JP2748883B2 - 中継ケーブルの処理方法および処理構造 - Google Patents

中継ケーブルの処理方法および処理構造

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JP2748883B2
JP2748883B2 JP7044467A JP4446795A JP2748883B2 JP 2748883 B2 JP2748883 B2 JP 2748883B2 JP 7044467 A JP7044467 A JP 7044467A JP 4446795 A JP4446795 A JP 4446795A JP 2748883 B2 JP2748883 B2 JP 2748883B2
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relay
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器等に用いられ
プリント配線基板が出し入れ可能なプリント配線基板搭
載ユニットに関し、特に、ユニットと中継ターミナル盤
とを接続する中継ケーブルの余長処理方法および処理構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の出し入れ可能な電気機器
ユニットのケーブル処理構造の一例の斜視図である(特
開昭62−15897号公報参照)。図5において、本
体(不図示)に固定されたガイドレール103には、移
動台102が前後方向(図示矢印A方向)に往復移動可
能に支持されており、この移動台102には、背面から
複数のケーブル105が引き出された電器機器ユニット
101が固定されている。移動台102の後端部には一
対の支持板104が立設され、支持板104間に謡動板
106が回動自在に設けられている。謡動板106に
は、ケーブル105が並列に配列されて、固定手段によ
り固定されている。移動台102の後方において本体に
は固定板107が設けられ、この固定板107に、ケー
ブルが引き出し方向に一直線上になるように固定されて
いる。さらに、謡動板106と固定板107との間にお
いて、ケーブル105は中間板108に固定されてい
る。
【0003】上記構成に基づき、電気機器ユニット10
1を本体に対して押し込むと、ケーブル105は、整然
と配列されたまま中間板108の重量によりU字状にた
るみ、電気機器ユニット101と本体との間に収納され
る。
【0004】図6は、従来の電気機器ユニットのケーブ
ル処理構造の他の例の断面図である(特開昭63−62
300号公報参照)。図6において、装置本体201に
は、背面からケーブル205が引き出されたプリント配
線基板202が着脱自在に設けられている。装置本体2
01は、垂直のラック(不図示)に多段に積み重ねら
れ、各装置本体201のプリント配線基板202同士
が、その前部に接続された装置間ケーブル208によっ
て互いに接続される。
【0005】装置本体201内において、プリント配線
基板202の上方は、プリント配線基板202から引き
出されたケーブル205が接続されるターミナル部20
4用の空間となっている。ターミナル部204は、装置
本体201の側壁に固定された側枠203に前後方向
(矢印B方向)に摺動自在に設けられている。従ってケ
ーブル205は、ターミナル部204の移動距離に応じ
て適切な余長を有している。また、ターミナル部204
の前面には、外線ケーブル(不図示)が接続されるコネ
クタ206が設けられており、このコネクタ206に外
線ケーブルを接続することによって、外線ケーブルとプ
リント配線基板202とが接続される。外線ケーブル
は、装置本体201の側壁に形成されたケーブル導入口
より装置本体201内に導入される。
【0006】上記構成に基づき、装置本体201にプリ
ント配線基板202を装着したら、まず、ターミナル部
204を手前に引き出し、外線ケーブルをコネクタ20
6に接続する。次いで、ターミナル部204を押し込
み、装置間ケーブル208を接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には以下に示すような問題点があった。
【0008】図5に示した構造のものでは、複数のケー
ブルを1本ずつ固定しているので、実装効率が悪く、ま
た配線作業に時間がかかるという問題点があった。さら
に、ケーブルの被覆が硬いため屈曲性が悪く、電器機器
