JP2007192871A - 光コネクタ - Google Patents

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健一郎 大塚
Daizo Nishioka
大造 西岡
Shinko Hamada
眞弘 濱田
Yoshiaki Kanbe
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Abstract

【課題】扁平した断面形状を有する光ファイバケーブルを接続しても、その光ファイバケーブルの向きを従来よりも自由に設定することができる光コネクタを提供する。
【解決手段】本発明の光コネクタ1は、内蔵光ファイバ11を有するフェルール10と、フェルール10を収容し後方から光ファイバ101を挿入可能なハウジング3と、端部で光ファイバ101を露出させた光ファイバケーブル100の外被103を把持してハウジング3に装着可能な外被把持部30とを備え、外被把持部30は、内蔵光ファイバ11の光軸に沿って光ファイバケーブル100を把持しつつ、光軸の周方向に少なくとも90度づつ4方向の向きで、ハウジング3に対して装着可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ同士を接続するための光コネクタに関するものである。
近年、インターネットの急速な普及により高速データ通信の要求が高まっており、各家庭まで光ファイバを布設するFTTH(Fiber To The Home)のサービスが拡大している。そこで、一般家庭内においても光接続用の光コネクタが取り扱われることが見込まれている。例えば、戸内の壁面に光接続用のアダプタを取り付け、このアダプタに光コネクタのプラグを差し込むことにより、プラグをアダプタのコネクタに接続させ、光ファイバ同士を接続させることが行われている。
このような用途で使用される光コネクタには、現地(戸内)での組み立てに好適な構造とするために、光ファイバを内蔵したフェルールを先端に備えるとともに、その後方内部にメカニカルスプライスを備えたもの(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2005−114770号公報
ところで、戸内での光ファイバの取り扱い形態は、図10に示すような所謂インドア型の光ファイバケーブルが一般的であり、上記特許文献1に記載された光コネクタなどに接続される光ファイバもインドア型の光ファイバケーブルである。
図10に示す光ファイバケーブル100では、中心に光ファイバ101を配し、光ファイバ101のケーブル幅方向(図中左右方向)両側に抗張力体102を配置して、これらを一括して全体矩形状に外被103が施されている。光ファイバ101は、コアとクラッドを有するガラスファイバ101aの周囲に紫外線硬化型樹脂等の被覆層を形成したものである。外被103のケーブル厚さ方向(図中上下方向)両外側面で光ファイバ101に対応する位置にはV字状のノッチ105が内側に向かって設けられており、このノッチ105から外被103を切り裂くことができるようになっている。また、抗張力体102と外被103との間には接着剤層104が介在しており、これによって、抗張力体102と外被103との接着性を高めて一体化している。
このように、インドア型の光ファイバケーブルは扁平した断面形状を有するため、曲げ剛性の異方性が存在し、ケーブルを取り扱う際に曲げやすい方向と曲げにくい方向がある。例えば、図10に示した光ファイバケーブル100では、ケーブル厚さ方向(図中上下方向)には曲げやすいが、それと比較してケーブル幅方向(図中左右方向)には曲げにくくなっている。
また、光コネクタに対して光ファイバケーブルを接続する際には、ケーブルの外被を把持する構造上、光コネクタに対する光ファイバケーブルの向きは、その光軸の周方向における180度反対方向のどちらかの向きに限られる。そのため、インドア型の光ファイバケーブルに接続した光コネクタを、戸内の壁面に取り付けられたアダプタに対して所定の向きで接続しようとした際、ケーブルを曲げたい方向へ曲げることが難しかったり意図しない方向へ曲がったりして、接続作業性が低下してしまうことがある。また、光コネクタを壁面のアダプタに所定の向きで接続する際、その光コネクタが接続された光ファイバケーブルを壁面に沿わせて配線しようとしても、光コネクタの位置でケーブルの向きが決められているため、ケーブルが壁面から浮いてしまったり意図しない方向に曲がってしまったりして、きれいに配線することが困難であった。
