JP2000134767A - 分岐接続器及び分岐接続器のカバー装置 - Google Patents
分岐接続器及び分岐接続器のカバー装置Info
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- JP2000134767A JP2000134767A JP10300036A JP30003698A JP2000134767A JP 2000134767 A JP2000134767 A JP 2000134767A JP 10300036 A JP10300036 A JP 10300036A JP 30003698 A JP30003698 A JP 30003698A JP 2000134767 A JP2000134767 A JP 2000134767A
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- connector
- wiring
- electric wire
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品の共通化を図り、作業工程の簡素化と製造
コストの低減化とを図ることのできる分岐接続器を提供
すること。 【解決手段】接続器本体10の一方の端部側には電線を
挿入することにより接続される速結端子30からなる配
線接続部11、12を並設し、1つの配線接続部11を
電源配線ケーブルの電源配線接続部とし他の配線接続部
12を分岐配線ケーブルの分岐配線接続部とするととも
に、上記接続器本体10の他方の端部側には栓刃35を
差込んで電気的に接続される刃受部40からなる分岐接
続部13が並設され、上記分岐配線接続部12及び分岐
接続部13を上記電源配線接続部11に電気的に分岐接
続した。
コストの低減化とを図ることのできる分岐接続器を提供
すること。 【解決手段】接続器本体10の一方の端部側には電線を
挿入することにより接続される速結端子30からなる配
線接続部11、12を並設し、1つの配線接続部11を
電源配線ケーブルの電源配線接続部とし他の配線接続部
12を分岐配線ケーブルの分岐配線接続部とするととも
に、上記接続器本体10の他方の端部側には栓刃35を
差込んで電気的に接続される刃受部40からなる分岐接
続部13が並設され、上記分岐配線接続部12及び分岐
接続部13を上記電源配線接続部11に電気的に分岐接
続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給側の電源配線
ケーブルと送り側の分岐配線ケーブルとを接続する配線
接続部を有すると共に、電源を分岐する分岐接続部を有
する分岐接続器に関する。
ケーブルと送り側の分岐配線ケーブルとを接続する配線
接続部を有すると共に、電源を分岐する分岐接続部を有
する分岐接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源側の電線と送り側の電線とを
接続する電線接続部を有すると共に、電源を分岐して電
気機器等を接続するコンセント部を有する分岐接続器と
して、特願平8−317532号公報に開示されたジョ
イントボックスが提案されている。このジョイントボッ
クスは、図8の回路図に示すように、ハウジング100
の左右両側部の各中央部にそれぞれ電線を挿入して接続
する為の速結端子101を設け、一方の速結端子101
を電源側の電線に接続する電源線接続部102とし、他
方の速結端子101を送り側の電線に接続する送り線接
続部103とし、両速結端子部の両側には栓刃を差し込
んで電気的に接続する栓刃受104からなる分岐接続部
105を設け、分岐接続部105を電源接続部102か
ら電気的に分岐するようにしたもので、分岐配線を電源
配線や送り配線に邪魔されず必要な方向に引き出せる効
果が得られるものである。
接続する電線接続部を有すると共に、電源を分岐して電
気機器等を接続するコンセント部を有する分岐接続器と
して、特願平8−317532号公報に開示されたジョ
イントボックスが提案されている。このジョイントボッ
クスは、図8の回路図に示すように、ハウジング100
の左右両側部の各中央部にそれぞれ電線を挿入して接続
する為の速結端子101を設け、一方の速結端子101
を電源側の電線に接続する電源線接続部102とし、他
方の速結端子101を送り側の電線に接続する送り線接
続部103とし、両速結端子部の両側には栓刃を差し込
んで電気的に接続する栓刃受104からなる分岐接続部
105を設け、分岐接続部105を電源接続部102か
ら電気的に分岐するようにしたもので、分岐配線を電源
配線や送り配線に邪魔されず必要な方向に引き出せる効
