JP5190704B2 - 保持具 - Google Patents

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本発明は、例えば、電線、光ファイバ、ワイヤハーネスなどをまとめて複数挿通させるコルゲートチューブなどを保持する保持具に係り、特に、コルゲートチューブ内の線材部品の一部を所望の方向に引き出すのに好適な保持具に関する。
蛇腹形状のコルゲートチューブは、例えば内部に電線やワイヤハーネス等の線材部品をまとめて収容して保護するとともに、この線材部品をレイアウトに従って配索するときなどに用いられる。また、このコルゲートチューブについては、2つのコルゲートチューブ端部どうしを連結又は連通させた状態でまとめて一体に保持させたり、所定の方向に折曲させたりするため、コルゲートチューブの要部を外側から保持させる保持具やプロテクタなども開発され使用されている。
また、この保持具やプロテクタに保持されたコルゲートチューブにあっては、挿通されて収容されている電線やワイヤハーネス等の束(主幹線)の中から一部を分岐(分岐した電線のことを枝線と称する。)して外部へ引き出し別の場所へ向けて配索させることが行われている。このため専用の保持具やプロテクタなども提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平11−69562号公報 2005−192329号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の保持具などには、主幹線の配索方向から分岐させる方向に向けて、一定長さだけ延ばすための分岐部を取付けることなどが必要である。つまり、設置方向に応じた分岐部を適宜の箇所に取付けるため、固有形状を有する専用の保持具などを、分岐部分に対応してそれぞれ用意する必要がある。
一方、特許文献2に記載のものにあっては、一部を分岐させようとする場合に、一部分岐させるための分岐管と、この分岐管を本体に取付けるための継ぎ手などが必要であるので、その分、構造が複雑である。また、このような分岐管や継ぎ手などは、引用文献1のものと同様、それぞれの設置場所での分岐させる方向に合わせて専用の固有形状のものが必要である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、蛇腹状の可撓管(コルゲートチューブ)に挿通されて収容されている、例えば線材部品である電線、ワイヤハーネス或いは光ファイバ等の主幹線の一部を引き出して所望の方向に自由に分岐させることができる、簡易な構造の保持具を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明に係る保持具は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 主幹線となる電線束を挿通させたコルゲートチューブを保持する本体部と、
前記本体部の一部を開口して形成された、前記電線束を構成する電線の一部を枝線として引出すための枝線引出部と、
前記枝線引出部の開口端部から前記本体部の外側に向けて突設した、前記本体部に対して任意の方向に屈曲可能、及び/又は捩じ曲げ可能な連結部と、
前記連結部の先端に形成された、前記枝線引出部から引き出された前記枝線を支持する支持片と、
有し、
前記連結部は、前記枝線引出部の開口端部における前記本体部の底部側の端部から、前記本体部の外側に向けて突設し、
前記本体部には、前記連結部が前記枝線引出部の開口端部から突設する位置よりも該本体部の底部側に位置する、該本体部の外側に向けて突出する段部が形成されている、
こと。
(2) 上記(1)の構成の保持具であって、
前記連結部は、該連結部の幅が前記支持片よりも狭いこと。
(3) 上記(2)の構成の保持具であって、
前記連結部は、略円柱状又は角柱状であること。
上記(1)の構成の保持具によれば、例えばコルゲートチューブに収容されている線材部品である電線、ワイヤハーネス或いは光ファイバ等を、連結部を介して任意方向に自由に引き出すことができるので、線材部品を所望の方向に自由に分岐可能な簡易な構造の保持具が提供できる。
