JP2002344176A - 機器ラックマウント用治具 - Google Patents

機器ラックマウント用治具

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JP2002344176A
JP2002344176A JP2001149226A JP2001149226A JP2002344176A JP 2002344176 A JP2002344176 A JP 2002344176A JP 2001149226 A JP2001149226 A JP 2001149226A JP 2001149226 A JP2001149226 A JP 2001149226A JP 2002344176 A JP2002344176 A JP 2002344176A
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JP
Japan
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mounting
rack
lan
equipment
jig
Prior art date
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JP2001149226A
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Inventor
Hiroshi Sakai
洋 阪井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器を機器ラックに取り付ける際の取付作業
を効率よく行うことができるとともに、かつ取付作業中
の機器の落下を確実に防止できる機器ラックマウント用
治具を提供する。 【解決手段】 この機器ラックマウント治具21,23
は、左右一対の構成であり、LAN機器をLANラック
に取り付ける際に用いられるものであり、構成要素とし
て、LANラックの左右のネジ孔に挿入される上下一対
の挿入部21b,21c,23b,23cと、挿入部2
1b,21c,23b,23cがLANラックの各ネジ
孔に挿入係止された状態で載置されるLAN機器を受け
止める載置部21d,23dとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Loca
l Area Network)機器等の機器をLAN
ラック等の機器ラックに取り付ける際に用いられる機器
ラックマウント用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は本発明が適用されるLAN機器の
斜視図であり、図6は図5のLAN機器がLANラック
に取り付けられた状態を示す図である。LANラック1
には、図6に示すように、LAN機器3が収容される側
面側に開口する機器収容空間5が備えられ、その機器収
容空間5の開口部の左右両側に機器取付用のネジ孔(第
1取付孔)7a,7b,9a,9bが上下2つずつ対を
成して上下方向に多段に複数設けられている。LAN機
器3には、その左右両側にフランジ部11,13が突設
されており、その各フランジ部11,13には、上下に
間隔をあけて対を成す2つのネジ孔(第2取付孔)17
a,17b,19a,19bが設けられている。
【0003】このLAN機器3の左側のネジ孔17a,
17bと右側のネジ孔19a,19bとの間隔、および
上側のネジ孔17a,19aと下側のネジ孔17b,1
9bとの間隔は、LANラック1の左側のネジ孔7a,
7bと右側のネジ孔9a,9bとの間隔、および各組の
上側のネジ孔7a,9aと下側のネジ孔7b,9bとの
間隔と互いに対応している。
【0004】そして、LAN機器3の取り付けは、LA
N機器3側のネジ孔17a,17b,19a,19b
と、LANラック1側のいずれかの組のネジ孔7a,7
b,9a,9bとを対向させ、ネジ等の固定具を用いて
ネジ止めすること等により行われる。このとき、LAN
ラック1のいずれの組のネジ孔7a,7b,9a,9b
を用いてネジ止めを行うかによって、LAN機器3の取
付位置が上下方向に段階的に調節可能となっている。
【0005】このようなLAN機器3のLANラック1
への取付作業において、従来では、LAN機器3側のネ
ジ孔17a,17b,19a,19bと、LANラック
1側の所望とする組のネジ孔7a,7b,9a,9bと
が対向するように、作業者が、片手でLAN機器3を支
持した状態で、もう片方の手でネジ止めを行って取り付
けを行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の取付作業では、下記のような問題点があっ
た。
【0007】第1に、取付作業の際に片手でネジ止めを
行う必要があり、ネジを回しずらく作業性が悪い。第2
に、片手でドライバー等を扱ってネジ止めを行うため、
ネジを落としやすい。第3に、片手でLAN機器3を支
持して取り付けを行うため、取付作業中にLAN機器3
を落下させる危険性がある。第4に、重量の重いLAN
機器3の場合には、二人の作業者で取付作業を行う必要
があり(一人がLAN機器3を支持し、もう一人がネジ
止めを行う)、人件費が高くなる。
【0008】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、機器
を機器ラックに取り付ける際の取付作業を効率よく行う
