JP2000090900A - 電気自動車のバッテリキャリア - Google Patents
電気自動車のバッテリキャリアInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリの着脱を省力的に行うことのできる
バッテリキャリアを提供する。 【解決手段】 電気自動車に配設された立体状の枠組み
本体３２を短尺側縦仕切枠１２と長尺側縦仕切枠１３に
より縦区画して複数の区画部１４，１５，１６を形成す
るとともに、この各区画部を横仕切棚板１７によりバッ
テリＢt を枠組み本体の側方より格納可能に複数段の格
納部１８を形成したバッテリキャリアである。各格納部
の横仕切棚板にはヒンジ部Ｈを介してたて向きに位置し
てバッテリを固定可能に、かつ側方に水平状に位置して
バッテリをスライド載置可能にガイドブラケット３５を
設ける。
バッテリキャリアを提供する。 【解決手段】 電気自動車に配設された立体状の枠組み
本体３２を短尺側縦仕切枠１２と長尺側縦仕切枠１３に
より縦区画して複数の区画部１４，１５，１６を形成す
るとともに、この各区画部を横仕切棚板１７によりバッ
テリＢt を枠組み本体の側方より格納可能に複数段の格
納部１８を形成したバッテリキャリアである。各格納部
の横仕切棚板にはヒンジ部Ｈを介してたて向きに位置し
てバッテリを固定可能に、かつ側方に水平状に位置して
バッテリをスライド載置可能にガイドブラケット３５を
設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数個の充電し
たバッテリを電気自動車に搭載するためのバッテリキャ
リアに関するものである。
たバッテリを電気自動車に搭載するためのバッテリキャ
リアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば図６に示すように、従来、バスな
どの電気自動車１（ハイブリッド車を含む）に搭載され
るバッテリキャリア３は、運転席２の背面側スペースと
助手席側スペース、あるいはそのいずれか一方に搭載さ
れるようになっている。そして、このバッテリキャリア
３は図７に示すように枠組み構成されている。
どの電気自動車１（ハイブリッド車を含む）に搭載され
るバッテリキャリア３は、運転席２の背面側スペースと
助手席側スペース、あるいはそのいずれか一方に搭載さ
れるようになっている。そして、このバッテリキャリア
３は図７に示すように枠組み構成されている。
【０００３】図７に示すように、このバッテリキャリア
３は所定長さの短尺枠５と長尺枠６とにより長方形状に
枠組みされて下枠４が形成され、この下枠４の各コーナ
ー部には所定の高さの支柱７が立設され、その上端部に
は下枠４と同様に短尺枠９と長尺枠１０とにより長方形
状に枠組みされた上枠８が取付けられて直方体の枠組み
本体１１に形成されている。
３は所定長さの短尺枠５と長尺枠６とにより長方形状に
枠組みされて下枠４が形成され、この下枠４の各コーナ
ー部には所定の高さの支柱７が立設され、その上端部に
は下枠４と同様に短尺枠９と長尺枠１０とにより長方形
状に枠組みされた上枠８が取付けられて直方体の枠組み
本体１１に形成されている。
【０００４】このように形成された枠組み本体１１は、
一方の上下の短尺枠５，９とバッテリＢt を収納可能な
所定の間隔の平行で、かつ支柱７と平行な短尺側縦仕切
枠１２と、この短尺側縦仕切枠１２と他方の上下の短尺
枠５，９とのほぼ中央部には所定の間隔で対をなす長尺
側縦仕切枠１３，１３が設けられて枠組み本体１１は略
Ｔ字形状の縦仕切枠１２，１３により３区画されて区画
部１４，１５，１６が形成されている。
一方の上下の短尺枠５，９とバッテリＢt を収納可能な
所定の間隔の平行で、かつ支柱７と平行な短尺側縦仕切
枠１２と、この短尺側縦仕切枠１２と他方の上下の短尺
枠５，９とのほぼ中央部には所定の間隔で対をなす長尺
側縦仕切枠１３，１３が設けられて枠組み本体１１は略
Ｔ字形状の縦仕切枠１２，１３により３区画されて区画
部１４，１５，１６が形成されている。
【０００５】また、この各区画部１４，１５，１６は上
下方向で例えば４等分する位置および下枠４側に横仕切
棚板１７が設けられ、この横仕切棚板１７の断面形状は
図９に示すように水平状の水平板部１７ａと、この水平
板部１７ａの奥行き側は上方に立ち上ってバッテリＢt
のストッパー縁１７ｂが形成され、また、水平板部１７
ａのバッテリＢt の出し入れ側の縁部１７ｃは下方に折
曲され、この横仕切棚板１７で仕切られることでバッテ
リＢt を納める格納部１８が図９に示すように１２箇所
