し可能な引き出し空間が設け
られたことを特徴とする。
Description
収納される通信機器用収納架に関し、特に、収納架内で
のケーブルの配線作業を容易に行うことができる通信機
器用収納架に関する。
ている。通信機器用収納架1には、上下方向に沿って複
数の装置ユニット2が取り付けられている。各装置ユニ
ット2には、複数の通信機器3が幅方向に並列に収納さ
れている。これ等通信機器3は、例えば、プリント配線
板に電子部品等を実装することで形成されている。
の下方にケーブル接続ユニット4が取り付けられてい
る。ケーブル接続ユニット4には、外線ケーブル5と内
線ケーブル6とを相互に接続する複数の端子台7が、幅
方向に並列して固定されている。ここで、外線ケーブル
5は、通信機器用収納架1の外部から導入される電気ケ
ーブルであり、内線ケーブル6は、通信機器用収納架1
内を配線され、通信機器3等に接続される電気ケーブル
である。
ット2およびケーブル接続ユニット4の幅方向の両側
に、上下方向に沿ってケーブル導入ユニット8が形成さ
れている。ケーブル導入ユニット8には、外線ケーブル
5および内線ケーブル6が導入されている。図10は、
ケーブル接続ユニット4の詳細を示している。
幅方向の両側にフランジ4aが形成されている。各フラ
ンジ4aには、上下方向に間隔をおいて取付穴4bが形
成されている。そして、ケーブル接続ユニット4は、取
付ねじ等を用いてフランジ4aを通信機器用収納架1の
支柱9に取り付けることで、通信機器用収納架1に固定
されている。
内線ケーブル6を導入する内線ケーブル導入空間4cが
形成されている。ケーブル接続ユニット4の側壁4dに
は、ケーブル導入ユニット8から内線ケーブル導入空間
4cに貫通する矩形状のケーブル導入口4eが形成され
ている。端子台7の前面F側には、外線ケーブル5の芯
線5aを挟持して接続するための複数の挟持端子7aが
上下方向に沿って複数配置されている。ここで、挟持端
子7aは、例えば、サトーパーツ(株)製のML−40
0Nが使用されている。
の先端に取り付けられたコネクタ6aを接続するための
アダプタ(図示せず)が配置されている。また、ケーブ
ル接続ユニット4の下部には、前面F側に突出する複数
の板状のケーブルサポート10が、端子台7の配置間隔
と同一の間隔で固定されている。ケーブルサポート10
には、ケーブル導入ユニット8から導入された外線ケー
ブル5が樹脂バンド11等で包縛されている。
外部からケーブル導入ユニット8内に導入された外線ケ
ーブル5が、ケーブル接続ユニット4の前面F側に導か
れる。次に、これ等外線ケーブル5が樹脂バンド11等
を使用してケーブルサポート10に包縛される。この
後、外線ケーブル5の先端から芯線5aが引き出され、
所定の端子台7の挟持端子7aに接続される。
ル6は、ケーブル導入ユニット8からケーブル導入口4
eを通してケーブル接続ユニット4の内線ケーブル導入
空間4cに導入される。この後、内線ケーブル6の先端
のコネクタ6aが、ケーブル接続ユニット4の背面B側
から端子台7のアダプタに接続される。そして、外線ケ
ーブル5、端子台7、および内線ケーブル6を介して、
通信機器3と外部の装置(図示せず)とが電気的に接続
される。
信機器用収納架では、回線の入れ替え等で通信機器3の
収納位置を変える必要が生じた場合、挟持端子7aに接
続した外線ケーブル5の芯線5aを全て取り外し、取り
外した芯線5aを別の端子台7の挟持端子7aに接続し
直していた。この際、樹脂バンドを切断あるいは解い
て、ケーブルサポート10に包縛された外線ケーブル5
を取り外し、再び別のケーブルサポート10に包縛しな
くてはならなかった。
ケーブル接続ユニット4の背面B側でアダプタに接続さ
れているため、その接続、取り外しを手探りで行わなく
てはならなかった。通信機器用収納架1が移動できる場
合には、通信機器用収納架1の背面B側を壁面から離し
コネクタ5aを接続する場合があった。しかし、一般
に、この種の通信機器用収納架1は、その重量が200k
g程度あり、その作業性が非常に悪かった。また、通信
機器用収納架1を移動した場合には、既に接続されてい
る外線ケーブル等が引っ張られて断線するおそれがあっ
た。
6aの形状によっては、内線ケーブル6をケーブル導入
口4dに円滑に挿通することができなかった。すなわ
ち、従来の通信機器用収納架1は、外線ケーブル5およ
