JP6884462B2 - スプライスユニット - Google Patents

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本発明は、スプライスユニットに関するものである。
複数の光ファイバが束ねられた光ケーブルを引き回してスプライスユニットに光ファイバを入線することが知られている。また、スプライスユニットの筐体の周縁に取り付けたケーブル固定部により光ケーブルを固定することがなされている。この際、特許文献1に記載されているように、筐体の外郭に対して垂直方向に光ケーブルが向くようにケーブル固定部を配置している。
特開2005−148327号公報
しかしながら、光ケーブルが上下左右のいずれかから入線される場合、ケーブル固定部を筐体の外郭に対して垂直方向に配置すると、光ケーブルを筐体背面側で大きく曲げる必要があり、筐体背面側への突出量が大きくなってしまう。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、スプライスユニットへの入線に際して、光ケーブルなどのスプライスユニットの筐体背面側への突出量を抑制することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、光ファイバが入線されるスプライスユニットであって、光ケーブルを固定するケーブル固定部を用いて光ケーブルを筐体周縁に対して斜めに固定したスプライスユニットである。
第一の手段において、ケーブル固定部は光ケーブルを保持するケーブルクランプ部と、光ケーブルのテンションメンバを固定するテンションメンバ固定部を備え、前記ケーブル固定部をケーブルクランプ部からテンションメンバ固定部にわたって筐体周縁壁に対して斜めに配置した構成とすることが好ましい。
第一の手段において、筐体周縁に凹部を形成し、ケーブル固定部を前記凹部に配置した構成とすることが好ましい。
本発明では、スプライスユニットへの入線に際して、光ケーブルなどの筐体背面側への突出量を抑制することが可能となる。
筐体にケーブル固定部を取り付けたスプライスユニットの斜視図である。 筐体にケーブル固定部を装着する前のスプライスユニットの斜視図である。 光ケーブルを固定した状態を示すスプライスユニットの平面図である。 筐体を縦置きにした際のスプライスユニットの斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図3に示すことから理解されるように、スプライスユニット1には、複数の光ファイバ31が入線される。本実施形態のスプライスユニット1には、光ファイバ31が束ねられた光ケーブル3をケーブル固定部13を用いて筐体11の周縁に対して斜めに固定している。このため、スプライスユニット1への入線に際して、光ケーブル3などのスプライスユニットの筐体背面側への突出量を抑制することが可能となる。また、光ファイバ31のスプライスユニット1外への露出を抑えることも可能となる。なお、本実施形態では、筐体11の周縁に対して所定の角度となるように複数の光ケーブル3が固定されている。
本実施形態では、ケーブル固定部13は、光ケーブル3を保持するケーブルクランプ部51と、光ケーブル3のテンションメンバ61を固定するテンションメンバ固定部52を備えたものとしている。このケーブル固定部13は、ケーブルクランプ部51からテンションメンバ固定部52にわたって筐体11の周縁壁に対して斜めに配置している。このような構成のため、光ケーブル3から光ファイバ31を直線的に引き出すことができ、光ファイバ31に曲げの力が働くことを抑制することが可能となる。なお、テンションメンバ61は、敷設時にかかる張力等から光ケーブル3保護するために配設されているものである。本実施形態のテンションメンバ61は、光ケーブル3の中心部に位置する鋼線であり、抗張力体として或いは側圧力に対抗する部位として機能する。光ケーブル3の被覆がはがされてむき出しになったテンションメンバ61をテンションメンバ固定部52に固定すれば、光ケーブル3がケーブル固定部13から抜け落ちることの防止に寄与する。
