JP3414910B2 - 光通信装置の光ケーブル接続ターミナル構造 - Google Patents

光通信装置の光ケーブル接続ターミナル構造

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JP3414910B2
JP3414910B2 JP30792795A JP30792795A JP3414910B2 JP 3414910 B2 JP3414910 B2 JP 3414910B2 JP 30792795 A JP30792795 A JP 30792795A JP 30792795 A JP30792795 A JP 30792795A JP 3414910 B2 JP3414910 B2 JP 3414910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置の光ケ
ーブル接続ターミナル構造に関する。光ケーブルを介し
て回線多重化された信号を送受信するようにした光通信
装置においては、収容回線数の増大が著しく、これに伴
い光ケーブルの導入本数が増大してきている。光ケーブ
ルは光ケーブル接続ターミナルを介して光通信装置に導
入されるが、かかる光ケーブル接続ターミナルの小型
化、高集積化を図り、光通信装置の小型化を達成するこ
とができる構造の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の光通信装置を示す図であ
る。同図において、11は光通信装置であり、光通信装
置11はバックボードを有するシェルフに複数のプリン
ト板パッケージを挿入実装してなる複数のシェルフユニ
ットをさらに光通信装置架12内に収容して構成されて
いる。
【0003】この光通信装置11に隣接して、光ケーブ
ル接続架13が設けられている。光ケーブル接続架13
の内部には、光ケーブル接続ターミナル14が収容され
ている。光ケーブル接続ターミナル14は、他の光通信
装置との接続回線としての外線光ケーブル(被覆線)1
5を固定する複数の光ケーブル固定部16、光ケーブル
(外線光ケーブル(芯線)17a、内線光ケーブル17
b、伝送モードの異なる光ケーブルの接続に用いる光モ
ードスクランブラ17c)を巻回した状態で保持する複
数の光ケーブル余長処理部、複数の光コネクタ取付板1
8に取り付けられた複数の光ケーブル接続コネクタ19
a、19bを有している。
【0004】光ケーブル接続コネクタ19a、19bは
一対の光ケーブルを接続するための中継コネクタであ
り、光ケーブル接続コネクタ19a、19bの上側接続
部には、光レベルを調整するための光アッテネータ20
が接続されている。
【0005】外線光ケーブル(被覆線)15は、光ケー
ブル固定部16に光ケーブル取付金具16aをネジ止め
することにより固定され、その芯線である外線ケーブル
17aが光ケーブル余長処理部により余長が処理され
て、その先端部の光コネクタが光ケーブル接続コネクタ
19aの下側接続部に接続されている。
【0006】光ケーブル接続コネクタ19aの上側には
光アッテネータ20を介してあるいは介さずに、内線光
ケーブル17bの一端部の光コネクタが接続され、光ケ
ーブル余長処理部により余長が処理されて、その他端部
の光コネクタが光ケーブル接続コネクタ19bの下側接
続部に接続され、あるいは上部に設けられた窓21を介
して光通信装置11に導入されている。光ケーブル接続
コネクタ19bの上側接続部には光モードスクランブラ
17cの一端部の光コネクタが接続され、光ケーブル余
長処理部により余長が処理された後に窓21を介して光
通信装置11に導入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
ると、光ケーブル接続ターミナルを収容した光ケーブル
接続架が大型であるとともに、この大型の光ケーブル接
続架を光通信装置とは別に設置するものであるから、全
体として非常に大型であるとともに、高コストであると
いう問題があった。
【0008】また、光通信装置架内に収容されるシェル
フユニットの一部は、機能の増設等のために増設、移設
等されることがあるが、従来技術によると、光ケーブル
接続ターミナルの対応する部分をも変更する必要があ
り、システム構成の変更に容易に対応できないという問