び内線ケーブル6を配線、接続する際の作業性が悪いと
いう問題があった。本発明は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、ケーブルの配線作業およ
び接続作業を容易に行うことができる通信機器用収納架
を提供することを目的とする。
納架は、複数の通信機器が並列して収納される装置ユニ
ットと、前記装置ユニットの上方また下方に設けられ、
外部から導入される外線ケーブルを外側から接続する複
数のケーブル接続具が並列して着脱自在に取り付けられ
たケーブル接続ユニットと、前記装置ユニットおよび前
記ケーブル接続ユニットの側方に上下方向に沿って設け
られ、前記内線ケーブルおよび前記外線ケーブルが導入
されるケーブル導入ユニットとを備え、前記ケーブル接
続ユニット内に、前記内線ケーブルを前記ケーブル接続
具の内側から接続する内線ケーブル導入空間と、該内線
ケーブル導入空間と前記ケーブル導入ユニットとを連通
するケーブル導入口とを備えた通信機器用収納架におい
て、前記ケーブル導入口は、上部を開放して設けられ、
前記ケーブル接続ユニットにおける前記ケーブル接続具
の上方には、前記内線ケーブル導入空間に導入された前
記内線ケーブルを前記外側に引き出し可能な引き出し空
間が設けられたことを特徴とする。
記載の通信機器用収納架において、前記ケーブル接続ユ
ニットには、前記内線ケーブル導入空間に導入された前
記内線ケーブルの前記引き出し空間側への移動を規制す
る規制部材が着脱自在に固定されたことを特徴とする。
請求項3の通信機器用収納架は、請求項2記載の通信機
器用収納架において、前記規制部材は、前記引き出し空
間の前記内線ケーブル導入空間側に直立する板片を備え
ていることを特徴とする。
記載の通信機器用収納架において、前記規制部材は、前
記ケーブル導入口の前記上部を覆って前記内線ケーブル
導入空間に水平に配置される板状に形成され、前記ケー
ブル接続ユニットの幅方向に対応する両側は、該ケーブ
ル接続ユニット着脱自在に固定され、一方の固定の解除
時に、他方を支点として前記外側に回動自在であること
を特徴とする。
記載の通信機器用収納架において前記ケーブル接続ユニ
ットの前記外側には、該外側に向けて突出する第1突出
片と、該第1突出片の上部または下部に対向し、該ケー
ブル接続ユニット側を軸として上下方向に回動する第2
突出片とを有する挟持具が取り付けられ、前記挟持具に
おける第1突出片と第2突出片との対向面には、前記外
線ケーブルを保持する複数のケーブル保持部が、前記突
出方向に並列して形成されていることを特徴とする。
の記載の通信機器用収納架において、前記ケーブル接続
ユニットの両側には、該ケーブル接続ユニットを収納架
本体に固定するフランジが設けられ、前記フランジに
は、小径穴と該小径穴の下側に連設された大径穴からな
るだるま穴が、上下方向に沿って複数個形成され、前記
ケーブル接続ユニットの下部に位置する前記だるま穴の
前記大径穴は、前記ケーブル接続ユニット側の円弧部分
を残して切除されていることを特徴とする。
は、通信機器の回線の入れ替え等で内線ケーブルを別の
ケーブル接続具に再接続する場合に、ケーブル接続具が
内線ケーブルを接続した状態で外側に取り外される。ケ
ーブル導入口は上部を開放して設けられており、さら
に、ケーブル接続具の上方に引き出し空間が設けられて
いる。このため、内線ケーブルは、ケーブル導入口およ
び他のケーブル接続具に引っ掛かることなく、引き出し
空間を通ってケーブル接続具とともに外側に引き出され
る。そして、この状態で内線ケーブルは、容易にケーブ
ル接続具から取り外され、別のケーブル接続具に接続さ
れる。したがって、内線ケーブルの接続の作業性が向上
する。
ーブル導入空間に導入されたケーブル接続具に接続され
た内線ケーブルは、規制部材により引き出し空間への膨
らみまたは移動が規制される。一方、内線ケーブルの接
続作業は、規制部材を取り外すことで容易に行われる。
請求項3の通信機器用収納架では、内線ケーブルの引き
出し空間への膨らみまたは移動が、規制部材に備えた板
片により防止される。
ル導入口の上部を覆って内線ケーブル導入空間に水平に
配置された板状の規制部材により、内線ケーブル導入空
間に導入された内線ケーブルの上方への隆起が防止され
る。この結果、内線ケーブル6の引き出し空間への移動
が防止される。また、内線ケーブルの接続作業は、ケー
ブル接続ユニットの幅方向の一方の固定を解除し、規制
部材を外側に回動することで容易に行われる。
ル導入空間からケーブル接続ユニットに導入されケーブ
ル接続具に接続される外線ケーブルは、挟持具の第1突
出片と第2突出片との間に挟持される。この際、外線ケ
ーブルは、第1突出片および第2突出片に形成された複
数のケーブル保持部により、容易かつ整然と保持され
る。
しは、第2突出片を上下方向に回動することで容易に行
われる。請求項6の通信機器用収納架では、ケーブル接
続ユニットの下部に位置するだるま穴の大径穴が、ケー
ブル接続ユニット側の円弧部分を残して切除されてお
り、この大径穴のケーブル接続ユニットと反対側には、
鋭角な突出部分がない。したがって、ケーブル接続ユニ
ットの収納架本体への取り付け時等に、作業者の手ある
いは体が大径穴の切除部分に当たって怪我をすることが
防止される。また、ケーブル等が大径穴の切除部分に当
たって損傷することが防止される。
用いて説明する。図1は、本発明の通信機器用収納架の
第1の実施形態を示している。この実施形態は、請求項
1ないし請求項3、請求項5に対応している。なお、従
来技術で説明した要素と同一の要素については、同一の
符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略す
る。
は、上下方向に沿って複数の装置ユニット2が取り付け
られている。各装置ユニット2には、複数の通信機器3
が幅方向に並列に収納されている。通信機器用収納架2
1には、装置ユニット2の下方にケーブル接続ユニット
23が取り付けられている。ケーブル接続ユニット23
には、外線ケーブル5と内線ケーブル6とを相互に接続
する複数の端子台27(ケーブル接続具に対応する)
が、幅方向に並列して2列に固定されている。
ニット2およびケーブル接続ユニット23の幅方向の両
側に、上下方向に沿ってケーブル導入ユニット8が形成
されている。ケーブル導入ユニット8には、外線ケーブ
ル5および内線ケーブル6が導入されている。
を示している。ケーブル接続ユニット23の背面側Bに
は、幅方向の両側にフランジ23aが形成されている。
各フランジ23aには、小径穴25aとこの小径穴25
aの下側に連設された大径穴25bとからなるだるま穴
25が、上下方向に間隔をおいて2箇所に形成されてい
る。
5の詳細を示している。フランジ23aの下側のだるま
穴25は、大径穴25bがケーブル接続ユニット23の
下面より下側に突出する位置に形成されている。このだ
るま穴25の大径穴25bは、ケーブル接続ユニット2
3側の円弧部分25cを残して切除されている。このよ
うに、ケーブル接続ユニット23側の円弧部分25cを
残してだるま穴25の大径穴25bを切除することで、
このだるま穴25のケーブル接続ユニット23と反対側
には、突出部分がなくなる。したがって、ケーブル接続
ユニット23の収納架本体への取り付け時等に、作業者
の手あるいは体が大径穴の切除部分に当たって怪我をす
ることが防止される。また、外線ケーブル5、内線ケー
ブル6、あるいは電源ケーブル等が大径穴の切除部分に
当たって損傷することが防止される。
ユニット23は、通信機器用収納架1の支柱9に取り付
けられた取付ねじ等(図示せず)にだるま穴25を引っ
掛けた後、取付ねじ等を締め付けることで、通信機器用
収納架1に固定されている。ケーブル接続ユニット23
の背面B側には、内線ケーブル6を導入する内線ケーブ
ル導入空間23bが形成されている。
は、ケーブル導入ユニット8から内線ケーブル導入空間
23bに貫通するケーブル導入口23dが、上部を開口
してコ字状に形成されている。ケーブル導入口23dの
コ字状の端部には、内線ケーブル6の保護用の樹脂(パ
ッキング)が取り付けられている。
端子台27の上方に、内線ケーブル導入空間23bに導
入された内線ケーブル6を前面F側(外側に対応する)
に引き出すための引き出し空間23eが形成されてい
る。なお、引き出し空間23eは、図1において、より
明確に表されている。各引き出し空間23eにおける端
子台27の上部には、矩形状の規制板29(規制部材に
対応する)が、幅方向に延在して水平に配置されてい
る。規制板29の幅方向の両端は、下側に折曲されてい
る。この折曲部分29aと、折曲部分29aに対向する
ケーブル接続ユニット23の側壁23cとには、ワンタ
