JP3489802B2 - 電装機器用カプラー - Google Patents
電装機器用カプラーInfo
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- Japan
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- coupler
- electrical equipment
- housing
- coupler housing
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の電気系統
において、基板上に設けられる、一方の電装機器に接続
される第一カプラーと、その電装機器から離隔した位置
に配設される他方の電装機器に接続されて、前記第一カ
プラーに抜差自在に連結される第二カプラーとよりなる
電装機器用カプラーの改良に関するものである。
において、基板上に設けられる、一方の電装機器に接続
される第一カプラーと、その電装機器から離隔した位置
に配設される他方の電装機器に接続されて、前記第一カ
プラーに抜差自在に連結される第二カプラーとよりなる
電装機器用カプラーの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来車両等の電気系統においては、特公
平７−２２０８０６号公報に見られるように、車体の適
所に固着される、一方の電装機器を支持した基板に、該
電装機器に接続される一方のカプラーを取付け、またそ
の電装機器から離れたところに配置される他の電装機器
にワイヤハーネスを介して接続される他方のカプラー
を、前記一方のカプラーに抜差自在に接続し、それら両
電装機器相互間を電気的に接続することが一般に行なわ
れている。
平７−２２０８０６号公報に見られるように、車体の適
所に固着される、一方の電装機器を支持した基板に、該
電装機器に接続される一方のカプラーを取付け、またそ
の電装機器から離れたところに配置される他の電装機器
にワイヤハーネスを介して接続される他方のカプラー
を、前記一方のカプラーに抜差自在に接続し、それら両
電装機器相互間を電気的に接続することが一般に行なわ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる車両等
の電気系統では、狭隘な空間に多数系統の電気配線がレ
イアウトされる関係上、カプラーの近傍を別系統の配線
コードが通過するように配線されることがしばしばあ
り、このような場合に、コストダウンを目的としてカプ
ラーを流用して前記配線コードを接続するものの、カプ
ラー端子数よりも電装機器の端子数が多く、カプラーに
入りきらない電装機器の配線が、電装機器から直接取り
出されたりしていたが、従来ではそれらの配線を前記カ
プラーのワイヤハーネスと共にクランパー等でまとめる
ようにするのが一般的であった。
の電気系統では、狭隘な空間に多数系統の電気配線がレ
イアウトされる関係上、カプラーの近傍を別系統の配線
コードが通過するように配線されることがしばしばあ
り、このような場合に、コストダウンを目的としてカプ
ラーを流用して前記配線コードを接続するものの、カプ
ラー端子数よりも電装機器の端子数が多く、カプラーに
入りきらない電装機器の配線が、電装機器から直接取り
出されたりしていたが、従来ではそれらの配線を前記カ
プラーのワイヤハーネスと共にクランパー等でまとめる
ようにするのが一般的であった。
【０００４】ところがこのようにすると、それらの取ま
わしや集約化がしにくく、外観上の体裁がよくないばか
りでなく、配線コードの取脱作業が面倒であり、それら
のメンテナンスがしにくく、その上、前記クランパ等の
他の部材が必要になり、部品点数が多くなり、また組立
工数が増してコスト高の原因になるという課題がある。
わしや集約化がしにくく、外観上の体裁がよくないばか
りでなく、配線コードの取脱作業が面倒であり、それら
のメンテナンスがしにくく、その上、前記クランパ等の
他の部材が必要になり、部品点数が多くなり、また組立
工数が増してコスト高の原因になるという課題がある。
【０００５】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、前記課題を解決した、新規な電装機器用カプラーを
提供することを目的とするものである。