題があった。
【0009】よって、本発明の目的は、光通信装置の小
型化、低コスト化を達成することができるとともに、シ
ステム構成の変更に容易に対応することができる光通信
装置の光ケーブル接続ターミナル構造を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】即ち、バックボードを有するシェルフに複
数のプリント板パッケージを挿入実装してなる複数のシ
ェルフユニットをさらに架に収容してなる光通信装置に
おいて、前記シェルフユニットの前記シェルフの上下の
パネル部にそれぞれ連続するような上枠部及び下枠部を
有する概略矩形状のターミナル機構枠を前記シェルフユ
ニットの前記バックボードの裏面側に設け、前記ターミ
ナル機構枠の前記上枠部に、光ケーブルを巻回した状態
で保持する複数の第1光ケーブル余長処理部を設け、一
対の光ケーブルを着脱自在に接続する光ケーブル接続コ
ネクタ及び光ケーブルを巻回した状態で保持する第2光
ケーブル余長処理部をそれぞれ有する複数の光アダプタ
手段を、前記ターミナル機構枠の前記下枠部の上面に配
列的に取り付けるようにする。
【0012】本発明によると、前記シェルフユニットの
後部に前記ターミナル機構枠を設けて、これに前記光ア
ダプタ手段を取り付けることにより、光ケーブル接続タ
ーミナルを構成するようにしたから、該シェルフユニッ
トの機能等に応じて個別的に構成でき、システム構成の
変更に容易に対応できるようになるとともに、従来のよ
うな光ケーブル接続架を別に設置する必要がなくなるの
で、全体として装置の小型化、低コスト化を図ることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1乃至図9は本発明の一
実施の形態の構成を説明するための図である。まず、図
2及び図3を参照する。図2、図3は本発明の光ケーブ
ル接続ターミナル構造が適用される光通信装置を正面側
から見た斜視図であり、図2は強制空冷方式を採用した
光通信装置を、図3は自然空冷方式を採用した光通信装
置を示している。
【0014】これらの図において、31は光通信装置の
架であり、架31は架本体31a及び開閉可能な扉31
bから構成されている。架本体31aの天井部には、光
ケーブル(幹線及び支線系通信用光ケーブル、端末系装
置通信用光ケーブル)及び装置電源入力用ケーブルを装
置内に導入するためのケーブル導入口が形成されてい
る。このケーブル導入口は使用されない場合には、ネジ
により着脱可能な閉塞板31cにより閉塞されている。
架本体31aの底板部にもこれらと同様にケーブル導入
口が形成されている。
【0015】32(32a、32b、32c)は架31
に収容された複数のシェルフユニットである。シェルフ
ユニット32はシェルフ(筐体)の内部に複数のコネク
タを有するバックボードを備えており、プリント配線板
にIC、LSI等の電子部品が実装されてなる複数のプ
リント板パッケージをシェルフ内に挿入してバックボー
ドのコネクタにプラグイン接続した後に、通気口を有す
る正面パネルで正面の開口を閉塞することにより構成さ
れている。
【0016】32aは幹線系通信用光インタフェースシ
ェルフ、32bは支線系通信用光インタフェースシェル
フ(オプション実装)、32cは端末装置通信用端末イ
ンタフェースシェルフ(オプション実装)である。33
は電源ユニット、34は架上ランプである。
【0017】強制空冷方式の場合には、図2に示されて
いるように、複数のファンユニット(ファン盤)35が
設けられており、自然空冷方式の場合には、図3に示さ
れているように、熱誘導盤36が設けられている。
【0018】図4は図2に示した光通信装置を後方から
見た斜視図である。同図に示されるように、幹線系通信
用光インタフェースシェルフ32aの後部には光ケーブ
ル接続ターミナル部37が設けられており、架31の両
側壁の内面には幹線系外線光ケーブルターミナル部38
が設けられており、支線系通信用光インタフェースシェ
ルフ32bの後部には支線系外線光ケーブルターミナル
部を備えた光ケーブル接続ターミナル部39が設けられ
ている。
【0019】図1は幹線系通信用光インタフェースシェ
ルフ32aを後方から見た斜視図である。同図におい