ッチ固定具31のプランジャと受部とが、それぞれ取り
付けられている。そして、規制板29は、ワンタッチ固
定具31によりケーブル接続ユニット23に着脱自在に
固定されている。この実施形態では、ワンタッチ固定具
31として、例えば、タキゲン社製のナイラッチが使用
されている。
23b側は、上方に向けて直角に折曲され、引き出し空
間23eと内線ケーブル導入空間23bとを遮る板片部
29b(板片に対応する)が形成されている。なお、規
制板29は、板金等を折曲して形成されている。各端子
台27の前面F側には、外線ケーブル5の芯線5aを挟
持して接続するための複数の挟持端子27aが幅方向に
沿って複数配置されている。
6の先端に取り付けられたコネクタ(図示せず)を接続
するためのアダプタ(図示せず)が配置されている。ま
た、ケーブル接続ユニット23の下部には、前面F側に
突出する複数のケーブルクリップ33(挟持具に対応す
る)が、端子台27の配置間隔と同一の間隔で固定され
ている。
している。ケーブルクリップ33は、前面F側に突出す
る第1突出片35と、この第1突出片35の下部に対向
する第2突出片37とを有している。ケーブルクリップ
33は、ナイロン樹脂等により一体形成されており、第
2突出片37は、ケーブル接続ユニット23側に位置す
る第1突出片35との接続部分を軸として上下方向に回
動自在にされている。すなわち、第1突出片35との接
続部分は、弾性を有している。
に貫通する係止穴35aが形成されている。第2突出片
37の前面F側には、第1突出片35の係止穴35aに
係止する係止爪37aが第1突出片35側に突出して一
体形成されている。第1突出片35および第2突出片3
7の対向面には、円弧状の凹溝35b、37bが前後方
向(突出方向)に沿って5箇所に形成されている。各凹
溝35b、37bには、スポンジ等の板状の緩衝材39
が接着されている。そして、これ等凹溝35b、37b
により、外線ケーブル5を保持するケーブル保持部41
が形成されている。
3を側方からみた状態を示している。上述した通信機器
用収納架21では、まず、図2に示したように、外部か
らケーブル導入ユニット8内に導入された外線ケーブル
5が、ケーブル接続ユニット4の前面F側に導かれる。
次に、これ等外線ケーブル5がケーブルクリップ33の
ケーブル保持部41に保持される。この際、外線ケーブ
ル5は、ケーブル保持部41により整然と保持される。
7の係止爪37aを第1突出片35の係止穴35aに係
止することで、ケーブル保持部41内で押圧状態で保持
される。このため、この実施形態では、外線ケーブル4
は、樹脂バンド等により包縛する必要がなく、外線ケー
ブル5を容易に保持することができる。また、必要な外
線ケーブル5のみを容易に取り外すことができる。
b、37bには、緩衝剤39が接着されているため、樹
脂バンド等により包縛する場合と異なり、外線ケーブル
5が押圧されても損傷することがない。この後、外線ケ
ーブル5の先端から芯線5aが引き出され、所定の端子
台27の挟持端子27aに接続される。
ル6は、ケーブル導入ユニット8からケーブル導入口2
3dを通してケーブル接続ユニット23の内線ケーブル
導入空間23cに導入される。この後、内線ケーブル6
の先端のコネクタが、ケーブル接続ユニット23の背面
B側から端子台27のアダプタに接続される。この際、
後述するように、内線ケーブル6のアダプタへの接続
は、前面F側で行われる。
続作業が完了した後、ケーブル接続ユニット23の引き
出し空間23eに規制板29が配置される。そして、規
制板29の折曲部分29aと、ケーブル接続ユニット2
3の側壁23cとがワンタッチ固定具31により着脱自
在に固定される。内線ケーブル導入空間23bに導入さ
れ端子台27に接続された内線ケーブル6は、規制板2
9により引き出し空間23eへの膨らみまたは移動が規
制される。このため、内線ケーブル6は、他の内線ケー
ブル6が移動した場合にも、引き出し空間23e側に膨
らむことはない。
よび内線ケーブル6を介して、通信機器3と外部の装置
(図示せず)とが電気的に接続される。一方、通信機器
3の回線の入れ替え等で、内線ケーブル6および外線ケ
ーブル5の端子台27への接続位置を変える場合には、
まず、図6に示すように、規制板29が取り外される。
ここで、ワンタッチ固定具31は、規制板29の折曲部
分29aをわずかに外側に開くだけで容易に取り外され
