JP6625084B2 - バッテリ組付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン駆動作業機,電気自動車等において、バッテリを大容量化するため、複数個のバッテリを組み合わせて用いる際のバッテリ組付け構造に関するものである。
エンジン駆動作業機の中には、大容量のバッテリを備えていて、エンジンで駆動する発電機からだけでなくバッテリからも給電できるようにした機種がある。また、電気自動車では、大容量のバッテリからの給電によりモータが駆動されて走行する。
そのようなエンジン駆動作業機や電気自動車では、複数個のバッテリを配列し、一体的に組み付けて大きな蓄電容量が確保できるようにしている。その際、必要数のバッテリをできるだけコンパクトに組み付ける必要がある。従来のバッテリ組付け構造としては、例えば、特許文献1に示されるようなものがある。
図14は、従来のバッテリ組付け構造を示す図である。このバッテリ組付け構造では、バッテリを載置するバッテリトレイ(図示せず)の上面に、バッテリ11を横方向に複数個配列したバッテリ群20の縦方向の位置決めを行う兼用ストッパ12と、各バッテリ11の横方向の位置決めを行うストッパ13を取り付け、それらで挟まれる位置に、バッテリ群20を縦方向に複数配置する。
そして、バッテリ11の上面に対向する上方規制板及び側面に対向する側方規制板を有する押さえ部材14を、隣り合うバッテリ11の側面間に配置し、その押さえ部材14を、締付ボルト15で、兼用ストッパ12に固定する。このバッテリ組付け構造では、このようにして、少ない部品点数で、バッテリ間の間隔を狭くし、コンパクトに組み付けできるようにした。
特開平10−129276号公報
しかしながら、上記従来のバッテリ組付け構造では、バッテリトレイの上面に兼用ストッパ12とストッパ13を取り付ける必要があって、構造が複雑になるという問題点があった。また、押さえ部材14を固定するために多数本の締付ボルト15が必要で、コスト高になる上、押さえ部材14の取り付け、取り外しに手間がかかるという問題点もあった。また、コストを下げるために締付ボルト15の長さを短くすると、兼用ストッパ12を高くする必要が生じ、バッテリの冷却風の通りが悪くなってしまう。さらに、バッテリの固定は、締付ボルト15に上方からナットを締め付けて行うので、高い位置にある場合は作業がしにくくなるという問題点もあった。
本発明は、そのような問題点に鑑み、より少ない部品点数でバッテリの組み付けができ、バッテリの着脱に手間がかからず、バッテリの冷却風の通りが良くなり、しかも横方向からの作業で、バッテリの着脱ができるようにすることを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1に係る発明は、本体形状が直方体であるバッ
テリを複数個、バッテリ搭載部に配置するためのバッテリ組付け構造であって、長方形の底板の周囲に周壁が形成されたバッテリ搭載容器の上に、それぞれのバッテリの側面同士を互いに対向させ、隣接するバッテリ間上部にバッテリセパレータを介在させることにより、バッテリ間に間隔をあけて配列し、配列されたバッテリ群の一端側上部に帯板状のバッテリバンドを当接し、該バッテリバンドと、前記バッテリ搭載部の、前記バッテリバンドがある側とは反対側の内面に設けた締付ボルト係止用金具との間に締付ボルトを水平方向に差し渡して前記バッテリ群を締め付け固定するようにしたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記バッテリバンドの両端部を、前記バッテリ搭載部内面に設けたバッテリバンド係止枠に挿通して係止させたことを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記締付ボルトを2本平行に設け、前記バッテリセパレータの長手方向の両端に前記締付ボルトに対して上から係合するボルト係止部を設け、前記2本の締付ボルトの間に差し渡して設けたことを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項1,2又は3に係る発明において、前記バッテリ搭載容器を、前記バッテリバンドを設けた側を前側として、前記バッテリ搭載部内で前後方向にスライド可能にしたことを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記バッテリ搭載容器の後部底面裏側に、下方に突出するストッパを設け、前記バッテリ搭載部の奥側所定位置でスライドが停止するようにしたことを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、請求項4又は5に係る発明において、前記バッテリ搭載容器の底面裏側に、ガイド取付板を設け、該ガイド取付板にバッテリ搭載容器ガイドを設け、前記バッテリ搭載容器をスライドさせる際に、該バッテリ搭載容器ガイドにより左右方向及び上下方向の動きを規制し、前記バッテリ搭載容器を前側にスライドさせる際に、前記ガイド取付板が前記バッテリ搭載部の前側下部に当たって、前記バッテリ搭載容器が所定位置で停止するようにしたことを特徴とする。
本発明は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る発明においては、長方形の底板の周囲に周壁が形成されたバッテリ搭載容器の上に、それぞれのバッテリの側面同士を互いに対向させ、隣接するバッテリ間上部にバッテリセパレータを介在させて、バッテリ間に間隔をあけて配列し、配列されたバッテリ群の一端側上部に帯板状のバッテリバンドを当接し、該バッテリバンドと、前記バッテリ搭載部の、前記バッテリバンドがある側とは反対側の内面に設けた締付ボルト係止用金具との間に締付ボルトを水平方向に差し渡して前記バッテリ群を締め付け固定するようにした。その結果、より少ない部品点数でバッテリの組み付けができ、バッテリの取り付け、取り外しに手間がかからず、バッテリの冷却風の通りが良くなり、しかも横方向からの作業で、バッテリの着脱ができるようになる。また、バッテリを、長方形の底板の周囲に周壁が形成されたバッテリ搭載容器の上に載置したので、バッテリから液漏れがあっても、漏れ出たバッテリ液をバッテリ搭載容器内に保持でき、その下側にある各種装置に害を与えないですむ。
また、請求項2に係る発明においては、請求項1に係るバッテリ組付け構造において、バッテリバンドの両端をバッテリ搭載部内面に設けたバッテリバンド係止枠に挿通して係止させるようにしたので、上記効果に加えて、バッテリバンドは、両端をバッテリバンド
係止枠で保持されるので、上方へ移動して外れることがなくなる。また、左右にスライドさせるだけで簡単に着脱できるようになる。
また、請求項3に係る発明においては、請求項1又は2に係るバッテリ組付け構造において、締付ボルトを2本平行に設け、前記バッテリセパレータの長手方向の両端に前記締付ボルトに対して上から係合するボルト係止部を設け、前記2本の締付ボルトの間に差し渡して設けたので、上記各効果に加えて、ボルト係止部によりバッテリセパレータのズレを防止でき、また、バッテリセパレータは、上向きに簡単に取り外すことができるので、バッテリの取り外しも容易になる。
また、請求項4に係る発明においては、請求項1,2又は3に係るバッテリ組付け構造において、上記各効果に加えて、バッテリ搭載容器を、前記バッテリバンドを設けた側を前側として、前記バッテリ搭載部内で前後方向にスライド可能にしたので、バッテリ搭載容器へのバッテリの着脱が容易になる。
また、請求項5に係る発明においては、請求項4に係るバッテリ組付け構造において、バッテリ搭載容器の後部底面裏側に、下方に突出するストッパを設け、前記バッテリ搭載部の奥側所定位置でスライドが停止するようにしたので、上記各効果に加えて、バッテリ搭載部の奥側において、バッテリ搭載容器の位置決めができる。
また、請求項6に係る発明においては、請求項4又は5に係るバッテリ組付け構造において、前記バッテリ搭載容器の底面裏側に、ガイド取付板を設け、該ガイド取付板にバッテリ搭載容器ガイドを設け、前記バッテリ搭載容器をスライドさせる際に、該バッテリ搭載容器ガイドにより左右方向及び上下方向の動きを規制し、前記バッテリ搭載容器を前側にスライドさせる際に、前記ガイド取付板が前記バッテリ搭載部の前側下部に当たって、前記バッテリ搭載容器が所定位置で停止するようにした。その結果、上記各効果に加えて、前記バッテリ搭載容器ガイドによりバッテリ搭載容器の左右方向及び上下方向のズレを抑制でき、また、前記バッテリ搭載容器を前側にスライドさせる際に、前記ガイド取付板がストッパとなって、バッテリ搭載容器の脱落を防止できる。
本発明の一実施例に係るバッテリ搭載部を示す図である。 図1のA−A断面を示す図である。 図1のB−B部を切り欠いて示す図である。 図3のC−C断面を示す図である。 図1のバッテリ搭載部の斜視図である。 バッテリ搭載容器を示す図である。 バッテリ搭載容器ガイドを示す図である。 バッテリセパレータを示す図である。 バッテリバンドを示す図である。 締付ボルトを示す図である。 図2のバッテリ搭載容器ガイド周辺を切り欠いて示す図である。 図11のD−D断面を示す図である。 バッテリ搭載容器を外部に引き出した状態を示す図である。 従来のバッテリ組付け構造を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るバッテリ搭載部を示す図であり、図2は、図1のA−A断面を示す図であり、図3は、図1のB−B部を切り欠いて示す図であり、図4は、図3のC−C断面を示す図であり、図5は、図1のバッテリ搭載部の斜視図である。なお、図1は、バッテリ搭載部の上カバーを取り外し、かつ、上部を半分切り欠いた状態での平面図である。図1〜図5において、1はバッテリ、2はバッテリ搭載容器、3はバッテリ搭載部、4は締付ボルト係止用金具、5はバッテリバンド、6はバッテリバンド係止枠、7は締付ボルト、8は蝶ナット、9はバッテリセパレータ、10はバッテリ搭載容器ガイドである。
バッテリ1は、全体として直方体の形状であり、上面には、バッテリ端子1a,1aと凸部1bが設けられている。バッテリ搭載容器2は、図6に示すように、長方形の底板の4辺を箱折りして、上面周囲に周壁2aが設けられている。そして、その底板の裏面には、中心軸より片側に偏倚した位置に2本のスタッドボルト2b,2bを取り付けたガイド取付板2c,2cを設け、さらに、それらより後端側の中央部には、断面がL字状のストッパ2dを設けている。そのようなバッテリ搭載容器2の上に、複数個のバッテリ1を、側面同士を互いに対向させた状態で載置する。バッテリ1は、そのように周囲が周壁2aで囲まれた中に載置されるため、仮に、バッテリ1から液漏れがあっても、漏れ出たバッテリ液をバッテリ搭載容器2内に保持でき、その下側にインバータ等の回路装置があってもそれらに影響を与えないですむ。なお、ガイド取付板2cの、偏倚した位置にスタッドボルト2bを取り付けている理由については後で説明する。
そのように複数個のバッテリ1,1,1を載せたバッテリ搭載容器2は、バッテリ搭載部3の中に収納する。この実施例においては、バッテリ搭載部3は、補助電源としてのバッテリを必要とする種類のエンジン駆動作業機の上部一角に設けられている。そのバッテリ搭載部3の底部には、図4に示すように、前後方向に2本のスライド支持材3a,3aが平行に設けられ、また、前後端部には、それぞれ横梁材3b,3bが横方向に設けられている。それらスライド支持材3a,横梁材3bは、断面がL字状をした金属材により形成されている。
