JP2008191331A - 光ケーブルクロージャ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図ることができ且つ小型な光ケーブルクロージャを提供する。
【解決手段】クロージャ1は、光ケーブル2から分岐された光ファイバ心線9の接続部を収納するためのアダプタ部20と、アダプタ部20の近傍に設けられ、光ファイバ心線9の余長を収納するための余長収納領域26とを備えている。余長収納領域26にはガイドケース27が設置され、ガイドケース27は、光ファイバ心線9の余長のうち撓んだ部分9aを内部に受け入れるための開口27aを有している。したがって、光ファイバ心線9が複数ある場合でも、各光ファイバ心線9の撓んだ部分9aをガイドケース27内にまとめて保持することができるため、撓んだ部分9aの占有スペースを小さく抑えることができる。開口27aは撓んだ部分9aをそのまま受け入れるものであるため、従来のように光ファイバ心線9を巻回する作業が不要となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブルから分岐された光ファイバ心線の接続部を保護する光ケーブルクロージャに関するものである。
通常、架空に敷設された光ケーブルから加入者宅へ光ファイバ心線を引き落とす分配点には、光ケーブルクロージャが設けられている(例えば特許文献1の図10参照)。図4は、特許文献1に示された従来の光ケーブルクロージャを示す斜視図である。図4において、光ケーブル101はケーブル支持線102に支持されて架空に敷設されている。図4の光ケーブルクロージャ100は、クロージャ本体103と、それを覆うカバー111とから構成されている。クロージャ本体103はケーブル支持線102に吊り下げられ、クロージャ本体103内には光ケーブル101が導入されている。クロージャ本体103内で、光ケーブル101の被覆は除去されて光ファイバ心線105が露出している。光ファイバ心線105は、余長を持って他の光ケーブル107から導かれた光ファイバ心線106と接続され、光ファイバ心線105,106の接続部は補強器ホルダ108で保護されている。光ファイバ心線105の余長は、クロージャ本体103の底板110に支持された余長処理板109に巻回されている。
特開平8−262238号公報
図4に示す光ケーブルクロージャ100では、各光ファイバ心線105の余長を余長処理板109に巻回しなければならない。巻回は光ファイバ心線105それぞれについて行うので、光ファイバ心線105の本数が増えるとその分巻回作業も増える。そのため、光ファイバ心線105を他の光ファイバ心線と接続可能な状態とするまでに手間がかかってしまっていた。また、余長処理板109を光ファイバ心線105の本数分設ける必要があるため、光ケーブルクロージャ100が大型なものとなっていた。
そこで、本発明の目的は、作業性の向上を図ることができ且つ小型な光ケーブルクロージャを提供することとする。
本発明の光ケーブルクロージャは、光ケーブルの分岐部分から分岐された光ファイバ心線の接続部を保護するための光ケーブルクロージャであって、接続部を収納するための接続部収納部と、接続部収納部の近傍に設けられ、分岐部分と接続部との間における光ファイバ心線の余長を収納するための余長収納領域と、を備え、余長収納領域にはガイドケースが設置され、ガイドケースは、光ファイバ心線の余長のうち撓んだ部分をガイドケースの内部に受け入れ可能な開口を有していることを特徴とするものである。
接続部収納部の近傍に設けられた余長収納領域には、開口を有するガイドケースが設置されている。光ファイバ心線の余長のうち、撓んだ部分は、開口を介してガイドケース内に保持される。光ファイバ心線が複数ある場合でも、各光ファイバ心線の撓んだ部分をガイドケース内にてまとめて保持することができるため、撓んだ部分の占有スペースを小さく抑えることができる。よって、余長収納領域を縮小でき、光ケーブルクロージャの小型化を図ることができる。また、ガイドケースの開口は光ファイバ心線の撓んだ部分をそのまま受け入れるものであるため、従来のような光ファイバ心線を巻回する作業が不要となる。更に本発明の光ケーブルクロージャでは、光ファイバ心線の接続部を接続部収納部に収納する作業を、光ファイバ心線の余長をガイドケースで保持した状態で行うことができる。ガイドケースは接続部収納部の近傍に位置するため、光ファイバ心線の余長が作業の邪魔にならず、この点でも作業性が向上する。
好ましくは、ガイドケースの内壁面は光ファイバ心線の余長のうち撓んだ部分をガイドするために湾曲している。この場合、光ファイバ心線の撓んだ部分をガイドケースの内部にスムーズに受け入れることができる。