果が得られるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ジョイントボックスは栓刃受104をハウジング100
の両側部に設ける為、対向する栓刃受104の極性を合
わせる必要が生じ、栓刃受104と栓刃受104とを連
結する連結部106を交差させなければならないため連
結部の構造が異なり、栓刃受104を電源線接続部10
2に接続するためのリード板106も接続するために、
交差部分が多くなり内部回路が複雑になると共に、部品
の共通性がなくなり、それにともない組み立て工程も煩
雑になり、コストの上昇は避けることができない問題点
がある。
ジョイントボックスは栓刃受104をハウジング100
の両側部に設ける為、対向する栓刃受104の極性を合
わせる必要が生じ、栓刃受104と栓刃受104とを連
結する連結部106を交差させなければならないため連
結部の構造が異なり、栓刃受104を電源線接続部10
2に接続するためのリード板106も接続するために、
交差部分が多くなり内部回路が複雑になると共に、部品
の共通性がなくなり、それにともない組み立て工程も煩
雑になり、コストの上昇は避けることができない問題点
がある。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、部品の共通
化を図り、作業工程の簡素化と製造コストの低減化とを
図ることのできる分岐接続器を提供することをその課題
とする。
化を図り、作業工程の簡素化と製造コストの低減化とを
図ることのできる分岐接続器を提供することをその課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る分岐接続器は、以下の要件を備えたこ
とを特徴とする。 (イ)接続器本体の一方の端部側には電線を挿入するこ
とにより接続される速結端子からなる配線接続部を少な
くとも2つ並設し、1つの配線接続部を電源配線ケーブ
ルの電源配線接続部とし他の配線接続部を分岐配線ケー
ブルの分岐配線接続部とすること (ロ)上記接続器本体の他方の端部側には栓刃を差込ん
で電気的に接続される刃受端子からなる分岐接続部が上
記配線接続部と同数並設されていること (ハ)上記分岐配線接続部及び分岐接続部は上記電源配
線接続部に電気的に分岐接続されていること
め、本発明に係る分岐接続器は、以下の要件を備えたこ
とを特徴とする。 (イ)接続器本体の一方の端部側には電線を挿入するこ
とにより接続される速結端子からなる配線接続部を少な
くとも2つ並設し、1つの配線接続部を電源配線ケーブ
ルの電源配線接続部とし他の配線接続部を分岐配線ケー
ブルの分岐配線接続部とすること (ロ)上記接続器本体の他方の端部側には栓刃を差込ん
で電気的に接続される刃受端子からなる分岐接続部が上
記配線接続部と同数並設されていること (ハ)上記分岐配線接続部及び分岐接続部は上記電源配
線接続部に電気的に分岐接続されていること
【0006】なお、前記速結端子と刃受端子とは連結部
を介して一体の接続端子部材を構成し、上記連結部の上
面には複数の嵌合突部が形成され、上記接続端子部材を
他の接続端子部材に電気的に接続する連結板には上記嵌
合突部に嵌合する嵌合孔が形成され、接続端子部材の共
通化を図ることができるようにしてもよい。 また、前
記接続器本体は前記速結端子部に接続された電線と直交
する方向から上記電線の外し操作可能な電線外し機構を
設け、電線の取り外しが容易にできるようにしてもかま
わない。
を介して一体の接続端子部材を構成し、上記連結部の上
面には複数の嵌合突部が形成され、上記接続端子部材を
他の接続端子部材に電気的に接続する連結板には上記嵌
合突部に嵌合する嵌合孔が形成され、接続端子部材の共
通化を図ることができるようにしてもよい。 また、前
記接続器本体は前記速結端子部に接続された電線と直交
する方向から上記電線の外し操作可能な電線外し機構を
設け、電線の取り外しが容易にできるようにしてもかま
わない。
【0007】さらに、前記接続器本体は上面に前記速結
端子に接続された電線を確認する確認窓を設け、接続の
確認を目視チェックできるようにすることが好ましい。
端子に接続された電線を確認する確認窓を設け、接続の
確認を目視チェックできるようにすることが好ましい。
【0008】そして、接続器本体の一方の端部側には電
線を挿入することにより接続される速結端子からなる配
線接続部が設けられ、上記接続器本体の他方の端部側に
は栓刃を差込んで電気的に接続される刃受端子からなる
分岐接続部が上記配線接続部と同数設けられた分岐接続
器を覆う分岐接続器用カバー装置であって、上記分岐接
続器用カバー装置は分岐接続器を保持した状態で、上記
配線接続部と分岐接続部とを露出させる装置本体と、該
装置本体にスライド可能に設けられ上記装置本体の上面