て、41はシェルフ(筐体)であり、シェルフ41の後
部にはその内外面にコネクタが実装されたバックボード
(プリント配線板)42が取り付けられている。シェル
フ41にはその前面の開口から複数のプリント板パッケ
ージ43が挿入され、バックボード42のコネクタにプ
ラグイン接続される。
【0020】シェルフ41のバックボード42の裏面側
には、シェルフ41の上下左右のパネル部にそれぞれ連
続するように形成された上枠部44a、下枠部44b及
び両側枠部44cを有する概略矩形筒状のターミナル機
構枠44が取り付けられている。ターミナル機構枠44
の上枠部44a及び側枠部44cには矩形状の貫通穴が
形成されている。
【0021】ターミナル機構枠44の上枠部44aの各
貫通穴の周囲には、複数のケーブルホルダ45が配設さ
れることにより、外線光ケーブル(芯線)46aを巻回
した状態で保持する複数の外線光ケーブル余長処理部が
形成されている。
【0022】ターミナル機構枠44の下枠部44bに
は、図1及び図5に示されているように、バックボード
42に沿う方向に配列的に複数の概略矩形状の光アダプ
タ取付用貫通穴47が形成されているとともに、下枠部
44bの後端縁部は上側に折り曲げられることにより、
下枠折曲部44dが形成されている。下枠折曲部44d
には複数の溝44eが配列的に形成されている。
【0023】48は光アダプタであり、光アダプタ48
は、図5に示されているように、アダプタ枠及び一対の
光ケーブル接続コネクタ49を備えて構成されている。
アダプタ枠は、板部材を概略コの字状に折り曲げてなる
コの字状板部48aの一方の開放側面を側板部48bに
より閉塞したような形状に形成されており、板金加工に
よりあるいは樹脂モールド成形加工により製造される。
【0024】一対の光ケーブル接続コネクタ49は、ア
ダプタ枠48のコの字状板部48aの上面部に内外に貫
通するように取り付けられており、一方の光ケーブル接
続コネクタ49の上側接続部には、光レベル調整用の光
アッテネータ50が接続されている。
【0025】アダプタ枠のコの字状板部48aの両端部
のうちの一方の端部(前端部)には、段差を有する前端
折曲部48cが形成されており、他方の端部(後端部)
の近傍にはネジ穴が形成されている。また、アダプタ枠
の側板部48bの内面には、複数のケーブルホルダ51
が配設されることにより、内線光ケーブル46bを巻回
した状態で保持する内線光ケーブル余長処理部が形成さ
れている。
【0026】光アダプタ48は、前端折曲部48cの段
差よりも先端側の部分を、下枠部44bの光アダプタ取
付用貫通穴47に挿入し、後端部のネジ穴と下枠部44
bの下枠折曲部44dの溝44eの位置を合わせた状態
でネジ52を螺合することにより、ターミナル機構枠4
4に着脱可能に取り付けられる。
【0027】光アダプタ48の各光ケーブル接続コネク
タ49の下側接続部には、内線光ケーブル46bの一端
部の光コネクタが接続され、内線光ケーブル46bの中
間部分は内線光ケーブル余長処理部(ケーブルホルダ5
1)に余長を処理されて他端の光コネクタがバックボー
ド42に実装された光コネクタ53に接続される。
【0028】図6は図4の幹線系外線光ケーブルターミ
ナル部38の近傍を示す斜視図である。同図において、
54はターミナル板であり、ターミナル板54の上端縁
及び下端縁のそれぞれの近傍には、一対のネジ穴55が
複数配列的に形成されているとともに、中央部近傍には
複数のケーブルホルダ56が配設されることにより、外
線光ケーブル(芯線)46aを巻回した状態で保持する
外線光ケーブル余長処理部が形成されている。
【0029】他の光通信装置との接続回線としての外線
光ケーブル(被覆線)46は、図4に示されているよう
に、架31の底板部のケーブル導入口31dから導入さ
れ、架31の両側壁内面に沿って敷設され、図6に示さ
れているように、光ケーブル取付金具57をネジ58に
より取り付けることによりターミナル板54に固定され
る。
【0030】外線光ケーブル(芯線)46aは外線光ケ
ーブル余長処理部(ケーブルホルダ56)に巻回され
て、さらに図1に示されているように、ターミナル機構
枠44の上枠部44aの外線ケーブル余長処理部(ケー
ブルホルダ45)に巻回されて、先端の光コネクタが光
