JPH1068827A - 光ファイバケーブル把持装置 - Google Patents

光ファイバケーブル把持装置

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Publication number
JPH1068827A
JPH1068827A JP8225586A JP22558696A JPH1068827A JP H1068827 A JPH1068827 A JP H1068827A JP 8225586 A JP8225586 A JP 8225586A JP 22558696 A JP22558696 A JP 22558696A JP H1068827 A JPH1068827 A JP H1068827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber cable
receiving portion
cable
tension member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8225586A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yasuda
和宏 安田
Nobuo Tanaka
信男 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAKOMU KK
Takacom Co Ltd
Original Assignee
TAKAKOMU KK
Takacom Co Ltd
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Publication date
Application filed by TAKAKOMU KK, Takacom Co Ltd filed Critical TAKAKOMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバケーブルの余長部の収納作業性が良
好で、テンションメンバのないケーブルでも把持するこ
とができる光ファイバケーブル把持装置を提供する。 【解決手段】光ファイバケーブル把持装置は、光ファイ
バ余長収納ケース1の挿入口7の内側に受部21が配設
され、挿入口7から挿入された光ファイバケーブル10
のテンションメンバ10bの先端を入れる挿入孔21b
が受部21上に設けられ、受部21上で光ファイバケー
ブル10を把持する装置である。受部21上に光ファイ
バケーブルの被覆部先端を入れる凹部21aが形成さ
れ、受部21上に押え部材22が受部21の上面を含む
平面内で回動可能に枢支部21cで枢支されると共に、
押え部材22の先端を嵌合させる嵌合部21dが受部2
1上に設けられ、押え部材22と受部21間でケーブル
のテンションメンバ10b又は被覆部先端を把持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪取りされた光フ
ァイバ余長部を収納する屋外用の光ファイバ余長部収納
ケースにて使用され、収納ケースに挿入する光ファイバ
ケーブルをその挿入口で把持する光ファイバケーブル把
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光ファイバ余長部を収納する屋
外用の収納ケースには、通常、2芯の芯線を被覆層で被
覆し且つ被覆層内にテンションメンバ(ばね弾性を有す
る金属線等)を配設した光ファイバケーブルが外部から
挿入され収納される。従来の収納ケースでは、ケーブル
端部の光ファイバ余長部をケース内に収納する際、光フ
ァイバケーブルの先端の被覆層を除去して、そのテンシ
ョンメンバのみをケースの挿入口に設けた把持部材に把
持させ、芯線はその上を通して巻装部に導くようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の光ファイバケーブル把持装置は、テンションメンバの
みを把持し、芯線をその上に通すようにするため、芯線
を小さい曲率で曲げる恐れがあると共に、余長部の収納
の作業性が悪く、また、テンションメンバのみを把持す
る構造のため、テンションメンバを持たない光ファイバ
ケーブルの把持には使用できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、光ファイバケーブルの余長部の収納作業性が良好
で、テンションメンバのないケーブルでも把持すること
ができる光ファイバケーブル把持装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ファイバケーブル把持装置は、光ファイ
バ余長収納ケースの挿入口の内側に受部が配設され、挿
入口から挿入された光ファイバケーブルのテンションメ
ンバの先端を入れる挿入孔が受部上に設けられ、受部上
で光ファイバケーブルを把持する光ファイバケーブル把
持装置において、受部上に光ファイバケーブルの被覆部
先端を入れる凹部が形成され、受部上に押え部材が受部
の上面を含む平面内で回動可能に枢支部で枢支されると
共に、押え部材の先端を嵌合させる嵌合部が受部上に設
けられ、押え部材と受部間でケーブルのテンションメン
バ又は被覆部先端を把持するように構成される。
【0006】
【作用・効果】このような構成の光ファイバケーブル把
持装置では、挿入口からケース内に光ファイバケーブル
が挿入され、テンションメンバを有するケーブルである
場合、テンションメンバの先端が略直角に曲折された状
態で、受部の挿入孔内に挿入される。そして、その状態
で押え部材を回動させ、その先端部を嵌合部に嵌合さ
せ、これにより、テンションメンバが受部と押え部材と
の間に挟持される。芯線はテンションメンバより細いた