ユニットの挿入時の操作性がよくなかった。挿入時の操
作性を向上させるためには電気機器ユニットを押し込ん
だときのケーブルの屈曲半径を大きくする必要があり、
電気機器ユニットの後方のスペースが大きくなってしま
う。
【0009】一方、図6に示した構造のものでは、装置
本体の前面で接続される構造の場合のみに適用されるも
のであるうえに、ケーブルを接続した状態ではプリント
配線基板を出し入れできないものであった。
【0010】そこで本発明は、少ないスペースで、ケー
ブルを接続したままプリント配線基板ユニットの出し入
れを可能としつつ、配線作業も簡単でかつ出し入れの操
作性を向上させる中継ケーブルの処理方法および処理構
造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の中継ケーブルの処理方法は、プリント基板が搭
載されたユニットが本体に対して引き出し可能に設けら
れた電気機器の、前記本体の背面部のターミナル部と前
記プリント配線基板とを、前記ユニットの引き出し量に
応じた余長を有する中継ケーブルで接続する際の中継ケ
ーブルの処理方法であって、複数の配線部材、前記ユ
ニットの引き出し方向に垂直、かつ、水平な方向に平行
配列し、該平行配列された複数の配線部材を柔軟性のあ
る被覆で覆って前記中継ケーブルを構成し前記プリン
ト基板と前記ターミナル部とを前記中継ケーブルで接続
した後、前記中継ケーブルの余長分を下方にたるませた
状態で、前記中継ケーブルを前記ユニットの後
記ターミナル部の前記ユニットの後端と対向する部位
に固定することを特徴とする。
【0012】本発明の中継ケーブルの処理構造は、プリ
ント基板が搭載されたユニットが本体に対して引き出し
可能に設けられた電気機器の、前記本体の背面部のター
ミナル部と前記プリント配線基板とを接続する中継ケー
ブルの処理構造であって、前記中継ケーブルは、前記ユ
ニットの引き出し量に応じた余長を有し、さらに、前記
ユニットの引き出し方向に垂直、かつ、水平な方向に平
行配列された複数の配線部材を、柔軟性のある被覆で覆
うことで構成され、前記中継ケーブルの余長分を下方に
たるませた状態で、前記中継ケーブルが前記ユニットの
前記ターミナル部の前記ユニットの後端と対向
する部位とに保持されていることを特徴とする。
【0013】また、前記中継ケーブルの、前記ユニット
の後および前記ターミナル部への保持部に、それぞれ
ゴム製のブッシングが被せられており、前記中継ケーブ
ルは前記ブッシングを介して板部材で挟まれて前記ユニ
ットの後端および前記ターミナル部に保持されているも
のや、前記中継ケーブルの、前記ユニットの後部への保
持部と前記本体のターミナル部への保持部との中間部
に、ゴム製のブッシングが被せられているものであって
もよい。
【0014】さらに、前記ユニットの後部および前記本
体のターミナル部には、それぞれケーブル支持部材が前
記中継ケーブルの配線部材の配列方向に平行な軸回りに
回動自在に設けられ、前記中継ケーブルは前記各ケーブ
ル支持部材に保持されているものであってもよい。
【0015】
【作用】上記のとおり構成された本発明の中継ケーブル
の処理方法および処理構造では、中継ケーブルの余長分
を下方にたるませて保持しており、中継ケーブルを接続
したままユニットの出し入れが行えるものであるが、複
数の配線部材を被覆で覆うことにより、中継ケーブルが
束線化され、中継ケーブルの配線作業が簡単になる。ま
た、中継ケーブルの各配線部材は、ユニットの引き出し
方向に垂直、かつ、水平な方向に平行配列されて被覆で
覆われているので、ユニットの出し入れの際にも中継ケ
ーブルがねじれたりせず、整然となった状態を保ってい
る。さらに、被覆は柔軟性があるものなので、中継ケー
ブルの屈曲性がよく、ユニットの挿入時の操作も容易で
あり、しかもユニットの後と本体のターミナル部との
間のスペースをそれほど必要としない。
【0016】また、特に中継ケーブルの処理構造におい
て、中継ケーブルの、ユニットの後部および本体のター
ミナル部への保持部に、それぞれゴム製のブッシングを
被せることで、中継ケーブルはブッシングにより保護さ
れる。これにより、中継ケーブルを保持する際に中継ケ
ーブルに加わる外力による配線部材の断線が防止され
る。さらに、中継ケーブルの2箇所の保持部の中間部に
ゴム性のブッシングを被せることで、中継ケーブルの中
間部には、このブッシングの重量が加わる。その結果、
