JP2576558Y2 - ブレーキ取付け装置 - Google Patents
ブレーキ取付け装置Info
- Publication number
- JP2576558Y2 JP2576558Y2 JP1992092575U JP9257592U JP2576558Y2 JP 2576558 Y2 JP2576558 Y2 JP 2576558Y2 JP 1992092575 U JP1992092575 U JP 1992092575U JP 9257592 U JP9257592 U JP 9257592U JP 2576558 Y2 JP2576558 Y2 JP 2576558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- brake lever
- backbone
- side brake
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のサイドブレー
キ、とくにサイドブレーキレバーの取付け装置に関す
る。
キ、とくにサイドブレーキレバーの取付け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両におけるサイドブレーキは、
図3に例示されているように、車室内のフロアに前後方
向に形成されたバックボーン1の上面に、ボルト2によ
りブラケット3が縦に固定され、そのブラケット3を跨
ぐようにサイドブレーキレバー4が枢支されているが、
ブラケット3が水平面上に縦に固定されているため、ブ
ラケット3に枢支されたサイドブレーキレバー4の車幅
方向に対する剛性が低く、従って、サイドブレーキレバ
ー4の操作性が必ずしも良好でないという不具合があっ
た。
図3に例示されているように、車室内のフロアに前後方
向に形成されたバックボーン1の上面に、ボルト2によ
りブラケット3が縦に固定され、そのブラケット3を跨
ぐようにサイドブレーキレバー4が枢支されているが、
ブラケット3が水平面上に縦に固定されているため、ブ
ラケット3に枢支されたサイドブレーキレバー4の車幅
方向に対する剛性が低く、従って、サイドブレーキレバ
ー4の操作性が必ずしも良好でないという不具合があっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、簡単な構成
により、車両におけるサイドブレーキレバーの車幅方向
に対する剛性を高めて、サイドブレーキレバーの確実な
操作が容易となるようにすることを目的としている。
により、車両におけるサイドブレーキレバーの車幅方向
に対する剛性を高めて、サイドブレーキレバーの確実な
操作が容易となるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本考案にかか
るブレーキ取付け装置は、車両の前後方向に延びるバッ
クボーンの少なくとも一部に跨がって固定された断面略
コ字状のブラケット、同ブラケットの側壁に支持されて
ほぼ車幅方向に延びる支軸及び同支軸に枢支されたサイ
ドブレーキレバーを有している。
るブレーキ取付け装置は、車両の前後方向に延びるバッ
クボーンの少なくとも一部に跨がって固定された断面略
コ字状のブラケット、同ブラケットの側壁に支持されて
ほぼ車幅方向に延びる支軸及び同支軸に枢支されたサイ
ドブレーキレバーを有している。
【0005】
【作用】すなわち、バックボーンの少なくとも一部に跨
がって固定されたブラケットが、車幅方向に間隔をおい
て両側壁をそなえた断面略コ字状であるため、このブラ
ケットは車幅方向の剛性が大きいので、そのブラケット
の側壁に支持された支軸に枢支されるサイドブレーキレ
バーは、車幅方向に対する剛性が容易に高められる。
がって固定されたブラケットが、車幅方向に間隔をおい
て両側壁をそなえた断面略コ字状であるため、このブラ
ケットは車幅方向の剛性が大きいので、そのブラケット
の側壁に支持された支軸に枢支されるサイドブレーキレ
バーは、車幅方向に対する剛性が容易に高められる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について具体的に説明
する。図1及び図2において、車両の前後方向に延びる
バックボーン10の上面に凹所11が形成され、断面略
コ字状のブラケット12がバックボーン10の側壁13
と凹所11の内側壁14との間に跨がり、ブラケット1
2の両側壁15がそれぞれ上記側壁13及び内側壁14
に溶着もしくはねじ止めされていると共に、パイプ16
がほぼ車幅方向に両側壁15を貫通して、それらに溶着
されている。
する。図1及び図2において、車両の前後方向に延びる
バックボーン10の上面に凹所11が形成され、断面略
コ字状のブラケット12がバックボーン10の側壁13
と凹所11の内側壁14との間に跨がり、ブラケット1
2の両側壁15がそれぞれ上記側壁13及び内側壁14
に溶着もしくはねじ止めされていると共に、パイプ16
がほぼ車幅方向に両側壁15を貫通して、それらに溶着
されている。
【0007】他方、凹所11の底部にボルト止めされた
断面略L字状のラチェットプレート17とそれにかぶさ
れたサイドブレーキレバー18との通孔に両側からブッ
シュ19が嵌め込まれ、パイプ16及びブッシュ19の
中央孔をボルト20が挿通して、ナット21により固定
されている。なお、サイドブレーキレバー18に連結さ
れるブレーキ作動ケーブル等は図示が省略されている。
断面略L字状のラチェットプレート17とそれにかぶさ
れたサイドブレーキレバー18との通孔に両側からブッ
シュ19が嵌め込まれ、パイプ16及びブッシュ19の
中央孔をボルト20が挿通して、ナット21により固定
されている。なお、サイドブレーキレバー18に連結さ
れるブレーキ作動ケーブル等は図示が省略されている。
【0008】上記のように、車幅方向に間隔をおいて形
成されたブラケット12の両側壁15がそれぞれバック
ボーン側壁13及び凹所内側壁14に固定されているの
で、ブラケット12は車幅方向に対する強度が大きく、
従って、パイプ16を介してブラケット12に支持され
たボルト20に枢支されるサイドブレーキレバー18
は、車幅方向に対する剛性が従来装置と比較して大幅に
増強されているので、サイドブレーキレバー18の操作
性が改善され、サイドブレーキレバー18によりサイド
ブレーキを確実に効かせることが常に容易となる。
成されたブラケット12の両側壁15がそれぞれバック
