JP5108729B2 - スプリッタモジュール - Google Patents

スプリッタモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5108729B2
JP5108729B2 JP2008297152A JP2008297152A JP5108729B2 JP 5108729 B2 JP5108729 B2 JP 5108729B2 JP 2008297152 A JP2008297152 A JP 2008297152A JP 2008297152 A JP2008297152 A JP 2008297152A JP 5108729 B2 JP5108729 B2 JP 5108729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
socket
optical
lower housing
splitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008297152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010122527A (ja
Inventor
健一郎 大塚
宏之 高森
眞弘 濱田
元佳 木村
元 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Japan Communication Accesories Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Japan Communication Accesories Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd, Japan Communication Accesories Manufacturing Co Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2008297152A priority Critical patent/JP5108729B2/ja
Publication of JP2010122527A publication Critical patent/JP2010122527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5108729B2 publication Critical patent/JP5108729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、光信号を分岐させる光スプリッタを有するスプリッタモジュールに関するものである。
スプリッタモジュールは、例えば集合住宅等に設置された配線盤内に収容され、架空から引き落とされた光ケーブルにより送られてきた光信号を分岐させて各家庭に伝送するものである。このようなスプリッタモジュールとしては、例えば特許文献1に記載されているように、光ケーブルを分岐して受ける心線受部と、この心線受部で分岐された複数の光ファイバ心線を各光ソケットに接続するコネクタ収納部とを備えた箱形状のスプリッタモジュールが知られている。
特開2007―121398号公報
上記従来技術のようなスプリッタモジュールは、既築の建物内の配線盤内に備え付けられることが多い。この場合、配線盤内には既に他の機器やケーブル等が収容されているため、スプリッタモジュールに接続される光コードの取り回し(配線)に手間がかかることがある。
本発明の目的は、配線盤内における光コードの取り回しを行い易くすることができるスプリッタモジュールを提供することである。
本発明は、入力側光ファイバ心線から入射した光信号を分岐させて複数の出力側光ファイバ心線に出射する光スプリッタを有するスプリッタモジュールにおいて、光スプリッタを収容するモジュール筐体と、モジュール筐体に取り付けられ、複数の出力側光ファイバ心線と接続される出力側光ソケットを保持するソケットホルダと、モジュール筐体に対して回動可能に取り付けられ、入力側光ファイバ心線と接続される入力側光ソケットを保持する可動保持部材とを備え、モジュール筐体は、下部筐体と、下部筐体の上に配置された上部筐体とを有し、下部筐体及び上部筐体には、出力側光ソケットを保持するソケットホルダがそれぞれ取り付けられ、光スプリッタは、下部筐体及び上部筐体の何れか一方に収容され、可動保持部材は、下部筐体及び上部筐体の何れか一方に対して水平方向に回動可能に取り付けられ、上部筐体は、下部筐体に対して水平方向に回動可能であることを特徴とするものである。
このような本発明のスプリッタモジュールにおいては、入力側光ソケットを保持する可動保持部材を、モジュール筐体に対して回動可能に取り付けることにより、配線盤にスプリッタモジュールを備え付ける際に、入力側光コードがコネクタ接続される入力側光ソケットのプラグ受け口の向きを適宜変更することができる。例えば、通常状態では入力側光ソケットのプラグ受け口が出力側光ソケットのプラグ受け口の反対側を向いている場合において、入力側光コードが出力側光コードと同じ方向から導入されるときには、可動保持部材をモジュール筐体に対して回動させることで、入力側光ソケットのプラグ受け口を出力側光ソケットのプラグ受け口と同じ側に向けるようにする。そして、その状態で、各光ソケットが光コードの導入側に位置するようにスプリッタモジュールを配線盤内に取り付ける。この場合には、各光ソケットのプラグ受け口が光コードの導入側を向くことになるため、光コードを不要に曲げる必要が無い。これにより、配線盤内における光コードの取り回しが行い易くなる。