また、バッテリ搭載容器2の底板裏面に設けたガイド取付板2cの厚さは、スライド支持材3aの厚さより厚くしている。その理由については後で説明する。
バッテリ搭載容器ガイド10は、金属板により形成され、図7に示すように、その中心軸より片側に偏倚した位置に二つのスタッドボルト挿通孔10a,10aが設けられ、両端部は、下方に折り曲げられて折曲部10b,10bとなっている。なお、両端部が、下方に折り曲げられている理由、及び、スタッドボルト挿通孔10a,10aをバッテリ搭載容器ガイド10の中心軸より片側に偏倚させている理由については後で説明する。
そのようなバッテリ搭載容器ガイド10のスタッドボルト挿通孔10aを、バッテリ搭載容器2のスタッドボルト2bに通し、ナット2e(図12(B)参照)で締め付けることにより、バッテリ搭載容器ガイド10をバッテリ搭載容器2に取り付ける。
バッテリセパレータ9は、図8に示すように、長い長方形の底板の両側を垂直に折り曲げて側壁部9bを形成し、その長手方向の両端上部下側を切り欠いて、締付ボルト7に上から係合可能なボルト係止部9aを形成している。このバッテリセパレータ9は、隣接するバッテリ1,1の凸部1b,1bの間に挟み込んだ状態でバッテリ1,1,1をバッテリ搭載容器2の上に載置する。
そのように載置されたバッテリ群の一端側上部に、図9に示すようなバッテリバンド5を配設し、該バッテリバンド5と、バッテリ搭載部3の反対側に設けた締付ボルト係止用
金具4との間に締付ボルト7,7を水平方向に差し渡してバッテリ群を締め付け固定する。
図9に示すように、バッテリバンド5は、断面がL字形の部材の両端部に係合片5a,5aを形成し、該部材の中央上部に、一部がコの字状になっており、上部両端部に締付ボルト挿通孔5c,5cが設けられている補強片5bを溶接して取り付けている。そのバッテリバンド5の両端部の係合片5a,5aを、図3にPの部分を切り欠いて示し、また、図5(C)に斜視図で示すように、バッテリ搭載部3の前側内面に設けられたバッテリバンド係止枠6に差し込む。その際、バッテリバンド係止枠6を突き抜けた部分には十分な空間があるため、バッテリバンド5の一端を一方のバッテリバンド係止枠6に、それを突き抜けるように差し込んだ後、バッテリバンド5を反対方向にスライドさせ、反対側の係合片5aをもう一方のバッテリバンド係止枠6に差し込むことができる。このように、バッテリバンド5は、両端をバッテリバンド係止枠6で保持されるので、上方へ移動して外れるようなことがなくなる。また、左右にスライドさせるだけで簡単に着脱できる。
そして、バッテリバンド5の中央部のバッテリ当接部5dを、バッテリ群の一端側上部に当接し、図10に示すような締付ボルト7の屈曲部7aを、バッテリ搭載部3の反対側に、図2,図5(B)に示すように設けた締付ボルト係止用金具4の両側に設けたボルト係止孔4aに引っ掛けるとともに、締付ボルト7のネジ部7bを、バッテリバンド5の締付ボルト挿通孔5cに通す。もう1本の締付ボルト7も同様に、ボルト係止孔4aに引っ掛け、締付ボルト挿通孔5cに通す。
その後、バッテリセパレータ9を2本の締付ボルト7,7の間に差し渡し、両端のボルト係止部9a,9aを締付ボルト7,7に係合させ、バッテリ1,1,1をバッテリバンド5とともに押し込み、バッテリ群の他端側上部の凸部1bを、締付ボルト係止用金具4のバッテリ当接面4bに当接し、蝶ナット8で締め付ける。その結果、バッテリセパレータ9により隣接するバッテリ1間の間隔を保持しながら、バッテリ1,1,1がバッテリ搭載部3内に固定される。そのように、バッテリ1,1,1の固定作業は、2本の締付ボルト7,7に、それぞれ、蝶ナット8,8を螺合させ、締め付けるだけなので、すべて横方向からの作業ですむため、バッテリ搭載部3が高い位置にある場合でも、作業が容易である。また、そのように、バッテリ1,1,1の上部にバッテリセパレータ9を挟み、上部を水平に締め付けるので、強く締め付けてもバッテリ1,1,1は傾くことがない。しかも、バッテリセパレータ9により、隣接するバッテリ1,1間には間隔が設けられるので、その隙間に冷却風が通って効率的にバッテリ1,1,1の冷却ができる。そして、そのバッテリセパレータ9は、ボルト係止部9aにより両端が締付ボルト7に係合するので、ズレ止めになり、しかも、上方に簡単に取り外しができるので、バッテリ1,1,1の取り外しも簡単になる。
