JP5243202B2 - スプリッタモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光信号を分岐させる光スプリッタを有するスプリッタモジュールに関するものである。
スプリッタモジュールは、例えば集合住宅等に設置された配線盤内に収容され、架空から引き落とされた光ケーブルにより送られてきた光信号を分岐させて各家庭に伝送するものである。このようなスプリッタモジュールとしては、例えば特許文献1に記載されているように、光ケーブルを分岐して受ける心線受部と、この心線受部で分岐された複数の光ファイバ心線を各光ソケットに接続するコネクタ収納部とを備えた箱形状のスプリッタモジュールが知られている。
特開2007―121398号公報
上記従来技術のようなスプリッタモジュールは、既築の建物内の配線盤内に備え付けられることが多い。この場合、配線盤内には既に他の機器やケーブル等が収容されているため、スプリッタモジュールに接続される光コードの取り回し(配線)に手間がかかることがある。
本発明の目的は、配線盤内における光コードの取り回しを行い易くすることができるスプリッタモジュールを提供することである。
本発明は、入力側光ファイバ心線から入射した光信号を分岐させて複数の出力側光ファイバ心線に出射する光スプリッタを有するスプリッタモジュールにおいて、光スプリッタを収容するモジュール筐体と、モジュール筐体に取り付けられ、複数の出力側光ファイバ心線と接続される出力側光ソケットを保持する出力側光ソケットホルダと、モジュール筐体から延び出ると共に、入力側光ファイバ心線に接続される入力側光コネクタプラグを先端部に有するコネクタコードと、入力側光コネクタプラグと嵌合する入力側光ソケットと、モジュール筐体に対して複数箇所に脱着可能に取り付けられ、入力側光ソケットを保持する入力側光ソケットホルダとを備えることを特徴とするものである。
このような本発明のスプリッタモジュールにおいては、入力側光コネクタプラグを先端部に有し、モジュール筐体から延び出たコネクタコードと、モジュール筐体に対して複数箇所で脱着可能であり、入力側光コネクタプラグと嵌合する入力側光ソケットを保持する入力側光ソケットホルダとを有することにより、配線盤にスプリッタモジュールを備え付ける際に、入力側光コードがコネクタ接続される入力側光ソケットのプラグ受け口の向きを適宜変更することができる。例えば、入力側光コードが出力側光コードの反対側から導入されるときには、入力側光ソケットのプラグ受け口が出力側光ソケットのプラグ受け口の反対側を向くように入力側光ソケットホルダをモジュール筐体に取り付け、入力側光コードが出力側光コードと同じ方向から導入されるときには、入力側光ソケットのプラグ受け口が出力側光ソケットのプラグ受け口と同じ側になるように入力側光ソケットホルダをモジュール筐体に取り付ける。この場合には、各光ソケットのプラグ受け口が光コードの導入側を向くことになるため、光コードを不要に曲げる必要が無い。これにより、配線盤内における光コードの取り回しが行い易くなる。
好ましくは、モジュール筐体は、下部筐体と、下部筐体の上に配置された上部筐体とを有し、下部筐体及び上部筐体には、出力側光ソケットを保持する出力側光ソケットホルダがそれぞれ取り付けられ、光スプリッタは、下部筐体及び上部筐体の何れか一方に収容されている。この場合には、光スプリッタの分岐数が多くても、スプリッタモジュールの幅寸法を大きくしなくて済み、スプリッタモジュールの小型化を確保することができる。
また、上部筐体は、下部筐体に対して回動可能に連結されていることが好ましい。このような構成では、例えば複数本の出力側光コードが半分ずつ分かれた状態で配線盤内に導入される場合でも、その導入方向に応じて上部筐体を下部筐体に対して回動させることで、各出力側光コードの取り回しが一層行い易くなる。
また、出力側光ソケットホルダは、モジュール筐体の幅方向に平行な軸を中心として回動可能となるようにモジュール筐体に取り付けられていることが好ましい。このような構成では、例えばスプリッタモジュールを配線盤に取り付けたときに、出力側光ソケットホルダを回動させて手前側(前面側)に向けることが可能となる。この場合には、光コードの端部に装着された光コネクタプラグを光ソケットに対して挿抜しやすくなる。
さらに、コネクタコードは、モジュール筐体における出力側光ソケットホルダの反対側から延び出ていることが好ましい。このような構成では、コネクタコードが出力側光ソケットホルダの反対側から延び出るため、入力側光ソケットホルダがモジュール筐体の両側面やモジュール筐体の一端面(出力側光ソケットホルダの反対側の面)に取り付けられる場合において、コネクタコードが最も短くなる構成とすることができる。