ここで、スプライスユニット1について説明する。スプライスユニット1はラック等の箱体(図示せず)に収納されるものであり、筐体11を備えている。スプライスユニット1の筐体11には、光ファイバ31が外部から引き込まれる。光ファイバ31は通常、複数本が束になるよう外周を被覆した光ケーブル3として、スプライスユニット1の近傍まで引き回される。このような状態でスプライスユニット1周りにもたらされた光ファイバ31がスプライスユニット1に入線される。ケーブルクランプ等のケーブル固定部13を経て、融着トレー14に引き込まれた光ファイバ31は、融着接続された後、余長トレー15で巻き取られ、余長トレー15の出線口から出線される。出線口から引き出された光ファイバ31は、端に取り付けたコネクタをアダプタ16に差し込んでコネクタ接続される。
筐体11内には、光ファイバ31の配置領域を規制するケーブルダクト17が備えられている。このケーブルダクト17内に光ファイバ31を配置することで、過度な屈曲などによるケーブルファイバの破損が抑制可能となる。本実施形態のスプライスユニット1はアダプタ16を備える部位を引き出すことが可能に構成されているため、アダプタ16を備える部位にあわせて移動できるよう、ケーブルダクト17は蛇腹状に構成されている。なお、このケーブルダクト17による区画により、光ファイバ31を概略直線的に導く直線配線空間26を形成するとともに、光ファイバ31の屈曲が許容される範囲内で概略曲線的に光ファイバ31を導く湾曲配線空間27を形成している。
次に、筐体11について説明する。本実施形態の筐体11は、図2に示すように、概略直方体状に形成されている。複数のアダプタ16が設けられている面は、利用者がスプライスユニット1の外側からケーブルを差し込むことが可能となっており、筐体11を横置きで使用する場合、通常、ラックなどの箱体の正面側に配置される。一方、この面に対向する面側には、凹部12が形成されている。
本実施形態の凹部12は、筐体11の外郭を形成する外面部21と内面部22を備えている。外郭を形成する内面部22は、外面部21に隣接して配置されているが、外面部21よりも内側に立設して形成されている。ケーブル固定部13は筐体11の底面25から立ち上げて形成された内面部22に着脱自在に固定されている。
なお、本実施形態のケーブル固定部13は複数の固定部材63と、それを固定するL字形状の固定金具64で構成されている。この固定金具64は内面部22に着脱自在に固定し、各固定部材63は開口部23に向け傾斜させて配置する。また、本実施形態の各固定部材63は、光ケーブル3内のテンションメンバ61を固定するテンションメンバ固定部52と、光ケーブル3自体を固定するケーブルクランプ部51を備えている。この内面部22によりケーブル固定部13が位置する空間と、配線や部材が位置する筐体11内の空間とを仕切ることができ互いの干渉を防ぐことが可能となる。
本実施形態の凹部12には、光ケーブル3を筐体11内に入線する開口部23が形成されているため、光ケーブル3や光ファイバ31が筐体11の外側に突出することを抑制でき、作業者や扉などがこれらに引っかかることを防ぐことが可能となる。
本実施形態の開口部23は、外面部21と内面部22を離間した位置に設けることにより、光ケーブル3を筐体11内に入線する開口部23を形成している。このようにすると、外面部21と内面部22の形成により開口部23が形成されることになり、別途開口部23を設ける必要がない。なお、外面部21と内面部22は段差状に形成されている。また、アダプタ16が設けられている面と、凹部12が設けられている面とは別の側面24にも、光ケーブル3を挿通可能な開口29を備えている。
本実施形態の凹部12は内面部22の両側に外面部21を形成している。また、開口部23を各々の外面部21と内面部22との間に形成している。つまり、内面部22の両端のいずれの側からも光ケーブル3の入線が可能となるため、使用状況に合わせて入線方向を変更することができる。なお、外面部21は筐体11の角部に形成されている。
本実施形態の筐体11は、図2に示すように、内面部22の内側に光ケーブル3の直線配線空間26を形成し、外面部21の内側に光ケーブル3の湾曲配線空間27を形成している。直線配線空間26は湾曲配線空間27よりも配線スペースの幅が狭くて済むため、凹部12を設けても筐体11内部を拡大する必要は無く、スペースの有効活用をすることができる。