本発明は、扁平した断面形状を有する光ファイバケーブルを接続しても、その光ファイバケーブルの向きを従来よりも自由に設定することができる光コネクタを提供することを目的としている。
上記課題を解決することのできる本発明に係る光コネクタは、内蔵光ファイバを有するフェルールと、前記フェルールを収容し後方から光ファイバを挿入可能なハウジングと、端部で光ファイバを露出させた光ファイバケーブルの外被を把持して前記ハウジングに装着可能な外被把持部とを備え、前記外被把持部は、前記内蔵光ファイバの光軸に沿って前記光ファイバケーブルを把持しつつ、前記光軸の周方向に少なくとも90度づつ4方向の向きで、前記ハウジングに対して装着可能であることを特徴としている。
また、本発明に係る光コネクタにおいて、前記外被把持部は、前記光軸を含む面に対して対称な半割り部材からなることが好ましい。
また、本発明に係る光コネクタにおいて、前記外被把持部は、前記ハウジングの後端近傍に形成された環状の溝に係合する環状のリブを有するハウジング固定部と、その後方に前記光ファイバケーブルを所定の向きで収容するとともにその外被を把持する爪部を有する外被固定部とを備えていることが好ましい。
なお、上記光コネクタにおける前後方向は、接続する相手方への接続方向を前方としている。
本発明の光コネクタによれば、内蔵光ファイバを有するフェルールが収容されたハウジングに対して、光ファイバケーブルの外被を把持して装着される外被把持部を備え、さらに、その外被把持部が、ハウジングに対して光軸の周方向に90度づつ4方向の向きで装着できる構成となっている。すなわち、この光コネクタに接続する光ファイバケーブルの向きを従来よりも自由に、4方向の何れかに設定することができ、他のコネクタへの接続の際やケーブルの配線の際に作業性が向上し、きれいに配線することができる。
以下、本発明に係る光コネクタの実施形態の例について、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態の光コネクタを示す斜視図であり、図2は図1の光コネクタにおけるプラグ部を示す斜視図であり、図3は図2に示したプラグ部の断面図であり、図4は図1の光コネクタにおける外被把持部を示す斜視図であり、図5は図4に示した外被把持部の平面図である。なお、本明細書中では、光コネクタの前方とは、接続しようとする相手と対向する側(図1における右奥側、図2における左手前側)を指すものとし、後方とは、その反対側を指すものとして説明する。
図1に示すように、光コネクタ1は、接続相手のアダプタ等に差し込まれるプラグ部2と、プラグ部2を構成するハウジング3の後部に装着された外被把持部30とを備えている。外被把持部30は、同一形状を有する2つの半割り部材31からなっており、ハウジング3の後部を挟み込むようにして装着されている。なお、図1は光コネクタ1にインドア型の光ファイバケーブル100(構造は図10参照)を接続した状態を示しており、外被把持部30の後方には、プラグ部2内に光ファイバが差し込まれて外被端部が外被把持部30により把持された光ファイバケーブル100が延出されている。
ハウジング3の前方寄りの位置には係止突起6が形成されており、この係止突起6は接続相手のアダプタ等に差し込まれた時に接続相手の係止部に係合して、光コネクタ1を接続相手に対して係止させて位置決めする。プラグ部2の先端には、ハウジング3内に収容したフェルール10(図3参照)を覆う割りスリーブ8が突出している。割りスリーブ8は、ジルコニア等で形成された薄肉円筒状の部材であり、その周方向の一部に長手方向のスリットが設けられている。また、図2に示すように、光コネクタ1の非接続時には割りスリーブ8の内部に埃やゴミが入らないよう、割りスリーブ8を覆うようにダストキャップ9を装着可能である。
図2及び図3に示すように、ハウジング3は前方ハウジング4と後方ハウジング5が組み付けられた構成であり、全体として略直方体の形状をなしている。後方ハウジング5は、光軸に直交する断面外形が略正方形であり、後方ハウジング5の後端近傍には、光軸(内蔵光ファイバ11の光軸)の周方向に沿った環状の溝7が3本形成されている。この溝7に対して、図1に示すように2つの半割り部材31が位置決めされて組み付けられ、外被把持部30が装着される。また、後方ハウジング5の後端には、後方から光ファイバを挿入するためのファイバ挿入孔18が形成されている。