で、前記課題を解決した、新規な電装機器用カプラーを
提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、一方の電装機器が取付けられる
基板上にカプラハウジングが一体に支持されて該一方の
電装機器に接続される第一カプラーと、前記基板から離
れた他方の電装機器に接続されて前記第一カプラーの前
面に抜差自在に連結される第二カプラーとよりなる、電
装機器用カプラーにおいて、前記第一カプラーのカプラ
ハウジングは、その後端において基板上に一体に支持さ
れており、その支持部の近傍且つ上方で該カプラハウジ
ングの外面には、その外側を通る配線コードを着脱自在
にクランプ保持するクランプホルダーが一体に形成され
ることを特徴とする。
め、請求項１の発明は、一方の電装機器が取付けられる
基板上にカプラハウジングが一体に支持されて該一方の
電装機器に接続される第一カプラーと、前記基板から離
れた他方の電装機器に接続されて前記第一カプラーの前
面に抜差自在に連結される第二カプラーとよりなる、電
装機器用カプラーにおいて、前記第一カプラーのカプラ
ハウジングは、その後端において基板上に一体に支持さ
れており、その支持部の近傍且つ上方で該カプラハウジ
ングの外面には、その外側を通る配線コードを着脱自在
にクランプ保持するクランプホルダーが一体に形成され
ることを特徴とする。
【０００７】また請求項２の発明は、請求項１の上記特
徴に加えて、前記支持部は、前記カプラハウジングの左
右両側外面よりその側方及び後方にそれぞれ一体に延出
していて、前記基板上にネジ止めされることを特徴と
し、また請求項３の発明は、請求項１又は２の上記特徴
に加えて、左右一対の前記クランプホルダーが、前記配
線コードを差込み可能なコード挿通孔を各々有して、前
記カプラハウジングの左右両側外面よりそれぞれ一体に
張出し形成され、その各コード挿通孔は、クランプホル
ダーの外縁に向けて開口するかぎ孔状に形成されること
を特徴とし、また請求項４の発明は、請求項１，２又は
３の上記特徴に加えて、カプラーハウジングの内部に
は、複数対のターミナルが並設されており、各対のター
ミナルの前端はカプラーハウジングの前面に臨んでお
り、またその後端はカプラーハウジングの後面より延長
されて前記一方の電子機器の接続端子に接続されること
を特徴とする。
徴に加えて、前記支持部は、前記カプラハウジングの左
右両側外面よりその側方及び後方にそれぞれ一体に延出
していて、前記基板上にネジ止めされることを特徴と
し、また請求項３の発明は、請求項１又は２の上記特徴
に加えて、左右一対の前記クランプホルダーが、前記配
線コードを差込み可能なコード挿通孔を各々有して、前
記カプラハウジングの左右両側外面よりそれぞれ一体に
張出し形成され、その各コード挿通孔は、クランプホル
ダーの外縁に向けて開口するかぎ孔状に形成されること
を特徴とし、また請求項４の発明は、請求項１，２又は
３の上記特徴に加えて、カプラーハウジングの内部に
は、複数対のターミナルが並設されており、各対のター
ミナルの前端はカプラーハウジングの前面に臨んでお
り、またその後端はカプラーハウジングの後面より延長
されて前記一方の電子機器の接続端子に接続されること
を特徴とする。
【０００８】また請求項５の発明は、一方の電装機器が
取付けられる基板上にカプラハウジングが一体に支持さ
れて該一方の電装機器に接続される第一カプラーと、前
記基板から離れた他方の電装機器に接続されて前記第一
カプラーの前面に抜差自在に連結される第二カプラーと
よりなる、電装機器用カプラーにおいて、前記第一カプ
ラーのカプラハウジングの左右両側壁外面には、前記第
二カプラーの嵌合雌片と抜差自在に嵌合し得る左右の嵌
合雄片が一体に形成され、その嵌合雄片の後端側におい
て該カプラハウジングの左右両側外面には、その外側を
通る配線コードを着脱自在にクランプ保持するクランプ
ホルダーが一体に形成されることを特徴とする。
取付けられる基板上にカプラハウジングが一体に支持さ
れて該一方の電装機器に接続される第一カプラーと、前
記基板から離れた他方の電装機器に接続されて前記第一
カプラーの前面に抜差自在に連結される第二カプラーと
よりなる、電装機器用カプラーにおいて、前記第一カプ
ラーのカプラハウジングの左右両側壁外面には、前記第
二カプラーの嵌合雌片と抜差自在に嵌合し得る左右の嵌
合雄片が一体に形成され、その嵌合雄片の後端側におい