好ましくは、余長収納領域と接続部収納部とを覆う第1のカバー部を更に備える。これにより、余長収納領域と接続部収納部とを外部から保護することができる。
好ましくは、光ファイバ心線の先端部を保持すると共に端部に接続口を有するコネクタが、接続部として接続部収納部に収納される。この場合、光ファイバ心線の先端部をコネクタ内に保護した状態で該光ファイバ心線の接続を行うことが可能となる。
好ましくは、余長収納領域を覆う第2のカバー部を更に備え、コネクタの前記接続口が第2のカバー部から露出している。第2のカバーを備えることで、余長収納領域を第1のカバーとで二重に保護することができる。コネクタの接続口は第2のカバー部から露出しているため、コネクタに保持された光ファイバ心線を他の光ファイバ心線と接続する際には、第2のカバーを閉じた状態で接続作業を行うことができる。よって、接続作業時に作業者が光ファイバ心線の余長に接触してしまうということがなくなる。
好ましくは、接続部収納部はコネクタを取り付け可能なコネクタ取付部材を有しており、コネクタ取付部材はコネクタを係止するための係止部を有している。この場合、コネクタをコネクタ取付部材に固定させることができる。
好ましくは、接続部収納部はベース部材を有しており、コネクタ取付部材はベース部材に対して回動可能となるように連結されている。この場合、コネクタ取付部材を回動させることにより、コネクタ取付部に取り付けたコネクタを他のコネクタと接続する作業が容易となる。
本発明によれば、作業性の向上を図ることができ且つ小型な光ケーブルクロージャを提供することができる。したがって、既に敷設された光ケーブル心線の中間部分から光ファイバ心線を取り出して分岐させる、いわゆる後分岐の際に本発明の光ケーブルクロージャを用いれば、後分岐を容易に行うことができる。また、本発明の光ケーブルクロージャは小型であるため、所望の場所に設置でき、設置作業が容易であるうえ、設置時における美観も向上される。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は本実施形態に係る光ケーブルクロージャであって、小カバー及び大カバーの一部がそれぞれ開いた状態を示す斜視図である。図2は本実施形態に係る光ケーブルクロージャであって、小カバーが完全に閉じ大カバーの一部が開いた状態を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る光ケーブルクロージャの一部を拡大した斜視図である。
図1に示すように、光ケーブルクロージャ(以下、単にクロージャという)1は、光ケーブル2から分岐された光ファイバ心線9の接続部分を保護するものである。クロージャ1は屋外設置型であり、ケーブル支持線3に取り付けられる。
光ケーブル2は多心光ケーブルであって、光ケーブル2の中間部分8において外被が剥離されている。中間部分8の一端部10(分岐部分)からは、複数本(本実施形態では2本)の光ファイバ心線9が光ケーブル2から切断して取り出され、後分岐されている。光ファイバ心線9の先端部は、ソケット型光コネクタ11により保持されている。ソケット型光コネクタ11は、接続側に位置する端部11aに接続口を有している。この接続口に、他方の光ファイバ心線12の先端部を保持するプラグ型光コネクタ13の先端が嵌入することにより、光ファイバ心線9と他方の光ファイバ心線12とが接続される。図3に示すように、ソケット型光コネクタ11がラッチ孔15を有しているのに対し、プラグ型光コネクタ13は外側に突設したラッチ爪14を有している。ラッチ孔15にラッチ爪14が入り込むことによって、ソケット型光コネクタ11とプラグ型光コネクタ13とが係合される。
図1に示すように、クロージャ1は、クロージャ本体4と、このクロージャ本体4を外部から保護するための大カバー(第1のカバー部)32とを備えている。
クロージャ本体4は、光ケーブル2に沿って延在するフレーム部材16を有している。このフレーム部材16はケーブル支持線3に取り付けられる。フレーム部材16の両端にはネジ穴(図示せず)を有するケーブル固定部材17、18が連結されており、フレーム部材16とケーブル固定部材17、18とで光ケーブル2を挟み、ケーブル固定部材17、18のネジ穴にネジ19をねじ込んで光ケーブル2をフレーム部材16側に押し付けることで、光ケーブル2をクロージャ本体4に固定する。これにより、光ケーブル2の中間部分8をクロージャ本体4内に安定した状態で収納することができる。
クロージャ本体4の中央部には、ソケット型光コネクタ11を収納するためのアダプタ部(接続部収納部)20が配置されている。アダプタ部20は、図3に示すように、略板状のベース部材21と、ベース部材21をフレーム部材16に連結する連結部材22と、ベース部材21の両主面側に3段で並設された6つのアーム部材(コネクタ取付部材)23とを有している。