形成され、この各収納部１８は図８に示すようにその名
手方向の側部よりバッテリＢt を出し入れするようにな
っている。
下方向で例えば４等分する位置および下枠４側に横仕切
棚板１７が設けられ、この横仕切棚板１７の断面形状は
図９に示すように水平状の水平板部１７ａと、この水平
板部１７ａの奥行き側は上方に立ち上ってバッテリＢt
のストッパー縁１７ｂが形成され、また、水平板部１７
ａのバッテリＢt の出し入れ側の縁部１７ｃは下方に折
曲され、この横仕切棚板１７で仕切られることでバッテ
リＢt を納める格納部１８が図９に示すように１２箇所
形成され、この各収納部１８は図８に示すようにその名
手方向の側部よりバッテリＢt を出し入れするようにな
っている。
【０００６】また、各格納部１８に納められたバッテリ
Ｂt を固定するため、図８に示す横止めブラケット２１
と図１０に示す押えブラケット２３が設けられている。
図８に示すように、この横止めブラケット２１は上下２
段の格納部１８に納められたバッテリＢt の長手方向の
ほぼ中央部を横止めしてバッテリＢt のずれを防止する
もので、断面略コ字形状で所定の長さに形成されて、図
７に示す区画部１４側では上枠８の短尺枠９と横仕切棚
部１７および同横仕切棚板１７と下枠４の短尺枠５との
ほぼ中央部で若干斜状にしてその両端部が図９に示すよ
うにボルト２５により着脱可能に取付けられている。
Ｂt を固定するため、図８に示す横止めブラケット２１
と図１０に示す押えブラケット２３が設けられている。
図８に示すように、この横止めブラケット２１は上下２
段の格納部１８に納められたバッテリＢt の長手方向の
ほぼ中央部を横止めしてバッテリＢt のずれを防止する
もので、断面略コ字形状で所定の長さに形成されて、図
７に示す区画部１４側では上枠８の短尺枠９と横仕切棚
部１７および同横仕切棚板１７と下枠４の短尺枠５との
ほぼ中央部で若干斜状にしてその両端部が図９に示すよ
うにボルト２５により着脱可能に取付けられている。
【０００７】また、図１０に示すように、区画部１５，
１６に取付けられる横止めブラケット２１Ａの所定の位
置には、区画部１５，１６の収納部１８に収納した隣接
相互のバッテリＢt の上面側を押圧固定する押えブラケ
ット２３の取付片２２が設けられている。そして、この
区画部１５，１６の各収納部１８に納められたバッテリ
Ｂt は、図１０に示すように、その隣接するバッテリＢ
t の長手方向（長尺幅）のほぼ中央の上面側を押え可能
とする長さの押えブラケット２３の両端部が横止めブラ
ケット２１Ａの取付片２２に着脱可能に取付けられて隣
接するバッテリＢt を押圧固定している。
１６に取付けられる横止めブラケット２１Ａの所定の位
置には、区画部１５，１６の収納部１８に収納した隣接
相互のバッテリＢt の上面側を押圧固定する押えブラケ
ット２３の取付片２２が設けられている。そして、この
区画部１５，１６の各収納部１８に納められたバッテリ
Ｂt は、図１０に示すように、その隣接するバッテリＢ
t の長手方向（長尺幅）のほぼ中央の上面側を押え可能
とする長さの押えブラケット２３の両端部が横止めブラ
ケット２１Ａの取付片２２に着脱可能に取付けられて隣
接するバッテリＢt を押圧固定している。
【０００８】また、図７に示すように、区画部１４の各
収納部１８に収納されたバッテリＢt は、その幅方向の
ほぼ中央の上面側が押えブラケット２３に押えられ、こ
の押えブラケット２３の両端部は、支柱７と短尺側縦仕
切枠１２の縦辺とに所定の間隔で取付けられた取付片２
４にボルト２５により着脱可能に取付けられている。
収納部１８に収納されたバッテリＢt は、その幅方向の
ほぼ中央の上面側が押えブラケット２３に押えられ、こ
の押えブラケット２３の両端部は、支柱７と短尺側縦仕
切枠１２の縦辺とに所定の間隔で取付けられた取付片２
４にボルト２５により着脱可能に取付けられている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のバッテリキャリア３の構成は、バッテリＢt を充電
するため、収納部１８より着脱するのに多くの横止めブ
ラケット２１および押えブラケット２３を着脱操作しな
ければならないので、手数を要して面倒であり、とく
に、収納部１８よりの取出し、格納するのに作業員は中
腰で作業しなければならないので、腰部を痛める重作業
となる問題があった。
来のバッテリキャリア３の構成は、バッテリＢt を充電
するため、収納部１８より着脱するのに多くの横止めブ
ラケット２１および押えブラケット２３を着脱操作しな