めに、受部と押え部材の間から問題なくケース内に導入
される。
【0007】テンションメンバを有しない光ファイバケ
ーブルをケース内に挿入する場合、ケーブルの被覆部の
先端部を受部の凹部内に配置した状態で、押え部材を回
動させ、その先端部を嵌合部に嵌合させる。これによ
り、ケーブルの端部が被覆部と共に受部と押え部材との
間で把持され、芯線はそのまま真直にケース内に導かれ
る。このように、光ファイバケーブルの芯線は把持部か
ら真直にケース内に導かれるため、余長部の収納作業が
容易であり、芯線に曲げ力等の悪影響を与えることもな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1は光ファイバ余長収納ケース1の蓋を
外した状態の正面図を示している。ケース本体2内に
は、光ファイバの輪取りした余長部を保持するための長
円形の収納部3が設けられ、舌状のガイド部4、5等が
設けられる。さらに、収納部3の中央には、コネクタを
定位置に取付けるためのコネクタ接続アダプタ6が設け
られる。
【0010】光ファイバケーブル10、11の出入口と
なる挿入口7、8は、ケース本体2の下部に溝形孔とし
て形成され、ここでは、テンションメンバ入りの光ファ
イバケーブル(2芯1条)10が左の挿入口7に挿入さ
れ、テンションメンバを有しない光ファイバケーブル
(2芯1条)11が右の挿入口8に挿入される。
【0011】両挿入口7、8の各内側に、図2〜図8に
示すような光ファイバケーブル把持部20が配設され、
両側のケーブル把持部20実質的には同一構造であり、
線対称の関係にある。この光ファイバケーブル把持部2
0は、基本的には、受部21の上に押え部材22が、光
ファイバケーブル端部を受部21との間で挟持するよう
に、回動可能に枢支されて構成される。
【0012】受部21は、略コ字状断面を持つ形状に形
成され、その上部中央に光ファイバケーブルの被覆層の
端部を受けるための略三角形断面を有する凹部21a
が、挿入口7又は8の内側に対向して形成される。さら
に、その凹部21aの両側の平面上に、テンションメン
バの端部(直角に曲折された曲折部)を挿入するための
挿入孔21bが設けられる。
【0013】また、受部21上には、板状の押え部材2
2を上から押えて回動可能に枢支する枢支部21cと、
押え部材22の先端側を上から押えて嵌合する嵌合部2
1dが形成される。枢支部21c、嵌合部21d共に、
受部21に横向きに設けた溝内に押え部材22を嵌入さ
せるように形成され、押え部材22の元部は、その枢支
部21cの溝内に横から挿入された状態で、軸(ねじ又
はピン)22bにより回動可能に軸支される。軸22b
は、受部21と押え部材22間に受部の平面と垂直に挿
通される。また、押え部材22の先端側は、嵌合部21
dに設けた溝に横方向から嵌合可能とされ、図4のよう
に、押え部材22を倒して先端を嵌合部21dに嵌合さ
せたとき、押え部材22と受部21の間で光ファイバケ
ーブルを挟持する。
【0014】押え部材22は、その約90度の回動によ
り、受部21との間で光ファイバケーブルを把持する構
造であるが、押え部材22の回動側の縁部にはテーパ部
が形成され、光ファイバケーブルの先端を良好に押え得
る構造である。また、押え部材22の先端には回動操作
用に把手22aが設けられる。押え部材22は、受部2
1の枢支部21cと嵌合部21dで嵌合された状態で光
ファイバケーブルを把持(挟持)するため、充分な強度
で把持することができる。
【0015】受部21の中央部と押え部材22間に僅か
な隙間が設けられ、その隙間にテンションメンバが挿入
されて挟持され、テンションメンバのない光ファイバケ
ーブルにあっては被覆部の端部が受部21の凹部21a
内に挿入された状態で、押え部材22により挟持される
ように、凹部21aの内径などが形成される。
【0016】このような構成の光ファイバ余長収納ケー
ス1は、例えば、家屋の壁面等の屋外に取付けられ、屋
外線路からの引込線となる光ファイバケーブル10と1
1がケース内に挿入され、その余長部分が収納される。
【0017】図1の左側の挿入口7に挿入される光ファ
イバケーブル10は、芯線10aの両側にテンションメ
ンバ10bを挿入して被覆したケーブルであり、その被
覆部を除去し、適当な長さに切断したテンションメンバ
10bの先端を略直角に曲折した状態で、挿入口7から
ケース本体2内に挿入され、その芯線10aの先端には
コネクタ(例えばSCコネクタ)12が取付けられる。
【0018】テンションメンバ10bの曲折した先端
は、図4のように、ケーブル把持部20の受部21の挿
入孔21bに挿入し、その状態で押え部材22を下方に
回動させ、その先端部を嵌合部21dに嵌合させる。こ
れにより、テンションメンバ10bが受部21と押え部
材22との間に挟持されるが、芯線10aはテンション
メンバ10bより細いために、受部21と押え部材22
の間から真直ぐにケース内に導入される。そして芯線1
0aの余長部は輪状にしてケース内に収納され、先端の
コネクタ12はコネクタ接続アダプタ6に嵌着され、対
向したコネクタ12と光学的に接続される。
【0019】図1の右側の挿入口8に挿入される光ファ
イバケーブル11は、芯線11aを被覆部11bで被覆
しているがテンションメンバを有しないケーブルであ
り、先端部ではその被覆部11bを付けた状態で、挿入
口7からケース本体2内に挿入される。そして、被覆部
11bの先端部を受部21の凹部21a内に配置した状
態で、押え部材22を下方に回動させ、その先端部を嵌
合部21dに嵌合させる。これにより、ケーブル11の
端部が被覆部11bと共に受部21と押え部材22との
間に挟持される。
【0020】芯線11aの先端にはコネクタ12が取付