アーム部材23はソケット型光コネクタ11が取り付けられる部分である。アーム部材23は、ヒンジを介してベース部材21に回動可能に連結されている。これにより、アーム部材23に取り付けられたソケット型光コネクタ11にプラグ型光コネクタ13を接続する際に、アーム部材23を移動させてソケット型光コネクタ11の接続部分を手前に引き出すことが可能となるため、接続作業が容易となる。アーム部材23の上縁及び下縁には一対の突起(係止部)23aが形成されており、この突起23aがソケット型光コネクタ11を上下から挟むことによって、ソケット型光コネクタ11はアーム部材23に係止される。なお、図4では最上段のアーム部材23にしかソケット型光コネクタ11が取り付けられていないが、これは便宜上のものであり、その他4つのアーム部材23にもソケット型光コネクタ11を取り付けることができる。
ケーブル固定部材18の付近には、ケーブル支持部材24が配置されている。ケーブル支持部材24は,ケーブル固定部材18に連結固定されている。このケーブル支持部材24には、6つの切り込み部24aが形成されている。切り込み部24aは、プラグ型光コネクタ13の後端部から延び出た光ファイバ心線12を支持するためのものである。切り込み部24aの形成位置はアーム部材23の配設位置に対応している。
ケーブル固定部材17とアダプタ部20との間の空間は、余長収納領域26を形成している。余長収納領域26は、光ケーブル2の中間部分8と接続部との間における光ファイバ心線9の余長を収納するための領域であり、光ファイバ心線9の余長が最小曲げ半径以上の径を確保できる程度の広さを有している。余長収納領域26には、開口27aを有するガイドケース27が配置されている。ガイドケース27は、互いに対向する一対の板状の側壁28と、一対の側壁28の周縁の一部を連結する帯状の周壁29とで構成されている。帯状の周壁29は湾曲しており、光ファイバ心線9の撓んだ部分9aに近似した形状となっている。周壁29の一端はケーブル固定部材17に向かって延び、ケーブル固定部材17に連結固定されている。周壁29の他端はアダプタ部20に向かって延び、アダプタ部20に連結固定されている。
ガイドケース27の開口27aは、側壁28のうち、周壁29に接していない部分によって形成されている。この開口27aは光ケーブル2側を向いている。開口27aは、光ファイバ心線9の撓んだ部分9aがそのまま入ることができるよう、十分に広くなっている。湾曲した周壁29の内壁面が、撓んだ部分9aをガイドケース27の内部にガイドするため、撓んだ部分9aは開口27aを介してガイドケース27の内部にスムーズに受け入れられる。
クロージャ本体4は、小カバー(第2のカバー部)31を有している。図2に示すように、小カバー31は、光ケーブル2の中間部分8と余長収納領域26とを覆うためのものである。したがってガイドケース27もまた、小カバー31によって覆われることとなる。なお、小カバー31は、アダプタ部20及びアダプタ部20に収納されたソケット型光コネクタ11を覆っておらず、そのためソケット型光コネクタ11の接続口は小カバー31から露出した状態となっている。小カバー31は一対の小カバー部材31a,31bからなっており、小カバー部材31a,31bはフレーム部材16を挟んで対向配置されている。小カバー部材31a,31bは共に、ヒンジを介してフレーム部材16に回動可能に連結されている。
クロージャ1の大カバー32は、クロージャ本体4を保護するためのものである。大カバー32は、一対の大カバー部材32a,32bと、フレーム部材33とを有している。フレーム部材33は光ケーブル2及びケーブル支持線3の軸方向に沿って延在し、フレーム部材33の両端にはケーブル支持線3が挿通される挿通部が形成されている。
大カバー部材32a,32bはフレーム部材33を挟んで対向配置されている。大カバー部材32a,32bは共に、ヒンジを介してフレーム部材33に回動可能に連結されている。大カバー部材32a,32bの一端には凹部34が設けられており、大カバー部材32aの凹部34と大カバー部材32bの凹部34とによって、光ケーブル2が挿通される挿通部が形成される。大カバー部材32a,32bの他端には凹部35,36が設けられており、凹部35によって光ケーブル2が挿通される挿通部が形成され、凹部36によってプラグ型光コネクタ13に保持されている光ファイバ心線12が挿通される挿通部が形成される。
大カバー32は、防水性を有している。そのため、クロージャ1を屋外設置した状態において、大カバー32内のクロージャ本体4が雨等にさらされることは無い。