て該カプラハウジングの左右両側外面には、その外側を
通る配線コードを着脱自在にクランプ保持するクランプ
ホルダーが一体に形成されることを特徴とする。
【０００９】上記構成によれば、別途に配線コードを保
持するための部材を設ける必要がなく部品点数の削減が
可能になり、また前記カプラーと、配線コードとの取り
まわしが良好で、それらを体裁よく集約化することがで
きる。
持するための部材を設ける必要がなく部品点数の削減が
可能になり、また前記カプラーと、配線コードとの取り
まわしが良好で、それらを体裁よく集約化することがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。図
１は、本発明電装機器用カプラーの斜視図、図２は、そ
の電装機器用カプラーの平面図、図３は、図２の３線矢
視に沿う電装機器用カプラーの側面図、図４は、図２の
４−４線に沿う第一カプラーの正面図である。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。図
１は、本発明電装機器用カプラーの斜視図、図２は、そ
の電装機器用カプラーの平面図、図３は、図２の３線矢
視に沿う電装機器用カプラーの側面図、図４は、図２の
４−４線に沿う第一カプラーの正面図である。
【００１１】電装機器用カプラーＣは、互いに抜差可能
に連結される、第一カプラーＣ1 と、第二カプラーＣ2
とより構成されている。
に連結される、第一カプラーＣ1 と、第二カプラーＣ2
とより構成されている。
【００１２】第一カプラーＣ1 の主体部分をなす、カプ
ラーハウジング１は、硬質合成樹脂材等の絶縁性材料に
より箱状に形成されており、一方の電子機器Ｅ1 の取付
けられる基板２の一側に一体に支持されている。カプラ
ーハウジング１の内部には、複数対のターミナル３…が
並設されており、各対のターミナル３の前端はカプラー
ハウジング１の前面に臨んでおり、またその後端はカプ
ラーハウジング１の後面より延長されて前記一方の電子
機器Ｅ 1 の接続端子に接続される。
ラーハウジング１は、硬質合成樹脂材等の絶縁性材料に
より箱状に形成されており、一方の電子機器Ｅ1 の取付
けられる基板２の一側に一体に支持されている。カプラ
ーハウジング１の内部には、複数対のターミナル３…が
並設されており、各対のターミナル３の前端はカプラー
ハウジング１の前面に臨んでおり、またその後端はカプ
ラーハウジング１の後面より延長されて前記一方の電子
機器Ｅ 1 の接続端子に接続される。
【００１３】前記カプラーハウジング１の左右両側外面
には、一対のクランプホルダー４，４が対称的に一体に
張出し形成されている。各クランプホルダー４は、外端
に向かって漸次幅狭な板状に形成されており、その中間
部には、一対のコード挿通孔５，５が並列して穿設され
ている。一対のコード挿通孔５，５は、クランプホルダ
ー４の外縁に向けて開口するかぎ孔状に形成されてお
り、その開口端５1 は、外方に向けて末広状に拡開され
て、コード挿通孔５，５に配線コードＣｏ，Ｃｏを差込
み易くするためのガイド面５2 が形成されている。また
前記カプラーハウジング１の左右両側壁外面には、嵌合
雄片６，６が一体に形成されると共にその上壁上面には
係合鉤７が一体に形成されている。
には、一対のクランプホルダー４，４が対称的に一体に
張出し形成されている。各クランプホルダー４は、外端
に向かって漸次幅狭な板状に形成されており、その中間
部には、一対のコード挿通孔５，５が並列して穿設され
ている。一対のコード挿通孔５，５は、クランプホルダ
ー４の外縁に向けて開口するかぎ孔状に形成されてお
り、その開口端５1 は、外方に向けて末広状に拡開され
て、コード挿通孔５，５に配線コードＣｏ，Ｃｏを差込
み易くするためのガイド面５2 が形成されている。また
前記カプラーハウジング１の左右両側壁外面には、嵌合
雄片６，６が一体に形成されると共にその上壁上面には
係合鉤７が一体に形成されている。
【００１４】一方第一カプラーＣ1 に差込接続される第
二カプラーＣ2 も、そのカプラーハウジング９が絶縁性
材料により箱状に形成され、その背面にはワイヤハーネ
ス１０が接続されており、該ワイヤハーネス１０の一端
は、カプラーハウジング９内を通ってそのカプラーハウ
ジング９内の複数対のターミナルに接続されている。カ
プラーハウジング９の左右両側壁の外面には、前記嵌合