を覆い美観を高めると共に、スライド時には上記接続器
本体の上面を露出させるカバー部材とを有し、カバー装
置を装着した状態で電線の着脱及び電線の確認ができる
ようにしてもよい。
線を挿入することにより接続される速結端子からなる配
線接続部が設けられ、上記接続器本体の他方の端部側に
は栓刃を差込んで電気的に接続される刃受端子からなる
分岐接続部が上記配線接続部と同数設けられた分岐接続
器を覆う分岐接続器用カバー装置であって、上記分岐接
続器用カバー装置は分岐接続器を保持した状態で、上記
配線接続部と分岐接続部とを露出させる装置本体と、該
装置本体にスライド可能に設けられ上記装置本体の上面
を覆い美観を高めると共に、スライド時には上記接続器
本体の上面を露出させるカバー部材とを有し、カバー装
置を装着した状態で電線の着脱及び電線の確認ができる
ようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において符号Aは、本発明に
係る分岐接続器の一例を示し、この分岐接続器Aは電源
配線ケーブル1と分岐配線ケーブル2とを接続すると共
に、2つのハーネスプラグ3を接続することができるよ
うにした屋内配線用の分岐接続器であって、接続器本体
10の一方の端部側には電源配線ケーブル1を接続する
電源配線接続部11と、分岐配線ケーブル2を接続する
分岐配線接続部12とが並設され、接続器本体10の他
方の端部側には2つの分岐接続部(ハーネスコネクタ)
13が並設されている。
係る分岐接続器の一例を示し、この分岐接続器Aは電源
配線ケーブル1と分岐配線ケーブル2とを接続すると共
に、2つのハーネスプラグ3を接続することができるよ
うにした屋内配線用の分岐接続器であって、接続器本体
10の一方の端部側には電源配線ケーブル1を接続する
電源配線接続部11と、分岐配線ケーブル2を接続する
分岐配線接続部12とが並設され、接続器本体10の他
方の端部側には2つの分岐接続部(ハーネスコネクタ)
13が並設されている。
【0010】図2及び図3に示すように、接続器本体1
0は合成樹脂製のケース15とカバー16とからなり、
カシメハトメ17によりカシメ固定することにより扁平
な直方体状になるように形成され、屋内配線に用いられ
る電源配線ケーブル、分岐配線ケーブルの電線を差し込
むための複数の電線差込孔20が形成され、電源配線接
続部11と分岐配線接続部12との内部には電線差込孔
20に対応して速結端子30がそれぞれ配置されてい
る。速結端子30は螺子で固定することなく電線を固定
する公知のもので、断面コ字状の端子金具31と側面視
略ム字状の押えバネ32とからなり、電線差込孔20か
ら差し込まれた電線を押えバネ32で端子金具31の天
井に押し付けて機械的に固定すると共に電気的な接続状
態を保持するように形成されたもので、後述する電線外
し機構Bを作動させることにより、押えバネ32による
押し付けを解除して電線を容易に抜き取ることができる
ように構成されているものである。
0は合成樹脂製のケース15とカバー16とからなり、
カシメハトメ17によりカシメ固定することにより扁平
な直方体状になるように形成され、屋内配線に用いられ
る電源配線ケーブル、分岐配線ケーブルの電線を差し込
むための複数の電線差込孔20が形成され、電源配線接
続部11と分岐配線接続部12との内部には電線差込孔
20に対応して速結端子30がそれぞれ配置されてい
る。速結端子30は螺子で固定することなく電線を固定
する公知のもので、断面コ字状の端子金具31と側面視
略ム字状の押えバネ32とからなり、電線差込孔20か
ら差し込まれた電線を押えバネ32で端子金具31の天
井に押し付けて機械的に固定すると共に電気的な接続状
態を保持するように形成されたもので、後述する電線外
し機構Bを作動させることにより、押えバネ32による
押し付けを解除して電線を容易に抜き取ることができる
ように構成されているものである。
【0011】なお、ケース15とカバー16とには上記
電線差込孔20に連接して、後述する接続端子部材42
を収容する収容溝21が形成され、収容溝21の終端に
はハーネスプラグ3の栓刃35が差し込まれる差込孔2
2が形成されている。
電線差込孔20に連接して、後述する接続端子部材42
を収容する収容溝21が形成され、収容溝21の終端に
はハーネスプラグ3の栓刃35が差し込まれる差込孔2
2が形成されている。
【0012】そして、電線差込孔20に差し込まれた電
線は速結端子30に円滑に案内され、端子金具31と押
えバネ32とで挟持されるが、この時、端子金具31の
天井に形成された切り欠き部33を通してカバー16に
形成された確認窓37から電線の先端を視認することが
でき、電線が速結端子30に確実に挟持されたことが確
