JPH08227017A - 光ファイバの余長収納シート - Google Patents

光ファイバの余長収納シート

Info

Publication number
JPH08227017A
JPH08227017A JP7032720A JP3272095A JPH08227017A JP H08227017 A JPH08227017 A JP H08227017A JP 7032720 A JP7032720 A JP 7032720A JP 3272095 A JP3272095 A JP 3272095A JP H08227017 A JPH08227017 A JP H08227017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending radius
length
extra length
extra
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7032720A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Toshiyuki Tanaka
利行 田中
Masaru Nozawa
優 野澤
Shigekazu Hayamizu
茂和 速水
Kengo Fukatsu
兼吾 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK, Fujikura Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Priority to JP7032720A priority Critical patent/JPH08227017A/ja
Publication of JPH08227017A publication Critical patent/JPH08227017A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバの曲げ半径を一定以上に保持する
ことができる光ファイバの余長収納シートを提供する。 【構成】 表面部(13)と、該表面部との間に前記接
続余長を挟持する裏面部(15)とを備えてなり、これ
ら表面部および裏面部の間には、その外側に前記接続余
長が卷装されることにより、該接続余長の曲げ半径を一
定以上に保持する曲げ半径保持手段(19)が接続余長
の卷回軌跡に沿って設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、余長収納シート、特に
光ファイバネットワークにおける光加入者線路の接続点
に設置される接続端子函および配線用キャビネット内に
設けられ、接続端子函内の光ファイバの接続余長を内部
に収納する余長収納シートに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバネットワークにおける光加入
者線路の接続点には、メカニカルクロージャや地下・架
空両用クロージャといった接続函が設けられ、この接続
函内においてコネクタ等の接続部が収納・保護されてい
る。接続函内においては、前記接続点の設置によって生
じる光ファイバ接続余長を収納する余長収納シートが複
数設置される。
【0003】以下、従来の余長収納シートを図3を参照
して説明する。この余長収納シート1は、プラスチック
等の軽量かつ加工性の良好な材料で形成され、本体部2
と、この本体部2の縁部から突設され、かつ本体部2の
一側に折り曲げられることにより接続余長3を本体部2
との間に挟持する複数の折り曲げ部4とで構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な余長収納シートの場合、通常、接続余長3の曲げ径を
60mm以上確保する必要があるにもかかわらず、折り
曲げ部4の無い場所では接続余長3が自由に屈曲するた
め、この条件を確保できないケースが生じていた。ま
た、前記問題に鑑みて、折り曲げ部4を多数形成すれ
ば、余長収納シート1の加工やこれら各折り曲げ部4に
接続余長3を挟持する作業に手間がかかるといった問題
が生じる。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光ファイバの曲げ半径を一定以上に保持すること
ができる光ファイバの余長収納シートを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光ファイバの余長収納シートでは、光ファイバ
の接続余長を内部に収納する余長収納シートであって、
表面部と、該表面部との間に前記接続余長を挟持する裏
面部とを備えてなり、これら表面部および裏面部の間に
は、その外側に前記接続余長が卷装されることにより、
該接続余長の曲げ半径を一定以上に保持する曲げ半径保
持手段が接続余長の卷回軌跡に沿って設けられているこ
とを前記課題の解決手段とした。
【0007】請求項2記載の光ファイバの余長収納シー
トでは、請求項1記載の光ファイバの余長収納シートに
おいて、前記曲げ半径保持手段が、前記表面部および裏
面部の互いに対向する内側の面を着脱する着脱手段であ
ることを前記課題の解決手段とした。
【0008】
【作用】請求項1記載の光ファイバの余長収納シートに
よれば、曲げ半径保持手段の外周に接続余長を巻付ける
だけで、規定以上の曲げ半径を保持して接続余長の収納
がなされる。
【0009】請求項2記載の光ファイバの余長収納シー
トによれば、接続余長の卷回時や取り出し時等に曲げ半
径保持部を適宜開放することにより、これらの作業を効
率良く行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の光ファイバの余長収納シートの
第1実施例を、図1(a)、(b)を参照して説明す
る。本実施例の余長収納シート10は、図1(a)、
(b)に示すように、全体がビニルやプラスチック等で
形成された外面視長方形状の袋体である。この余長収納
シート10の長方形の一側の辺には開口部11が形成さ
れている。この開口部11には、開閉自在な開口部ファ
スナー12が設けられている。この開口部ファスナー1
2は、表面部13に設けられた突部14と、該表面部1
2と対向配置された裏面部15に設けられ、前記突部1
4と嵌合する凹部16とで構成されている。余長収納シ
ート10の前記開口部ファスナー12より内側の部分で
あって、前記開口部11の長さ方向両端部に隣接する部
分には、光ファイバまたはその接続余長17を挿通する
ための挿通口18が開口されている。表面部13および
裏面部15の中央部には、その外側に前記接続余長17
が卷装されることにより、該接続余長17の曲げ半径を
一定以上に保持する曲げ半径保持手段19が設けられて
いる。この曲げ半径保持手段19は、前記表面部13お
よび裏面部15の互いに対向する内側の面に設けられた
開口部ファスナー12と同様の構成のファスナーであっ
て、円形に形成されている。
【0011】前記余長収納シート10内に、接続余長1
7の接続点としてのコネクタ20およびこのコネクタ2