雄片６，６と抜差自在に嵌合し得る嵌合雌片１１，１１
が一体に形成されると共にその上壁上面には、前記係合
鉤７に着脱自在に係合し得る係止孔１２が穿設されてい
る。前記ワイヤハーネス１０の自由端には、前記一方の
電子機器Ｅ1 とは離隔した位置に配置される、他の電子
機器Ｅ2 が接続されており、図２，３に示すように、第
一、第二カプラーＣ1 ，Ｃ2 が接続されると、両電子機
器Ｅ1 ，Ｅ2 は電気的に接続される。
二カプラーＣ2 も、そのカプラーハウジング９が絶縁性
材料により箱状に形成され、その背面にはワイヤハーネ
ス１０が接続されており、該ワイヤハーネス１０の一端
は、カプラーハウジング９内を通ってそのカプラーハウ
ジング９内の複数対のターミナルに接続されている。カ
プラーハウジング９の左右両側壁の外面には、前記嵌合
雄片６，６と抜差自在に嵌合し得る嵌合雌片１１，１１
が一体に形成されると共にその上壁上面には、前記係合
鉤７に着脱自在に係合し得る係止孔１２が穿設されてい
る。前記ワイヤハーネス１０の自由端には、前記一方の
電子機器Ｅ1 とは離隔した位置に配置される、他の電子
機器Ｅ2 が接続されており、図２，３に示すように、第
一、第二カプラーＣ1 ，Ｃ2 が接続されると、両電子機
器Ｅ1 ，Ｅ2 は電気的に接続される。
【００１５】前記第一カプラーＣ1 の左右両側の外方の
近傍には、図示しない他の電気系統の２対の配線コード
Ｃｏ，Ｃｏがそれぞれ通過しており、これらの配線コー
ドＣｏの途中は、それぞれ前記クランプホルダー４，４
により移動しないようにクランプ保持される。すなわち
図４矢印ａに示すように、各配線コードＣｏの途中を、
クランプホルダー４のガイド面５2 で案内させつつその
開口縁５1 を通してそのコード挿通孔５に挿嵌すれば、
該電気コードＣｏは、それ自体の弾性とクランプホルダ
ー４の弾性挟持力とによりしっかりとクランプ保持する
ことができ、基板２の振動等の外乱によっても妄りに離
脱することがない。
近傍には、図示しない他の電気系統の２対の配線コード
Ｃｏ，Ｃｏがそれぞれ通過しており、これらの配線コー
ドＣｏの途中は、それぞれ前記クランプホルダー４，４
により移動しないようにクランプ保持される。すなわち
図４矢印ａに示すように、各配線コードＣｏの途中を、
クランプホルダー４のガイド面５2 で案内させつつその
開口縁５1 を通してそのコード挿通孔５に挿嵌すれば、
該電気コードＣｏは、それ自体の弾性とクランプホルダ
ー４の弾性挟持力とによりしっかりとクランプ保持する
ことができ、基板２の振動等の外乱によっても妄りに離
脱することがない。
【００１６】また配線コードＣｏは、外方に牽引するこ
とにより、他の部品に何らの影響を与えることなしに、
カプラーＣ1 からの離脱が可能である。
とにより、他の部品に何らの影響を与えることなしに、
カプラーＣ1 からの離脱が可能である。
【００１７】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、第一カプラーには、一対のクランプホルダー
が設けられるが、そこには一つあるいは３つ以上のクラ
ンプホルダーを設けるようにしてもよく、また第一カプ
ラーの外面の何処に設けてもよい。また前記第一および
第二カプラーは、前記実施例の構造に限定されるもので
はなく、従来公知のものに代替えすることができる。
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、第一カプラーには、一対のクランプホルダー
が設けられるが、そこには一つあるいは３つ以上のクラ
ンプホルダーを設けるようにしてもよく、また第一カプ
ラーの外面の何処に設けてもよい。また前記第一および
第二カプラーは、前記実施例の構造に限定されるもので
はなく、従来公知のものに代替えすることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方の電
装機器が取付けられる基板上にカプラハウジングが一体
に支持されて該一方の電装機器に接続される第一カプラ
ーと、前記基板から離れた他方の電装機器に接続されて
前記第一カプラーの前面に抜差自在に連結される第二カ
プラーとよりなる、電装機器用カプラーにおいて、第一
カプラーのカプラハウジング外面には、その外側を通る
配線コードを着脱自在にクランプ保持するクランプホル
ダーが一体に形成されるので、前記配線コードを保持す