アダプタ48の光ケーブル接続コネクタ49の上側接続
部又は光ケーブル接続コネクタ49の上側接続部に接続
された光アッテネータ50に接続される。
【0031】図7は支線系通信用光インタフェースシェ
ルフ32bを後方から見た斜視図である。支線系通信用
光インタフェースシェルフ32bは、幹線系通信用光イ
ンタフェースシェルフ32aと同様に、バックボード4
2を有するシェルフ41内に、複数のプリント板ユニッ
ト43を挿入・実装して構成されている。
【0032】シェルフ41のバックボード42の裏面側
には、シェルフ41の上下左右のパネル部にそれぞれ連
続するように形成された上枠部61a、下枠部61b及
び両側枠部61cを有する概略矩形筒状のターミナル機
構枠61が取り付けられている。ターミナル機構枠61
の上枠部61a、下枠部61b、両側枠部61cにはそ
れぞれ複数の矩形状の貫通穴が形成されている。
【0033】ターミナル機構枠61の上枠部61aの後
端縁近傍は上側に折り曲げられることにより上枠折曲部
62aが形成されており、上枠折曲部62aには複数の
ネジ穴62bが配列的に形成されている。
【0034】ターミナル機構枠61の下枠部61bの後
端縁近傍は下側に折り曲げられることにより下枠折曲部
62cが形成されており、下枠折曲部62cには上枠折
曲部62aのネジ穴62bに対応して複数のネジ穴が配
列的に形成されている。
【0035】ターミナル機構枠61には上枠部61a及
び下枠部61b間に渡って複数の光アダプタ63が取り
付けられている。この光アダプタ63は、図8に示され
ているように、アダプタ板64及び一対の光ケーブル接
続コネクタ49を備えて構成されている。アダプタ板6
4は、板部材を適宜に切断・折曲加工することにより構
成されている。
【0036】アダプタ板64には上下部に貫通穴64b
を有する枠取付部64aがそれぞれ形成されているとと
もに、中央部に溝64cが形成され、この溝64cの奥
側にはネジ穴64eを有するターミナル板取付部64d
が形成されている。
【0037】一対の光ケーブル接続コネクタ49は、ア
ダプタ板64の中央部やや上側にコネクタ取付板65を
介して取り付けられている。また、アダプタ板64の一
方の側面には、複数のケーブルホルダ66が配設される
ことにより、内線光ケーブル46b及び外線光ケーブル
(芯線)46aを巻回した状態で保持する光ケーブル余
長処理部が形成されている。
【0038】光アダプタ63は、ターミナル機構枠61
に挿入され、上側の枠取付部64aの貫通穴64bを上
枠折曲部62aの対応するネジ穴62bに、下側の枠取
付部64aの貫通穴64bを下枠折曲部61cの対応す
るネジ穴に位置を合わせた状態でネジ67を螺合するこ
とにより、ターミナル機構枠61に取り付けられる。
【0039】図7及び図8に示されているように、光ア
ダプタ63の各光ケーブル接続コネクタ49の上側接続
部には、内線光ケーブル46bの一端部の光コネクタが
接続され、内線光ケーブル46bの中間部分は光ケーブ
ル余長処理部(ケーブルホルダ66)に余長を処理され
て他端の光コネクタがバックボード42の光コネクタ5
3に接続される。
【0040】図7において、68は支線系外線光ケーブ
ルターミナル板であり、このターミナル板68は図9に
示されているように構成されている。ターミナル板68
には一対のネジ穴70が上下にそれぞれ形成されている
とともに、中央部近傍には複数のケーブルホルダ71が
配設されることにより、外線光ケーブル(芯線)46a
を巻回した状態で保持する外線光ケーブル余長処理部が
形成されている。
【0041】ターミナル板68の外線光ケーブル余長処
理部(ケーブルホルダ71)に対して反対側の面の中央
部には概略L字状の取付金具72(図7参照)が取り付
けられており、取付金具72の中央には貫通穴72aが
形成されている。
【0042】他の光通信装置との接続回線としての外線
光ケーブル(被覆線)46は、図4に示されているよう
に、架31の底板部のケーブル導入口31dから導入さ
れ、図9に示されているように、取付金具73をネジ7
4により取り付けることによりターミナル板68に固定
される。外線光ケーブル(芯線)46aは外線光ケーブ
ル余長処理部(ケーブルホルダ71)に巻回される。
【0043】この状態で、図7に示されているように、