ければならないので、手数を要して面倒であり、とく
に、収納部１８よりの取出し、格納するのに作業員は中
腰で作業しなければならないので、腰部を痛める重作業
となる問題があった。
【００１０】そこで、本発明は、上記した従来の問題点
を解決するためになされたもので、バッテリキャリアに
対するバッテリの着脱を省力的に行うことのできる電気
自動車のバッテリキャリアを提供することを課題とする
ものである。
を解決するためになされたもので、バッテリキャリアに
対するバッテリの着脱を省力的に行うことのできる電気
自動車のバッテリキャリアを提供することを課題とする
ものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１の発明は、電気自動車に配設された立体状
の枠組み本体を、縦仕切枠および横仕切棚板によりバッ
テリを前記枠組み本体の側方より格納可能に複数段の格
納部を形成したバッテリキャリアであって、前記各格納
部の前記横仕切棚板にはヒンジ部を介して縦向きに位置
してバッテリを固定可能に、かつ側方に水平状に位置し
てバッテリをスライド載置可能にガイドブラケットを設
けた構成とした電気自動車のバッテリキャリアである。
に、請求項１の発明は、電気自動車に配設された立体状
の枠組み本体を、縦仕切枠および横仕切棚板によりバッ
テリを前記枠組み本体の側方より格納可能に複数段の格
納部を形成したバッテリキャリアであって、前記各格納
部の前記横仕切棚板にはヒンジ部を介して縦向きに位置
してバッテリを固定可能に、かつ側方に水平状に位置し
てバッテリをスライド載置可能にガイドブラケットを設
けた構成とした電気自動車のバッテリキャリアである。
【００１２】この請求項１の発明においては水平状のガ
イドブラケットにより格納部に対しバッテリをスライド
させて移動させ得る。
イドブラケットにより格納部に対しバッテリをスライド
させて移動させ得る。
【００１３】前記課題を解決するための請求項２の発明
は、請求項１の発明において、ガイドブラケットのヒン
ジ部側には二股部が形成され、該二股部は折曲されて、
横仕切棚板の縁部に当接して前記ガイドブラケットを水
平状に当接保持する左右の当接片を設けた構成とした電
気自動車のバッテリキャリアである。
は、請求項１の発明において、ガイドブラケットのヒン
ジ部側には二股部が形成され、該二股部は折曲されて、
横仕切棚板の縁部に当接して前記ガイドブラケットを水
平状に当接保持する左右の当接片を設けた構成とした電
気自動車のバッテリキャリアである。
【００１４】ガイドブラケット３５にバッテリＢt を載
置してスライドさせる際、水平状態を安定に維持するこ
とができる。
置してスライドさせる際、水平状態を安定に維持するこ
とができる。
【００１５】
【発明の効果】この請求項１の発明によれば、バッテリ
の取出し、格納の際には、ガイドブラケットを水平状に
保持することで、バッテリを格納部よりスライドしてガ
イドブラケットに移動載置することができ、また、充電
後の格納の際には、バッテリを水平状のガイドブラケッ
ト上に載置しスライドして格納部に容易に格納ができ、
作業員がバッテリの持ち運びし易く、バッテリの取出
し、格納を省力化することができる。
の取出し、格納の際には、ガイドブラケットを水平状に
保持することで、バッテリを格納部よりスライドしてガ
イドブラケットに移動載置することができ、また、充電
後の格納の際には、バッテリを水平状のガイドブラケッ
ト上に載置しスライドして格納部に容易に格納ができ、
作業員がバッテリの持ち運びし易く、バッテリの取出
し、格納を省力化することができる。
【００１６】請求項２の発明によれば、ガイドブラケッ
トのヒンジ部側に、横仕切棚板の縁部に当接してガイド
ブラケットを水平状に当接保持する当接片を設けたの
で、ガイドブラケットにバッテリをスライド、載置して
も水平状態を安定に維持することができる。
トのヒンジ部側に、横仕切棚板の縁部に当接してガイド
ブラケットを水平状に当接保持する当接片を設けたの
で、ガイドブラケットにバッテリをスライド、載置して
も水平状態を安定に維持することができる。
【００１７】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図１〜図
６にしたがって説明する。本実施形態のバッテリキャリ
ア３１の枠組み本体３２は図１に示すように形成されて
いる。すなわち、所定長さの短尺枠５と長尺枠６とによ
り長方形状に枠組みされて下枠４が形成され、この下枠
４の各コーナー部には所定の高さの支柱７が立設され、
その上端部には下枠４と同様に短尺枠９と長尺枠１０と