るのに、別途にクランパ等の他の保持部材を必要とする
ことなく、部品点数を削減してコストダウンを達成する
ことができ、またカプラーに接続される配線と、他の配
線コードとを取りまわし良く集約配置することができ、
それらの占有スペースを少なくして狭隘な場所でそれら
を整然と配置して外観上の体裁もよい。また配線コード
は、カプラーに対しての着脱が容易であってそれらのメ
ンテナンス性を向上することができる、しかも振動等の
外乱によっても配線コードがカプラーから妄りに外れる
ことがない。
装機器が取付けられる基板上にカプラハウジングが一体
に支持されて該一方の電装機器に接続される第一カプラ
ーと、前記基板から離れた他方の電装機器に接続されて
前記第一カプラーの前面に抜差自在に連結される第二カ
プラーとよりなる、電装機器用カプラーにおいて、第一
カプラーのカプラハウジング外面には、その外側を通る
配線コードを着脱自在にクランプ保持するクランプホル
ダーが一体に形成されるので、前記配線コードを保持す
るのに、別途にクランパ等の他の保持部材を必要とする
ことなく、部品点数を削減してコストダウンを達成する
ことができ、またカプラーに接続される配線と、他の配
線コードとを取りまわし良く集約配置することができ、
それらの占有スペースを少なくして狭隘な場所でそれら
を整然と配置して外観上の体裁もよい。また配線コード
は、カプラーに対しての着脱が容易であってそれらのメ
ンテナンス性を向上することができる、しかも振動等の
外乱によっても配線コードがカプラーから妄りに外れる
ことがない。
【００１９】また特に請求項１の発明によれば、第１カ
プラのカプラハウジングは、その後端において基板上に
一体に支持されており、その支持部の近傍且つ上方で該
カプラハウジングの外面に上記クランプホルダーが一体
に形成される。
プラのカプラハウジングは、その後端において基板上に
一体に支持されており、その支持部の近傍且つ上方で該
カプラハウジングの外面に上記クランプホルダーが一体
に形成される。
【００２０】また特に請求項２の発明によれば、上記支
持部は、カプラハウジングの左右両側外面よりその側方
及び後方にそれぞれ一体に延出していて、基板上にネジ
止めされる。
持部は、カプラハウジングの左右両側外面よりその側方
及び後方にそれぞれ一体に延出していて、基板上にネジ
止めされる。
【００２１】また特に請求項３の発明によれば、左右一
対のクランプホルダーが、配線コードを差込み可能なコ
ード挿通孔を各々有して、カプラハウジングの左右両側
外面よりそれぞれ一体に張出し形成され、その各コード
挿通孔は、クランプホルダーの外縁に向けて開口するか
ぎ孔状に形成される。
対のクランプホルダーが、配線コードを差込み可能なコ
ード挿通孔を各々有して、カプラハウジングの左右両側
外面よりそれぞれ一体に張出し形成され、その各コード
挿通孔は、クランプホルダーの外縁に向けて開口するか
ぎ孔状に形成される。
【００２２】また特に請求項４の発明によれば、カプラ
ーハウジングの内部には、複数対のターミナルが並設さ
れており、各対のターミナルの前端はカプラーハウジン
グの前面に臨んでおり、またその後端はカプラーハウジ
ングの後面より延長されて一方の電子機器の接続端子に
接続される。
ーハウジングの内部には、複数対のターミナルが並設さ
れており、各対のターミナルの前端はカプラーハウジン
グの前面に臨んでおり、またその後端はカプラーハウジ
ングの後面より延長されて一方の電子機器の接続端子に
接続される。
【００２３】また特に請求項５の発明の発明によれば、
第一カプラーのカプラハウジングの左右両側壁外面に
は、第二カプラーの嵌合雌片と抜差自在に嵌合し得る左
右の嵌合雄片が一体に形成され、その嵌合雄片の後端側
において該カプラハウジングの左右両側外面に上記クラ
ンプホルダーが一体に形成される。
第一カプラーのカプラハウジングの左右両側壁外面に
は、第二カプラーの嵌合雌片と抜差自在に嵌合し得る左
右の嵌合雄片が一体に形成され、その嵌合雄片の後端側
において該カプラハウジングの左右両側外面に上記クラ
ンプホルダーが一体に形成される。
【図１】電装機器用カプラーの斜視図
【図２】電装機器用カプラーの平面図
【図３】図２の３線矢視に沿う電装機器用カプラーの側
面図
面図
【図４】図２の４−４線に沿う第一カプラーの正面図
【符号の説明】１・・・・カプラハウジング