ことができるとともに、かつ取付作業中の機器の落下を
確実に防止できる機器ラックマウント用治具を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、側面側に開口する機器収容空間を有
し、その機器収容空間の左右両側に機器取付用の第1取
付孔が上下方向に多段に複数設けられた機器ラックに、
前記第1取付孔に対応する取付用の第2取付孔が左右両
側に設けられた機器を、前記第1取付孔および前記第2
取付孔を用いて取り付ける際に用いられる機器ラックマ
ウント用治具であって、前記機器ラックの左側または右
側に設けられた複数の前記第1取付孔のうちのいずれか
に抜き差し自在に挿入され、その第1取付孔に挿入され
た状態でこの機器ラックマウント用治具を係止する挿入
部と、前記機器を受け止める載置面を有し、その載置面
と前記挿入部との上下方向に沿った距離が、前記挿入部
を前記第1取付孔に挿入して前記機器を前記載置面上に
載置した状態で、前記機器の左側または右側の前記第2
取付孔が前記機器ラックの左側または右側のいずれかの
前記第1取付孔の高さ位置に対応するような所定の値に
設定されている機器載置部と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】好ましくは、前記機器ラックマウント用治
具は、前記挿入部として、前記第1取付孔の配設間隔に
対応して上下方向に間隔をあけて設けられた2つの挿入
部を備えるのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
一対の機器ラックマウント用治具(以下単に「治具」と
いう)の平面図であり、図2は図1の各治具の背面図で
あり、図3は図1の右側の治具の側面図である。この治
具21,23は、図1および図2に示すように、左右で
対を成しており、この左右の治具21,23は、後述す
る図3に示すようにLANラック1の左右のネジ孔7
a,7b,9a,9bにそれぞれ装着されるようになっ
ている。
【0012】各治具21,23は、図1ないし図3に示
すように、板状の基台部21a,23aと、その基台部
21a,23aの一方側表面(ここでは前面側表面)か
ら突設された上下に対を成す2つの挿入部21b,21
c,23b,23cと、基台部21a,23aの上端部
から挿入部21b,21c,23b,23cと同一方向
に突設された板状の載置部21d,23dとを備えて構
成されている。
【0013】各挿入部21b,21c,23b,23c
の外径Rは、LANラック1の各ネジ孔7a,7b,9
a,9bにちょうど嵌まるような大きさ(ここでは4m
m)に設定されている。各治具21,23の上側の挿入
部21b,23bと下側の挿入部21c,23cとの間
の間隔D1は、LANラック1の各組の上側のネジ孔7
a,9aと下側のネジ孔7b,9bとの間の間隔と対応
した値(ここでは31.75mm)に設定されている。
【0014】そして、この各治具21,23の各挿入部
21b,21c,23b,23cを、図4に示すよう
に、LANラック1を所望とするいずれかの組の各ネジ
孔7a,7b,9a,9bに挿入することにより、各治
具21,23がLANラック1の機器収容部5の開口部
の左右両側に係止されて装着されるようになっている。
挿入した各挿入部21b,21c,23b,23cは、
容易に引き抜くことができるようになっている。
【0015】載置部21d,23dは、各挿入部21
b,21c,23b,23cがLANラック1の各ネジ
孔7a,7b,9a,9bに挿入された際に、機器収容
部5の開口部の左右両縁部から内方に(左側の治具21
の載置部21dは右側に、右側の治具23の載置部23
dは左側に)張り出すように形成されている。これによ
って、各治具21,23の装着状態において、各治具2
1,23の載置部21d,23d上にLAN機器3の左
右両端部が当接し、LAN機器3が各載置部21d,2
3d上に載置されるようになっている。載置部21d,
23dの上面は、LAN機器3が載置される載置面21
e,23eとなっている。
【0016】載置部21d,23dの載置面21e,2
3eと上側の挿入部21b,23bとの間の上下方向に
沿った距離D2は、図4に示すように、各挿入部21
b,21c,23b,23cをLANラック1の所望と
するいずれかの組の各ネジ孔7a,7b,9a,9bに
挿入し、載置部21d,23d上にLAN機器3を載置
した際に、LAN機器3の各ネジ孔17a,17b,1
9a,19bが、挿入部21b,21c,23b,23
cを挿入したネジ孔7a,7b,9a,9bの組の一つ
上の組の各ネジ孔7a,7b,9a,9bの高さ位置に
ちょうど対応するような所定の値(ここでは6.35m
m)に設定されている。このため、LAN機器3を治具
21,23の載置部21d,23dに載置するだけで、
ネジ孔合わせのための少なくとも上下方向に対するLA
N機器3の位置調節は不要な構成となっている。
【0017】このような治具21,23を用いたLAN
機器1の取り付け作業では、図4に示すように、まず左
右の各治具21,23の各挿入部21b,21c,23
b,23cが、LANラック1のLAN機器3の取り付
けを行うべき組の一つ下の組の左右のネジ孔7a,7
b,9a,9bに挿入されて、各治具21,23の装着
が行われる。
【0018】続いて、装着された左右の治具21,23
の載置部21d,23dの上にLAN機器3が載置され
る。続いて、LAN機器3が左右の治具21,23上に