る。
27の挟持端子27aから取り外される。次に、外線ケ
ーブル5が、ケーブルクリップ33のケーブル保持部4
1から取り外される。この際、第1突出片35の係止穴
35aと第2突出片37の係止爪37aとの係止を解除
し、第2突出片37を下側に回動することで、外線ケー
ブル5は、ケーブルクリップ33から容易に取り外され
る。したがって、従来に比べ、外線ケーブル5の接続の
作業性が大幅に向上する。
続した状態で前面F側に引き出される。この際、ケーブ
ル導入口23dは上部を開放して形成され、さらに、端
子台27の上方に引き出し空間23eが形成されてるた
め、内線ケーブル6は、ケーブル導入口23dおよび他
の端子台27に引っ掛かることなく、引き出し空間23
eを通って前面F側に引き出される。
端子台27から容易に取り外され、別の端子台27に接
続される。この結果、内線ケーブル6の接続作業を全て
前面F側で行うことができる。したがって、従来に比
べ、内線ケーブル6の接続の作業性が大幅に向上する。
以上のように構成された通信機器用収納架では、ケーブ
ル導入口23dを上部を開放して設け、端子台27の上
方に引き出し空間23eが設けた。このため、内線ケー
ブル6を別の端子台27に接続する場合に、この内線ケ
ーブル6をケーブル導入口23dおよび他の端子台27
に引っ掛けることなく、引き出し空間23eを通って外
側に引き出すことができる。この結果、内線ケーブル6
の接続の作業性を向上することができる。
23における内線ケーブル導入空間23bと引き出し空
間23eとの間に配置したので、内線ケーブル導入空間
23bに導入された内線ケーブル6の引き出し空間23
eへの膨らみまたは移動を確実に防止することができ
る。規制板29をワンタッチ固定具31でケーブル接続
ユニット23に着脱自在に固定したので、内線ケーブル
6の接続作業時に、規制板29を容易に取り外すことが
できる。
6の引き出し空間23eへの膨らみまたは移動を確実に
防止することができる。外線ケーブル5をケーブルクリ
ップ33の第1突出片35と第2突出片37との間に挟
持した。このため、外線ケーブル5を容易かつ確実に保
持することができる。
複数のケーブル保持部41を形成したので、外線ケーブ
ル5を整然と保持することができる。第2突出片37を
第1突出片35に対して回動自在に係止したので、外線
ケーブル5の取り外しを、第2突出片37を回動するこ
とで容易に行うことができる。フランジ23aのだるま
穴25の大径穴25bを、ケーブル接続ユニット23側
の円弧部分25cを残して切除した。このため、ケーブ
ル接続ユニット23の収納架本体への取り付け時等に、
作業者の手あるいは体が大径穴の切除部分に当たって怪
我をすることを防止することができる。また、外線ケー
ブル5および内線ケーブル6等が大径穴25bの切除部
分に当たって損傷することを防止することができる。
の実施形態を示している。この実施形態は、請求項4に
対応している。なお、従来技術および第1の実施形態で
説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付
し、これ等については、詳細な説明を省略する。この実
施形態では、規制板の形状およびワンタッチ固定具31
の取付位置が、第1の実施形態と相違している。
の幅方向に長い矩形板状に形成されており、ケーブル導
入口23dの上部を覆って内線ケーブル導入空間23b
に水平に配置されている。規制板43をケーブル接続ユ
ニット23に取り付けた状態で、ケーブル導入口23d
を通り内線ケーブル導入空間23bに導入されている内
線ケーブル6が、上側に盛り上がることはない。この結
果、内線ケーブル6が引き出し空間23eに移動するこ
とはない。
具31は、規制板43の幅方向の両側に取り付けられて
いる。規制板43は、一方のワンタッチ固定具31を取
り外した状態で、前面F側に回動することができる。規
制板43を回動することで、ケーブル導入口23dの上
部は解放され、内線ケーブル6は、内線ケーブル導入空
間23b内を自由に移動できる。したがって、第1の実
施形態と同様に内線ケーブル6の接続作業は容易に行わ
れる。
ニット23を側方からみた状態を示している。この実施
形態の通信機器用収納架においても、上述した第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この