また、光スプリッタの分岐数が多くても、スプリッタモジュールの幅寸法を大きくしなくて済み、スプリッタモジュールの小型化を確保することができる。また、入力側光ソケットを保持した可動保持部材を、光スプリッタが収容された筐体に対して回動可能に取り付けることにより、入力側光ファイバ心線を短くすることができる。
さらに、例えば複数本の出力側光コードが半分ずつ分かれた状態で配線盤内に導入される場合でも、その導入方向に応じて上部筐体を下部筐体に対して水平方向に回動させることで、各出力側光コードの取り回しが一層行い易くなる。
このとき、ソケットホルダは、下部筐体及び上部筐体の同じ一端側にそれぞれ取り付けられ、下部筐体におけるソケットホルダの取り付け側の端位置は、上部筐体におけるソケットホルダの取り付け側の端位置よりも突出していることが好ましい。ソケットホルダを下部筐体及び上部筐体の同じ一端側にそれぞれ取り付けることにより、出力側光ソケットに接続される複数の出力側光コードが全て同じ方向から導入される場合に、出力側光コードの取り回しが行い易くなる。また、下部筐体におけるソケットホルダの取り付け側の端位置を上部筐体におけるソケットホルダの取り付け側の端位置よりも突出させることにより、その突出長によっては下部筐体に取り付けられたソケットホルダが上部筐体に覆われることが無く、当該ソケットホルダを下部筐体に対して上下方向に回動させることが可能となる。
また、ソケットホルダは、下部筐体及び上部筐体に対してそれぞれ上下方向に回動可能に取り付けられていることが好ましい。このような構成では、例えばソケットホルダが下側となるようにスプリッタモジュールを配線盤内に取り付けたときに、ソケットホルダを回動させて手前側(前面側)に向けることが可能となる。この場合には、光コードの端部に装着された光コネクタプラグを光ソケットに対して挿抜しやすくなる。
本発明によれば、配線盤内においてスプリッタモジュールに接続される光コードの取り回しが行い易くなるので、作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係るスプリッタモジュールの好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係るスプリッタモジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。各図において、本実施形態のスプリッタモジュール1は、下部筐体2と、この下部筐体2上に配置された上部筐体3とを備えている。
下部筐体2は、図3に示すように、一端側(前端側)が開放された略箱状を有している。下部筐体2は、側壁部4と、この側壁部4と対向するように設けられた前側壁部5及び後側壁部6とを有している。前側壁部5は、後側壁部6よりも外側の位置に設けられている。このため、下部筐体2の前側部分の幅寸法は、下部筐体2の後側部分の幅寸法よりも大きくなっている。前側壁部5の長さは、後側壁部6の長さとほぼ等しくなっている。前側壁部5の後端には、円筒状の支軸部7a,7bが上下に設けられている。
下部筐体2における側壁部4の近傍には、後述する光スプリッタ24(図8参照)を配置するためのスプリッタ収容部8が形成されている。下部筐体2における側壁部4と後側壁部6との間には、上部筐体3を下部筐体2に対して水平方向に回動可能に連結するための筒状部9が突設されている。側壁部4及び前側壁部5の内壁面には、下部筐体2の幅方向に延びる棒状軸部10が結合されている。
下部筐体2の前端側部分には、4連の出力側アダプタソケット11を保持するアダプタソケットホルダ12が取り付けられている。出力側アダプタソケット11は、光ファイバ心線の端部に装着された光コネクタプラグ(図示せず)と嵌合するソケット部11aを両側に4つずつ有し、光ファイバ心線同士を接続するコネクタ部品である。出力側アダプタソケット11としては、例えばSC型アダプタソケットが用いられる。
アダプタソケットホルダ12は、下部筐体2に上下方向に回動可能に取り付けられている。具体的には、アダプタソケットホルダ12の後部に設けられた支持部(図示せず)が下部筐体2の棒状軸部10と係合することで、アダプタソケットホルダ12が棒状軸部10を中心軸として下部筐体2に対して上下方向に回動可能となる。
上部筐体3は、図3に示すように、一端側(前端側)が開放された略箱状を有している。上部筐体3の長手方向の寸法は、下部筐体2の長手方向の寸法よりも短くなっている。上部筐体3は側壁部13,14を有している。また、上部筐体3は、前側部分を除いた領域を覆う蓋部3aを有している。上部筐体3の幅寸法は、下部筐体2の前側部分の幅寸法と等しくなっている。
上部筐体3の底面には、下部筐体2の筒状部9に嵌合する突起(図示せず)が設けられている。上部筐体3の前端側部分における側壁部13,14の内壁面には、上部筐体3の幅方向に延びる棒状軸部16が結合されている。
上部筐体3の前端側部分には、4連の出力側アダプタソケット17を保持するアダプタソケットホルダ18が取り付けられている。出力側アダプタソケット17は、上記の出力側アダプタソケット11と全く同じものであり、ソケット部17aを両側に4つずつ有している。アダプタソケットホルダ18は、上記のアダプタソケットホルダ12と全く同じものである。
アダプタソケットホルダ18は、上部筐体3に上下方向に回動可能に取り付けられている。アダプタソケットホルダ18を回動させる構造は、上述したアダプタソケットホルダ12を回動させる構造と同様である。つまり、アダプタソケットホルダ18の後部に設けられた支持部(図示せず)が上部筐体3の棒状軸部16に係合することで、アダプタソケットホルダ18が棒状軸部16を中心軸として上部筐体3に対して上下方向に回動可能となる。