により長方形状に枠組みされて上枠８が取付けられて直
方体の枠組み本体３２に形成されている。
６にしたがって説明する。本実施形態のバッテリキャリ
ア３１の枠組み本体３２は図１に示すように形成されて
いる。すなわち、所定長さの短尺枠５と長尺枠６とによ
り長方形状に枠組みされて下枠４が形成され、この下枠
４の各コーナー部には所定の高さの支柱７が立設され、
その上端部には下枠４と同様に短尺枠９と長尺枠１０と
により長方形状に枠組みされて上枠８が取付けられて直
方体の枠組み本体３２に形成されている。
【００１８】このように形成された枠組み本体３２は、
一方の上下の短尺枠５，９とバッテリＢt を収め可能な
所定間隔で平行で、かつ支柱７と平行な短尺側縦仕切枠
１２と、この短尺側縦仕切枠１２と他方の上下の短尺枠
５，９とのほぼ中央部には所定の間隔で対をなす長尺側
縦仕切枠１３，１３が設けられて、枠組み本体３２は略
Ｔ字形状の縦仕切枠１２，１３により３区画されて区画
部１４，１５，１６が形成されている。
一方の上下の短尺枠５，９とバッテリＢt を収め可能な
所定間隔で平行で、かつ支柱７と平行な短尺側縦仕切枠
１２と、この短尺側縦仕切枠１２と他方の上下の短尺枠
５，９とのほぼ中央部には所定の間隔で対をなす長尺側
縦仕切枠１３，１３が設けられて、枠組み本体３２は略
Ｔ字形状の縦仕切枠１２，１３により３区画されて区画
部１４，１５，１６が形成されている。
【００１９】また、この各区画部１４，１５，１６は上
下方向で、例えば４等分する位置に横仕切棚板１７が設
けられ、図３に示すように、この横仕切棚板１７の断面
形状は水平状の水平棚部１７ａと、この水平棚板１７ａ
の奥行き側は上方へ立上ってバッテリＢt のストッパー
縁１７ｂが形成され、また、水平棚部１７ａのバッテリ
Ｂt の出し入れ側の縁部１７ｃは下方に折曲され、この
横仕切棚板１７で仕切られることでバッテリＢt を納め
る格納部１８が図１に示すように１２箇所形成され、こ
の各収納部１８には図３に示すようにその長手方向より
バッテリＢt を出し入れするようになっている。
下方向で、例えば４等分する位置に横仕切棚板１７が設
けられ、図３に示すように、この横仕切棚板１７の断面
形状は水平状の水平棚部１７ａと、この水平棚板１７ａ
の奥行き側は上方へ立上ってバッテリＢt のストッパー
縁１７ｂが形成され、また、水平棚部１７ａのバッテリ
Ｂt の出し入れ側の縁部１７ｃは下方に折曲され、この
横仕切棚板１７で仕切られることでバッテリＢt を納め
る格納部１８が図１に示すように１２箇所形成され、こ
の各収納部１８には図３に示すようにその長手方向より
バッテリＢt を出し入れするようになっている。
【００２０】また、各格納部１８に納められたバッテリ
Ｂt を固定するため、横止めブラケット３３と押えブラ
ケット２３が設けられている（図１参照）。図３に示す
ように、この横止めブラケット３３は対をなしてヒンジ
部Ｈにより各横仕切棚板１７の出し入れ側の縁部１７ｃ
に所定の間隔で例えば溶着手段により取付けられてい
る。図４に示すように、横止めブラケット３３は縁部１
７ｃ側に取付けられる取付片３４とガイドブラケット３
５とからなり、この取付片３４は所定の幅で縁部１７ｃ
に取付けられる板状に形成され、この取付片３４の一端
はヒンジピン３８を挿通可能なヒンジ部Ｈを構成する管
状のヒンジメール３４ａとされている。また、この取付
片３４とこれを取付けた縁部１７には図３に示すように
ガイドブラケット３５の端部を着脱可能に取付けるボル
ト受け３４ｂが形成されている。
Ｂt を固定するため、横止めブラケット３３と押えブラ
ケット２３が設けられている（図１参照）。図３に示す
ように、この横止めブラケット３３は対をなしてヒンジ
部Ｈにより各横仕切棚板１７の出し入れ側の縁部１７ｃ
に所定の間隔で例えば溶着手段により取付けられてい
る。図４に示すように、横止めブラケット３３は縁部１
７ｃ側に取付けられる取付片３４とガイドブラケット３
５とからなり、この取付片３４は所定の幅で縁部１７ｃ
に取付けられる板状に形成され、この取付片３４の一端
はヒンジピン３８を挿通可能なヒンジ部Ｈを構成する管
状のヒンジメール３４ａとされている。また、この取付
片３４とこれを取付けた縁部１７には図３に示すように
ガイドブラケット３５の端部を着脱可能に取付けるボル
ト受け３４ｂが形成されている。
【００２１】図２および図４に示すように、ガイドブラ
ケット３５は所定の幅で所定の長さを有する断面略コ字
形状に形成され、その一端部は取付片３４のヒンジメー
ル３４ａを嵌め込み可能とする二股部３６が形成される