実施形態では、矩形板状の規制板43をケーブル接続ユ
ニット23のケーブル導入口23dを覆って水平に配置
した。このため、内線ケーブル導入空間23bに導入さ
れた内線ケーブル6が上方に盛り上がることを防止する
ことができる。この結果、内線ケーブル6の引き出し空
間23e側への移動をより確実に防止することができ
る。また、規制板43の形状を簡易にすることができ
る。
た状態で、規制板43を前面F側に回動自在にしたの
で、内線ケーブル6の接続作業を容易に行うことができ
る。なお、上述した第1の実施形態では、規制板29を
板金で形成した例について述べた。しかしながら本発明
はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、
樹脂等で形成してもよい。
ブルクリップ33の第2突出片37を第1突出片35の
下部に対向して形成した例について述べた。しかしなが
ら本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、
例えば、第1突出片35の上部に対向するように形成し
てもよい。この場合、ケーブルクリップ33に保持する
前の外線ケーブル5を第1突出片35の凹溝35b上に
載置することができる。
子台27をケーブル接続ユニット23内の幅方向に並列
して2列に配置した例について述べた。しかしながら本
発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、1列に配置してもよい。
ケーブルのケーブル導入ユニットからケーブル接続ユニ
ットへの導入を円滑に行うことができる。
に取り外し、さらに別のケーブル接続具に容易に接続す
ることができる。この結果、内線ケーブルの接続の作業
性を大幅に向上することができる。請求項2および請求
項3の通信機器用収納架では、内線ケーブルの引き出し
空間への膨らみまたは移動を、規制部材により確実に規
制することができる。
ブルの接続作業を容易に行うことができる。請求項4の
通信機器用収納架では、内線ケーブルの上方への隆起を
規制部材により確実に規制することができる。また、規
制部材を外側に回動することで内線ケーブルの接続作業
を容易に行うことができる。
ーブルを挟持具のケーブル保持部に容易かつ整然と保持
することができる。請求項6の通信機器用収納架では、
作業者の手あるいは体が大径穴の切除部分に当たって怪
我をすることを防止することができる。また、ケーブル
等が大径穴の切除部分に当たって損傷することを防止す
ることができる。
示す正面図である。
図である。
ある。
る。
る。
要部を示す斜視図である。
る。
視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の通信機器が並列して収納される装
置ユニットと、 前記装置ユニットの上方また下方に設けられ、外部から
導入される外線ケーブルを外側から接続する複数のケー
ブル接続具が並列して着脱自在に取り付けられたケーブ
ル接続ユニットと、 前記装置ユニットおよび前記ケーブル接続ユニットの側
方に上下方向に沿って設けられ、前記内線ケーブルおよ
び前記外線ケーブルが導入されるケーブル導入ユニット
とを備え、 前記ケーブル接続ユニット内に、前記内線ケーブルを前
記ケーブル接続具の内側から接続する内線ケーブル導入
空間と、該内線ケーブル導入空間と前記ケーブル導入ユ
ニットとを連通するケーブル導入口とを備えた通信機器
用収納架において、 前記ケーブル導入口は、上部を開放して設けられ、 前記ケーブル接続ユニットにおける前記ケーブル接続具
の上方には、前記内線ケーブル導入空間に導入された前
記内線ケーブルを前記外側に引き出し可能な引き出し空
間が設けられたことを特徴とする通信機器用収納架。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信機器用収納架におい
て、 前記ケーブル接続ユニットには、前記内線ケーブル導入
空間に導入された前記内線ケーブルの前記引き出し空間
側への移動を規制する規制部材が着脱自在に固定された
ことを特徴とする通信機器用収納架。 - 【請求項3】 請求項2記載の通信機器用収納架におい
て、 前記規制部材は、前記引き出し空間の前記内線ケーブル
導入空間側に直立する板片を備えていることを特徴とす
る通信機器用収納架。 - 【請求項4】 請求項2記載の通信機器用収納架におい