0によって接続される接続余長17を収納するには、ま
ず、前記コネクタ20によって接続される各接続余長1
7をそれぞれ別の挿通口18から挿入し、予め開口状態
にしておいた開口部11から作業者が中に手を入れて前
記接続余長17を所定の以上の曲げ半径で湾曲させて卷
回する。この際、前記曲げ半径保持部19は開放状態に
しておき、接続余長17の卷回の完了後に接続余長17
がその外側に位置するように位置決めして曲げ半径保持
部19を閉塞する。接続余長17の捩れ戻す場合やコネ
クタ20の交換等によって接続余長17を使用する場合
には、開口部ファスナー12および曲げ半径保持部19
を適宜量開放することにより、接続余長17を必要部分
のみ取り出すことができる。
【0012】したがって、本発明の余長収納シート10
によれば、曲げ半径保持部19の周囲に接続余長17を
卷回するだけで接続余長17を規定以上の曲げ半径を確
保して湾曲させて収納することができるので、接続余長
17収納の作業能率が著しく向上するとともに、光信号
の乱れや損失増加を防止して光信号の伝送特性を安定に
維持することができる。
【0013】以下、本発明の第2実施例を図2を参照し
て説明する。本実施例の余長収納シート21は、中心角
90度程度の円弧状の曲げ半径保持部22を2箇所に互
いに離間して配置したものである。これら曲げ半径保持
部22は、着脱自在のファスナーであって、同一の仮想
楕円上に該楕円の長軸方向両端部に対向配置されてい
る。曲げ半径保持部22の配置されている仮想楕円は、
いかなる場所においても接続余長17の規定の曲げ半径
以上の湾曲半径になっている。
【0014】前記余長収納シート21によれば、接続余
長17の卷回の軌跡を分割した形状の曲げ半径保持部2
2が互いに離間して配置されているので、曲げ半径保持
部22間の隙間を利用することにより、これら曲げ半径
保持部22の外周に接続余長17を卷回する作業を効率
良く行なうことができ、卷回の作業能率が一層向上す
る。また、卷回状態から接続余長17を引き出す際に
は、曲げ半径保持部22間の隙間を利用することにより
曲げ半径保持部22を開放することなく引き出しを行な
うことができ、接続余長17の引き出し作業の作業性が
向上する。
【0015】なお、光ファイバの接続点としては、コネ
クタ20以外、融着接続部であってもよい。前記曲げ半
径保持部は、余長収納シートの表裏両面部13、15を
着脱するものであれば、ボタンやフック等であってもよ
い。また、図2記載の余長収納シート21において、曲
げ半径保持部22の設置位置は仮想円周上であってもよ
く、接続余長17の卷回の仮想円または仮想楕円上の3
以上の場所に曲げ半径保持部22を設置するようにして
も良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
ファイバの余長収納シートによれば、表面部と、該表面
部との間に前記接続余長を挟持する裏面部とを備えてな
り、これら表面部および裏面部の間には、その外側に前
記接続余長が卷装されることにより、該接続余長の曲げ
半径を一定以上に保持する曲げ半径保持手段が接続余長
の卷回軌跡に沿って設けられ、曲げ半径保持部の周囲に
接続余長を卷回するだけで接続余長を規定以上の曲げ半
径を確保して湾曲させて収納することができるので、接
続余長収納の作業能率が著しく向上するとともに、光信
号の乱れや損失増加を防止して光信号の伝送特性を安定
に維持することができる。
【0017】請求項2記載の光ファイバの余長収納シー
トによれば、曲げ半径保持手段が、前記表面部および裏
面部の互いに対向する内側の面を着脱する着脱手段であ
り、接続余長の卷回の軌跡を分割した形状の曲げ半径保
持部が互いに離間して配置されているので、曲げ半径保
持部間の隙間を利用することにより、これら曲げ半径保
持部の外周に接続余長を卷回する作業を効率良く行なう
ことができ、卷回の作業能率が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の余長収納シートの第1実施例を示す
であって、(a)は斜視図、(b)は開口部近傍を示す
拡大斜視図である。
【図2】 本発明の余長収納シートの第2実施例を示す
斜視図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…余長収納シート、13…表面部、15…裏面部、
17…接続余長、18…挿通口、19…曲げ半径保持
部、21…余長収納シート、22…曲げ半径保持部(着
脱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 利行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 野澤 優 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 速水 茂和 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 深津 兼吾 千葉県市川市田尻一丁目12番23号 第一技 術産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの接続余長(17)を内部に
    収納する余長収納シート(10)であって、 表面部(13)と、該表面部との間に前記接続余長を挟
    持する裏面部(15)とを備えてなり、これら表面部お
    よび裏面部の間には、その外側に前記接続余長が卷装さ
    れることにより、該接続余長の曲げ半径を一定以上に保
    持する曲げ半径保持手段(19)が接続余長の卷回軌跡
    に沿って設けられていることを特徴とする光ファイバの
    余長収納シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバの余長収納シ
    ートにおいて、前記曲げ半径保持手段が、前記表面部お
    よび裏面部の互いに対向する内側の面を着脱する着脱手
    段であることを特徴とする光ファイバの余長収納シー
    ト。
JP7032720A 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバの余長収納シート Withdrawn JPH08227017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032720A JPH08227017A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバの余長収納シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032720A JPH08227017A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバの余長収納シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08227017A true JPH08227017A (ja) 1996-09-03