また、上記(1)の構成の保持具によれば、保持具から引き出された枝線が、該枝線を配索させる場所(例えば、車両内部の被配索面)に形成された突起などに接触して、枝線が損傷することを回避することができる。
上記(2)、(3)の構成の保持具によれば、簡単な構造で連結部を構成できるので、保持具との一体形成が可能であり、製造コストの削減を図ることができる。
本発明によれば、中空可撓管(例えば、コルゲートチューブ)などに収容されている線材部品である電線、ワイヤハーネス或いは光ファイバ等の幹線の一部を、連結部を介して所望の方向に自由に引き出すことができるので、所望の方向に線材部品を自由に分岐させることが可能な、簡易な構造の保持具が提供できる。
以下、本発明について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る保持具10を示すものであり、中空可撓管を構成する蛇腹形状の2つのコルゲートチューブ40の端部どうしを連結させて保持するときの作業状態を示している。
この保持具10は、同径又は異径のコルゲートチューブ40どうしを連結(又は連通)させて保持するコネクタとしての用途もあるが、特に本発明では、コルゲートチューブ40内の線材部品を分岐させるために用いる。本実施形態の保持具10は、本体部を構成するベース20と、可撓連結部30Cで連結されベース20に被せて取付ける第1上カバー30A及び第2上カバー30Bと、の大略2部品で構成されており、これらは、適宜の合成樹脂材料を用いて、それぞれ一体成形されている。
なお、コルゲートチューブ40は、例えば図10に示すように、線材部品である複数本の電線からなる電線束等(主幹線)50が内部に挿通された状態で収容・保護されているとともに、自動車の車体内部のレイアウトなどに従って配管・配索される。
ベース20は、図1〜図4に示すように、本実施形態の場合、主に、各コルゲートチューブ40の開口端部において、その底部側及び側面を保持するものであって、長手(X)方向について両端寄り(前後)にそれぞれ設けたホルダー部21と、長手(X)方向の両端に設けた第1のベース側係止部(以下、「ベース側係止部」22と略す)と、長手(X)方向の前後両端でかつ長手(X)方向に直交する短手(Y)方向の両側に設けた係止部23と、長手(X)方向の中央底部から下方へ突出する固定部24と、ホルダー部21の間である中央寄りに設けた一対のガイドバー25と、長手(X)方向の中央部に設けた枝線引出部26と、この枝線引出部26を囲む外面のうち下部側の面(取付面S)に設けた段部27と、この段部27近傍の取付面Sに取付けた連結部28と、この連結部28から伸びる支持片29と、を備える。
ホルダー部21は、連結すべきコルゲートチューブ40を受け入れてその外周面を支持することができる形状に形成される。このホルダー部21の内面には、図6に示すように、このホルダー部21の端部に向けて軸方向に延びる弾性保持片211が形成される。弾性保持片211は、各コルゲートチューブ40の端部側内面に挿入し、その端部の蛇腹の谷に弾性的に係合してコルゲートチューブ40をベース20に仮止めする。
ベース側係止部22は、弾性保持片211での仮止め後に行うカバー閉鎖動作に連動した本止めに用いるものであり、各コルゲートチューブ40端部側の外面における蛇腹の谷に弾性的に入り込ませることにより、コルゲートチューブ40の軸方向の移動を阻止する。
係止部23は、ホルダー部21の壁部21Bのそれぞれの外面に形成された略角筒形状を呈するものであって、第1上カバー30A及び第2上カバー30Bの連結片31を受け入れる連結片係止穴23Aを有している。この連結片係止穴23Aの中には、図6に示す弾性のある係止爪23Bが突出する。
固定部24は、図示外の車体内部のパネル等の被取付部材に取付けるようになっており、本実施形態では、被取付部材の取付穴に挿入して固定される固定手段として形成される。
ガイドバー25は、第1上カバー30A及び第2上カバー30Bをベース20に連結させるときに、これらのカバーを適正な姿勢に保つように案内するもので、必須ではないが、カバーの連結操作を滑らかにかつ確実に行う。
枝線引出部26は、図10に示すように、各コルゲートチューブ40の内部に収容させてあった電線束(主幹線)50の中から所望の電線等(枝線)50Aを、いずれかのコルゲートチューブ40の端部から外部に引き出させる出口を構成するものであり、本実施形態では略コの字状の切欠きで構成される。この枝線引出部26は、ベース20に第1上カバー30A及び第2上カバー30Bを上から被せて覆っても、開口状態が確保される。
段部27は、車体内などの配索させる場所にたまたま鋭利な突起などが形成されているなどして、コルゲートチューブ40内の主幹線である電線束50から引き出した枝線50Aが、枝線引出部26から引き出されたときに前述した突起などに接触或いは係止するなどして損傷するのを、回避できる。本実施形態の段部27は、前述したように、保持具10の本体部を構成するベース20の連結部28を取付ける取付面Sにおいて、連結部28の取付位置よりも下側位置から外方に、例えば取付面Sから垂直方向に突出する(図1から図3参照)。
本実施形態の段部27は、図3に示すように、取付面Sから左右一対突設する略平板状を呈するものであり、一体成形により、ベース20と一体に形成される。なお、この段部27の突出長さは、連結部28の全長L2よりも若干短い長さL1に形成されており、図6に示すように、真下(又は真上)から見たときに、連結部28を挟んで左右対称の位置関係となるように形成される。
連結部28は、ベース20に対して支持片29を上下左右或いは捩じ曲げ方向などのいずれの方向についても自在に屈曲又は変位可能とさせるためのものである。本実施形態の連結部28は、前述したように、保持具10の本体部分であるベース20に開口した枝線引出部26を臨む外面側の取付面Sの段部27の設置位置よりもやや上側において、ベース20と一体に形成されており、図9に示すように、ベース20に対して任意の方向(上下左右及び軸線方向)に屈曲可能である。
この連結部28は、少なくとも幅が支持片29よりも狭い構造となっており、本実施形態では、例えば略円柱状に形成されている(これ以外に、角柱状や各種の断面形状のものが適用可能である)。また、この連結部28は、前述したように、全長L2が段部27の突出長さL1よりも若干長くなるように構成されているので、段部27に邪魔されて屈曲動作が阻害されるのを回避できる。
さらに、この連結部28は、ベース20に開口した枝線引出部26の床面26Aと連結部28の最上部位置とが、図2に示すように、面一となるように構成されており、枝線のスムースな引き出し動作を確保できる。
支持片29は、図1及び図2に示すように、連結部28を介してベース20と一体に取付けられており、コルゲートチューブ40内を通る電線束(主幹線)50から分岐しこの主幹線の挿通方向とは異なる方向へ引き出されて延びる電線(枝線)50Aの引出し開始部を下側から支持する(図10参照)。本実施形態の支持片29は、矩形形状を有する薄板状のもので構成されており、適宜の樹脂材料により連結部28及びベース20と一体成形により形成されている。
さらに、この支持片29には、先端部から幅方向に突出する突起部29Aを有している。電線50Aを支持片29に支持させたときに後述するテープ、バンド、リングなどの適宜の別部品で巻き付けるなどして、支持片29に電線50Aを止め付けることにより、電線50Aが支持片29から脱落するのを防止しているが、この支持片29は、そのときに巻き付けたテープT(図10参照)、バンド、リングなどの適宜の別部品が支持片29から外れて抜けようとするのを阻止する。
ベース20に連結部28と支持片29を形成する製造方法としては、例えば、ベース20を成形するプラスティック成形用の金型を、連結部28が少なくとも支持片29よりも幅が狭い構造にしておくことが考えられる。あるいは、枝線引出部26の取付面Sからベース20の外側に向けて突設した突出部(この突出部は、支持片29と同一の幅、厚みを有している。)を形成しておき、その突出部の取付面S近辺の根元部分にスリットを切り込むことによって、そのスリットによって幅が狭くなった突出部の一部を連結部28、それ以外の突出部の他部を支持片29、とするようにして製造してもよい。
一方、第1上カバー30A及び第2上カバー30Bは、図1、図2及び図7、図8に示すように、可撓性を有する可撓連結部30Cで一体に連結されており、ベース3の開放された上部を覆って仮止めされたコルゲートチューブの端部を本止め(2次止め)する。