ターミナル板68をその取付金具72が光アダプタ63
の溝64cに挿入されるようにアダプタ板64に沿って
挿入し、光アダプタ63のターミナル取付部64dのネ
ジ穴64eとターミナル板68の取付金具72の貫通穴
72aの位置を合わせた状態で、ネジ75を螺合するこ
とにより光アダプタ63に取り付ける。次いで、外線光
ケーブル46aを光ケーブル余長処理部(ケーブルホル
ダ66)に巻回し、他端の光コネクタを光ケーブル接続
コネクタ49の下側接続部に接続する。
【0044】上記一実施の形態によると、幹線系通信用
光インタフェースシェルフ32aについては、その後部
に設けられた光アダプタ48が着脱可能に取り付けられ
るターミナル機構枠44及び架31の側壁内面に設けら
れたターミナル板54を介して光ケーブルをシェルフ4
1内に導入するようにするとともに、支線系通信用光イ
ンタフェースシェルフ32bについては、その後部に設
けられた光アダプタ63が着脱可能に取り付けられるタ
ーミナル機構枠61及び光アダプタ63に着脱可能に取
り付けられるターミナル板68を介して光ケーブルをシ
ェルフ41内に導入するようにしているから、光ケーブ
ル接続ターミナルの機能をシェルフユニット32の機能
に応じて個別的に構成でき、システム構成の変更に容易
に対応できるようになる。また、従来のような光ケーブ
ル接続架を別に設置する必要がなく、全体として小型で
低コストである。
【0045】さらに、ターミナル板54及び68には、
外線光ケーブル(被覆線)46を固定するための取付金
具57、73が取り付けられるネジ穴55、70を上下
に対称的に配置しているから、上記のように外線光ケー
ブル(被覆線)46を架31の底板のケーブル導入口3
1dから導入する場合のみならず、架31の天板のケー
ブル導入口から導入する場合にも柔軟に対応することが
できる。
【0046】図10乃至図12は本発明の他の実施の形
態を示す図であり、図10は要部を示す斜視図、図11
は光アダプタの斜視図、図12は光アダプタのターミナ
ル機構枠に対する取付時の動作を説明するための図であ
る。
【0047】上記の一実施の形態の幹線系通信用光イン
タフェースシェルフ32aのターミナル機構枠44の下
枠部44b及びこれに取り付けられる光アダプタ48の
構成を改良したものであり、上記の一実施の形態と異な
る部分のみについて説明する。従って以下に説明のない
部分については上記の一実施の形態と同様である。
【0048】ターミナル機構枠44の下枠部44bに
は、図10に示されているように、光アダプタ取付用貫
通穴(以下、第1光アダプタ取付用貫通穴)47の他
に、それぞれ矩形状の第2及び第3光アダプタ取付用貫
通穴81、82が、バックボード42に沿う方向にそれ
ぞれ配列的に形成されている。
【0049】これらの第1乃至第3光アダプタ取付用貫
通穴47、81、82はバックボード42側からこの順
に形成されている。なお、上記の一実施の形態のよう
な、下枠部44bの後端縁部の下枠折曲部44dは形成
されていない。
【0050】光アダプタ48のコの字状板部48aの後
端部には、図11に示されているように、後端折曲部8
3が形成されており、この後端折曲部83の先端には上
向きに突起83aが形成されている。なお、上記の一実
施の形態のような、コの字状板部48aの後端近傍のネ
ジ穴は形成されていない。
【0051】光アダプタ48は、図12(A)に示され
ているように、まず、前端折曲部48cの段差よりも先
端側の部分を、下枠部44bの第1光アダプタ取付用貫
通穴47に挿入し、図12(B)に示されているよう
に、後端折曲部83を第3光アダプタ取付用貫通穴82
に挿入し、図12(C)に示されているように、バック
ボード42側にスライドさせると、図12(D)に示さ
れているように、光アダプタ48の後端折曲部83の弾
性によって後端折曲部83の突起83aが下枠部44b
の第2光アダプタ取付用貫通穴81に係合する。これに
より、光アダプタ48はターミナル機構枠44に取り付
けられる。
【0052】光アダプタ48のターミナル機構枠44へ
の着脱のためにネジ等を使用しないので、上記の一実施
の形態と比較して、その作業が非常に簡単であり、作業