本発明によれば、配線盤内においてスプリッタモジュールに接続される光コードの取り回しが行い易くなるので、作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係るスプリッタモジュールの好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係るスプリッタモジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。各図において、本実施形態のスプリッタモジュール1は、下部筐体2と、この下部筐体2上に配置された上部筐体3とを備えている。
下部筐体2は、図3に示すように、一端側(前端側)が開放された略箱状を有している。下部筐体2は、側壁部4,5と、下部筐体2の他端側(後端側)の後側壁部6とを有している。側壁部4,5及び後側壁部6には、後述する入力側アダプタソケットホルダ23の凸部25(図5(b)参照)と嵌合する凹部7が複数(ここでは2つ)ずつ設けられている。この凹部7は、円柱状に形成されており、各側壁部4〜6の両端側に設けられている。また、後側壁部6の略中央部分には、後述するコネクタコード20を通すための貫通穴8が設けられている。
また、下部筐体2における側壁部4の近傍には、後述する光スプリッタ25(図8参照)を配置するためのスプリッタ収容部10が形成されている。下部筐体2における側壁部4と側壁部5との間には、下部筐体2の厚さ方向に平行な軸を中心として上部筐体3が回動可能、つまり上部筐体3を下部筐体2に対して水平方向に回動可能に連結するための筒状部11が突設されている。側壁部4及び側壁部5の内壁面には、下部筐体2の幅方向に延びる棒状軸部12が結合されている。
下部筐体2の前端側部分には、4連の出力側アダプタソケット13を保持する出力側アダプタソケットホルダ14が取り付けられている。出力側アダプタソケット13は、光ファイバ心線の端部に装着された光コネクタプラグ(図示せず)と嵌合するソケット部13aを両側に4つずつ有し、光ファイバ心線同士を接続するコネクタ部品である。出力側アダプタソケット13としては、例えばSC型アダプタソケットが用いられる。
出力側アダプタソケットホルダ14は、下部筐体2の幅方向に平行な軸を中心として回動可能、つまり下部筐体2に対して上下方向に回動可能となるように取り付けられている。具体的には、出力側アダプタソケットホルダ14の後部に設けられた支持部(図示せず)が下部筐体2の棒状軸部12と係合することで、出力側アダプタソケットホルダ14が棒状軸部12を中心軸として下部筐体2に対して上下方向に回動可能となる。
上部筐体3は、図3に示すように、一端側(前端側)が開放された略箱状を有している。上部筐体3の長手方向の寸法は、下部筐体2の長手方向の寸法よりも短くなっている。上部筐体3は、側壁部15,16を有している。また、上部筐体3は、前側部分を除いた領域を覆う蓋部3aを有している。上部筐体3の幅寸法は、下部筐体2の前側部分の幅寸法と等しくなっている。
上部筐体3の底面には、下部筐体2の筒状部11に嵌合する突起(図示せず)が設けられている。上部筐体3の前端側部分における側壁部15,16の内壁面には、上部筐体3の幅方向に延びる棒状軸部17が結合されている。
上部筐体3の前端側部分には、4連の出力側アダプタソケット18を保持する出力側アダプタソケットホルダ19が取り付けられている。出力側アダプタソケット18は、上記の出力側アダプタソケット13と全く同じものであり、ソケット部18aを両側に4つずつ有している。出力側アダプタソケットホルダ19は、上記の出力側アダプタソケットホルダ14と全く同じものである。
出力側アダプタソケットホルダ19は、上部筐体3の幅方向に平行な軸を中心として回動可能、つまり上部筐体3に上下方向に回動可能に取り付けられている。出力側アダプタソケットホルダ19を回動させる構造は、上述した出力側アダプタソケットホルダ14を回動させる構造と同様である。すなわち、出力側アダプタソケットホルダ19の後部に設けられた支持部(図示せず)が上部筐体3の棒状軸部17に係合することで、出力側アダプタソケットホルダ19が棒状軸部17を中心軸として上部筐体3に対して上下方向に回動可能となる。
これにより、図4に示すように、出力側アダプタソケットホルダ14,19に保持された出力側アダプタソケット13,18の各ソケット部13a,18aのプラグ受け口を下部筐体2に対して上方に向けることが可能となる。
上部筐体3の底面に設けられた突起(図示せず)が下部筐体2に設けられた筒状部11内に挿入されることで、上部筐体3が下部筐体2上に配置されることとなる。また、上述したように上部筐体3の長さ寸法は下部筐体2の長さ寸法よりも短いため、下部筐体2の前端位置が上部筐体3の前端位置よりも突出した状態となる。その上部筐体3に対する下部筐体2の突出長さは、下部筐体2に取り付けられた出力側アダプタソケットホルダ14が上部筐体3に覆われない程度の長さとなっている。