実施形態のスプライスユニット1はケーブルダクト17の取り付け位置を変更することができる。図1に示すように、スプライスユニット1を横置きにした場合、湾曲配線空間27が紙面の右側に位置させるだけではなく、紙面の左側に位置させることも可能である。どちらの場合であっても、ケーブルダクト17が配置されていない側や、湾曲配線空間27が設けられていない側の開口部23から光ケーブル3を入線すればよい。
本実施形態では箱体の上下左右方向から配線することができる。上下方向から配線される場合、筐体11の周縁では凹部12内にのみ配線スペースを設ければ良いため、光ケーブル3の配線による筐体11周縁の突出量を抑制することが可能となる。
図4に示すように、水平に渡した一対のマウントレールに固定することでスプライスユニット1を縦置きで使用する場合、ケーブルダクト17は下側に湾曲配線空間27が位置するように配置するが、筐体11の側面24の角部周りの部位はケーブルダクト17を支えることができるように構成されている。したがって、光ファイバ31の許容曲げ半径以上を維持した状態でケーブルガイドを吊り下げることができるとともに、ケーブルガイドが筐体11から飛び出すことを防ぐことが可能となる。
スプライスユニット1を縦置きで使用する場合、下側から配線すると下側に位置する開口や開口部23を通して光ケーブル3を筐体11に入線することは困難であるため、上側に位置する開口部23を通して入線すればよい。この開口部23を利用すれば、光ケーブル3の曲げを抑制しつつ筐体11に入線することができる。
縦置きで上側から配線する場合、上側に位置する側面24の開口29から入線すればよい。この開口29を利用すれば、光ケーブル3の曲げを抑制しつつ筐体11に入線することができる。なお、一対のマウントレールが垂直に配置されスプライスユニット1は横置きで使用されることも可能である。
以上、一つの実施例を中心に実施形態を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、光ファイバを筐体の側面から入線したい場合などは、光ケーブルを筐体の側面に対して斜めに固定するよう、ケーブル固定部を配置することも可能である。
ケーブル固定は、ケーブルクランプである必要は無く、ケーブルクランプユニットにしても良い。また、ケーブルをバンドで内面部に直接巻き付けても良い。その際は、バンドを通す孔を内面部に形成することが好ましい。
凹部はアダプタが設けられる面と対向する位置に設ける必要は無く、筐体の側面などに設けることも可能である。
ケーブル固定部は、アダプタが設けられる面と対向する位置に設ける必要は無い。但し、アダプタが設けられる面とは異なる面に設けることが好ましく、例えば、筐体の側面などに設けるものとすればよい。
1 スプライスユニット
3 光ケーブル
11 筐体
12 凹部
13 ケーブル固定部
51 ケーブルクランプ部
52 テンションメンバ固定部
61 テンションメンバ

Claims (3)

  1. 光ファイバが入線される筐体を有し、光ケーブルを固定するケーブル固定部を用いて光ケーブルを筐体周縁に対して斜めに固定するスプライスユニットであって、
    筐体の周縁壁は、外面部と内面部が段差状に形成された形状を有し、
    外面部と内面部の間に、光ファイバを筐体内に入線する開口部が形成され、
    筐体の内面部の外側の凹部に、複数の固定部材が配置されており、
    筐体の内面部から見て外側に形成された固定部材の方が、内側に形成された固定部材よりも、光ファイバが入線する開口部に近い位置に配置されるスプライスユニット。
  2. ケーブル固定部は光ケーブルを保持するケーブルクランプ部と、光ケーブルのテンションメンバを固定するテンションメンバ固定部を備え、前記ケーブル固定部をケーブルクランプ部からテンションメンバ固定部にわたって筐体周縁壁に対して斜めに配置した請求項1に記載のスプライスユニット。
  3. 筐体周縁に凹部を形成し、ケーブル固定部を前記凹部に配置した請求項1又は2に記載のスプライスユニット。
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