図3に示すように、光コネクタ1のプラグ部2は、内蔵光ファイバ11を有するメカニカルスプライス型プラグである。
内蔵光ファイバ11は、フェルール10の光ファイバ保持穴12に挿入されて位置決めされた状態で接着剤により固定され、その後端部は、所定長さだけ内蔵光ファイバ11がフェルール10から突出している。この内蔵光ファイバ11の後端面は、フェルール10の後方に設けられているスプライス部材13に後方から挿入される外部からの光ファイバの先端面と接続される。
フェルール10及び内蔵光ファイバ11の後端側を保持するスプライス部材13は、ベース部材とカバー部材とから構成されており、断面コ字状の弾性部材であるクランプ部材14によって挟まれて一体化されている。
スプライス部材13の前半部分では、中央に、内蔵光ファイバ11及び後方から挿入される光ファイバ(図10の光ファイバ101)の被覆を除去したガラスファイバ(図10のガラスファイバ101a)を位置決め固定するための前方側V溝15が長手方向に沿って前端まで設けられている。そして、この前方側V溝15に内蔵光ファイバ11及びガラスファイバを嵌めて、クランプ部材14によって挟まれたベース部材とカバー部材によって内蔵光ファイバ11及びガラスファイバを側面から押圧することにより、内蔵光ファイバ11及びガラスファイバの位置決めとともに保持を行う。
スプライス部材13の後半部分では、中央に、被覆を有する光ファイバを収容するための後方側V溝16が長手方向に沿って後端まで設けられている。そして、この後方側V溝16に光ファイバを嵌めて、クランプ部材14によって挟まれたベース部材とカバー部材によって光ファイバを側面から押圧することにより光ファイバの位置決めとともに保持を行う。
スプライス部材13におけるベース部材とカバー部材の境界には、前半部分及び後半部分に、それぞれ対向して楔用切欠き17が形成されている。そして、この楔用切欠き17には、先端部が窄まった楔が差し込まれるようになっており、この楔を楔用切り欠き17に差し込むことにより、ベース部材とカバー部材がクランプ部材14の付勢力に抗して広げられ、内蔵光ファイバ11及び光ファイバの挿抜が可能となる。
一方、楔を楔用切欠き17から引き抜くと、クランプ部材14の付勢力によってベース部材とカバー部材とが密着され、内蔵光ファイバ11及び光ファイバ(ガラスファイバと被覆部分)が、V溝15,16内に位置決めされて保持される。
外被把持部30を構成する2つの半割り部材31は、ハウジング3へ装着した位置における内蔵光ファイバ11の光軸を含む面に対して対称な同一形状であり、図4及び図5には1つの半割り部材31を示している。
図4及び図5に示すように、半割り部材31は、前方側がハウジング3に固定される構成で、後方側が光ファイバケーブル100を固定する構成となっている。具体的には、前方側にハウジング3の後端近傍に形成された3本の環状の溝7にそれぞれ係合する3本の環状のリブ32を有するハウジング固定部37と、後方側に光ファイバケーブル100を所定の向きで収容するとともにその外被103を把持する複数の爪部39を有する外被固定部38とを備えている。また、外被固定部38の前端壁38aは、光ファイバケーブル100の外被103の端部を位置決めするようになっている。
また、半割り部材31は、ハウジング3に装着する際に相互に突き合わされて外被把持部30として組み付けられるが、その際に位置決め及び係合を行うための構造として、係合爪33、係合穴34、凸部36、凹部35が形成されている。これらは外被固定部38の両外側に設けられており、相互に突き合わされたときに係合爪33が相手の係合穴34に係合し、凸部36が相手の凹部35に入り込むように、突合せ面における対称位置に配置されている。
次に、上記光コネクタ1に光ファイバケーブル100を接続する工程について説明する。
図6は、光ファイバケーブルを端末処理した状態を示す斜視図であり、図7は、プラグ部に光ファイバを差し込む状態を示す斜視図であり、図8は、ハウジングに外被把持部を装着する途中の状態を示す斜視図である。
光コネクタ1に光ファイバケーブル100を接続する場合は、まず、光ファイバケーブル100の端部から外被103を所定の長さだけ除去し、光ファイバ101を露出させる。この時、光ファイバ101を露出させる長さは、図3に示したスプライス部材13内で内蔵光ファイバ11に接続する位置から外被固定部38の前端壁38aまでの距離であり、高精度に寸法管理される。さらに、露出させた光ファイバ101の先端部から、スプライス部材13の前方側V溝15に収容される長さだけ被覆層を除去し、ガラスファイバ101aを露出される。このように端末処理された光ファイバケーブル100が、図6に示す状態である。