従って、出力側アダプタソケットホルダ14が下部筐体2に対して上下方向に回動可能であることから、図4に示すように、出力側アダプタソケットホルダ14に保持された出力側アダプタソケット13の各ソケット部13aのプラグ受け口を下部筐体2に対して上方に向けることが可能となる。
下部筐体2の後側壁部6(出力側アダプタソケットホルダ14,19の反対側)からは、貫通穴8を通ってコネクタコード20が延び出ている。コネクタコード20は、入力側光ファイバ心線26(図7参照)を被覆すると共に、その入力側光ファイバ心線26に接続される入力側コネクタプラグ21を先端部に有している。この入力側コネクタプラグ21は、入力側アダプタソケット22に嵌合される。入力側アダプタソケット22は、コネクタコード20の入力側コネクタプラグ21及び入力側光コードの光コネクタプラグ(図示しない)と嵌合するソケット部22aを両側に1つずつ有している。ここでは、入力側アダプタソケット22としてSC型アダプタソケットが用いられる。
入力側アダプタソケット22は、入力側アダプタソケットホルダ23に保持される。入力側アダプタソケットホルダ23は、側壁部24を有する断面矩形の筒状の部材である。側壁部24の一側には、下部筐体2の側壁部4,5及び後側壁部6に設けられた凹部7と嵌合する円柱状の凸部25(図5(b)参照)が設けられている。この凸部25により、入力側アダプタソケットホルダ23は、下部筐体2に対して脱着可能に取り付けられる。これにより、入力側アダプタソケットホルダ23に保持される入力側アダプタソケット22のプラグ受け口の方向を適宜変更できる。
具体的には、図5(a),(b)を参照しながら説明する。例えば入力側光コードの導入方向が出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口の向きと反対である場合には、入力側アダプタソケットホルダ23の凸部25を下部筐体2の側壁部5における後端側の凹部7に嵌合することで、図5(a)に示すように、入力側アダプタソケット22のプラグ受け口が出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口の反対側を向くことになる。また、例えば入力側光コードの導入方向が下部筐体2の幅方向(図示右側)である場合には、入力側アダプタソケットホルダ23の凸部25を下部筐体2の後側壁部6の凹部7に嵌合することで、図5(b)に示すように、入力側アダプタソケット22のプラグ受け口が下部筐体2の幅方向を向くことになる。なお、下部筐体2の側壁部4においても同様である。
また、入力側アダプタソケットホルダ23の厚みは、下部筐体2の各側壁部4〜6の高さと略同等となっている。これにより、上部筐体3は、図6に示すように、下部筐体2の筒状部11を中心として下部筐体2に対して水平方向に360度回動可能となっている。なお、上部筐体3は、下部筐体2に対して任意の角度で保持可能な構成となっている。
下部筐体2のスプリッタ収容部10には、図7に示すように、光信号を複数に分岐(ここでは8分岐)させる光スプリッタ25が収容・固定されている。光スプリッタ25の一端には、入力側光ファイバ心線26が接続され、光スプリッタ25の他端には、複数本(ここでは8本)の出力側光ファイバ心線27が接続されている。これにより、入力側光ファイバ心線26から入射した光信号は、光スプリッタ25により分岐されて各出力側光ファイバ心線27に出射されるようになる。
入力側光ファイバ心線26は、下部筐体2よりも外側がコネクタコード20に被覆され、その先端部には入力側コネクタプラグ21が装着されている。入力側コネクタプラグ21は、入力側ソケットホルダ22の一側のソケット部22aに嵌合されている。各出力側光ファイバ心線27の先端部には出力側コネクタプラグ28が装着され、これらの出力側コネクタプラグ28は、出力側アダプタソケット13,18の一側(筐体内側)の各ソケット部13a,18aにそれぞれ嵌合されている。
以上のように構成されたスプリッタモジュール1は、集合住宅等の建物内の壁に設置された主配線盤や分電盤等(以下、まとめて配線盤)に備え付けられる。具体的には、例えば配線盤内の所定のスペースにスプリッタモジュール1を取り付け、入力側光コードを入力側アダプタソケット22の他側のソケット部22aにコネクタ接続し、複数本の出力側光コードを出力側アダプタソケット13,18の他側(筐体外側)の各ソケット部13a,18aにそれぞれコネクタ接続する。
このとき、配線盤内に既に他の機器やケーブル等が数多く収容されている場合には、スプリッタモジュール1を取り付けるための収容スペースの確保が難しくなり、これに伴ってスプリッタモジュール1の取り扱いや光コードの取り回し(配線)が困難になることがある。
しかし、本実施形態のスプリッタモジュール1は、下部筐体2及び上部筐体3を有する上下2段構造となっているので、光スプリッタ25の分岐数が多いにも拘わらずスプリッタモジュール1の幅寸法が小さく、スプリッタモジュール1の小型化が図られている。このため、例えば配線盤内の収容スペースが限られていても、スプリッタモジュール1を取り付けることが可能となる。