認できるように形成されている。なお、上記確認窓37
にはケース内に埃等が侵入しないように透明カバー38
が嵌め込まれている。
線は速結端子30に円滑に案内され、端子金具31と押
えバネ32とで挟持されるが、この時、端子金具31の
天井に形成された切り欠き部33を通してカバー16に
形成された確認窓37から電線の先端を視認することが
でき、電線が速結端子30に確実に挟持されたことが確
認できるように形成されている。なお、上記確認窓37
にはケース内に埃等が侵入しないように透明カバー38
が嵌め込まれている。
【0013】そして速結端子30の反対側にはハーネス
プラグ3の栓刃35が差し込まれる刄受部40が設けら
れ、刃受部40と速結端子30とは連結部41で連結さ
れて速結端子30と刄受部40と連結部41とは接続端
子部材42として一体形成されている。上記連結部41
の上面には4つのカシメ突部43が突出形成され、この
カシメ突部43に、導電性を有するブリッジ状の連結板
45の両端部に形成された嵌合孔46を嵌め合わせてカ
シメることにより接続端子部材42と他の接続端子部材
42とを連結板45を介して電気的に接続することがで
きるように形成されている。
プラグ3の栓刃35が差し込まれる刄受部40が設けら
れ、刃受部40と速結端子30とは連結部41で連結さ
れて速結端子30と刄受部40と連結部41とは接続端
子部材42として一体形成されている。上記連結部41
の上面には4つのカシメ突部43が突出形成され、この
カシメ突部43に、導電性を有するブリッジ状の連結板
45の両端部に形成された嵌合孔46を嵌め合わせてカ
シメることにより接続端子部材42と他の接続端子部材
42とを連結板45を介して電気的に接続することがで
きるように形成されている。
【0014】上記接続端子部材42及び連結板45は全
て同一形状に形成されているので、接続端子部材42同
志を接続する場合は、接続端子部材42の配置位置よっ
て連結板45の嵌合孔46を嵌合させるカシメ突部43
を選択するとともに、連結板45同志が接触しないよう
に連結板45の向きを設定すればよい。
て同一形状に形成されているので、接続端子部材42同
志を接続する場合は、接続端子部材42の配置位置よっ
て連結板45の嵌合孔46を嵌合させるカシメ突部43
を選択するとともに、連結板45同志が接触しないよう
に連結板45の向きを設定すればよい。
【0015】そして、速結端子30による電線の挟持を
解除する電線外し機構Bは解除部材50とスライド部材
55とで構成され、解除部材50は、速結端子30の上
方に上下動可能に配置され、この解除部材50の下面に
は押圧片51が3つ、それぞれ押えバネ32に対応して
形成され、上面には略中央から左右側方に向かって斜め
上方に傾斜した2つの係合突部52が形成されている。
スライド部材55は、解除部材50の上方に2つ並設さ
れ、このスライド部材55の下面には夫々外方に向かっ
て係合突部52の傾斜と逆向きの傾斜の押圧突部(図示
せず)が形成され、スライド部材55を互いに相反する
方向に押し広げるようにスライド移動させることにより
押圧突部が係合突部52の斜面に係合しながら左右に移
動し、これによって解除部材50が下方に押圧され、押
圧片51が対応する押えバネ32を押し下げて、端子金
具31と押えバネ32とによる電線の挟持を解除するよ
うに構成されている。なお、符号56は、スライド部材
55同志が常に当接する方向に付勢されるようにする為
の板バネからなる付勢部材である。
解除する電線外し機構Bは解除部材50とスライド部材
55とで構成され、解除部材50は、速結端子30の上
方に上下動可能に配置され、この解除部材50の下面に
は押圧片51が3つ、それぞれ押えバネ32に対応して
形成され、上面には略中央から左右側方に向かって斜め
上方に傾斜した2つの係合突部52が形成されている。
スライド部材55は、解除部材50の上方に2つ並設さ
れ、このスライド部材55の下面には夫々外方に向かっ
て係合突部52の傾斜と逆向きの傾斜の押圧突部(図示
せず)が形成され、スライド部材55を互いに相反する
方向に押し広げるようにスライド移動させることにより
押圧突部が係合突部52の斜面に係合しながら左右に移
動し、これによって解除部材50が下方に押圧され、押
圧片51が対応する押えバネ32を押し下げて、端子金
具31と押えバネ32とによる電線の挟持を解除するよ
うに構成されている。なお、符号56は、スライド部材
55同志が常に当接する方向に付勢されるようにする為
の板バネからなる付勢部材である。
【0016】上記スライド部材55は、図3(c)に示
すように、隣接した2つのスライド部材55の隙間にマ
イナスドライバー等の先端が平坦な工具aを差し込んで