載置された状態で、LANラック1の各ネジ孔7a,7
b,9a,9bおよびLAN機器3の各ネジ孔17a,
17b,19a,19bにネジが挿通されてネジ止め作
業が行われる。
【0019】以上のように、本実施形態によれば、本実
施形態に係る治具21,23の各挿入部21b,21
c,23b,23cをLANラック1の左右のいずれか
の組のネジ孔7a,7b,9a,9bに挿入して装着
し、その装着された左右の治具21,23の載置部21
d,23d上にLAN機器3を載置した状態で、LAN
ラック1のネジ孔7a,7b,9a,9bおよびLAN
機器1のネジ孔17a,17b,19a,19bを用い
たLAN機器のネジ止め作業を行うことができるため、
LAN機器3をLANラック1に取り付ける際の取付作
業を効率よく行うことできるとともに、かつ取付作業中
のLAN機器3の落下を確実に防止できる。特に、ネジ
止め作業を行う際に両手でネジ止め作業を行うことがで
きるため、作業性がよく、しかも作業中にネジを落とす
こともないという利点がある。また、重量の重いLAN
機器3の場合であっても、一人の作業者で取付作業を行
うことができ、人件費を抑制できるという利点もある。
【0020】また、各治具21,23に2つ挿入部21
b,21c,23b,23cが設けられているため、治
具21,23を安定してLANラック1に装着できる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、本発明
に係る機器ラックマウント用治具の挿入部を機器ラック
の左右の第1取付孔に挿入して装着し、その装着された
左右の治具の載置部上に機器を載置した状態で、機器ラ
ックの第1取付孔および機器の第2取付孔を用いた機器
の取付作業を行うことができるため、機器を機器ラック
に取り付ける際の取付作業を効率よく行うことができる
とともに、かつ取付作業中の機器の落下を確実に防止で
きる。特に、ネジ止め作業等を行う際に両手でネジ止め
作業等を行うことができるため、作業性がよく、しかも
作業中にネジ等を落とすこともないという利点がある。
また、重量の重い機器の場合であっても、一人の作業者
で取付作業を行うことができ、人件費を抑制できるとい
う利点もある。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、2つ挿入
部が設けられているため、治具を安定して機器ラックに
装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る一対の機器ラックマ
ウント用治具の平面図である。
【図2】図1の各治具の背面図である。
【図3】図1の右側の治具の側面図である。
【図4】図1の治具を用いて取付作業が行われる際の様
子を示す図である。
【図5】本発明が適用されるLAN機器の斜視図であ
る。
【図6】図5のLAN機器がLANラックに取り付けら
れた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 LANラック 3 LAN機器 5 機器収容部 7a,7b,9a,9b,17a,17b,19a,1
9b ネジ孔 21,23 機器ラックマウント用治具 21b,21c,23b,23c 挿入部 21d,23d 載置部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面側に開口する機器収容空間を有し、
    その機器収容空間の左右両側に機器取付用の第1取付孔
    が上下方向に多段に複数設けられた機器ラックに、前記
    第1取付孔に対応する取付用の第2取付孔が左右両側に
    設けられた機器を、前記第1取付孔および前記第2取付
    孔を用いて取り付ける際に用いられる機器ラックマウン
    ト用治具であって、 前記機器ラックの左側または右側に設けられた複数の前
    記第1取付孔のうちのいずれかに抜き差し自在に挿入さ
    れ、その第1取付孔に挿入された状態でこの機器ラック
    マウント用治具を係止する挿入部と、 前記機器を受け止める載置面を有し、その載置面と前記
    挿入部との上下方向に沿った距離が、前記挿入部を前記
    第1取付孔に挿入して前記機器を前記載置面上に載置し
    た状態で、前記機器の左側または右側の前記第2取付孔
    が前記機器ラックの左側または右側のいずれかの前記第
    1取付孔の高さ位置に対応するような所定の値に設定さ
    れている機器載置部と、を備えることを特徴とする機器
    ラックマウント用治具。
  2. 【請求項2】 前記機器ラックマウント用治具は、 前記挿入部として、前記第1取付孔の配設間隔に対応し
    て上下方向に間隔をあけて設けられた2つの挿入部を備
    えることを特徴する請求項1に記載の機器ラックマウン
    ト用治具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190772A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Kawamura Electric Inc 機器収納用ラック
JP2013051380A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Seiko Precision Inc 支持部材及び支持システム
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