JP3925843B2 - 機器取付台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にキャビネットに電気機器類を取り付けるために使用する機器取付台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の機器取付台は、図4に示すように電気機器類を取り付ける取付板53の両側に一対の腕板52、52を略コ字状に折り曲げ形成したもので、キャビネットの縦フレーム551、51に先端部をもって取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来のものにあっては、取付板53の取付位置が腕板52の長さにより固定されるため、取付板53の機器取付スペースを有効利用したうえ配線スペースを確保し複数の電気機器55を上下に取り付ける場合には図4に示すように腕板52の長さが異なる機器取付台を複数用意する必要がある。また、機器取付台を各別に縦フレーム51に取り付けるためその取付作業に手数を要するという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた本発明は、機器取付板取付用の取付孔を上下複数段に前後に配設するとともに基端に被取付部材への取付部を設けた一対の腕板の間に機器取付板を上下に配置して前記取付孔に締結材により前後位置調節自在に取り付けたものを請求項1に記載の発明とし、この発明において、上下の機器取付板の上下方向の外端左右に係止爪を張設するとともに腕板の上下端に該係止爪が係合する切欠部を前後に配設したものを請求項2に記載の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施形態を説明する。
1、1は機器取付板取付用の取付孔11を上下2段に前後に配設するとともに基端に被取付部材への取付部12を設けた一対の腕板である。2、2は前記一対の腕板1、1の間に上下に配置して前記取付孔11に締結材3により前後位置調節自在に取り付けた機器取付板である。なお、各機器取付板2は左右に折曲形成した固定板部21に設けた取付孔22を前記取付孔11に合致させ締結材3であるボルト、ナットにより取り付けられている。この場合に取付孔22を雌ねじ加工を施しナットとしてもよい。
【0006】
前記の上下の機器取付板2,2は上下方向の外端左右に係止爪23を張設、すなわち、上方の機器取付板2にあっては上端左右に、下方の機器取付板2にあっては下端左右に係止爪23が張設されている。そして、該係止爪23は前記腕板1の上下端に前後に配設した切欠部13に係合させている。なお、係止爪23は図示のように機器取付板2の上下方向の外端縁に折曲形成した補強板部24の両側に張設して形成することにより成形が容易に行うことができるものである。また、係止爪23を図示のように上下2枚の機器取付板2,2の上下方向の外端左右に設けることにより、同一の機器取付板2を上下反転して使用すればよいので製品管理が容易となる。
【0007】
このように構成されたものは、一対の腕板1、1をそれぞれ基端に設けた取付部12をもって図1に示すように被取付部材であるキャビネットの前側の縦フレーム51,51に取り付ける。すなわち、各腕板1の基端に折曲形成した取付孔12a付きの取付板部12を縦フレーム51にボルト,ナットにより取り付ける。なお、取付部12の縦フレーム51への取付手段はこれに限ることはなく、例えば、取付部12に鉤状の係止爪を設け縦フレームにこれが係合する係止孔を設けたものであって強固に取り付けできるものであってもよい。
【0008】
そして、一対の腕板1、1の間に上下に2枚の機器取付板2,2を配置して該腕板1に配設した機器取付板取付用の取付孔11に各機器取付板2の左右に折曲形成した固定板部21に設けた取付孔22を前記取付孔11に合致させ締結材3であるボルト、ナットにより取り付ける。
このように機器取付板2が取り付けられたら、該機器取付板2に電気機器55を取り付けるものである。
【0009】
本発明によれば、2枚の機器取付板2,2は腕板1に上下2段に前後に配設した取付孔11の任意なものを選択して前後位置調節自在に締結材3により取り付けすることができるので、図1に示すように上下に配設した一方すなわち下方の機器取付板2を前方側に配置することにより、下方の機器取付板2の背面に配線スペースが形成されるので上方の機器取付板2に取り付けた電機機器に引き回しのできない太い電線類の配線を該配線スペースを利用して下方から行うことができ、下方の機器取付板2の機器取付スペースを狭めることがないものである。
【0010】
また、上下2枚の機器取付板2,2を前後位置を同じくして腕板1、1の間に取り付けすれば大きな電気機器も上下2枚の機器取付板2,2に亘り取り付けできるものとなる。また、上下の機器取付板2,2の上下方向の外端左右に係止爪23を張設するとともに腕板1の上下端に該係止爪23が係合する切欠部13を前後に配設することにより、締結部材3を機器取付板2の左右にそれぞれ1個の使用で対応できるので部品点数を少なくすることができるもものである。この実施形態では2枚の機器取付板2を上下2段に取り付けたものとしたが、3枚以上の機器取付板2を上下に取り付けてもよい。
【0011】
なお、本発明に係る機器取付台を図3に示すようにキャビネットの背板側面前に取り付けすることや建物の壁面に取り付けできるものである。また、前記した説明では腕板1、1を被取付部材である縦フレーム51に取り付けた後に機器取付板2を腕板1,1間に取り付けたものとしたが、機器取付板2を腕板1、1に取り付けた後に該腕板1、1を被取付部材である縦フレーム51に取り付けてもよいことは勿論である。
【0012】
【発明の効果】
前記したように、本発明に係る機器取付台は一対の腕板の間に機器取付板を上下に配置して腕板の上下複数段に前後に配設した機器取付板取付用の取付孔に締結材により取り付けものであるから、機器取付板を前後の任意の位置に取り付けできるものであり、異なった規格の機器取付台を用意する必要がないので安価に製造できるうえ製品管理も容易なものとなる。
従って、従来の問題点を解決したものであり、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の他の使用例示す斜視図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 腕板
11機器取付板取付用の取付孔
12取付部
13切欠部
2 機器取付板
23 係止爪
Claims (2)
- 機器取付板取付用の取付孔(11)を上下複数段に前後に配設するとともに基端に被取付部材への取付部(12)を設けた一対の腕板(1)、(1)の間に機器取付板(2)を上下に配置して前記取付孔(11)に締結材(3)により前後位置調節自在に取り付けたことを特徴とする機器取付台。
- 上下の機器取付板(2)、(2)の上下方向の外端左右に係止爪(23)を張設するとともに腕板(1)の上下端に該係止爪(23)が係合する切欠部(13)を前後に配設した請求項1に記載の機器取付台。
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