て、 前記規制部材は、前記ケーブル導入口の前記上部を覆っ
て前記内線ケーブル導入空間に水平に配置される板状に
形成され、前記ケーブル接続ユニットの幅方向に対応す
る両側は、該ケーブル接続ユニット着脱自在に固定さ
れ、一方の固定の解除時に、他方を支点として前記外側
に回動自在であることを特徴とする通信機器用収納架。 - 【請求項5】 請求項1記載の通信機器用収納架におい
て 前記ケーブル接続ユニットの前記外側には、該外側に向
けて突出する第1突出片と、該第1突出片の上部または
下部に対向し、該ケーブル接続ユニット側を軸として上
下方向に回動する第2突出片とを有する挟持具が取り付
けられ、 前記挟持具における第1突出片と第2突出片との対向面
には、前記外線ケーブルを保持する複数のケーブル保持
部が、前記突出方向に並列して形成されていることを特
徴とする通信機器用収納架。 - 【請求項6】 請求項1の記載の通信機器用収納架にお
いて、 前記ケーブル接続ユニットの両側には、該ケーブル接続
ユニットを収納架本体に固定するフランジが設けられ、 前記フランジには、小径穴と該小径穴の下側に連設され
た大径穴からなるだるま穴が、上下方向に沿って複数個
形成され、 前記ケーブル接続ユニットの下部に位置する前記だるま
穴の前記大径穴は、前記ケーブル接続ユニット側の円弧
部分を残して切除されていることを特徴とする通信機器
用収納架。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30083299A JP3673125B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 通信機器用収納架 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30083299A JP3673125B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 通信機器用収納架 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001128198A true JP2001128198A (ja) | 2001-05-11 |
JP3673125B2 JP3673125B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=17889656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30083299A Expired - Fee Related JP3673125B2 (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 通信機器用収納架 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3673125B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100508972B1 (ko) * | 2001-03-31 | 2005-08-17 | 주식회사 케이티 | 통신 케이블용 단자체 분리형 단자판 |
KR200477175Y1 (ko) * | 2013-07-09 | 2015-05-14 | 주식회사 혁신전공사 | 케이블 정리박스가 구비된 철도용 랙장치 |
-
1999
- 1999-10-22 JP JP30083299A patent/JP3673125B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100508972B1 (ko) * | 2001-03-31 | 2005-08-17 | 주식회사 케이티 | 통신 케이블용 단자체 분리형 단자판 |
KR200477175Y1 (ko) * | 2013-07-09 | 2015-05-14 | 주식회사 혁신전공사 | 케이블 정리박스가 구비된 철도용 랙장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3673125B2 (ja) | 2005-07-20 |
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