JP2529911Y2 - パーキングブレーキレバーの取付構造 - Google Patents

パーキングブレーキレバーの取付構造

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JP2529911Y2
JP2529911Y2 JP1991006874U JP687491U JP2529911Y2 JP 2529911 Y2 JP2529911 Y2 JP 2529911Y2 JP 1991006874 U JP1991006874 U JP 1991006874U JP 687491 U JP687491 U JP 687491U JP 2529911 Y2 JP2529911 Y2 JP 2529911Y2
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shift
parking brake
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brake lever
vehicle
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健一郎 原中
雅之 市川
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両におけるパーキン
グブレーキレバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にあっては、一般に、シフトリンケ
ージで変速機に連結した変速レバーとブレーキケーブル
で後輪ブレーキ装置と連結したパーキングブレーキレバ
ーとを車室床上に配設する。そして、これら変速レバー
とパーキングブレーキレバーとは、通常、ともに運転席
の側方の同一側に助手席との間で変速レバーとパーキン
グレバーとを前後に離隔して配置するが、変速レバーや
シフトリンケージとパーキングブレーキレバーやブレー
キケーブルとが干渉することを防止することが不可欠で
ある。
【0003】そこで、上述のような車両にあっては、従
来、変速レバーとパーキングブレーキレバーとを車幅方
向にも離隔、あるいはシフトリンケージを車室外のセン
タトンネル内に配置し、その干渉を防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、変速レ
バーとパーキングレバーとを車幅方向にも離隔させて配
置した車両にあっては、これらレバーと座席との干渉を
考慮しなければならず、これらレバーあるいは座席のレ
イアウトが大きな制約を受けるという問題があった。
【0005】また、シフトリンケージをセンタトンネル
内に配置した車両にあっては、センタトンネルの断面形
状等が制約され、センタトンネルの大型化等の問題を招
くことがある。
【0006】この考案は、上記問題に鑑みてなされたも
のであり、レバー等のレイアウトに大きな自由を得るこ
とができ、また、センタトンネルの形状等の決定にも大
きな自由を得られるパーキングブレーキレバーの取付構
造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、車室の床上にシフトリンケージが連結
した変速レバーとパーキングブレーキレバーとを並設す
る車両において前記車室の床上に前記シフトリンケー
を配設し、該シフトリンケージを跨ぐブラケットを
上に設け、前記ブラケット上に、前記変速レバーと車幅
方向略同一位置で前記パーキングブレーキレバーを取り
付けた。
【0008】
【作用】この考案のパーキングブレーキレバーの取付構
造は、シフトリンケージを跨ぐブラケットにパーキング
ブレーキレバーを取り付けるため、シフトリンケージと
干渉することなくパーキングブレーキレバーを変速レバ
ーと車幅方向略同一位置に配置でき、座席等のレイアウ
トに大きな自由を得られ、また、センタトンネル内にシ
フトリンケージを配設しないためセンタトンネルの設計
にも大きな自由を得られる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの考案の一実施例にかかるパーキング
ブレーキレバーの取付構造を示す要部斜視図である。
【0010】図中、11は車室床に図示しない運転席と
助手席との間で前後方向に延設されたセンタトンネル部
であり、このセンタトンネル部11上には、前部に変速
レバー12が、後部にパーキングブレーキレバー13が
ブラケット17によって取り付けられている。変速レバ
ー12は、センタトンネル部11上にブラケット14に
よって枢動自在に支持され、シフトワイヤWshに接続
されるシフトロッド15とシフトワイヤWslに接続さ
れるセレクトロッド16とが連結している。なお、変速
レバー12の支持構造は周知であるため詳細な説明は省
略する。
【0011】シフトワイヤWshとセレクトワイヤWs
lとは、センタトンネル部11上をブラケット17内を
経て後方Rに向って延在し、車体の後部に搭載された図
示しない変速機と連結する。周知のように、これら両ワ
イヤWsh,Wslは変速レバー12の操作に応じ選択
的に動作する。これらシフトロッド15、シフトワイヤ
Wshとセレクトロッド16,セレクトワイヤWslと
はシフトリンケージに相当する。
【0012】ブラケット17は、両ワイヤWsh,Ws
lを跨ぐ断面略逆U字状をなし、両側部がそれぞれ変速
レバー12の後方Rでセンタトンネル部11の側面に図
示しないボルト等で取り付けられる。このブラケット1
7上には、支持部材18がボルト19で固定され、支持
部材18によってパーキングブレーキレバー13が変速
レバー12と車幅方向同一位置で揺動自在に支持されて
いる。周知のように、パーキングブレーキレバー13に
はブレーキケーブル20が連結し、ブレーキケーブル2
0は図示しない後輪ブレーキ装置と連結している。
【0013】このような車両にあっては、パーキングブ
レーキレバー13が両ワイヤWsh,Wslを跨いで設
けられたブラケット17に支持されるため、パーキング
ブレーキレバー13をワイヤWsh,Wslと干渉する
ことなく変速レバー12と車幅方向の同一位置に配置で
きる。したがって、これらパーキングブレーキレバー1
3と変速レバー12との車幅方向の配置スペースを狭く
でき、座席等のレイアウトに大きな自由を得られる。
【0014】また、この車両は、ワイヤWsh,Wsl
をセンタトンネル部11上に配置できるため、センタト
ンネル部11をワイヤWsh,Wslに拘束されること
なく設計でき、センタトンネル部11の設計にも大きな
自由を得られる。
【0015】以上説明したように、この考案にかかるパ
ーキングブレーキレバーの取付構造によれば、車室の床
上にシフトリンケージが連結した変速レバーとパーキン
グブレーキレバーとを並設する車両において前記車室
の床上に前記シフトリンケージを配設し、該シフトリン
ケージを跨ぐブラケットを床上に設け、前記ブラケット
上に、前記変速レバーと車幅方向略同一位置で前記パー
キングブレーキレバーを取り付けたので、シフトリンケ
ージ等と干渉を生じることなくパーキングブレーキレバ
ーと変速レバーとを車幅方向略同一位置に配置でき、座
席等のレイアウトおよびセンタトンネルの設計等に大き
な自由を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案の一実施例にかかるパーキング
ブレーキの取付構造を示す要部斜視図
【符号の説明】
11・・・センタトンネル部(車室床)、12・・・変速レバ
ー、13・・・パーキングブレーキレバー、15・・・シフト
ロッド・Wsh・・・シフトワイヤ(シフトリンケー
ジ)、16・・・セレクトロッド・Wsl・・・セレクトワイ
ヤ(シフトリンケージ)、17・・・ブラケット、20・・・
ブレーキケーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の床上にシフトリンケージが連結し
    た変速レバーとパーキングブレーキレバーとを並設する
    車両において 前記車室の床上に前記シフトリンケージを配設し、該シ
    フトリンケージを跨ぐブラケットを床上に設け 前記ブラケット上に臨むように、前記変速レバーと車幅
    方向略同一位置で前記パーキングブレーキレバーを取り
    付けた とを特徴とするパーキングブレーキレバーの取付構
    造。
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JP2576558Y2 (ja) * 1992-12-24 1998-07-16 三菱自動車工業株式会社 ブレーキ取付け装置
JP4518270B2 (ja) * 2006-03-24 2010-08-04 マツダ株式会社 自動車のパーキングブレーキ取付構造

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