Family

ID=12366685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7032720A Withdrawn JPH08227017A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 光ファイバの余長収納シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08227017A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6947644B2 (en) * 2001-07-13 2005-09-20 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Optical fiber holding structure
JP2007121400A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ケーブル用コネクタ収納ケース
JP2008191331A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Nippon Tsushin Denzai Kk 光ケーブルクロージャ
JP2011081314A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Suzuki Giken:Kk 光スプリッタモジュール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6947644B2 (en) * 2001-07-13 2005-09-20 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Optical fiber holding structure
JP2007121400A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ケーブル用コネクタ収納ケース
JP2008191331A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Nippon Tsushin Denzai Kk 光ケーブルクロージャ
JP2011081314A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Suzuki Giken:Kk 光スプリッタモジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5421532A (en) Device for storing the single and bundle wires of glass-fiber cables in distributor devices used in telecommunication and data transfer applications
US5907653A (en) Racetrack grommet for optical fiber cable splice closure
US6201920B1 (en) Fiber optic cable wall mount housing
AU625975B2 (en) Optical fibre jointing
US20060215980A1 (en) Splice tray arrangement
US20070280619A1 (en) Multi-directional optical splice organizer
US6629783B2 (en) Fiber optic cable guide boot
US5825960A (en) Fiber optic management system
US4451013A (en) Telephone cable reel
JPH08227017A (ja) 光ファイバの余長収納シート
US6501898B1 (en) Handling of optical fibres in confined or limited spaces
JP4886360B2 (ja) 光受信機
JP2005189438A (ja) 光端末装置
JP3242560B2 (ja) 光ケーブルの接続函及び接続方法
JP2001296432A (ja) 心線接続収納ケース
JP2001194536A (ja) 光接続箱及び光接続方法
JP3851573B2 (ja) 光ケーブル通信線の成端キャビネット
JP3436875B2 (ja) 余長収納トレー
JP2903021B1 (ja) 余長収納ケースおよび光配線盤
JP3065295U (ja) 光ファイバ接続収容トレイ及び光ファイバ接続収容ユニット
JP3415993B2 (ja) 光ファイバ接続部の収納ケース
US11320617B2 (en) Connection box and method for connecting optical cables
AU2017440681B2 (en) Connection box and method for connecting optical cables
JPH08262239A (ja) 光ケーブルの接続函及び接続方法
JPS6213044Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507