中継ケーブルは下方にたわみやすくなり、中継ケーブル
のねじれ等がより確実に防止される。
【0017】加えて、中継ケーブルを、ユニットの後部
および本体のターミナル部にそれぞれ回動自在に設けら
れたケーブル支持部材に保持させることで、ユニットの
引き出し量に応じて中継ケーブルの保持部が回動するの
で、ユニットを中継ケーブルの余長分いっぱいに引き出
しても、中継ケーブルが無理に屈曲されることはない。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】(第1実施例)図1は、本発明の中継ケー
ブルの処理構造の第1実施例の斜視図で、通信機器に適
用したものである。
【0020】図1において、ユニット1は通信機器の本
体(不図示)に対して矢印C方向に移動可能に設けられ
ている。ユニット1を移動可能に設ける方法としては、
本体にガイドレール(不図示)を設け、このガイドレー
ルにユニット1を支持したり、ユニットを移動台(不図
示)に固定し、前記ガイドレールに移動台を支持する
等、様々な方法が用いられる。また、ユニット1は、プ
リント配線基板3が取り付けられるユニット枠2を有
し、このユニット枠2の後端の上端部に、プリント配線
基板3の取り付け面と直交する方向(水平方向)に、ケ
ーブル支持部材6が一体的に設けられている。プリント
配線基板3には、後述する中継ケーブル5が接続される
接続用コネクタ3aが設けられている。
【0021】一方、本体の背面側端部には、ユニット1
に取り付けられたプリント配線基板3を他のユニットや
外部装置(不図示)に接続させるための中継ターミナル
盤4が、ユニット1の移動方向に対してユニット1と対
向する部位に固定されている。中継ターミナル盤4に
は、その上端部に、中継ケーブル5が接続される中継用
コネクタ4aが設けられており、接続用コネクタ3aと
中継用コネクタ4aとを中継ケーブル5で接続すること
で、プリント配線基板3は他のユニットや外部装置と、
本体の背面で接続可能となる。
【0022】中継ケーブル5は複数の配線部材からなる
もので、各配線部材が、ユニット1の引き出し方向に垂
直かつ水平方向に並列に並べられた状態で、被覆とし
て、プラスチックを繊維化した柔軟性のある不織布10
で覆われている。また、中継ケーブル5はユニット1の
引き出し量に応じた余長を有しており、ケーブル支持部
材6に掛けられた後、ケーブル支持部材6と中継ターミ
ナル盤4との間で余長分をU字状に下方にたるませて保
持されている。
【0023】中継ケーブル5の保持は、ケーブル支持部
材6に掛けられた部分と中継用コネクタ4aの下方との
2箇所において固定することにより行われる。すなわ
ち、ケーブル支持部材6に掛けられた部分においては、
中継ケーブル5をケーブル支持部材6と押え板8aとで
挟み、ねじ9aにより固定する。中継用コネクタ4aの
下方においても同様に、中継ケーブル5を中継ターミナ
ル盤4と押え板8bとで挟み、ねじ9bにより固定す
る。
【0024】なお、中継ケーブル5の、ケーブル支持部
材6との固定部および中継ターミナル盤4との固定部、
さらに両固定部の中間部には、それぞれゴム製のブッシ
ング11が被せられている。
【0025】これらブッシング11について、図2を参
照して説明する。ブッシング11は、中継ケーブル5の
外周を取り囲む扁平状の部材である。ブッシング11の
内面には、各配線部材が並列に並べられた状態での中継
ケーブル5の外形に合わせた溝11aが形成されてい
る。ブッシング11は、中継ケーブル5が接続用コネク
タ3aおよび中継用コネクタ4aに接続される前に、各
配線部材を溝11aに対応させて中継ケーブル5を挿入
させることで、中継ケーブル5に被せられる。また、ブ
ッシング11には、中継ケーブル5をケーブル支持部材
6または中継ターミナル盤4に固定するためのねじが貫
通する貫通孔11bが形成されている。
【0026】溝11aの形状は、上述したように、各配
線部材が並列に並べられた状態での中継ケーブル5の外
形に合わせた形状なので、中継ケーブル5は、各配線部
材が並列に並べられた状態を保ってブッシング11に保
持される。
【0027】このように、中継ケーブル5の両固定部に
ブッシング11を被せることで、中継ケーブル5を押え
板8a、8bで挟んで固定する際に、中継ケーブル5が
潰れ、断線することが防止される。
【0028】上記のとおり構成された中継ケーブル処理
構造において、中継ケーブル5で接続用コネクタ3aと
中継用コネクタ4aとを接続するには、まず各配線部材
を並列に並べた状態で不織布10で覆い、さらに、上述
した所定の部位に、ブッシング11を被せる。
【0029】次いで、中継ケーブル5を接続用コネクタ
3aおよび中継用コネクタ4aに接続し、ケーブル支持
部材6に掛ける。そして、ブッシング11を被せられた
2つの部位のうち一方をケーブル支持部材6と押え板8
aとで挟んでねじ9aにより固定し、他方を中継ターミ
ナル盤4と押え板8bとで挟んでねじ9bにより固定す
る。これにより中継ケーブル5は、ユニット1と中継タ
ーミナル盤4との間でU字状にたるんで保持される。
【0030】以上説明したように、中継ケーブル5は柔
軟性のある不織布10で各配線部材が束線化されて覆わ
れているので、整然と処理される。しかも、中継ケーブ
ル5の固定のためには、ユニット1側と中継ターミナル
盤4側との2箇所を固定するだけでよく、中継ケーブル
5の余長処理を極めて簡単な作業で容易に行うことがで
きる。
【0031】また、中継ケーブル5の被覆は柔軟性のあ
る不織布10であるので、中継ケーブル5の屈曲性も良
好となる。これにより、中継ケーブル5を接続したまま
でのユニット1の出し入れの操作がしやすくなるととも
に、ユニット1と中継ターミナル盤4との間のスペース
を小さくすることができる。特に、中継ケーブル5の中
間部にブッシング11を被せることにより、このブッシ
ング11の重量で中継ケーブル5が下方に付勢されやす
くなり、ユニット1の出し入れの際に中継ケーブル5
は、ねじられたりせず整然と処理される。
【0032】(第2実施例)本実施例では、中継ケーブ
ルの固定部の構造をさらに工夫した。
【0033】まず、ユニットへの固定部について説明す
る。図3は、本発明の中継ケーブルの処理構造の第2実
施例の、ユニットへの固定部を側方から見た図である。
図3において、ユニット21のユニット枠22には、第
1のケーブル支持部材26が、プリント配線基板(不図
示)の取り付け面に垂直な軸26a回り(矢印D方向)
に回動自在に設けられている。この第1のケーブル支持
部材26に、第1実施例と同様に、不織布で覆われると
ともにブッシング31が被された中継ケーブル25が、
押え板28aとの間で挟まれてねじ固定されている。
【0034】次に、中継ターミナル盤への固定部につい
て説明する。図4は、本発明の中継ケーブルの処理構造
の中継ターミナル盤への固定部を側方から見た図であ
る。図4において、中継ターミナル盤24の側枠には、
第2のケーブル支持部材27が、第1のケーブル支持部
材26の軸26a(図3参照)と平行な軸27a回り
(矢印E方向)に回動自在に設けられている。この第2
のケーブル支持部材27に、第1実施例と同様に、不織
布で覆われるとともにブッシング31が被された中継ケ
ーブル25が、押え板28bとの間で挟まれてねじ固定
されている。
【0035】以上説明したように、中継ケーブル25を
それぞれの固定部において回動自在に固定することによ
り、ユニット21を中継ケーブル25の余長分だけ引き
出すと、第1のケーブル支持部材26および第2のケー
ブル支持部材27の、中継ケーブル25の固定された面
が、それぞれ水平近くまで回動される。これにより、ユ
ニット21を中継ケーブル25の余長分いっぱいに引き
出しても、中継ケーブル25は無理に屈曲されることは
なくなる。従って、ユニット21の引き出し量を大きく
とることができ、ユニット21を引き出しての作業性が
向上する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の中継ケーブ
ルの処理方法および処理構造は、複数の配線部材を被覆
で覆うことにより、中継ケーブルが束線化され、中継ケ
ーブルの配線作業を簡単に行うことができる。また、中
継ケーブルの各配線部材は、ユニットの引き出し方向に
垂直、かつ、水平な方向に平行配列されて被覆で覆われ
ているので、中継ケーブル整然と処理することができ
る。さらに、被覆は柔軟性があるものなので、ユニット
の挿入時の操作も容易とすることができ、しかもユニッ
トの後と本体のターミナル部との間のスペースを小さ
くすることができる。
【0037】また、特に中継ケーブルの処理構造におい
て、中継ケーブルの、ユニットの後部および本体のター
ミナル部への保持部に、それぞれゴム製のブッシングを
被せることで、中継ケーブルに加わる外力による配線部
材の断線を防止することができる。さらに、中継ケーブ