とともに、この二股部３６は直角状に折曲されて横仕切
棚板１７の縁部１７ｃに当接される当接片３６ａが形成
されている。また、この折曲した左右の当接片３６ａの
内角部には取付片３４のヒンジメール３４ａと整合して
ヒンジピン３８を挿通可能とする管部材３７が溶着手段
により止着されて、この二股部３６はヒンジ部Ｈのヒン
ジヒメールを構成している。またガイドブラケット３５
の端部には取付片３４のボルト受け３４ｂと当接整合す
る取付孔３５ａが貫設されている（図２参照）。
ケット３５は所定の幅で所定の長さを有する断面略コ字
形状に形成され、その一端部は取付片３４のヒンジメー
ル３４ａを嵌め込み可能とする二股部３６が形成される
とともに、この二股部３６は直角状に折曲されて横仕切
棚板１７の縁部１７ｃに当接される当接片３６ａが形成
されている。また、この折曲した左右の当接片３６ａの
内角部には取付片３４のヒンジメール３４ａと整合して
ヒンジピン３８を挿通可能とする管部材３７が溶着手段
により止着されて、この二股部３６はヒンジ部Ｈのヒン
ジヒメールを構成している。またガイドブラケット３５
の端部には取付片３４のボルト受け３４ｂと当接整合す
る取付孔３５ａが貫設されている（図２参照）。
【００２２】このように設けられた左右のガイドブラケ
ット３５の二股部３６側は、横仕切棚板１７の縁部１７
ｃに取付けられた取付片３４のヒンジメール３４ａを嵌
込み状にしてヒンジピン３８を挿通することで回動可能
に取付けられている。そして、このように取付けられた
左右にガイドブラケット３５の他端側の所定の位置間に
は、図２に示すように、アングル状の連結部材３９が取
付けられて連結され、区間部１５，１６側ではこの連結
部材３９の中央部間に押えブラケット２３がボルト２５
により着脱可能に取付けられて格納部１８に納めたバッ
テリＢt を押え込み状に固定するようになっている。
ット３５の二股部３６側は、横仕切棚板１７の縁部１７
ｃに取付けられた取付片３４のヒンジメール３４ａを嵌
込み状にしてヒンジピン３８を挿通することで回動可能
に取付けられている。そして、このように取付けられた
左右にガイドブラケット３５の他端側の所定の位置間に
は、図２に示すように、アングル状の連結部材３９が取
付けられて連結され、区間部１５，１６側ではこの連結
部材３９の中央部間に押えブラケット２３がボルト２５
により着脱可能に取付けられて格納部１８に納めたバッ
テリＢt を押え込み状に固定するようになっている。
【００２３】また、区画部１４の各収納部１８に収納さ
れるバッテリＢt は、図１、図２に示すように、その幅
方向のほぼ中央の上面側が押えブラケット２３に押えら
れ、この押えブラケット２３の両端部は、支柱７と短尺
側縦仕切枠１２とに所定の間隔で取付けられた取付片２
４にボルト２５により着脱可能に取付けられる。
れるバッテリＢt は、図１、図２に示すように、その幅
方向のほぼ中央の上面側が押えブラケット２３に押えら
れ、この押えブラケット２３の両端部は、支柱７と短尺
側縦仕切枠１２とに所定の間隔で取付けられた取付片２
４にボルト２５により着脱可能に取付けられる。
【００２４】このように横仕切棚板１７の縁部１７ｃに
取付けられた横止めブラケット３３，３３は連結部材３
９で連結した状態でヒンジ部Ｈを介して側方へ回動する
ことで、横止めブラケット３３，３３に形成した二股部
３６の左右の当接片３６ａは横仕切棚板１７の縁部１７
ｃに当接されて、左右の横止めブラケット３３，３３は
水平状に当接保持される。そして、横止めブラケット３
３，３３をヒンジ部Ｈを介して上方へ回動して取付孔３
５ａを取付片３４のボルト受け３４ｂに整合してボルト
２５により螺着することで格納部１８に格納したバッテ
リＢt の側部を固定することができる（図２、図３参
照）。
取付けられた横止めブラケット３３，３３は連結部材３
９で連結した状態でヒンジ部Ｈを介して側方へ回動する
ことで、横止めブラケット３３，３３に形成した二股部
３６の左右の当接片３６ａは横仕切棚板１７の縁部１７
ｃに当接されて、左右の横止めブラケット３３，３３は
水平状に当接保持される。そして、横止めブラケット３
３，３３をヒンジ部Ｈを介して上方へ回動して取付孔３
５ａを取付片３４のボルト受け３４ｂに整合してボルト
２５により螺着することで格納部１８に格納したバッテ
リＢt の側部を固定することができる（図２、図３参
照）。
【００２５】このように本実施形態のバッテリキャリア
３１は、例えば直方体の枠組み本体３２を短尺側縦仕切
枠１２と長尺側縦仕切枠１３，１３により略Ｔ字形状に