ボーン側壁13及び凹所内側壁14に固定されているの
で、ブラケット12は車幅方向に対する強度が大きく、
従って、パイプ16を介してブラケット12に支持され
たボルト20に枢支されるサイドブレーキレバー18
は、車幅方向に対する剛性が従来装置と比較して大幅に
増強されているので、サイドブレーキレバー18の操作
性が改善され、サイドブレーキレバー18によりサイド
ブレーキを確実に効かせることが常に容易となる。
【0009】なお、上記実施例では、サイドブレーキレ
バーを支持するブラケットが、バックボーンの側壁とバ
ックボーン上面の凹所内側壁とに跨がって固定されてい
るが、バックボーンの横幅が狭い場合等には、前記ブラ
ケットがバックボーンの両側壁に跨がって固定されるよ
うに構成することもできるものである。また、上記ブラ
ケットの両側壁に支持されたパイプの内面にねじを切
り、それにサイドブレーキレバーを枢支するボルトをね
じ込んで、ボルトの先端がバックボーンの側方に突出し
ないようにし、車室内の危険防止を図ることもできるも
のである。
バーを支持するブラケットが、バックボーンの側壁とバ
ックボーン上面の凹所内側壁とに跨がって固定されてい
るが、バックボーンの横幅が狭い場合等には、前記ブラ
ケットがバックボーンの両側壁に跨がって固定されるよ
うに構成することもできるものである。また、上記ブラ
ケットの両側壁に支持されたパイプの内面にねじを切
り、それにサイドブレーキレバーを枢支するボルトをね
じ込んで、ボルトの先端がバックボーンの側方に突出し
ないようにし、車室内の危険防止を図ることもできるも
のである。
【0010】
【考案の効果】本考案にかかるブレーキ取付け装置にお
いては、断面略コ字状のブラケットがバックボーンの少
なくとも一部に跨がって固定されているため、このブラ
ケットに支持された支軸に枢支されるサイドブレーキレ
バーは、車幅方向に対する剛性が容易に高められて、サ
イドブレーキレバーの操作性が改善されるので、サイド
ブレーキを確実に効かせることが容易となって、車両の
安全性を高めることができる。
いては、断面略コ字状のブラケットがバックボーンの少
なくとも一部に跨がって固定されているため、このブラ
ケットに支持された支軸に枢支されるサイドブレーキレ
バーは、車幅方向に対する剛性が容易に高められて、サ
イドブレーキレバーの操作性が改善されるので、サイド
ブレーキを確実に効かせることが容易となって、車両の
安全性を高めることができる。
【図1】本考案の実施例における分解斜視図。
【図2】図1のIIーII線に沿う断面拡大図。
【図3】従来装置の分解斜視図。
10 バックボーン 11 凹所 12 ブラケット 16 パイプ 17 ラチェットプレート 18 サイドブレーキレバー 20 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長井 道幸 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−99166(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 7/10 B60T 7/08
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の前後方向に延びるバックボーンの
少なくとも一部に跨がって固定された断面略コ字状のブ
ラケット、同ブラケットの側壁に支持されてほぼ車幅方
向に延びる支軸及び同支軸に枢支されたサイドブレーキ
レバーを有するブレーキ取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092575U JP2576558Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ブレーキ取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092575U JP2576558Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ブレーキ取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651037U JPH0651037U (ja) | 1994-07-12 |
JP2576558Y2 true JP2576558Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=14058233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992092575U Expired - Lifetime JP2576558Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ブレーキ取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576558Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518270B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2010-08-04 | マツダ株式会社 | 自動車のパーキングブレーキ取付構造 |
DE202014100780U1 (de) * | 2014-02-21 | 2015-05-22 | Power-Cast Light Metal Solutions Gmbh & Co. Kg | Betätigungsvorrichtung für eine Feststellbremse |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2529911Y2 (ja) * | 1991-01-24 | 1997-03-26 | 本田技研工業株式会社 | パーキングブレーキレバーの取付構造 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP1992092575U patent/JP2576558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0651037U (ja) | 1994-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |