JPH0635815Y2 - 作業機の電装ボックス取付構造 - Google Patents

作業機の電装ボックス取付構造

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JPH0635815Y2
JPH0635815Y2 JP1988001477U JP147788U JPH0635815Y2 JP H0635815 Y2 JPH0635815 Y2 JP H0635815Y2 JP 1988001477 U JP1988001477 U JP 1988001477U JP 147788 U JP147788 U JP 147788U JP H0635815 Y2 JPH0635815 Y2 JP H0635815Y2
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JP
Japan
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electrical equipment
mounting
boxes
attached
mounting structure
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JP1988001477U
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和嘉 平田
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の電装ボックスの機体への取付けを容易
にした作業機の電装ボックス取付構造に関する。
〔従来の技術〕
複数の電装ボックスを機体に取付ける場合、機体に各電
装ボックスに対する連結部を設け、一個ずつ電装ボック
スを取付けていくのが一般的であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような取付構造になっていると、電
装ボックスの数が増えるに連れて機体の連結部の数も増
える上に、取付や配線作業が一層面倒なものになるとい
う不便があった。
又、複数個の電装ボックスを一度に連結できるようにそ
れら電装ボックスを一体的に連結した状態にして、その
連結状態の電装ボックスを機体に取り付けることが考え
られるが、この場合でも、電装ボックスには配線が機体
の各箇所と多数つながっていることや、重量的に作業者
が保持しにくいものであることから作業しづらいと考え
られていた。
本考案は、このような点に着目して創案されたものであ
り、その目的は、電装ボックスの機体への取付けを容易
にすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかる作業機の電装ボックス取付構造は、上記
目的を達成するために、支持棒がそれぞれ垂設されてい
る一対の取付枠を、支持棒が同一方向に向いた状態で平
行配置し、これらの支持棒を、複数の電装ボックスの係
入孔に、各電装ボックス同士を所定間隔で隔てる間隔設
定部材を介して順次挿通し、前記係入孔から突出する支
持棒に抜止部材を装着するとともに、機体側に設けてあ
る一組の連結部のそれぞれに連結するための止付部を前
記各取付枠に一体に形成し、前記取付枠のうち一方の止
付部と、前記連結部の一方とをボルト連結する構成に
し、かつ、前記取付枠のうち他方の止付部と、前記連結
部の他方とを係合自在に構成してあることを特徴構成と
する。
かかる特徴構成による作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、電装ボックスを取付ける場合には、支持棒が
同一方向に向いた状態で取付枠を平行配置し、これらの
支持棒を複数の電装ボックスに設けられた連結用の係入
孔に、間隔設定部材を介した状態で順次挿通する。
そして、係入孔から突出する支持棒に抜止部材を装着す
ることで、複数の電装ボックスを一体的に連結するとと
もに、取付枠の他方がわの止付部を機体側の他方の連結
部に係合しておいて、電装ボックスの重量の大半をその
係合箇所で担った状態にしてから、取付枠の一方がわの
止付部を機体側の一方の連結部にボルト連結すること
で、機体への電装ボックスの取付を行える。
また、電装ボックスを機体から取り外す際には、取付枠
を機体側から取り外した後、抜止部材を支持棒から外し
て電装ボックスの連結を解除し、支持棒を電装ボックス
の係入孔から抜いていくのである。
しかも、取付枠を先に連結部に固定しておけば、抜止部
材を外した支持棒を利用することで、電装ボックスの機
体への直接の取付けや取り外しも可能となる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、複数の電装ボックスを予め一
体的に連結してから機体に取り付けるから、取付け作業
を取付枠の機体への取付けのみで済ませることができる
とともに、その取付の際、他方の取付枠を機体側の他方
の連結部に係合しておいてその重量を係合箇所で担うよ
うにすれば、作業者が取付の際電装ボックスを支える作
業が軽減されること等から、その取付け及び取り外し作
業を容易に行える。
また、電装ボックスの数が増えても機体側の連結部は最
低限二箇所にあれば十分であるため、構造簡単でコスト
的にも有利である。
また、電装ボックス同士の配線を先に行うことができる
ので、取付けや取り外しの際の配線を容易に行える。
さらに、本考案では、一対の取付枠を用いているから、
電装ボックスの大きさに広く対応できる利点もある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に作業機の一例であるコンバインの操縦部が示さ
れている。
平面視L字形の操縦塔(1)の上部に、各種計器類や操
作レバー(2)を備えた2枚の計器パネル(3),
(4)を取付けてある。前部の計器パネル(3)の取付
けは、第1図に示すように、操縦塔(1)の前面部上端
を後方に折り返して形成した隙間に、計器パネル(3)
の前辺の段部(3a)を差し込み、後辺の折曲部(3b)を
操縦塔(1)の後面にボルト締めするとともに、第3図
に示すように、後辺の左横の段部(3c)を、ボルト締め
固定された横の計器パネル(4)の下に潜り込ませるこ
とによって行っている。
前記前部計器パネル(3)の右端の後部と、前部計器パ
ネル(3)の左端から横の計器パネル(4)の外側部に
沿う部分には、立姿勢の操縦者が握るための把手(5
A),(5B)を分割型にして設けてある。このように2
つの把手(5A),(5B)の間に大きい間隙を形成してお
くことで前部計器パネル(3)の見通しがよくなってい
る。
第1図に示すように、前記操縦塔(1)内の前部には、
2つの電装ボックス(6),(7)を取付けてある。
詳述すると、第2図に示すように、2つの電装ボックス
(6),(7)の左右横側面に、上下一組の係入孔
(8)が穿設された取付板(9)をそれぞれ固設してあ
る。そして、上部取付枠(10A)に垂設された左右一対
の支持棒(11)を一つ目の電装ボックス(6)の上部の
係入孔(8)に挿通するとともに、下部取付枠(10B)
に垂設された左右一対の支持棒(11)を一つ目の電装ボ
ックス(6)の下部の係入孔(8)に挿通してある。係
入孔(8)から同一方向に突出する支持棒(11)のそれ
ぞれに間隔設定部材としてのカラー(12)を外嵌し、こ
のカラー(12)から突出する上部取付枠(10A)の支持
棒(11)を、2つ目の電装ボックス(7)の上部の係入
孔(8)に挿通するとともに、カラー(12)から突出す
る下部取付枠(10B)の支持棒(11)を2つ目の電装ボ
ックス(7)の下部の係入孔(8)に挿通してある。更
に、係入孔(8)から突出する支持棒(11)の先端に抜
止部材としての蝶ナット(13)を螺合し、2つの電装ボ
ックス(6),(7)を一体的に連結してある。
また、前記上部取付枠(10A)の中央に止付部としての
止金(14)を設けているとともに、下部取付枠(10B)
に止付部としての支軸フレーム(15)を設け、一方、操
縦塔(1)前面裏側の上部に前向きコの字形の連結部
(16A)を設け、操縦塔(1)前面裏側の下部に、細長
い箱形で且つ凹入部(16b)を有した連結部(16B)を設
けてある。そして、電装ボックス(6),(7)を連結
している下部取付枠(10B)の支軸フレーム(15)を下
部の連結部(16B)の凹入部(16b)に係入するととも
に、止金(14)の長孔(14a)から蝶ボルト(17)を挿
入し、その先端を上部の連結部(16A)に螺合すること
で電装ボックス(6),(7)を機体に取付けてある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる作業機の電装ボックス取付構造の
実施例を示し、第1図は側面図、第2図は分解斜視図、
第3図は操縦塔上部の縦断側面図、第4図は操縦部の斜
視図である。 (6),(7)……電装ボックス、(8)……係入孔、 (10A),(10B)……取付枠、(11)……支持棒、 (12)……間隔設定部材、(13)……抜止部材、 (14),(15)……止付部、(16A),(16B)……連結
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持棒(11)がそれぞれ垂設されている一
    対の取付枠(10A),(10B)を、支持棒(11)が同一方
    向に向いた状態で平行配置し、これらの支持棒(11)
    を、複数の電装ボックス(6),(7)の係入孔(8)
    に、各電装ボックス(6),(7)同士を所定間隔で隔
    てる間隔設定部材(12)を介して順次挿通し、前記係入
    孔(8)から突出する支持棒(11)に抜止部材(13)を
    装着するとともに、機体側に設けてある一組の連結部
    (16A),(16B)のそれぞれに連結するための止付部
    (14),(15)を前記各取付枠(10A),(10B)に一体
    に形成し、前記取付枠(10A),(10B)のうち一方の止
    付部(14)と、前記連結部(16A),(16B)の一方とを
    ボルト連結する構成にし、かつ、前記取付枠(10A),
    (10B)のうち他方の止付部(15)と、前記連結部(16
    A),(16B)の他方とを係合自在に構成してある作業機
    の電装ボックス取付構造。
JP1988001477U 1988-01-08 1988-01-08 作業機の電装ボックス取付構造 Expired - Lifetime JPH0635815Y2 (ja)

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JPH01106342U JPH01106342U (ja) 1989-07-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143372A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Yazaki Corp ホルダと該ホルダを備えた接続箱ユニット
JP6405621B2 (ja) * 2013-12-06 2018-10-17 スズキ株式会社 電装部品の取付構造

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