区画した区画部１４，１５，１６を形成するとともに、
この各区画部１４，１５，１６を横仕切棚板１７により
バッテリＢt を枠組み本体３２の側方より格納可能に複
数段の格納部１８を形成し、この各格納部１８の横仕切
棚板１７にはヒンジ部Ｈを介して縦向きに位置してバッ
テリＢt を固定可能に、かつ側方に水平状に位置してバ
ッテリＢt をスライド載置可能に対を成すガイドブラケ
ット３５を設ける構成としたものである。
３１は、例えば直方体の枠組み本体３２を短尺側縦仕切
枠１２と長尺側縦仕切枠１３，１３により略Ｔ字形状に
区画した区画部１４，１５，１６を形成するとともに、
この各区画部１４，１５，１６を横仕切棚板１７により
バッテリＢt を枠組み本体３２の側方より格納可能に複
数段の格納部１８を形成し、この各格納部１８の横仕切
棚板１７にはヒンジ部Ｈを介して縦向きに位置してバッ
テリＢt を固定可能に、かつ側方に水平状に位置してバ
ッテリＢt をスライド載置可能に対を成すガイドブラケ
ット３５を設ける構成としたものである。
【００２６】また、対を成すガイドブラケット３５のヒ
ンジ部側には二股部３６が形成され、該二股部３６は直
角状に折曲されて、横仕切棚板１７の縁部１７ｃに当接
してガイドブラケット３５を水平状に当接保持する左右
の当接片３６ａを設ける構成としたものである。
ンジ部側には二股部３６が形成され、該二股部３６は直
角状に折曲されて、横仕切棚板１７の縁部１７ｃに当接
してガイドブラケット３５を水平状に当接保持する左右
の当接片３６ａを設ける構成としたものである。
【００２７】このように設けられたバッテリキャリア３
１は、バッテリＢt の取出しの際は、このガイドブラケ
ット３５を水平状に位置保持することで、バッテリＢt
の格納部１８よりスライドすることでガイドブラケット
３５に移動載置することができて、作業員により容易に
持ち運びすることができ、また、充電後にバッテリＢt
を格納する際は、水平状のガイドブラケット３５上に載
置してスライドして格納部１８に容易に格納することが
できる。したがって、従来のように狭い格納部１８に作
業員が中腰を強いられてバッテリＢt を出入れすること
が解消されて、腰痛等の健康管理向上することができ
る。
１は、バッテリＢt の取出しの際は、このガイドブラケ
ット３５を水平状に位置保持することで、バッテリＢt
の格納部１８よりスライドすることでガイドブラケット
３５に移動載置することができて、作業員により容易に
持ち運びすることができ、また、充電後にバッテリＢt
を格納する際は、水平状のガイドブラケット３５上に載
置してスライドして格納部１８に容易に格納することが
できる。したがって、従来のように狭い格納部１８に作
業員が中腰を強いられてバッテリＢt を出入れすること
が解消されて、腰痛等の健康管理向上することができ
る。
【００２８】また、対を成すガイドブラケット３５のヒ
ンジ部側に、横仕切棚板１７の縁部１７ｃに当接してガ
イドブラケット３５を水平状に当接保持する左右の当接
片３６ａを設けたので、この対を成すガイドブラケット
３５にバッテリＢt をスライド、載置しても安定して水
平状態を維持することができる。
ンジ部側に、横仕切棚板１７の縁部１７ｃに当接してガ
イドブラケット３５を水平状に当接保持する左右の当接
片３６ａを設けたので、この対を成すガイドブラケット
３５にバッテリＢt をスライド、載置しても安定して水
平状態を維持することができる。
【００２９】なお、上記実施形態ではバッテリキャリア
３１を略Ｔ字形状に縦区画して各区画部１４，１５，１
６を区画するとともに、各区画部１４，１５，１６を横
仕切棚板１７で仕切るように例示したが、バッテリキャ
リア３１はこれに限定するものではなく、バッテリキャ
リア３１の大きさにより、略十字状、略Ｈ形状に縦区画
してもよい。区画はバッテリの長手幅方向で出入れする
ようにすることが好ましい。横止めブラケット３３は左
右対で例示したが、これに限定するものではなく、例え
ば複数本設けて連結部材３９で連結する構成としてもよ
い。また、ガイドブラケット３５は幅広のものを一本の
み設けてもよい。
３１を略Ｔ字形状に縦区画して各区画部１４，１５，１
６を区画するとともに、各区画部１４，１５，１６を横
仕切棚板１７で仕切るように例示したが、バッテリキャ
リア３１はこれに限定するものではなく、バッテリキャ
リア３１の大きさにより、略十字状、略Ｈ形状に縦区画
してもよい。区画はバッテリの長手幅方向で出入れする
ようにすることが好ましい。横止めブラケット３３は左
右対で例示したが、これに限定するものではなく、例え