これにより、図4に示すように、アダプタソケットホルダ18に保持された出力側アダプタソケット17の各ソケット部17aのプラグ受け口を下部筐体3に対して上方に向けることが可能となる。
上部筐体3の底面に設けられた突起(図示せず)が下部筐体2に設けられた筒状部9内に挿入されることで、上部筐体3が下部筐体2上に配置されることとなる。
また、上述したように上部筐体3の長さ寸法は下部筐体2の長さ寸法よりも短いため、下部筐体2の前端位置が上部筐体3の前端位置よりも突出した状態となる。その上部筐体3に対する下部筐体2の突出長さは、下部筐体2に取り付けられたアダプタソケットホルダ12が上部筐体3に覆われない程度の長さとなっている。
従って、アダプタソケットホルダ12が下部筐体2に対して上下方向に回動可能であることから、図4に示すように、アダプタソケットホルダ12に保持された出力側アダプタソケット11の各ソケット部11aのプラグ受け口を下部筐体2に対して上方に向けることが可能となる。
下部筐体2の前側壁部5には、入力側アダプタソケット19を保持する可動保持部材20が回動可能に取り付けられている。入力側アダプタソケット19は、光ファイバ心線の端部に装着された光コネクタプラグと嵌合するソケット部19aを両側に1つずつ有している。ここでは、入力側アダプタソケット19としてSC型アダプタソケットが用いられる。
可動保持部材20は、図3に示すように、側壁部21を有する断面L字状の部材である。側壁部21の一端部(基端部)には、円筒状の支軸部22が設けられている。可動保持部材20の先端側(支軸部22の反対側)部分には、側壁部21と協働して入力側アダプタソケット19を保持するための保持壁部23が側壁部21と対向するように設けられている。
可動保持部材20の長さ寸法は、下部筐体2の後側壁部6の長さ寸法とほぼ等しくなっている。なお、上述したように下部筐体2の後側壁部6が前側壁部5よりも内側の位置に設けられているのは、下部筐体2の後側部分に可動保持部材20を収容する領域を形成するためである。
可動保持部材20は、下部筐体2の支軸部7a,7b間に支軸部22が配置された状態で、これらの支軸部7a,7b,22内にヒンジピン(図示せず)を貫通させることで、図5に示すように、下部筐体2に対して水平方向に回動可能となっている。つまり、可動保持部材20は、図1及び図2に示すように上部筐体3に覆われる筐体収容位置から、図5(B)に示すように側壁部21が下部筐体2の前側壁部5に当接する位置まで、前後方向に180度回動可能である。このとき、例えば上記ヒンジピンをトルクヒンジ構造とすること等により、可動保持部材20は下部筐体2に対して任意の角度で保持(静止)可能な構成となっている。
上部筐体3は、図6に示すように、下部筐体2の筒状部9を中心として下部筐体2に対して水平方向に360度回動可能となる。なお、上部筐体3は、下部筐体2に対して任意の角度で保持可能な構成となっている。
下部筐体2のスプリッタ収容部8には、図7に示すように、光信号を複数に分岐(ここでは8分岐)させる光スプリッタ24が収容・固定されている。光スプリッタ24の一端には、入力側光ファイバ心線25が接続され、光スプリッタ24の他端には、複数本(ここでは8本)の出力側光ファイバ心線26が接続されている。これにより、入力側光ファイバ心線25から入射した光信号は、光スプリッタ24により分岐されて各出力側光ファイバ心線26に出射されるようになる。
入力側光ファイバ心線25の先端部には光コネクタプラグ27が装着され、この光コネクタプラグ27は、入力側アダプタソケット19の一側(筐体内側)のソケット部19aに嵌合されている。各出力側光ファイバ心線26の先端部には光コネクタプラグ28が装着され、これらの光コネクタプラグ28は、出力側アダプタソケット11,17の一側(筐体内側)の各ソケット部11a,17aにそれぞれ嵌合されている。
このとき、入力側アダプタソケット19を保持する可動保持部材20は、光スプリッタ24が収容された下部筐体2に回動可能に取り付けられている。これにより、入力側光ファイバ心線25の長さを短くすることができる。
以上のように構成されたスプリッタモジュール1は、集合住宅等の建物内の壁に設置された主配線盤や分電盤等(以下、まとめて配線盤)に備え付けられる。具体的には、例えば配線盤内の所定のスペースにスプリッタモジュール1を取り付け、入力側光コードを入力側アダプタソケット19の他側(筐体外側)のソケット部19aにコネクタ接続し、複数本の出力側光コードを出力側アダプタソケット11,17の他側(筐体外側)の各ソケット部11a,17aにそれぞれコネクタ接続する。
このとき、配線盤内に既に他の機器やケーブル等が数多く収容されている場合には、スプリッタモジュール1を取り付けるための収容スペースの確保が難しくなり、これに伴ってスプリッタモジュール1の取り扱いや光コードの取り回し(配線)が困難になることがある。
しかし、本実施形態のスプリッタモジュール1は、下部筐体2及び上部筐体3を有する上下2段構造となっているので、光スプリッタ24の分岐数が多いにも拘わらずスプリッタモジュール1の幅寸法が小さく、スプリッタモジュール1の小型化が図られている。このため、例えば配線盤内の収容スペースが限られていても、スプリッタモジュール1を取り付けることが可能となる。
また、下部筐体2には、入力側アダプタソケット19を保持する可動保持部材20が前後180度に回動可能に取り付けられているので、入力側アダプタソケット19のプラグ受け口の向きを必要に応じて適宜調整することができる。
例えば、入力側光コード及び出力側光コードが互いに反対側から配線盤内に導入される場合には、図1及び図2に示すように可動保持部材20を筐体収容位置に配置することで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット19のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット11,17のプラグ受け口の反対側に向けるようにする。
また、入力側光コード及び出力側光コードが同じ側から配線盤内に導入される場合には、図5(B)に示すように可動保持部材20を筐体収容位置から180度回動させることで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット19のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット11,17のプラグ受け口と同じ側に向けるようにする。
例えば出力側アダプタソケット11,17が下側となるようにスプリッタモジュール1を配線盤に取り付ける場合には、入力側アダプタソケット19が上側に位置していると、配線盤内に導入された入力側光コードを入力側アダプタソケット19にコネクタ接続するためには、入力側光コードをU字状に曲げる必要がある。このとき、スプリッタモジュール1が配線盤の左側隅部に取り付けられている場合には、下側から導入された入力側光コードを入力側アダプタソケット19にコネクタ接続できないことがある。また、たとえ入力側光コードを入力側アダプタソケット19にコネクタ接続できたとしても、入力側光コードを無理に曲げることになるので、入力側光コードを損傷させてしまう。従って、そのような場合には、入力側アダプタソケット19のプラグ受け口を出力側アダプタソケット11,17のプラグ受け口と同じ側に向けることにより、配線盤内に導入された入力側光コードを無理に曲げなくても、入力側光コードを入力側アダプタソケット11にコネクタ接続することができる。
また、例えば出力側光コードが下側から配線盤内に導入され、入力側光コードが横側(右側)から配線盤内に導入される場合に、配線盤内に十分な収容スペースがあるときは、図5(A)に示すように可動保持部材20を筐体収容位置から90度回動させることで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット19のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット11,17のプラグ受け口に対して垂直に向けるようにする。
このように配線盤内の機器やケーブル等の収容状況に応じて入力側アダプタソケット19のプラグ受け口の向きを自由に変えることができるので、入力側光コードの不要な引き回しを行うことなく、入力側光コードを入力側アダプタソケット19に容易にコネクタ接続することができる。これにより、配線盤内における入力側光コード及び出力側光コードの取り回し(配線)が行いやすくなるため、スプリッタモジュール1の備え付けの作業性を向上させることができる。
また、出力側アダプタソケット11,17が下側となるようにスプリッタモジュール1を配線盤に取り付ける場合には、図4に示すようにアダプタソケットホルダ12,18を下部筐体2及び上部筐体3に対して上側に回動させることで、出力側アダプタソケット11,17のプラグ受け口を手前側に向けるようにする。これにより、出力側光コードの先端部に装着された光コネクタプラグを出力側アダプタソケット11,17に対して挿入・抜去しやすくなる。従って、スプリッタモジュール1の備え付けの作業性を一層向上させることができる。
さらに、例えば複数本の出力側光コードが1本ずつ並んで配線盤内に導入されたり、所定本ずつ2つに分かれて配線盤内に導入される場合には、図6に示すように上部筐体3を下部筐体2に対して左右に回動させることにより、出力側光コードの不要な取り回しを行わずに、出力側光コードの先端部に装着された光コネクタプラグを出力側アダプタソケット11,17に対して挿入することができる。また、例えば各出力側光コードがまとまって配線されていると、これらの出力側光コードに負荷(剛性)がかかるため、上部筐体3を下部筐体2に対して左右に回動させることで、各出力側光コードにかかる負荷を分散(軽減)させることもできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、入力側アダプタソケット19を保持する可動保持部材20が下部筐体2に回動可能に取り付けられているが、可動保持部材20が上部筐体3に回動可能に取り付けられた構造としても良い。この場合には、入力側アダプタソケット19と光スプリッタ24とを接続する入力側光ファイバ心線25を短くするために、光スプリッタ24を上部筐体3内に収容するのが望ましい。
また、上記実施形態では、可動保持部材20は、下部筐体2の上下方向(厚さ方向)に平行な支軸部22を中心にして下部筐体2に対して水平方向に回動可能となっているが、図8及び図9に示すように、下部筐体2の幅方向に平行な支軸部30を中心にして回動可能となっていても良い。
さらに、上記実施形態のスプリッタモジュール1は、上部筐体2及び下部筐体3を有する上下2段構造となっているが、光スプリッタ24の分岐数が少ない場合(上記実施形態では4分岐の場合)には、特にスプリッタモジュールの筐体(モジュール筐体)を2段構造とせずに1つとしても良い。