この第1上カバー30A及び第2上カバー30Bには、それぞれ、ベース20側との連結を行うための連結片31及びコルゲートチューブ40の挿入状態や端部位置の確認を行う位置確認用開口32を設けたカバー本体部33と、ガイド凹部34を設けた基部35と、カバー側係止部36と、を備える。
可撓連結部30Cは、連結すべき2つのコルゲートチューブが異径の場合に、自身が斜めに傾くことで、コルゲートチューブの外径の差による第1上カバー30Aと第2上カバー30Bのベース20からの高さのずれを許容(吸収)させる。なお、この可撓連結部30Cは、2つのコルゲートチューブが同径の場合、水平状態を保持した状態で双方のコルゲートチューブを上から覆う。
連結片31は、ベース20側で1次止め(仮止め)された2つのコルゲートチューブ40の端部を第1上カバー30A及び第2上カバー30Bで覆う際にベース20側に係止させるものであり、連結片係止穴23Aの係止爪23Bに係止する係止突部31Aを設けている。
ガイド凹部34は、第1上カバー30A及び第2上カバー30Bをベース20に装着させる際に、べース20に形成されたガイドバー25を受け入れて、ガイドバー25に沿って垂直下方へスムースに移動させるようにガイドする。
カバー側係止部36は、ベース20側のベース側係止部22での1次止め(仮止め)後の、第1上カバー30A及び第2上カバー30Bでの各コルゲートチューブ端部の閉鎖の際の本止め(2次止め)に用いる。このカバー側係止部36は、各コルゲートチューブ端部の外面の蛇腹の谷に弾性的に係合して、コルゲートチューブ40の軸方向の移動を阻止する。
次に、本実施形態の保持具10を用いて2つのコルゲートチューブ40A、40Bに収容された主幹線を構成する電線束50から一部の電線50Aを分岐させる、枝線の引出し操作について、図1、図10を参照しながら説明する。
この保持具10では、2つのコルゲートチューブ40どうしを一定間隔離間させて、内部に挿通させてある電線束(主幹線)50の中から所定の電線(枝線)50Aを外部へ引き出しておく。その後、図1に示すように、ベース20と第1上カバー30A及び第2上カバー30Bとでコルゲートチューブ40を上下から挟みつけ、一体に固定させる。
この際、図10に示すように、コルゲートチューブ40から引き出された電線(枝線)50Aを、枝線引出部26から保持具10外部に引き出すとともに支持片29に搭載させ、ビニールテープTなどで支持片29と一体に巻きつけて固定させる。
このようにして支持片29に巻きつけて一体化させた電線(枝線)50Aは、自動車の車体内のレイアウトに従い、上下左右の各方向に屈曲可能な連結部28を介して所定の方向に引き出し、引き回して所定の配索を行い、所定の電装品との電気的接続を図ることができる。
なお、この主幹線である電線束50の一部を分岐させるために2つのコルゲートチューブ40どうしを離間させその離間した部分において電線束50から一部の電線(枝線)50Aを引き出させてきたが、例えば、コルゲートチューブ40を2つに分断させてこの分断させた部分からコルゲートチューブ40内部の電線束(主幹線)50の一部の電線(枝線)50Aを引き出させてもよい。さらに、コルゲートチューブ40の一部を開口させてその内部の電線束(主幹線)50から一部の電線(枝線)50Aを引き出してもよい。
従って、本実施形態によれば、コルゲートチューブ40内の電線束50からその一部の電線50Aを引き出して支持片29に支持させ分岐させる際に、ベース20側の取付面Sと支持片29との間をつなぐ連結部28が上下左右に自在に屈曲することで、引き出した枝線を所定の方向に引き出すことができる。
しかも、本実施形態によれば、保持具10の枝線引出部26の設置してある車体内部の配索位置に鋭利な突起部分などが形成されていたとしても、枝線引出部26にて電線束50から一部引き出された枝線50Aは、取付面Sから外方に設置した段部27に支承される。これにより、例えば前述した車体内部の鋭利な突起部分があったとしても、電線(枝線)50Aがこの鋭利な部分などに接触するのを回避できる。