次に、図7に示すように、外被把持部30を装着していないプラグ部2(内部は図3に示した状態)のファイバ挿入孔18を通して、光ファイバケーブル100の光ファイバ101及びガラスファイバ101aを挿入していき、スプライス部材13内の内蔵光ファイバ11に接続される位置に配置したら、スプライス部材13に対する上記の楔の挿抜作業を行い、ガラスファイバ101aを内蔵光ファイバ11に接続させるとともに光ファイバ101及びガラスファイバ101aを固定する。
そして、光ファイバケーブル100をプラグ部2に固定するために、まず一方の半割り部材31を図8に示すように配置し、ハウジング固定部37にハウジング3を収容して位置決めするとともに、外被固定部38に光ファイバケーブル100の外被103を収容して外被103に爪部39をくい込ませ、光ファイバケーブル100を把持して固定する。このとき、ハウジング3に対する半割り部材31の装着方向は、図8に示した方向(矢印A)の他、光軸の周方向に90度づつ回転させた向き(矢印B,C,D)とすることも可能である。
その後、もう一方の半割り部材31を反対側から同様に装着し、図1に示したようにプラグ部2に外被把持部30を装着する。これにより、光ファイバケーブル100に張力が作用した場合でも、その張力を外被固定部38及びハウジング3で受けて、内部の光ファイバに悪影響が及ぶことを防止できる。
外被把持部30の外被固定部38に対して固定される光ファイバケーブル100の光軸方向の向きは、内蔵光ファイバ11の光軸に沿った向きであり、さらに光軸の周方向の向き(ケーブル軸回転方向の向き)は半割り部材31の突き合わせ方向とケーブル幅方向が一致する向きとなっている。すなわち、外被把持部30に対する光ファイバケーブル100の向きは、その光軸の周方向における180度反対方向のどちらかの向きに限られる。しかしながら、本実施形態で説明した光コネクタ1では、プラグ部2に対して外被把持部30を装着する際の光軸の周方向の向きは、光軸の周方向に90度づつ4方向の向き(図8の矢印A〜D)で装着可能となっている。すなわち、光コネクタ1に対する光ファイバケーブル100の光軸の周方向の向きは、その配線状況に応じて従来より比較的自由に設定できる。したがって、本実施形態の光コネクタ1は、曲げやすい方向と曲げにくい方向とを有する扁平形状の光ファイバケーブル100を接続しても、他のコネクタへの接続の際や光ファイバケーブル100の配線の際に作業性が良く、きれいに配線することができる。
上記光コネクタ1の使用形態の一例を、図9に示す。
図9に示す光接続器45は、二つのコネクタ結合部を有する多心接続用であり、前後方向に開口してその一方側からプラグ(図示省略)が接続されるアダプタ40と、このアダプタ40に取り付けられた2つの上記光コネクタ1とから構成されている。
アダプタ40は、所謂光レセプタクルの形態をなしており、前端側(図9の手前側)及び後端側が開口されたアダプタ本体としてのハウジング41を備えている。このハウジング41の内部は、隔壁によって左右に区切られ、ハウジング41の前端側に、2つの開口部42が並列して形成されている。2つの開口部42にはそれぞれ、これらの開口部42を開閉するシャッタ43が、それぞれ設けられている。シャッタ43は1つの開口部42につき2枚の板体を有し、開口部42の略中心を境に2枚の板体が内両側に回動するようになっている。
また、ハウジング41の後端側にも2つの開口部が並列して形成されており、それらの開口部に挿入された光コネクタ1は、ハウジング41内のコネクタ係止片によって係止突起6(図1参照)が係止されてハウジング41に取り付けられている。
アダプタ40に対して光コネクタ1が取り付けられる光軸の周方向の向きは、180度反対方向の2つの向きに限られているが、光コネクタ1に対して接続される光ファイバケーブル100は光軸の周方向の向きが4方向から選択できるため、光コネクタ1の向きが拘束されやすい光接続器45においても、他のコネクタへの接続の際や光ファイバケーブル100の配線の際に作業性が良好である。