約90度回動することによりスライド部材55を互いに
相反する方向にスライド移動させることができ、接続器
本体10の上面から速結端子30による電線の挟持を解
除する操作を行うことができ、OAフロアなどに設置さ
れている場合でも上から解除操作をすることができ、ケ
ーブルに邪魔されることなくケーブルの取り外し作業を
容易に行うことができる。
すように、隣接した2つのスライド部材55の隙間にマ
イナスドライバー等の先端が平坦な工具aを差し込んで
約90度回動することによりスライド部材55を互いに
相反する方向にスライド移動させることができ、接続器
本体10の上面から速結端子30による電線の挟持を解
除する操作を行うことができ、OAフロアなどに設置さ
れている場合でも上から解除操作をすることができ、ケ
ーブルに邪魔されることなくケーブルの取り外し作業を
容易に行うことができる。
【0017】上記構成の分岐接続器Aによれば、接続器
本体10の一方の端部側に電源配線ケーブル1と分岐配
線ケーブル2とをそれぞれ接続する電源配線接続部11
と分岐配線接続部12とを配置し、他方の端部側にハー
ネスプラグ3を接続するハーネスコンセント7を配置す
ることにより、ケーブルの電線を接続する速結端子30
とハーネスプラグ3の栓刃35が差し込まれる刃受部4
0とを一体に形成した接続端子部材42を同一の形状に
することができるとともに、接続端子部材42と接続端
子部材42とを連結板45によって電気的に接続すれ
ば、図4に示すように、内部回路を簡単に構成すること
ができ、部品の共通化が図れるとともに、組立作業の効
率向上とコストの低減化を図ることができる。
本体10の一方の端部側に電源配線ケーブル1と分岐配
線ケーブル2とをそれぞれ接続する電源配線接続部11
と分岐配線接続部12とを配置し、他方の端部側にハー
ネスプラグ3を接続するハーネスコンセント7を配置す
ることにより、ケーブルの電線を接続する速結端子30
とハーネスプラグ3の栓刃35が差し込まれる刃受部4
0とを一体に形成した接続端子部材42を同一の形状に
することができるとともに、接続端子部材42と接続端
子部材42とを連結板45によって電気的に接続すれ
ば、図4に示すように、内部回路を簡単に構成すること
ができ、部品の共通化が図れるとともに、組立作業の効
率向上とコストの低減化を図ることができる。
【0018】また、分岐配線接続部12及び分岐接続部
13の数を増やした分岐接続器Aを提供する場合は、図
5に示すように形成されたケース15’とカバー16’
とに必要な数の接続端子部材42を用意し、両端及び略
中央部に嵌合孔46の形成された長尺の連結板45’に
代えることにより簡単に対応することができ、ケース1
5’とカバー16’と連結板45’を用意すれば分岐の
数を増やした分岐接続器を作ることができる。
13の数を増やした分岐接続器Aを提供する場合は、図
5に示すように形成されたケース15’とカバー16’
とに必要な数の接続端子部材42を用意し、両端及び略
中央部に嵌合孔46の形成された長尺の連結板45’に
代えることにより簡単に対応することができ、ケース1
5’とカバー16’と連結板45’を用意すれば分岐の
数を増やした分岐接続器を作ることができる。
【0019】次に、分岐接続器用のカバー装置について
説明する。このカバー装置Cは、図6に示すように、分
岐接続器Aの前部に嵌合させる化粧枠部材60と、分岐
接続器Aを載置する装置本体61と、装置本体61の上
部を遮蔽するスライド可能なカバー部材62とで主に構
成され、分岐接続器Aの上面及び下面には化粧枠部材6
0に形成された係止片63に係合する係合孔64が形成
され、化粧枠部材60の両側部には保持バネ65が、化
粧枠部材60の両端上下面に突出形成された突部60a
に孔65aを介して取着されている。上記化粧枠部材6
0は装置本体61の受け部66に嵌め合わされ、略コ字
状の押え部材67を上から嵌め合わせ、係止孔68を係
止突部69に係合させてから押え部材67を装置本体6
1に係止することにより化粧枠部材60を装置本体61
に固定できるように構成されている。
説明する。このカバー装置Cは、図6に示すように、分
岐接続器Aの前部に嵌合させる化粧枠部材60と、分岐
接続器Aを載置する装置本体61と、装置本体61の上
部を遮蔽するスライド可能なカバー部材62とで主に構
成され、分岐接続器Aの上面及び下面には化粧枠部材6
0に形成された係止片63に係合する係合孔64が形成
され、化粧枠部材60の両側部には保持バネ65が、化
粧枠部材60の両端上下面に突出形成された突部60a
に孔65aを介して取着されている。上記化粧枠部材6
0は装置本体61の受け部66に嵌め合わされ、略コ字
状の押え部材67を上から嵌め合わせ、係止孔68を係
止突部69に係合させてから押え部材67を装置本体6