ルの2箇所の保持部の中間部にゴム性のブッシングを被
せることで、中継ケーブルは下方にたわみやすくなり、
中継ケーブルのねじれ等をより確実に防止することがで
きる。
【0038】加えて、中継ケーブルを、ユニットの後部
および本体のターミナル部にそれぞれ回動自在に設けら
れたケーブル支持部材に保持させることで、ユニットの
引き出し量を大きくとることができ、ユニットを引き出
しての作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継ケーブルの処理構造の第1実施例
の斜視図である。
【図2】図1に示した中継ケーブルの処理構造のブッシ
ングの断面図である。
【図3】本発明の中継ケーブルの処理構造の第2実施例
の、ユニットへの固定部を側方から見た図である。
【図4】本発明の中継ケーブルの処理構造の中継ターミ
ナル盤への固定部を側方から見た図である。
【図5】従来の出し入れ可能な電気機器ユニットのケー
ブル処理構造の一例の斜視図である。
【図6】従来の電気機器ユニットのケーブル処理構造の
他の例の断面図である。
【符号の説明】
1、21 ユニット 2、22 ユニット枠 3 プリント配線基板 3a 接続用コネクタ 4、24 中継ターミナル盤 4a 中継用コネクタ 5、25 中継ケーブル 6 ケーブル支持部材 8a、8b、28a、28b 押え板 9a、9b ねじ 10 不織布 11、31ブッシング 11a 溝 11b 貫通孔 26 第1のケーブル支持部材 26a、27a 軸 27 第2のケーブル支持部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板が搭載されたユニットが本
    体に対して引き出し可能に設けられた電気機器の、前記
    本体の背面部のターミナル部と前記プリント配線基板と
    を、前記ユニットの引き出し量に応じた余長を有する
    継ケーブルで接続する際の中継ケーブルの処理方法であ
    って、 複数の配線部材、前記ユニットの引き出し方向に垂
    直、かつ、水平な方向に平行配列し、該平行配列された
    複数の配線部材を柔軟性のある被覆で覆って前記中継ケ
    ーブルを構成し前記プリント基板と前記ターミナル部とを前記中継ケー
    ブルで接続した後、 前記中継ケーブルの余長分を下方にたるませた状態で、
    前記中継ケーブルを前記ユニットの後前記ターミ
    ナル部の前記ユニットの後端と対向する部位とに固定す
    ることを特徴とする中継ケーブルの処理方法。
  2. 【請求項2】 プリント基板が搭載されたユニットが本
    体に対して引き出し可能に設けられた電気機器の、前記
    本体の背面部のターミナル部と前記プリント配線基板と
    を接続する中継ケーブルの処理構造であって、 前記中継ケーブルは、前記ユニットの引き出し量に応じ
    た余長を有し、さらに、前記ユニットの引き出し方向に
    垂直、かつ、水平な方向に平行配列された複数の配線部
    材を、柔軟性のある被覆で覆うことで構成され、 前記中継ケーブルの余長分を下方にたるませた状態で、
    前記中継ケーブルが前記ユニットの後前記ターミ
    ナル部の前記ユニットの後端と対向する部位とに保持さ
    れていることを特徴とする中継ケーブルの処理構造。
  3. 【請求項3】 前記中継ケーブルの、前記ユニットの後
    および前記ターミナル部への保持部に、それぞれゴム
    製のブッシングが被せられており、前記中継ケーブルは
    前記ブッシングを介して板部材で挟まれて前記ユニット
    の後端および前記ターミナル部に保持されている請求項
    2に記載の中継ケーブルの処理構造。
  4. 【請求項4】 前記中継ケーブルの、前記ユニットの後
    部への保持部と前記本体のターミナル部への保持部との
    中間部に、ゴム製のブッシングが被せられている請求項
    2または3に記載の中継ケーブルの処理構造。
  5. 【請求項5】 前記ユニットの後部および前記本体のタ
    ーミナル部には、それぞれケーブル支持部材が前記中継
    ケーブルの配線部材の配列方向に平行な軸回りに回動自
    在に設けられ、前記中継ケーブルは前記各ケーブル支持
    部材に保持されている請求項2、3または4に記載の中
    継ケーブルの処理構造。
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