本発明に係るスプリッタモジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1に示したスプリッタモジュールを反対側から見たときの外観を示す斜視図である。 図1及び図2に示した下部筐体、上部筐体及び可動保持部材の分解斜視図である。 図1に示したアダプタソケットホルダを筐体に対して上方に回動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した可動保持部材を下部筐体に対して前方に回動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した上部筐体を下部筐体に対して左方に回動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した下部筐体及び可動保持部材の内部の配線状態を示す平面図である。 本発明に係るスプリッタモジュールの他の実施形態の外観を示す斜視図である。 図8に示した下部筐体及び可動保持部材の分解斜視図である。
符号の説明
1…スプリッタモジュール、2…下部筐体(モジュール筐体)、3…上部筐体(モジュール筐体)、11…出力側アダプタソケット(出力側光ソケット)、12…アダプタソケットホルダ、17…出力側アダプタソケット(出力側光ソケット)、18…アダプタソケットホルダ、19…入力側アダプタソケット(入力側光ソケット)、20…可動保持部材、24…光スプリッタ、25…入力側光ファイバ心線、26…出力側光ファイバ心線。

Claims (3)

  1. 入力側光ファイバ心線から入射した光信号を分岐させて複数の出力側光ファイバ心線に出射する光スプリッタを有するスプリッタモジュールにおいて、
    前記光スプリッタを収容するモジュール筐体と、
    前記モジュール筐体に取り付けられ、前記複数の出力側光ファイバ心線と接続される出力側光ソケットを保持するソケットホルダと、
    前記モジュール筐体に対して回動可能に取り付けられ、前記入力側光ファイバ心線と接続される入力側光ソケットを保持する可動保持部材とを備え
    前記モジュール筐体は、下部筐体と、前記下部筐体の上に配置された上部筐体とを有し、
    前記下部筐体及び前記上部筐体には、前記出力側光ソケットを保持する前記ソケットホルダがそれぞれ取り付けられ、
    前記光スプリッタは、前記下部筐体及び前記上部筐体の何れか一方に収容され、
    前記可動保持部材は、前記下部筐体及び前記上部筐体の前記何れか一方に対して水平方向に回動可能に取り付けられ、
    前記上部筐体は、前記下部筐体に対して水平方向に回動可能であることを特徴とする請求項1記載のスプリッタモジュール。
  2. 前記ソケットホルダは、前記下部筐体及び前記上部筐体の同じ一端側にそれぞれ取り付けられ、
    前記下部筐体における前記ソケットホルダの取り付け側の端位置は、前記上部筐体における前記ソケットホルダの取り付け側の端位置よりも突出していることを特徴とする請求項記載のスプリッタモジュール。
  3. 前記ソケットホルダは、前記下部筐体及び前記上部筐体に対してそれぞれ上下方向に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項または記載のスプリッタモジュール
JP2008297152A 2008-11-20 2008-11-20 スプリッタモジュール Expired - Fee Related JP5108729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297152A JP5108729B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 スプリッタモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297152A JP5108729B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 スプリッタモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010122527A JP2010122527A (ja) 2010-06-03
JP5108729B2 true JP5108729B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42323909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008297152A Expired - Fee Related JP5108729B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 スプリッタモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5108729B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105093425A (zh) * 2013-11-22 2015-11-25 国网山东省电力公司潍坊供电公司 智能变电站光缆通讯连接器

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5432469B2 (ja) * 2008-04-11 2014-03-05 住友電気工業株式会社 スプリッタモジュール
US10401586B2 (en) * 2017-10-30 2019-09-03 Corning Research & Development Corporation Telecommunications modules having multiple body sections and forward facing input and output adapters