性が良好となる。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、光通信装置の小型化、低コスト化を達成できるとと
もに、システム構成の変更に容易に対応できるようにな
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態のシェルフユニット(幹線
系通信用光インタフェースシェルフ)の斜視図である。
【図2】本発明一実施の形態の光通信装置(強制空冷方
式)を前方から見た斜視図である。
【図3】本発明一実施の形態の光通信装置(自然空冷方
式)を前方から見た斜視図である。
【図4】本発明一実施の形態の光通信装置を後方から見
た斜視図である。
【図5】本発明一実施の形態の幹線系通信用光インタフ
ェースシェルフに採用される光アダプタの斜視図であ
る。
【図6】本発明一実施の形態の幹線系通信用光インタフ
ェースシェルフへの外線光ケーブル用のターミナル部近
傍の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明一実施の形態のシェルフユニット(支線
系通信用光インタフェースシェルフ)の斜視図である。
【図8】本発明一実施の形態の支線系通信用光インタフ
ェースシェルフに採用される光アダプタの斜視図であ
る。
【図9】本発明一実施の形態の支線系通信用光インタフ
ェースシェルフに採用される外線光ケーブル用のターミ
ナル板の構成を示す斜視図である。
【図10】本発明他の実施の形態の幹線系通信用光イン
タフェースシェルフの要部を拡大した斜視図である。
【図11】本発明他の実施の形態の幹線系通信用光イン
タフェースシェルフに採用される光アダプタの斜視図で
ある。
【図12】本発明他の実施の形態の幹線系通信用光イン
タフェースシェルフに採用される光アダプタのターミナ
ル機構枠への取付時の動作を説明するための図である。
【図13】従来技術の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
31 架 41 シェルフ 42 バックボード 43 プリント板ユニット 44 ターミナル機構枠 44a 上枠部 44b 下枠部 45 ケーブルホルダ(第1光ケーブル余長処理部) 46、46a、46b 光ケーブル 47 光アダプタ取付用貫通穴 48 光アダプタ(光アダプタ手段) 48a コの字状板部 48b 側板部 48c 前端折曲部 49 光ケーブル接続コネクタ 51 ケーブルホルダ(第2光ケーブル余長処理部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−72204(JP,A) 特開 平7−270626(JP,A) 特開 平6−252569(JP,A) 実開 平5−59408(JP,U) 実開 平5−59407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/36 - 6/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボードを有するシェルフに複数の
    プリント板パッケージを挿入実装してなる複数のシェル
    フユニットをさらに架に収容してなる光通信装置におい
    て、 前記シェルフユニットの前記シェルフの上下のパネル部
    にそれぞれ連続するような上枠部及び下枠部を有する概
    略矩形状のターミナル機構枠を前記シェルフユニットの
    前記バックボードの裏面側に設け、 前記ターミナル機構枠の前記上枠部に、光ケーブルを巻
    回した状態で保持する複数の第1光ケーブル余長処理部
    を設け、 一対の光ケーブルを着脱自在に接続する光ケーブル接続
    コネクタ及び光ケーブルを巻回した状態で保持する第2
    光ケーブル余長処理部をそれぞれ有する複数の光アダプ
    タ手段を、前記ターミナル機構枠の前記下枠部の上面に
    配列的に取り付けるようにしたことを特徴とする光通信
    装置の光ケーブル接続ターミナル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光通信装置の光ケーブ
    ル接続ターミナル構造において、 前記ターミナル機構枠の前記下枠部に、前記バックボー
    ドに沿う方向に複数配列された光アダプタ取付用貫通穴