1に係止することにより化粧枠部材60を装置本体61
に固定できるように構成されている。
【0020】分岐接続器Aのハーネスコネクタ部13を
化粧枠部材60に嵌め込み、化粧枠部材60を装置本体
61に固定された状態にして、ケーブル押え70でケー
ブル1、2を押え、タッピングネジでケーブル押え70
を装置本体61に固定し、分岐接続器Aを化粧枠部材6
0とケーブル押え70とで装置本体に固定する。
化粧枠部材60に嵌め込み、化粧枠部材60を装置本体
61に固定された状態にして、ケーブル押え70でケー
ブル1、2を押え、タッピングネジでケーブル押え70
を装置本体61に固定し、分岐接続器Aを化粧枠部材6
0とケーブル押え70とで装置本体に固定する。
【0021】次に、カバー部材62の両側壁75内面の
下部に長手方向に形成されたレール75aを装置本体6
1の両側壁76外面の長手方向に形成されたを案内溝7
6aに沿ってスライドさせることにより、図7(a)に
示すように、装置本体61の上部開口面を遮蔽し、分岐
接続器Aを覆うことができ、埃等から分岐接続器を保護
することができる。この状態では、カバー装置Cの前部
からハーネスコネクタ13が露出しているので、容易に
ハーネスプラグを接続することができる。
下部に長手方向に形成されたレール75aを装置本体6
1の両側壁76外面の長手方向に形成されたを案内溝7
6aに沿ってスライドさせることにより、図7(a)に
示すように、装置本体61の上部開口面を遮蔽し、分岐
接続器Aを覆うことができ、埃等から分岐接続器を保護
することができる。この状態では、カバー装置Cの前部
からハーネスコネクタ13が露出しているので、容易に
ハーネスプラグを接続することができる。
【0022】なお、分岐接続器Aから電源ケーブルを外
す場合や、速結端子の接続状態を確認する場合は、図7
(b)に示すように、カバー部材62の上面に形成され
た押圧部62aを押圧して上面を撓ませ、押え部材67
に形成された凹部78に係合している係止爪79の係合
を解除させ、後方にスライド移動させればよい。そし
て、タッピングネジ71を緩めた後、スライド部材55
をスライドさせて速結端子による電線の挟持を解除しな
がら、ケーブルを後方に引き抜けばよい。
す場合や、速結端子の接続状態を確認する場合は、図7
(b)に示すように、カバー部材62の上面に形成され
た押圧部62aを押圧して上面を撓ませ、押え部材67
に形成された凹部78に係合している係止爪79の係合
を解除させ、後方にスライド移動させればよい。そし
て、タッピングネジ71を緩めた後、スライド部材55
をスライドさせて速結端子による電線の挟持を解除しな
がら、ケーブルを後方に引き抜けばよい。
【0023】上述のように、分岐接続器を剥き出しの状
態で使用することがないので、埃等によるトラブルの発
生を防止することができるとともに、床下等に収容でき
ない場合、床上に置かれた状態でも工事現場のような殺
風景な状態になることはなく、オフィス等の美観を損ね
ることがない。また、分岐接続器にカバー装置を取りつ
けた状態で、ケーブルの着脱やハーネスプラグの着脱が
できるので、いちいちカバー装置から分岐接続器を取り
外す必要はなく、美観のみならず取扱性に優れたカバー
装置を提供することができる。
態で使用することがないので、埃等によるトラブルの発
生を防止することができるとともに、床下等に収容でき
ない場合、床上に置かれた状態でも工事現場のような殺
風景な状態になることはなく、オフィス等の美観を損ね
ることがない。また、分岐接続器にカバー装置を取りつ
けた状態で、ケーブルの着脱やハーネスプラグの着脱が
できるので、いちいちカバー装置から分岐接続器を取り
外す必要はなく、美観のみならず取扱性に優れたカバー
装置を提供することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電源ケーブル
を接続する速結端子とハーネスプラグの栓刃が差し込ま
れる栓刃受とを一体に形成した接続端子部材をすべて同
一の形状にすることができるとともに、接続端子部材と
接続端子部材とを連結板によって電気的に接続すれば内
部回路を簡単に構成することができ、部品の共通化によ
って組立作業の効率向上とコストの低減化とを図ること
ができる。
を接続する速結端子とハーネスプラグの栓刃が差し込ま
れる栓刃受とを一体に形成した接続端子部材をすべて同
一の形状にすることができるとともに、接続端子部材と
接続端子部材とを連結板によって電気的に接続すれば内
部回路を簡単に構成することができ、部品の共通化によ
って組立作業の効率向上とコストの低減化とを図ること
ができる。
【0025】請求項2の発明によれば、内部回路を簡単
にすることができ、接続端子部材のみならず連結板の形