また、本発明の光コネクタに接続される光ファイバケーブルは、上記の光ファイバケーブル100に限られず、例えば断面円形の光ファイバコードの形態をなす光ファイバケーブルを接続することも可能である。例えば、被覆を有する光ファイバの周囲にアラミド繊維等の緩衝層を設けてさらにその周囲に外被を形成した断面円形の光ファイバケーブルを接続する場合には、端末処理する際に端部から緩衝層に円筒状のスペーサを装着し、さらにその周囲の外被の外側に筒状のスリーブを圧入して、外被の端部にスペーサとスリーブを固定し、そのスリーブを上記外被把持部30の外被固定部38に対して把持して固定させることが可能である。
また、上記実施形態の光コネクタ1では、外被把持部30は、光軸の周方向に90度づつ4方向の向きで、ハウジング3に対して装着可能である構成としたが、例えばハウジング3の外形及び外被固定部38の内形を断面八角形にすることで、外被把持部30を光軸の周方向に45度づつ8方向の向きでハウジング3に対して装着可能とすることもできる。
また、上記実施形態の光コネクタ1では、外被把持部30は、ハウジング固定部37と外被固定部38が一体的に形成された構成であるが、外被把持部30の内部で外被固定部を別部材として構成し、外被固定部38を光軸の周方向に少なくとも90度づつ4方向の向きで外被把持部30の中に取り付けられるようにしても良い。その場合、光コネクタの組み立ては、光ファイバケーブルの端部から露出させた光ファイバに外被固定部の部材を取り付け、光ファイバの端末処理を行った後、光ファイバをプラグ部に挿入して固定し、その後外側の外被把持部をプラグ部のハウジングに装着すればよい。
本発明に係る光コネクタの一実施形態を示す斜視図である。 図1の光コネクタにおけるプラグ部を示す斜視図である。 図2に示したプラグ部の断面図である。 図1の光コネクタにおける外被把持部を示す斜視図である。 図4に示した外被把持部の平面図である。 光ファイバケーブルを端末処理した状態を示す斜視図である。 プラグ部に光ファイバを差し込む状態を示す斜視図である。 ハウジングに外被把持部を装着する途中の状態を示す斜視図である。 本発明に係る光コネクタの使用形態の一例を示す斜視図である。 光コネクタに接続される光ファイバケーブルを示す断面図である。
符号の説明
1 光コネクタ
2 プラグ部
3 ハウジング
7 リブ
8 割りスリーブ
10 フェルール
11 内蔵光ファイバ
13 スプライス部材
30 外被把持部
31 半割り部材
32 リブ
37 ハウジング固定部
38 外被固定部
39 爪部
40 アダプタ
45 光接続器
100 光ファイバケーブル
101 光ファイバ
101a ガラスファイバ

Claims (3)

  1. 内蔵光ファイバを有するフェルールと、前記フェルールを収容し後方から光ファイバを挿入可能なハウジングと、端部で光ファイバを露出させた光ファイバケーブルの外被を把持して前記ハウジングに装着可能な外被把持部とを備え、
    前記外被把持部は、前記内蔵光ファイバの光軸に沿って前記光ファイバケーブルを把持しつつ、前記光軸の周方向に少なくとも90度づつ4方向の向きで、前記ハウジングに対して装着可能であることを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記外被把持部は、前記光軸を含む面に対して対称な半割り部材からなることを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項1または2に記載の光コネクタであって、
    前記外被把持部は、前記ハウジングの後端近傍に形成された環状の溝に係合する環状のリブを有するハウジング固定部と、その後方に前記光ファイバケーブルを所定の向きで収容するとともにその外被を把持する爪部を有する外被固定部とを備えていることを特徴とする光コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012226238A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Sanwa Denki Kogyo Co Ltd シャッタ付きアダプタ外皮把持型コネクタ
JP2016206340A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 株式会社フジクラ アタッチメント、光ファイバ接続器及び光コネクタ

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