ば複数本設けて連結部材３９で連結する構成としてもよ
い。また、ガイドブラケット３５は幅広のものを一本の
み設けてもよい。
【図１】本発明の実施形態のバッテリキャリアの斜視図
である。
である。
【図２】バッテリキャリアの格納部の一部拡大図であ
る。
る。
【図３】(a)(b)は横止めブラケットの作用説明図であ
る。
る。
【図４】横止めブラケットのヒンジ部側の拡大斜視図で
ある。
ある。
【図５】電気自動車の斜視図である。
【図６】運転席を主体とした車内図である。
【図７】従来のバッテリキャリアの斜視図である。
【図８】従来のバッテリキャリアにおけるバッテリの出
し入れ工程の説明図である。
し入れ工程の説明図である。
【図９】従来のバッテリキャリアの一部断面図である。
【図１０】従来のバッテリキャリアにおいて隣接するバ
ッテリの押えブラケットを固定する横止めブラケットの
斜視図である。
ッテリの押えブラケットを固定する横止めブラケットの
斜視図である。
１ 電気自動車 ２ 運転席 ３１ バッテリキャリア ３２ 枠組み本体 １２ 短尺側縦仕切枠 １３ 長尺側縦仕切枠 １４，１５，１６ 区画部 １７ 横仕切棚板 １８ 格納部 ３３ 横止めブラケット ３４ 取付片 ３５ ガイドブラケット ３６ 二股部 ３６ａ 当接片 Ｈ ヒンジ部
Claims (2)
- 【請求項１】 電気自動車に配設された立体状の枠組み
本体を、縦仕切枠および横仕切棚板によりバッテリを前
記枠組み本体の側方より格納可能に複数段の格納部を形
成したバッテリキャリアであって、前記各格納部の前記
横仕切棚板にはヒンジ部を介して縦向きに位置してバッ
テリを固定可能に、かつ側方に水平状に位置してバッテ
リをスライド載置可能にガイドブラケットを設けた構成
とした電気自動車のバッテリキャリア。 - 【請求項２】 ガイドブラケットのヒンジ部側には二股
部が形成され、該二股部は折曲されて、横仕切棚板の縁
部に当接して前記ガイドブラケットを水平状に当接保持
する左右の当接片を設けた構成とした請求項１に記載の
電気自動車のバッテリキャリア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263335A JP2000090900A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 電気自動車のバッテリキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263335A JP2000090900A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 電気自動車のバッテリキャリア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000090900A true JP2000090900A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17388054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263335A Pending JP2000090900A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 電気自動車のバッテリキャリア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000090900A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010244876A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Toyota Motor Corp | バッテリスタックの固定構造 |
| KR101212552B1 (ko) * | 2010-11-29 | 2012-12-14 | 한국과학기술원 | 전기자동차 배터리팩 구조 |
| KR101568276B1 (ko) * | 2014-03-31 | 2015-11-11 | 주식회사 태산하이텍 | 배터리 랙 조립체 |
| KR20160109045A (ko) * | 2015-03-09 | 2016-09-21 | 주식회사 태산하이텍 | 전력 저장장치의 배터리 모듈용 랙 하우징 |
| CN106799956A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-06-06 | 浙江中车电车有限公司 | 可拆卸的电池安装骨架结构以及具有该结构的车身 |