状も共通化を図ることができるとともに、連結板の連結
部への取り付けも容易になり、より生産性に優れた分岐
接続器を実現することができる。
にすることができ、接続端子部材のみならず連結板の形
状も共通化を図ることができるとともに、連結板の連結
部への取り付けも容易になり、より生産性に優れた分岐
接続器を実現することができる。
【0026】請求項3の発明によれば、接続器本体の上
面から電線の取り外し操作を行うことができ、分岐接続
器を床等の上に置いたままで電線の取り外し作業ができ
るので取り外し作業を容易にするとともに、作業の効率
化を図ることができる。
面から電線の取り外し操作を行うことができ、分岐接続
器を床等の上に置いたままで電線の取り外し作業ができ
るので取り外し作業を容易にするとともに、作業の効率
化を図ることができる。
【0027】請求項4の発明によれば、電線の接続状態
を目視チェックすることができ、設置作業の効率を上げ
ることができる。
を目視チェックすることができ、設置作業の効率を上げ
ることができる。
【0028】請求項5の発明によれば、OAフロア構造
でない床に設置する場合に、分岐接続器にカバー装置を
装着することにより床上に設置してもオフィスの美観を
損ねることがない。また、分岐接続器が埃等によって汚
れたり、埃が湿気を吸着することによる絶縁性への悪影
響等を未然に防止することができる。さらに、カバー部
材を開けることにより、いちいちカバー装置から分岐接
続器を取り出さないでも電線の着脱を行うことができ、
美観のみならず取扱性に優れたカバー装置を提供するこ
とができる。
でない床に設置する場合に、分岐接続器にカバー装置を
装着することにより床上に設置してもオフィスの美観を
損ねることがない。また、分岐接続器が埃等によって汚
れたり、埃が湿気を吸着することによる絶縁性への悪影
響等を未然に防止することができる。さらに、カバー部
材を開けることにより、いちいちカバー装置から分岐接
続器を取り出さないでも電線の着脱を行うことができ、
美観のみならず取扱性に優れたカバー装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明に係る分岐接続器の斜視図
【図2】上記分岐接続器の分解斜視図
【図3】(a)〜(d)は上記分岐接続器の平面図、正
面図、底面図及び要部縦断面図
面図、底面図及び要部縦断面図
【図4】上記分岐接続器の内部回路図
【図5】分岐接続器の他の例を示す分解斜視図
【図6】分岐接続器のカバーの構成を示す分解斜視図
【図7】(a)(b)は上記カバーを分岐接続器に取着
した状態及びカバー部材スライドさせた状態を説明する
斜視図
した状態及びカバー部材スライドさせた状態を説明する
斜視図
【図8】従来の分岐接続器の構造を説明する内部回路図
1 電源配線ケーブル 2 分岐配線ケーブル 3 ハーネスプラグ 10 接続器本体 11 電源端子部 12 分岐端子部 13 分岐接続部(ハーネスコネクタ) 30 速結端子 35 栓刃 40 刃受部 41 連結部 42 接続端子部材 61 装置本体 62 カバー部材 A 分岐接続器 B 電線外し機構 C 分岐接続器用カバー装置
Claims (5)
- 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする分
岐接続器。 (イ)接続器本体の一方の端部側には電線を挿入するこ
とにより接続される速結端子からなる配線接続部を少な
くとも2つ並設し、1つの配線接続部を電源配線ケーブ
ルの電源配線接続部とし他の配線接続部を分岐配線ケー
ブルの分岐配線接続部とすること (ロ)上記接続器本体の他方の端部側には栓刃を差込ん
で電気的に接続される刃受端子からなる分岐接続部が上
記配線接続部と同数並設されていること (ハ)上記分岐配線接続部及び分岐接続部は上記電源配
線接続部に電気的に分岐接続されていること - 【請求項2】 前記速結端子と刃受端子とは連結部を介
して一体の接続端子部材を構成し、上記連結部の上面に
は複数の嵌合突部が形成され、上記接続端子部材を他の
接続端子部材に電気的に接続する連結板には上記嵌合突
部に嵌合する嵌合孔が形成されている請求項1記載の分
岐接続器。 - 【請求項3】 前記接続器本体は前記速結端子部に接続
された電線と直交する方向から上記電線の外し操作可能
な電線外し機構を設けた請求項1記載の分岐接続器。 - 【請求項4】 前記接続器本体は上面に前記速結端子に
接続された電線を確認する確認窓を設けた請求項1又は
3記載の分岐接続器。 - 【請求項5】 接続器本体の一方の端部側には電線を挿
入することにより接続される速結端子からなる配線接続
部が設けられ、上記接続器本体の他方の端部側には栓刃