このようなクロージャ1で光ファイバ心線9の接続部を保護するときは、まず、光ケーブル2及びケーブル支持線3にクロージャ本体4を取り付ける。より具体的には、フレーム部材16をケーブル支持線3に連結させると共に、フレーム部材16とケーブル固定部材17、及びフレーム部材16とケーブル固定部材18とで光ケーブル2を挟み、光ケーブル2をクロージャ本体4に固定する。このとき、光ケーブル2の中間部分8がケーブル固定部材17とケーブル固定部材18との間に位置するようにする。
中間部分8から分岐された光ファイバ心線9の接続部を、ソケット型光コネクタ11で保持させる。すなわち、光ファイバ心線9の先端部にソケット型光コネクタ11を取り付ける。ソケット型光コネクタ11を取り付ける際には、光ファイバ心線9の余長をガイドケース27に保持させる。これにより、光ファイバ心線の余長が取り付け作業の邪魔にならず、作業性が格段に高まる。また、ソケット型光コネクタ11を取り付ける前に、光ファイバ心線9の余長をガイドケース27の周壁29に沿わせ、ガイドケース27からはみ出て撓んでいる部分を過剰な余長部分として切断することで、光ファイバ心線9の余長を適度な長さとすることができる。
光ファイバ心線9の先端部を保持したソケット型光コネクタ11を、アダプタ部20のアーム部材23に収納する。このとき、アーム部材23に設けられた突起23aでソケット型光コネクタ11を挟み、アーム部材23にソケット型光コネクタ11を固定する。ソケット型光コネクタ11がアーム部材23に固定されている状態において、光ファイバ心線9の撓んだ部分9aはガイドケース27に保持される。ただし、光ファイバ心線9の余長が比較的短いときには、アーム部材23にソケット型光コネクタ11を固定した際に、光ファイバ心線9が上方に引っ張られて撓みがほとんど見られなくなる場合もある。
アーム部材23にソケット型光コネクタ11を固定した後、小カバー部材31a,31bを回動させて小カバー31が閉じた状態とする。光ファイバ心線9の撓んだ部分9aはガイドケース27に保持されているため、光ファイバ心線9が回動中の小カバー部材31a,31bに巻き込まれたり、小カバー部材31aと小カバー部材31bとの間に挟まれたりすることはない。小カバー31を閉じることにより、光ケーブル2の中間部分8と光ファイバ心線9の余長部分とは外部から保護される。
小カバー31を閉じた後、大カバー32のフレーム部材33をケーブル支持線3に取り付ける。そして、大カバー部材32a,32bを回動させて大カバー32が閉じた状態とする。これにより、クロージャ本体4が外部から保護される。よって光ファイバ心線9の接続部(ソケット型光コネクタ11)も保護され、クロージャ1の取り付けが完了する。
クロージャ1に保護されたソケット型光コネクタ11に対して、他方の光ファイバ心線12の先端部を保持しているプラグ型光コネクタ13を接続する際には、まず、大カバー部材32a,32bの少なくとも一方を回動し、大カバー32が一部あるいは全体的に開いた状態とする。そして、アーム部材23に固定されたソケット型光コネクタ11にプラグ型光コネクタ13を係合させる。ソケット型光コネクタ11の接続口は小カバー31で覆われていないため、小カバー31を開けずとも接続作業を行うことができる。よって、接続作業時に作業者が光ファイバ心線9に触れてしまうことがなくなる。
接続後、プラグ型光コネクタ13の後端部から延び出た光ファイバ心線12を,ケーブル支持部材24の切り込み部24aに保持させる。その後、大カバー部材32a,32bを回動させて大カバー32が閉じた状態とする。これにより、ソケット型光コネクタ11とプラグ型光コネクタ13との接続部分が外部から保護される。
以上述べたように、本実施形態に係るクロージャ1では、余長収納領域26にガイドケース27を設けている。光ファイバ心線9の余長のうち撓んだ部分9aは、ガイドケース27の開口27aを介してガイドケース27内に保持される。したがって、光ファイバ心線9が複数ある場合でも、各光ファイバ心線9の撓んだ部分9aをガイドケース27内にてまとめて保持することが可能となり、撓んだ部分9aの占有スペースを小さく抑えることができる。その結果、余長収納領域26を縮小でき、クロージャ1の小型化を図ることができる。また、ガイドケース27の開口27aは光ファイバ心線9の撓んだ部分9aをそのまま受け入れるものであるため、従来のように光ファイバ心線9を余長処理板に巻回する作業が不要となる。よって作業性が向上する。更に本実施形態に係るクロージャ1では、光ファイバ心線9の先端部にソケット型光コネクタ11を取り付ける作業や、ソケット型光コネクタ11をアーム部材23に固定する作業を、光ファイバ心線9の余長をガイドケース27で保持した状態で行うことができる。ガイドケース27はアダプタ部20の近傍に位置するため、光ファイバ心線9の余長が作業の邪魔にならず、作業性が格段に高まる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしもこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、アダプタ部20は6つのアーム部材23を有しているとしたが、アーム部材23の数はこれに限られない。また、ケーブル支持部材24には6つの切り込み部24aが形成されているとしたが、切り込み部24aの数はアーム部材23の数に応じて決まるものであるため、6つに限られない。
また、本実施形態では、光ファイバ心線9はソケット型光コネクタ11に保持され、他方の光ファイバ心線12はプラグ型光コネクタ13に保持されているとしたが、光ファイバ心線9はプラグ型光コネクタに保持され、他方の光ファイバ心線12はソケット型光コネクタに保持されるとしてもよい。また、光ファイバ心線9及び光ファイバ心線12はそれぞれプラグ型光コネクタ(例えばSCコネクタ)に保持されており、これらプラグ型光コネクタはアダプタを介して接続されるとしてもよい。
また、本実施形態では、ソケット型光コネクタ11は小カバー31で覆われないとしたが、ソケット型光コネクタ11の接続口を除く部分は小カバー31で覆われていてもよい。ただし、ソケット型光コネクタ11の接続口に関しては、小カバー31で覆われず露出した状態を保つようにする。
本実施形態に係る光ケーブルクロージャであって、余長用カバー部及び大カバー部の一部がそれぞれ開いた状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る光ケーブルクロージャであって、余長用カバー部及び大カバー部の一部がそれぞれ開いた状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る光ケーブルクロージャの一部を拡大した斜視図である。 従来の光ケーブルクロージャ示す斜視図である。
符号の説明
1…クロージャ(光ケーブルクロージャ)、2…光ケーブル、3…ケーブル支持線、4…クロージャ本体、9…光ファイバ心線、9a…撓んだ部分、11…ソケット型光コネクタ、13…プラグ型光コネクタ、20…アダプタ部(接続部収納部)、21…ベース部材、23…アーム部材(コネクタ取付部材)、23a…突起(係止部)、26…余長収納領域、27…ガイドケース、27a…開口、28…側壁、29…周壁、31…小カバー部(第2のカバー部)、32…大カバー部(第1のカバー部)。

Claims (7)

  1. 光ケーブルの分岐部分から分岐された光ファイバ心線の接続部を保護するための光ケーブルクロージャであって、
    前記接続部を収納するための接続部収納部と、
    前記接続部収納部の近傍に設けられ、前記分岐部分と前記接続部との間における前記光ファイバ心線の余長を収納するための余長収納領域と、を備え、
    前記余長収納領域にはガイドケースが設置され、前記ガイドケースは、前記光ファイバ心線の余長のうち撓んだ部分を前記ガイドケースの内部に受け入れ可能な開口を有していることを特徴とする光ケーブルクロージャ。
  2. 前記ガイドケースの内壁面は前記光ファイバ心線の余長のうち撓んだ部分をガイドするために湾曲していることを特徴とする請求項1記載の光ケーブルクロージャ。
  3. 前記余長収納領域と前記接続部収納部とを覆う第1のカバー部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の光ケーブルクロージャ。
  4. 前記光ファイバ心線の先端部を保持すると共に端部に接続口を有するコネクタが、前記接続部として前記接続部収納部に収納されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の光ケーブルクロージャ。
  5. 前記余長収納領域を覆う第2のカバー部を更に備え、前記コネクタの前記接続口が前記第2のカバー部から露出していることを特徴とする請求項4記載の光ケーブルクロージャ。
  6. 前記接続部収納部は前記コネクタを取り付け可能なコネクタ取付部材を有しており、前記コネクタ取付部材は前記コネクタを係止するための係止部を含んでいることを特徴とする請求項4又は5記載の光ケーブルクロージャ。
  7. 前記接続部収納部はベース部材を有しており、前記コネクタ取付部材は前記ベース部材に対して回動可能となるように連結されていることを特徴とする請求項6記載の光ケーブルクロージャ。
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