また、スプリッタモジュール1は、入力側コネクタプラグ21を先端部に有し、下部筐体2から延び出たコネクタコード20と、下部筐体2に対して複数箇所で脱着可能であり、入力側コネクタプラグ21と嵌合する入力側アダプタソケット22を保持する入力側アダプタソケットホルダ23とを有することにより、入力側アダプタソケット22のプラグ受け口の向きを必要に応じて適宜調整することができる。
例えば、入力側光コード及び出力側光コードが同じ側から配線盤内に導入される場合には、図1及び図2に示すように、入力側アダプタソケットホルダ23を下部筐体2の側壁部5における前端側の凹部7に嵌合するように取り付けることで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット22のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口の同じ側に向けるようにする。
また、入力側光コード及び出力側光コードが反対側から配線盤内に導入される場合には、図5(a)に示すように入力側アダプタソケットホルダ23を下部筐体2の側壁部5における後端側の凹部7に嵌合するように取り付けることで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット22のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口と反対側に向けるようにする。
例えば出力側アダプタソケット13,18が下側となるようにスプリッタモジュール1を配線盤に取り付ける場合には、例えば図5(a)に示すように入力側アダプタソケット22が上側に位置していると、配線盤内に導入された入力側光コードを入力側アダプタソケット22にコネクタ接続するためには、入力側光コードをU字状に曲げる必要がある。このとき、スプリッタモジュール1が配線盤の左側隅部に取り付けられている場合には、下側から導入された入力側光コードを入力側アダプタソケット22にコネクタ接続できないことがある。また、たとえ入力側光コードを入力側アダプタソケット22にコネクタ接続できたとしても、入力側光コードを無理に曲げることになるので、入力側光コードを損傷させてしまう。従って、そのような場合には、入力側アダプタソケット22のプラグ受け口を出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口と同じ側に向けることにより、配線盤内に導入された入力側光コードを無理に曲げなくても、入力側光コードを入力側アダプタソケット11にコネクタ接続することができる。
また、例えば出力側光コードが下側から配線盤内に導入され、入力側光コードが横側(右側)から配線盤内に導入される場合に、配線盤内に十分な収容スペースがあるときは、図5(b)に示すように入力側アダプタソケットホルダ23を下部筐体2の後側壁部6における凹部7に嵌合するように取り付けることで、入力側光コードとコネクタ接続される入力側アダプタソケット22のプラグ受け口を、出力側光コードとコネクタ接続される出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口に対して垂直に向けるようにする。
このように配線盤内の機器やケーブル等の収容状況に応じて入力側アダプタソケット22のプラグ受け口の向きを自由に変えることができるので、入力側光コードの不要な引き回しを行うことなく、入力側光コードを入力側アダプタソケット22に容易にコネクタ接続することができる。これにより、配線盤内における入力側光コード及び出力側光コードの取り回し(配線)が行いやすくなるため、スプリッタモジュール1の備え付けの作業性を向上させることができる。
また、例えば出力側アダプタソケット13,18が下側となるようにスプリッタモジュール1を配線盤に取り付ける場合には、図4に示すように出力側アダプタソケットホルダ14,19を下部筐体2及び上部筐体3に対して上側に回動させることで、出力側アダプタソケット13,18のプラグ受け口を手前側に向けるようにする。これにより、出力側光コードの先端部に装着された光コネクタプラグを出力側アダプタソケット13,18に対して挿入・抜去しやすくなる。従って、スプリッタモジュール1の備え付けの作業性を一層向上させることができる。
さらに、例えば複数本の出力側光コードが1本ずつ並んで配線盤内に導入されたり、所定本ずつ2つに分かれて配線盤内に導入される場合には、図6に示すように上部筐体3を下部筐体2に対して左右に回動させることにより、出力側光コードの不要な取り回しを行わずに、出力側光コードの先端部に装着された光コネクタプラグを出力側アダプタソケット13,18に対して挿入することができる。また、例えば各出力側光コードがまとまって配線されていると、これらの出力側光コードに負荷(剛性)がかかるため、上部筐体3を下部筐体2に対して左右に回動させることで、各出力側光コードにかかる負荷を分散(軽減)させることもできる。