けられ、芯線11aの余長部は輪状にしてケース内に収
納され、先端のコネクタ12はコネクタ接続アダプタ6
に嵌着され、対向したコネクタ12と光学的に接続され
る。
【0021】このように、光ファイバケーブル把持部2
0は、受部21上で押え部材22によって、光ファイバ
ケーブル10のテンションメンバ10bを挟持し、その
間から芯線10aをケース内に導入する構造のため、芯
線を曲げずに直線状態で導入することができ、余長部の
収納作業も容易に行なうことができる。また、受部21
の中央に、光ファイバケーブルの被覆部先端を挿入する
ための凹部21aを形成し、その凹部21aにテンショ
ンメンバを持たない光ファイバケーブル11の被覆部先
端を挿入して、押え部材22により挟持可能な構造とし
たから、テンションメンバを持たない光ファイバケーブ
ル11であっても、ケースの挿入口に挿入し、それを把
持することができ、テンションメンバを有するケーブル
と同様に使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル把持装置を有する光ファイバ
余長収納ケース1の蓋を外した状態の正面図である。
【図2】光ファイバケーブル把持部20の正面図であ
る。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】光ファイバケーブル10を挿入した状態の正面
図である。
【図5】図4のV −V 断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】光ファイバケーブル11を挿入した状態の正面
図である。
【図8】図8のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
1−光ファイバ余長収納ケース 2−ケース本体 7、8−挿入口 10、11−光ファイバケーブル 10a,11a−芯線 10b−テンションメンバ 11b−被覆部 20−光ファイバケーブル把持部 21−受部 21a−凹部 21b−挿入孔 21c−枢支部 21d−嵌合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ余長収納ケースの挿入口の内
    側に受部が配設され、該挿入口から挿入された光ファイ
    バケーブルのテンションメンバの先端を入れる挿入孔が
    該受部上に設けられ、該受部上で該光ファイバケーブル
    を把持する光ファイバケーブル把持装置において、 該受部上に該光ファイバケーブルの被覆部先端を入れる
    凹部が形成され、該受部上に押え部材が該受部の上面を
    含む平面内で回動可能に枢支部で枢支されると共に、該
    押え部材の先端を嵌合させる嵌合部が該受部上に設けら
    れ、該押え部材と受部間でケーブルのテンションメンバ
    又は被覆部先端を把持することを特徴とする光ファイバ
    ケーブル把持装置。
  2. 【請求項2】 前記押え部材が支持される前記枢支部と
    嵌合部は前記受部上の両側に押え部材を溝内に嵌入する
    ように設けられ、該枢支部には1本の軸が該受部と該押
    え部材間に該受部の平面と垂直に挿通されている請求項
    1記載の光ファイバケーブル把持装置。
JP8225586A 1996-08-27 1996-08-27 光ファイバケーブル把持装置 Withdrawn JPH1068827A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8225586A JPH1068827A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 光ファイバケーブル把持装置

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JP8225586A JPH1068827A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 光ファイバケーブル把持装置

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JPH1068827A true JPH1068827A (ja) 1998-03-10

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JP8225586A Withdrawn JPH1068827A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 光ファイバケーブル把持装置

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JP (1) JPH1068827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204175A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバーケーブル収納箱及び光ファイバーケーブルの余長処理方法
JP2006201584A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Hochiki Corp 光ケーブルの固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204175A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバーケーブル収納箱及び光ファイバーケーブルの余長処理方法
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Effective date: 20031104