さらに、この電線(枝線)50Aが、例えば剛性の高い電線(ワイヤハーネスでも同様)では、あるいはその電線の外径が大きいと、コルゲートチューブ内から電線を引き出すときの屈曲可能な引き出し角度が制限される虞がある。つまり、これは、例えば折損などをおこすことなく無理のない状態で屈曲させようとすると、一般に、大径の電線ほど又は剛性の高いものほど、曲率半径を大きく確保させることが必要である。
そこで、本実施形態によれば、連結部28の存在により引き出し角度を自由に設定できるので、許される最小限の曲率半径内で、主幹線50から枝線50Aを無理なく引き出すことができる。これにより、無理な急角度で折曲させる折曲部分に応力が集中して電線が折損することを回避できる。
また、本実施形態では、前述したように、ベース20と可撓連結部30Cで連結された第1上カバー30A及び第2上カバー30Bとで上下から挟みつけて、双方のコルゲートチューブを一体に固定させる構成であるので、双方のチューブの外径が異なるものであっても、可撓連結部30Cが撓むことで外径差を吸収させることができ、汎用性が高まる。
なお、本実施形態では、ベース20に対して枝線引出部26を1箇所だけ設けてあるが、ベース20の複数個所に枝線引出部26を設けたものや、枝線引出部26の取付面Sから複数本の連結部28及び支持片29が突設するものであってもよい。
また、本実施形態では、車両用のワイヤハーネスの配索に用いているが、特にこれに限定されるものではなく、例えば地中の共同溝内に埋設されコルゲートチューブ内に挿通されている幹線を構成する光ファイバケーブル、例えばプラスチック製光ファイバ(以下、POF)等の通信ケーブルから宅内に分岐配線するような分野などへも適用可能である。この場合には、POF等の引き出し方向を自由に設定・調整することが可能であるので、別言すれば、許容された曲率の範囲内で引き出すことが可能であるので、配索時のPOF等の折損が防止できる。
本発明の実施形態に係る保持具を示す分解斜視図である。 その保持具を示す斜視図である。 その保持具のベースの取付面から外方に設置した段部などの要部を示す拡大斜視図である。 その保持具の側面図である。 その保持具のベースの正面図である。 その保持具のベースの底面図である。 (A)はその保持具の第1上カバー、第2上カバー及び可撓連結部についての正面図、(B)はその底面図である。 図7のVIIIB−VIIIB線断面図である。 本発明の保持具の作用を示す説明図である。 本発明の保持具による枝線の引き出し状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 保持具
20 ベース(本体部)
21 ホルダー部
26 枝線引出部
27 段部
28 連結部
29 支持片
211 弾性保持片
30A 第1上カバー
30B 第2上カバー
30C 可撓連結部
40A コルゲートチューブ
40B コルゲートチューブ
50 電線束(主幹線)
50A 電線(枝線)
S 取付面
T テープ

Claims (3)

  1. 主幹線となる電線束を挿通させたコルゲートチューブを保持する本体部と、
    前記本体部の一部を開口して形成された、前記電線束を構成する電線の一部を枝線として引出すための枝線引出部と、
    前記枝線引出部の開口端部から前記本体部の外側に向けて突設した、前記本体部に対して任意の方向に屈曲可能、及び/又は捩じ曲げ可能な連結部と、
    前記連結部の先端に形成された、前記枝線引出部から引き出された前記枝線を支持する支持片と、
    有し、
    前記連結部は、前記枝線引出部の開口端部における前記本体部の底部側の端部から、前記本体部の外側に向けて突設し、
    前記本体部には、前記連結部が前記枝線引出部の開口端部から突設する位置よりも該本体部の底部側に位置する、該本体部の外側に向けて突出する段部が形成されている、
    ことを特徴とする保持具。
  2. 前記連結部は、該連結部の幅が前記支持片よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の保持具。
  3. 前記連結部は、略円柱状又は角柱状であることを特徴とする請求項2に記載の保持具。
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