| JP2018514072A (ja) * | 2015-03-16 | 2018-05-31 | サンダー パワー ニュー エナジー ヴィークル ディベロップメント カンパニー リミテッドＴｈｕｎｄｅｒ Ｐｏｗｅｒ Ｎｅｗ Ｅｎｅｒｇｙ Ｖｅｈｉｃｌｅ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 電気自動車の電池パック、電気自動車シャーシ、および電池モジュールの交換方法 |
| WO2018190552A1 (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 주식회사 엘지화학 | 서랍형 배터리 팩 |
| WO2019001563A1 (zh) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 一种动力电池支架及电动汽车 |
| CN110071240A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-30 | 河南平高电气股份有限公司 | 电池箱导向组件及使用该组件的储能装置 |
| CN110112337A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-08-09 | 河南平高电气股份有限公司 | 电池箱支撑滚轮及使用该支撑滚轮的储能装置 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP10263335A patent/JP2000090900A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101720278B1 (ko) * | 2015-03-09 | 2017-03-28 | 주식회사 태산하이텍 | 전력 저장장치의 배터리 모듈용 랙 하우징 |
| JP2018514072A (ja) * | 2015-03-16 | 2018-05-31 | サンダー パワー ニュー エナジー ヴィークル ディベロップメント カンパニー リミテッドＴｈｕｎｄｅｒ Ｐｏｗｅｒ Ｎｅｗ Ｅｎｅｒｇｙ Ｖｅｈｉｃｌｅ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 電気自動車の電池パック、電気自動車シャーシ、および電池モジュールの交換方法 |
| CN106799956A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-06-06 | 浙江中车电车有限公司 | 可拆卸的电池安装骨架结构以及具有该结构的车身 |
| CN106799956B (zh) * | 2016-12-28 | 2018-09-14 | 浙江中车电车有限公司 | 可拆卸的电池安装骨架结构以及具有该结构的车身 |
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| KR102065105B1 (ko) | 2017-04-14 | 2020-01-10 | 주식회사 엘지화학 | 서랍형 배터리 팩 |
| US10992008B2 (en) | 2017-04-14 | 2021-04-27 | Lg Chem, Ltd. | Drawer-type battery pack |
| WO2019001563A1 (zh) * | 2017-06-30 | 2019-01-03 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 一种动力电池支架及电动汽车 |
| CN110071240A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-30 | 河南平高电气股份有限公司 | 电池箱导向组件及使用该组件的储能装置 |
| CN110112337A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-08-09 | 河南平高电气股份有限公司 | 电池箱支撑滚轮及使用该支撑滚轮的储能装置 |
| CN110071240B (zh) * | 2019-04-08 | 2022-04-22 | 河南平高电气股份有限公司 | 电池箱导向组件及使用该组件的储能装置 |
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