次に、バッテリ搭載部3内でバッテリ搭載容器2をスライドさせる機構について説明する。図11(A)は、図2のバッテリ搭載容器ガイド周辺部分Xを切り欠いて示す図であり、図11(B)は、そのストッパ2d周辺部を拡大した図である。バッテリ搭載容器2がバッテリ搭載部3の奥まで押し込まれると、ストッパ2dが奥側の横梁材3bに当たってそれ以上押し込めなくなって、バッテリ搭載容器2が位置決めされる。
図12(A)は、図11のD−D断面を示す図であり、図12(B)は、そのYの部分を拡大した図である。バッテリ搭載容器2は、バッテリ搭載部3の2本のスライド支持材3a,3aの上を、図の前後方向(表裏方向)にスライドするが、その際、バッテリ搭載容器2底面の2枚のガイド取付板2c,2cは、左右2本のスライド支持材3a,3aににより左右から挟まれ、しかも、それらスライド支持材3a,3aの水平端縁は、バッテリ搭載容器ガイド10とバッテリ搭載容器2の底面との間に挟まっているため、バッテリ
搭載容器2の左右方向及び上下方向のズレを抑制できる。また、ガイド取付板2cの厚さを、スライド支持材3aの厚さより厚くしているため、スライド支持材3aの水平端縁とバッテリ搭載容器ガイド10との間には隙間ができて、スムーズなスライドが可能になる。
ところで、前記したように、ガイド取付板2cの中心軸より片側に偏倚した位置にスタッドボルト2bを取り付け、スタッドボルト挿通孔10a,10aをバッテリ搭載容器ガイド10の中心軸より片側に偏倚させているが、ここで、その理由を説明する。図12(B)を見れば明らかなように、スタッドボルト2bの取付位置、及び、スタッドボルト挿通孔10aの位置を偏倚させたことにより、バッテリ搭載容器ガイド10は、ガイド取付板2cの全面に当接しながら、ガイド取付板2cの左側には飛び出していない。しかも、スライド支持材3aと対向する側は、ガイド取付板2cから大きく突き出して、スライド支持材3aと重なる幅が大きくなっていて、スライド支持材3aの水平端縁をしっかり挟めるようになっている。すなわち、スタッドボルト2bの取付位置、及び、スタッドボルト挿通孔10aの位置を偏倚させた理由は、ガイド取付板2cとバッテリ搭載容器ガイド10の材料を少なく抑えながら、バッテリ搭載容器ガイド10をガイド取付板2cにしっかり固定でき、かつ、バッテリ搭載容器ガイド10でスライド支持材3aをしっかり挟み込めるようにするためである。
図13(A)は、バッテリ搭載容器を外部に引き出した状態を示す図であり、図13(B)は、そのZの部分を拡大した図である。この図は、バッテリ1をバッテリ搭載容器2から取り出す際に、バッテリセパレータ9,蝶ナット8及び締付ボルト7を取り外した後、バッテリ搭載容器2を前側に引き出した状態を示している。図13(A)に示すように、バッテリ搭載容器2を引き出して、1番手前にあるバッテリ1がバッテリ搭載部3から出たとき、図13(B)に示すように、ガイド取付板2cの先端が前側の横梁材3bに当たって、それ以上引き出せないようになっている。
そして、バッテリ搭載容器ガイド10の端部を、下方に折り曲げているのは、バッテリ搭載容器2を手前に引き出す際、図13(B)に示すように、バッテリ搭載容器ガイド10の先端が横梁材3bに当たらないようにするためである。また、バッテリ搭載容器ガイド10の両端部を折り曲げているのは、同じバッテリ搭載容器ガイド10を左右で共用できるようにするためである。