２・・・・基板３・・・・ターミナル
４・・・・クランプホルダー５・・・・コード挿通孔 ６・・・・嵌合雄片 １１・・・嵌合雌片
Ｃ1 ・・・第一カプラー
Ｃ2 ・・・第二カプラー
Ｃｏ・・・配線コード
Ｅ1 ・・・一方の電装機器
Ｅ2 ・・・他方の電装機器
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01R 13/46
B60R 16/02
H02G 3/26
Claims (5)
- 【請求項１】 一方の電装機器（Ｅ 1 ）が取付けられる
基板（２）上にカプラハウジング（１）が一体に支持さ
れて該一方の電装機器（Ｅ1 ）に接続される第一カプラ
ー（Ｃ1 ）と、前記基板（２）から離れた他方の電装機
器（Ｅ2 ）に接続されて前記第一カプラー（Ｃ1 ）の前
面に抜差自在に連結される第二カプラー（Ｃ2 ）とより
なる、電装機器用カプラーにおいて、 前記第一カプラー（Ｃ1 ）のカプラハウジング（１）
は、その後端において基板（２）上に一体に支持されて
おり、その支持部の近傍且つ上方で該カプラハウジング
（１）の外面には、その外側を通る配線コード（Ｃｏ）
を着脱自在にクランプ保持するクランプホルダー（４）
が一体に形成されることを特徴とする、電装機器用カプ
ラー。 - 【請求項２】 前記支持部は、前記カプラハウジング
（１）の左右両側外面よりその側方及び後方にそれぞれ
一体に延出していて、前記基板（２）上にネジ止めされ
ることを特徴とする、請求項１に記載の電装機器用カプ
ラー。 - 【請求項３】 左右一対の前記クランプホルダー（４）
が、前記配線コード（Ｃｏ）を差込み可能なコード挿通
孔（５）を各々有して、前記カプラハウジング（１）の
左右両側外面よりそれぞれ一体に張出し形成され、その
各コード挿通孔（５）は、クランプホルダー（４）の外
縁に向けて開口するかぎ孔状に形成されることを特徴と
する、請求項１又は２に記載の電装機器用カプラー。 - 【請求項４】 カプラーハウジング（１）の内部には、
複数対のターミナル（３）が並設されており、各対のタ
ーミナル（３）の前端はカプラーハウジング（１）の前
面に臨んでおり、またその後端はカプラーハウジング
（１）の後面より延長されて前記一方の電子機器
（Ｅ 1 ）の接続端子に接続されることを特徴とする、請
求項１，２又は３に記載の電装機器用カプラー。 - 【請求項５】 一方の電装機器（Ｅ 1 ）が取付けられる
基板（２）上にカプラハウジング（１）が一体に支持さ
れて該一方の電装機器（Ｅ 1 ）に接続される第一カプラ
ー（Ｃ 1 ）と、前記基板（２）から離れた他方の電装機
器（Ｅ 2 ）に接続されて前記第一カプラー（Ｃ 1 ）の前
面に抜差自在に連結される第二カプラー（Ｃ 2 ）とより
なる、電装機器用カプラーにおいて、 前記第一カプラー（Ｃ 1 ）のカプラハウジング（１）の
左右両側壁外面には、前記第二カプラー（Ｃ 2 ）の嵌合
雌片（１１）と抜差自在に嵌合し得る左右の嵌合雄片
（６）が一体に形成され、その嵌合雄片（６）の後端側
において該カプラハウジング（１）の左右両側外面に
は、その外側を通る配線コード（Ｃｏ）を着脱自在にク
ランプ保持するクランプホルダー（４）が一体に形成さ
れることを特徴とする、電装機器用カプラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18055796A JP3489802B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 電装機器用カプラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18055796A JP3489802B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 電装機器用カプラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1027642A JPH1027642A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3489802B2 true JP3489802B2 (ja) | 2004-01-26 |
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