を差込んで電気的に接続される刃受端子からなる分岐接
続部が上記配線接続部と同数設けられた分岐接続器を覆
う分岐接続器用カバー装置であって、 上記分岐接続器用カバー装置は分岐接続器を保持した状
態で、上記配線接続部と分岐接続部とを露出させる装置
本体と、該装置本体にスライド可能に設けられ上記装置
本体の上面を覆うとともに、スライド時には上記接続器
本体の上面を露出させるカバー部材とを有する分岐接続
器用カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300036A JP2000134767A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 分岐接続器及び分岐接続器のカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300036A JP2000134767A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 分岐接続器及び分岐接続器のカバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000134767A true JP2000134767A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17879936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10300036A Pending JP2000134767A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 分岐接続器及び分岐接続器のカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000134767A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002150445A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-24 | Nohmi Bosai Ltd | 火災報知設備 |
JP2006014552A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Jimbo Electric Co Ltd | 配線接続器 |
KR100717889B1 (ko) | 2005-07-18 | 2007-05-14 | (주)드림전기 | 천정배선 분기장치 |
KR100717890B1 (ko) | 2005-07-18 | 2007-05-14 | (주)드림전기 | 천정배선 분기장치 |
JP7016935B1 (ja) * | 2020-11-24 | 2022-02-07 | 三和電気工業株式会社 | 電線差し込みコネクタプラグ |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP10300036A patent/JP2000134767A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002150445A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-24 | Nohmi Bosai Ltd | 火災報知設備 |
JP2006014552A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Jimbo Electric Co Ltd | 配線接続器 |
JP4576167B2 (ja) * | 2004-06-29 | 2010-11-04 | 神保電器株式会社 | 配線接続器 |
KR100717889B1 (ko) | 2005-07-18 | 2007-05-14 | (주)드림전기 | 천정배선 분기장치 |
KR100717890B1 (ko) | 2005-07-18 | 2007-05-14 | (주)드림전기 | 천정배선 분기장치 |
JP7016935B1 (ja) * | 2020-11-24 | 2022-02-07 | 三和電気工業株式会社 | 電線差し込みコネクタプラグ |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070816 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071002 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080220 |