なお、上記実施例では、エンジン駆動作業機のバッテリ搭載部3にバッテリ1,1,1を装着する場合で説明したが、それに限定されず、複数個のバッテリを搭載するものであれば、電気自動車へのバッテリ搭載等、その他の装置にも、本発明は適用可能である。また、上記実施例では、バッテリセパレータ9を、バッテリ上面の凸部1b間に配設するものとして説明したが、それに限定されず、上面の凸部がないバッテリの場合は、バッテリの上部側面間にバッテリセパレータを配設するようにしてもよい。
1 バッテリ
1a バッテリ端子
1b 凸部
2 バッテリ搭載容器
2a 周壁
2b スタッドボルト
2c ガイド取付板
2d ストッパ
2e ナット
3 バッテリ搭載部
3a スライド支持材
3b 横梁材
4 締付ボルト係止用金具
4a ボルト係止孔
4b バッテリ当接面
5 バッテリバンド
5a 係合片
5b 補強片
5c 締付ボルト挿通孔
5d バッテリ当接部
6 バッテリバンド係止枠
7 締付ボルト
7a 屈曲部
7b ネジ部
8 蝶ナット
9 バッテリセパレータ
9a ボルト係止部
9b 側壁部
10 バッテリ搭載容器ガイド
10a スタッドボルト挿通孔
10b 折曲部

Claims (6)

  1. 本体形状が直方体であるバッテリを複数個、バッテリ搭載部に配置するためのバッテリ組付け構造であって、
    長方形の底板の周囲に周壁が形成されたバッテリ搭載容器の上に、それぞれのバッテリの側面同士を互いに対向させ、隣接するバッテリ間上部にバッテリセパレータを介在させることにより、バッテリ間に間隔をあけて配列し、配列されたバッテリ群の一端側上部に帯板状のバッテリバンドを当接し、該バッテリバンドと、前記バッテリ搭載部の、前記バッテリバンドがある側とは反対側の内面に設けた締付ボルト係止用金具との間に締付ボルトを水平方向に差し渡して前記バッテリ群を締め付け固定するようにしたことを特徴とするバッテリ組付け構造。
  2. 前記バッテリバンドの両端部を、前記バッテリ搭載部内面に設けたバッテリバンド係止枠に挿通して係止させたことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ組付け構造。
  3. 前記締付ボルトを2本平行に設け、前記バッテリセパレータの長手方向の両端に前記締付ボルトに対して上から係合するボルト係止部を設け、前記2本の締付ボルトの間に差し渡して設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバッテリ組付け構造。
  4. 前記バッテリ搭載容器を、前記バッテリバンドを設けた側を前側として、前記バッテリ搭載部内で前後方向にスライド可能にしたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のバッテリ組付け構造。
  5. 前記バッテリ搭載容器の後部底面裏側に、下方に突出するストッパを設け、前記バッテリ搭載部の奥側所定位置でスライドが停止するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のバッテリ組付け構造。
  6. 前記バッテリ搭載容器の底面裏側に、ガイド取付板を設け、該ガイド取付板にバッテリ搭載容器ガイドを設け、前記バッテリ搭載容器をスライドさせる際に、該バッテリ搭載容器ガイドにより左右方向及び上下方向の動きを規制し、前記バッテリ搭載容器を前側にスライドさせる際に、前記ガイド取付板が前記バッテリ搭載部の前側下部に当たって、前記バッテリ搭載容器が所定位置で停止するようにしたことを特徴とする請求項4又は5に記載のバッテリ組付け構造。
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