また、上部筐体3の長さ寸法は下部筐体2の長さ寸法よりも短いため、下部筐体2の前端位置が上部筐体3の前端位置よりも突出している。そのため、下部筐体2に取り付けられた出力側アダプタソケットホルダ14が上部筐体3に覆われることが無く、当該出力側アダプタソケットホルダ14を下部筐体2に対して上下方向に回動させることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、コネクタコード20が下部筐体2から延び出ているが、コネクタコード20が上部筐体3から延び出る構造としても良い。この場合には、入力側アダプタソケット22と光スプリッタ25とを接続する入力側光ファイバ心線26を短くするために、光スプリッタ25を上部筐体3内に収容するのが望ましい。
また、上記実施形態では、下部筐体2に入力側アダプタソケットホルダ23と嵌合するための凹部7を設けたが、凹部7は上部筐体3に設けられてもよい。
さらに、上記実施形態のスプリッタモジュール1は、上部筐体3及び下部筐体2を有する上下2段構造となっているが、光スプリッタ25の分岐数が少ない場合(上記実施形態では4分岐の場合)には、特にスプリッタモジュールの筐体(モジュール筐体)を2段構造とせずに1つとしても良い。
本発明に係るスプリッタモジュールの一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1に示したスプリッタモジュールを反対側から見たときの外観を示す斜視図である。 図1及び図2に示した下部筐体及び上部筐体の分解斜視図である。 図1に示した出力側アダプタソケットホルダを筐体に対して上方に回動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した入力側アダプタソケットホルダの取り付け位置を変えた状態を示す斜視図である。 図1に示した上部筐体を下部筐体に対して左方に回動させた状態を示す斜視図である。 図1に示した下部筐体の内部の配線状態を示す平面図である。
符号の説明
1…スプリッタモジュール、2…下部筐体(モジュール筐体)、3…上部筐体(モジュール筐体)、13…出力側アダプタソケット(出力側光ソケット)、14…出力側アダプタソケットホルダ(出力側ソケットホルダ)、18…出力側アダプタソケット(出力側光ソケット)、19…出力側アダプタソケットホルダ(出力側ソケットホルダ)、20…コネクタコード、21…入力側コネクタプラグ(入力側光コネクタプラグ)、22…入力側アダプタソケット(入力側光ソケット)、23…入力側アダプタソケットホルダ(入力側光ソケットホルダ)、25…光スプリッタ、26…入力側光ファイバ心線、27…出力側光ファイバ心線。

Claims (5)

  1. 入力側光ファイバ心線から入射した光信号を分岐させて複数の出力側光ファイバ心線に出射する光スプリッタを有するスプリッタモジュールにおいて、
    前記光スプリッタを収容するモジュール筐体と、
    前記モジュール筐体に取り付けられ、前記複数の出力側光ファイバ心線と接続される出力側光ソケットを保持する出力側光ソケットホルダと、
    前記モジュール筐体から延び出ると共に、前記入力側光ファイバ心線に接続される入力側光コネクタプラグを先端部に有するコネクタコードと、
    前記入力側光コネクタプラグと嵌合する入力側光ソケットと、
    前記モジュール筐体に対して複数箇所に脱着可能に取り付けられ、前記入力側光ソケットを保持する入力側光ソケットホルダとを備えることを特徴とするスプリッタモジュール。
  2. 前記モジュール筐体は、下部筐体と、前記下部筐体の上に配置された上部筐体とを有し、
    前記下部筐体及び前記上部筐体には、前記出力側光ソケットを保持する前記出力側光ソケットホルダがそれぞれ取り付けられ、
    前記光スプリッタは、前記下部筐体及び前記上部筐体の何れか一方に収容されていることを特徴とする請求項1記載のスプリッタモジュール。
  3. 前記上部筐体は、前記下部筐体に対して回動可能に連結されていることを特徴とする請求項2記載のスプリッタモジュール。
  4. 前記出力側光ソケットホルダは、前記モジュール筐体の幅方向に平行な軸を中心として回動可能となるように前記モジュール筐体に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のスプリッタモジュール。
  5. 前記コネクタコードは、前記モジュール筐体における前記出力側光ソケットホルダの反対側から延び出ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のスプリッタモジュール。
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