BR102019027520A2 (pt) * 2019-12-20 2021-07-06 Furukawa Electric Latam S.A. caixa de terminação óptica para distribuição de potência óptica
BR102021004838A8 (pt) * 2021-03-15 2022-08-16 Fabri Ind Com Ltda Caixa de alojamento de fibras ópticas

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169202U (ja) * 1988-05-20 1989-11-29
JP2505865B2 (ja) * 1988-08-24 1996-06-12 富士通株式会社 光コネクタの接続構造
JPH06160669A (ja) * 1992-11-14 1994-06-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 光接続器
JPH10133033A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Fujikura Ltd 光コネクタ収納部品
JPH10133057A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Fujikura Ltd 光コネクタ挿抜治具
JPH10221565A (ja) * 1997-02-10 1998-08-21 Nec Eng Ltd 光ファイバー接続用コネクタ
JP2003243857A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Mitsubishi Electric Corp 光通信用パッケージ
JP2004045478A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光コネクタ及び光通信装置並びに情報コンセント
PT2261714E (pt) * 2004-11-03 2016-06-09 Adc Telecommunications Inc Terminal de transmissão de fibra óptica
US7218828B2 (en) * 2005-01-24 2007-05-15 Feustel Clay A Optical fiber power splitter module apparatus
JP5138947B2 (ja) * 2007-02-02 2013-02-06 日本通信電材株式会社 光ケーブルクロージャ
US8254741B2 (en) * 2007-03-12 2012-08-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical cable connecting closure and optical interconnection system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105093425A (zh) * 2013-11-22 2015-11-25 国网山东省电力公司潍坊供电公司 智能变电站光缆通讯连接器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010122527A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9325130B2 (en) Distributor having a power connection with a plug
TWI406455B (zh) socket
JP5108729B2 (ja) スプリッタモジュール
WO2010134157A1 (ja) スプリッタモジュール
JP5432469B2 (ja) スプリッタモジュール
JP4886728B2 (ja) スプリッタモジュール
JP5341487B2 (ja) スプリッタモジュール
JP5243202B2 (ja) スプリッタモジュール
JP5108730B2 (ja) スプリッタモジュール
US9904019B2 (en) Optical-connector-incorporating plug
JP5320036B2 (ja) スプリッタモジュール
JP5415905B2 (ja) 二芯光コンセント
JP4882118B2 (ja) スプリッタモジュール
JP2008176108A (ja) アウトレット
JP2008107572A (ja) 光コンセント
JP5678335B2 (ja) モジュラジャックコンセント
JP7349103B2 (ja) 光受信機
JP4995160B2 (ja) 光ファイバーケーブル保持具
KR20130040335A (ko) 멀티 플로어 박스
JP2010122531A (ja) スプリッタモジュール
JP2013024923A (ja) 成端箱
JP3140990U (ja) ケーブル巻取器
JP4723598B2 (ja) 光接続箱
JP4822368B2 (ja) 光コンセント
JP5249301B2 (ja) 光クロージャ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5108729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees