JP2930276B2 - ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法

Info

Publication number
JP2930276B2
JP2930276B2 JP5106520A JP10652093A JP2930276B2 JP 2930276 B2 JP2930276 B2 JP 2930276B2 JP 5106520 A JP5106520 A JP 5106520A JP 10652093 A JP10652093 A JP 10652093A JP 2930276 B2 JP2930276 B2 JP 2930276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
manufacturing
moving
sliding contact
wire harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5106520A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06318410A (ja
Inventor
豊 宮本
寿弘 井上
修 山島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Sogyo KK filed Critical Yazaki Sogyo KK
Priority to JP5106520A priority Critical patent/JP2930276B2/ja
Publication of JPH06318410A publication Critical patent/JPH06318410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2930276B2 publication Critical patent/JP2930276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め端子付電線を挿着
させた複数のコネクタを整形板上で移動させることによ
り、該端子付電線を所要長さに分岐配索させ得るワイヤ
ハーネスの製造装置及び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のワイヤハーネスの製造方
法を示すものである。この方法は、布線板28上に複数
のコネクタ支持用フォークピン29と電線支持用フォー
クピン30とを立設固定させ、該コネクタ支持用フォー
クピン29の先端部にコネクタハウジング31を支持さ
せ、一方のコネクタハウジング31に端子付電線32の
一方の端子33を挿入させた後、電線支持用フォークピ
ン30の先端二股部34に該端子付電線32を配索させ
て、該端子付電線32の他方の端子33′を他方のコネ
クタハウジング31′に挿入させることにより、分岐さ
れた複数のコネクタ31を有するワイヤハーネスを形成
させるものである。
【0003】しかしながら、上記従来のワイヤハーネス
の製造方法にあっては、端子付電線32を一本ずつ手作
業で配索させるために、非常に工数がかかるという問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、端子付電線を一本ずつ配索させる手間がかから
ず、工数を大幅に削減できるワイヤハーネスの製造装置
及び製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、成形板に複数の移動用長孔が設けられ、
各移動用長孔に可動フックが挿通され、各可動フックが
各移動用長孔に沿って移動可能であるワイヤハーネスの
製造装置において、前記成形板に複数の電線摺接ピンが
前記移動用長孔の始端側において並列に立設され、前記
可動フックがコネクタ支持部を有し、該可動フックが前
記移動用長孔に沿ってワイヤハーネスの分岐線に対応す
る長さに移動可能であることを特徴とする(請求項
1)。前記電線摺接ピンが、複数の回転部材を多段に配
置したものであることも有効である(請求項2)。
た、成形板の複数の移動用長孔に沿って可動フックを移
動させるワイヤハーネスの製造方法において、前記成形
板に複数の電線摺接ピンを前記移動用長孔の始端側にお
いて並列に立設し、前記可動フックにハーネスサブアッ
シーのコネクタを支持させ、各コネクタを結ぶ電線を該
電線摺接ピンの外側に位置させ、前記可動フックを前記
移動用長孔に沿って移動させることで、該電線を該移動
用長孔 の長手方向に引き伸ばし、該電線摺接ピンを支点
として屈曲させることを特徴とする(請求項3)。
【0006】
【作用】請求項1,3の構成において、コネクタを可動
フックに支持させ、可動フックを移動用長孔に沿って移
動させることで、電線が電線摺接ピンを支点として所要
分岐長さに配索され、複数のコネクタを有するワイヤハ
ーネスが形成される。電線摺接ピンを支点として屈曲す
ることで分岐線と幹線とが構成される。請求項2の構成
において、電線の引き伸ばしに際して回転部材は個々に
回転する。
【0007】
【実施例】図1〜4は本発明に係るワイヤハーネスの製
造方法の一実施例を示す概要図、図5〜7は同じく製造
装置を示すものである。この製造方法は、図1の如く複
数のコネクタハウジング1に複数の端子付電線2の両側
の端子24を図示しない自動挿入機(特開平1−313
871号参照)により挿入させてハーネスサブアッシー
3を形成させた後、図2の如く該サブアッシー3を整形
板4にセットし、整形板4上に立設した電線摺接ピン5
に分岐線6を沿わせた状態で、整形板4上にスライド可