    を形成し、 前記光アダプタ手段は、板部材を概略コの字状に折り曲
    げてなるコの字状板部の一方の開放側面を側板部により
    閉塞したような形状を有するアダプタ枠の該コの字状板
    部に前記光ケーブル接続コネクタを取り付け、該側板部
    の内面に前記第2光ケーブル余長処理部を設けるととも
    に、該コの字状板部の一方の端部に段差を有する前端折
    曲部を形成して構成され、 前記前端折曲部の前記段差よりも先端側を前記光アダプ
    タ取付用貫通穴に挿入し、前記コの字状板部の他方の端
    部を前記下枠部にネジ止めすることにより、前記光アダ
    プタ手段を前記ターミナル機構枠に着脱可能に取り付け
    るようにしたことを特徴とする光通信装置の光ケーブル
    接続ターミナル構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光通信装置の光ケーブ
    ル接続ターミナル構造において、 前記ターミナル機構枠の前記下枠部に、前記バックボー
    ドに沿う方向にそれぞれ複数配列された第1、第2及び
    第3光アダプタ取付用貫通穴を該バックボード側からこ
    の順に形成し、 前記光アダプタ手段は、板部材を概略コの字状に折り曲
    げてなるコの字状板部の一方の開放側面を側板部により
    閉塞したような形状を有するアダプタ枠の該コの字状板
    部に前記光ケーブル接続コネクタを取り付け、該側板部
    の内面に前記第2光ケーブル余長処理部を設けるととも
    に、該コの字状板部の一方の端部に段差を有する前端折
    曲部を形成し、該コの字状板部の他方の端部に先端に突
    起を有する後端折曲部を形成して構成され、 前記前端折曲部の前記段差よりも先端側を前記第1光ア
    ダプタ取付用貫通穴に挿入し、前記後端折曲部を前記第
    3光アダプタ取付用貫通穴に挿入した後に、前記バック
    ボード側にスライドさせて、前記突起を前記第2光アダ
    プタ取付用貫通穴に係合させることにより、前記光アダ
    プタ手段を前記ターミナル機構枠に着脱可能に取り付け
    るようにしたことを特徴とする光通信装置の光ケーブル
    接続ターミナル構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光通信装置の光ケーブ
    ル接続ターミナル構造において、 光ケーブルを固定する複数の光ケーブル固定部及び光ケ
    ーブルを巻回した状態で保持する複数の第3光ケーブル
    余長処理部を有する光ケーブルターミナル板を、前記架
    の両側壁内面の少なくとも一方に設け、 前記光ケーブル固定部は前記光ケーブルターミナル板の
    上下の縁部近傍にそれぞれ複数形成されているととも
    に、前記第3光ケーブル余長処理部は該上下の光ケーブ
    ル固定部の間に形成されていることを特徴とする光通信
    装置の光ケーブル接続ターミナル構造。
  5. 【請求項5】 バックボードを有するシェルフに複数の
    プリント板パッケージを挿入実装してなる複数のシェル
    フユニットをさらに架に収容してなる光通信装置におい
    て、 前記シェルフユニットの前記シェルフの上下のパネル部
    に連続するような上枠部及び下枠部を有する概略矩形状
    のターミナル機構枠を前記シェルフユニットの前記バッ
    クボードの裏面側に設け、 一対の光ケーブルを着脱自在に接続する光ケーブル接続
    コネクタ及び光ケーブルを巻回した状態で保持する第1
    光ケーブル余長処理部をそれぞれ有する複数の光アダプ
    タ手段を、前記ターミナル機構枠の前記上枠部及び前記
    下枠部間に渡って配列的に取り付け、 光ケーブルを固定する光ケーブル固定部及び光ケーブル
    を巻回した状態で保持する第2光ケーブル余長処理部を
    有する光ケーブルターミナル板を、前記光アダプタ手段
    に沿って挿入して該光アダプタ手段に着脱可能に取り付
    けるようにしたことを特徴とする光通信装置の光ケーブ
    ル接続ターミナル構造。
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