能に設けた可動フック7に各コネクタ1を保持させ、図
3の如く該可動フック7を後述する駆動手段で該摺接ピ
ン5から離間する方向に移動させて、摺接ピン5を支点
として電線6を所要の分岐長さに引きばし、幹線8の
摺接ピン近傍を粘着テープ9で捲回集束させ、その状態
でサブアッシー3′を整形板4から取り外して図4のよ
うなワイヤハーネス3″を完成させるものである。
【0008】該整形板4には、図5の如く可動フック7
に対する複数の移動用長孔10を各分岐線6の長さに対
応して設けると共に、該長孔10の始端方に摺接ピン5
を立設している。該可動フック7は、支柱11の一方に
電線6を挿通させるフォーク状のコネクタ支持部12、
他方に矩形ブロック状の移動基部13を有している。
該移動基部13は、該長孔10と平行に配設されたガ
イドバー14に対する挿通孔15(図6)を有し、該ガ
イドバー14に沿って分岐線6の引きばし方向(矢印
イ方向)に移動自在である。
【0009】図6の如く、該移動基部13の下側には
マグネット(例えばS極)16を一体に設けてあり、該
マグネット16は駆動手段としてのロッドレスシリンダ
17上を滑動自在である。該ロッドレスシリンダ17
は、矩形筒状の薄肉のシリンダ18内に、S極のマグネ
ット16に対応するN極のマグネットピストン19を摺
動自在に設け、該ピストン19をはさんで該シリンダ1
8の前後端に圧縮エアの入出路20,21を設けてなる
ものであり、両マグネット16,19の吸引力により該
ピストン19と一体的に可動フック7を移動可能であ
る。該可動フック7の支柱11は整形板4の長孔10内
に挿通され、先端方のコネクタ支持部12は整形板4上
に突出される。なお駆動手段として図示しないモータと
ボールねじ等を用いることも可能である。
【0010】該整形板4に立設される電線摺接ピン5
は、図7の如く複数のベアリング(回転部材)22をボ
ルト23に挿通させて多段に設けたものであり、各ベア
リング22は個々に回動自在である。該摺接ピン5は図
2の如く整形板4の両側に各一本ずつ、中間部に各一対
設けられ、各分岐線6は一本のピン5に沿って、あるい
は一対のピン5,5の間に挿通されて、ピン5の外側に
配置され、図3の如く可動フック7上のコネクタ1の移
動に伴って該ピン5を支点として屈曲され、引きばさ
れる。
【0011】ここで各分岐線6の擦れや絡みを生じさせ
ないためには、図1における端子挿入を各分岐間毎にま
とめて行わせた方が良い。すなわち図2における隣合う
分岐線61 ,62 を先にコネクタハウジング11 ,12
に挿着させ、次いで隣の分岐線63 をコネクタハウジン
グ13 に挿着させる。これにより図7に鎖線で示す如く
各分岐線6が擦れや絡みを生じることなく独立して引き
ばされる。
【0012】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1又は3記載の発
明によれば、可動フックの移動により電線が移動用長孔
の長手方向に引き伸ばされ、電線摺接ピンを支点として
屈曲されることで、分岐線と幹線とが構成され、ワイヤ
ハーネスが簡単に形成されるから、従来のように端子付
電線を一本ずつ手作業で配索する手間が省け、大幅な工
数低減が達成される。また、請求項2記載の発明によれ
ば、複数の回転部材が個々に回転することにより、各電
線が擦れ等なくスムーズに引き伸ばされ、ワイヤハーネ
スの形成がスムーズに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤハーネスの製造方法の一過程である端子
付電線をコネクタに挿着させたサブアッシー状態を示す
平面図である。
【図2】本発明に係るワイヤハーネスの製造方法の一実
施例としてサブアッシーを整形板にセットした状態を示
す平面図である。
【図3】同じくサブアッシーの分岐線を引きばした状
態を示す平面図である。
【図4】完成したワイヤハーネスを示す平面図である。
【図5】本発明に係るワイヤハーネスの製造装置の一実
施例を示す斜視図である。
【図6】同じく縦断面図である。
【図7】電線摺接ピンを示す斜視図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 端子付電線 ハーネスサブアッシー 3″ ワイヤハーネス 4 整形板 5 電線摺接ピン 6 分岐線 7 可動フック 10 移動用長孔 12 コネクタ支持部 13 移動用基部 16,19 マグネット 17 ロッドレスシリンダ22 ベアリング(回転部材) 24 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−187505(JP,A) 実開 平5−2315(JP,U) 実開 昭50−48194(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01B 13/00 513 H05K 13/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形板に複数の移動用長孔が設けられ、
    各移動用長孔に可動フックが挿通され、各可動フックが
    各移動用長孔に沿って移動可能であるワイヤハーネスの
    製造装置において、前記成形板に複数の電線摺接ピンが
    前記移動用長孔の始端側において並列に立設され、前記
    可動フックがコネクタ支持部を有し、該可動フックが前
    記移動用長孔に沿ってワイヤハーネスの分岐線に対応す
    る長さに移動可能であることを特徴とするワイヤハーネ
    スの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記電線摺接ピンが、複数の回転部材を
    多段に配置したものであることを特徴とする請求項1記
    載のワイヤハーネスの製造装置。
  3. 【請求項3】 成形板の複数の移動用長孔に沿って可動
    フックを移動させるワイヤハーネスの製造方法におい
    て、前記成形板に複数の電線摺接ピンを前記移動用長孔
    の始端側において並列に立設し、前記可動フックにハー
    ネスサブアッシーのコネクタを支持させ、各コネクタを
    結ぶ電線を該電線摺接ピンの外側に位置させ、前記可動
    フックを前記移動用長孔に沿って移動させることで、該
    電線を該移動用長孔の長手方向に引き伸ばし、該電線摺
    接ピンを支点として屈曲させることを特徴とするワイヤ
    ハーネスの製造方法。
JP5106520A 1993-05-07 1993-05-07 ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法 Expired - Lifetime JP2930276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106520A JP2930276B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106520A JP2930276B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06318410A JPH06318410A (ja) 1994-11-15
JP2930276B2 true JP2930276B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=14435685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5106520A Expired - Lifetime JP2930276B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2930276B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2880465A1 (fr) * 2004-12-30 2006-07-07 Eurocopter France Procede et dispositif de fabrication de harnais electriques
JP5295660B2 (ja) * 2008-06-30 2013-09-18 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス製造治具及びワイヤハーネスの製造方法
JP5295659B2 (ja) * 2008-06-30 2013-09-18 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス製造治具及びワイヤハーネスの製造方法
JP6292618B2 (ja) * 2014-05-09 2018-03-14 矢崎総業株式会社 電線配索装置及び電線配索方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06318410A (ja) 1994-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102341298B1 (ko) 와이어링 하네스의 자동화 생산을 위한 시스템 및 방법
CN101677043A (zh) 电磁接触器的线圈单元及其装配方法
JP2930276B2 (ja) ワイヤハーネスの製造装置及び製造方法
CN1666401A (zh) 改进的分段定子电机的互连方法
JP2016201221A (ja) ワイヤーハーネスの製造方法及び布線治具
JP2007287474A (ja) 端子折り曲げ装置
JP3613075B2 (ja) ワイヤハーネス製造装置および製造方法
EP0614252B1 (en) Connector housing feeding mechanism
JP3609408B2 (ja) 分岐構造を有するハーネスを製造する方法および装置
US3676572A (en) Extensible cable structure
JP2002298670A (ja) 配索装置
JP4430275B2 (ja) ディスクリート線用コネクタおよび電気的接続構造
JP2748883B2 (ja) 中継ケーブルの処理方法および処理構造
JP3659088B2 (ja) 端子挿入によるワイヤーハーネスの製造
JP6487780B2 (ja) 電線テープ巻き作業台
JP2003170385A (ja) ピン挿抜用ロボット
KR100430182B1 (ko) 리니어모터용 이동코일장치의 코일결선구조
JP2018060643A (ja) ワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス製造用装置
JP3497274B2 (ja) 光配線架
CN213636586U (zh) 连接器插端子设备
US4608746A (en) Wire harness fabrication apparatus
JP3248517B2 (ja) コネクタハウジングへの電線付き端子の実装方法及びその実装装置
JP3613096B2 (ja) 線材束の組立図板
CN214625704U (zh) 一种搓线拉直机构
JP2807712B2 (ja) 相互接続組立体の製造装置及び製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term