JPH01289750A - 自動車の駐車ブレーキ装置 - Google Patents

自動車の駐車ブレーキ装置

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JPH01289750A
JPH01289750A JP11700588A JP11700588A JPH01289750A JP H01289750 A JPH01289750 A JP H01289750A JP 11700588 A JP11700588 A JP 11700588A JP 11700588 A JP11700588 A JP 11700588A JP H01289750 A JPH01289750 A JP H01289750A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
intermediate lever
recess
floor panel
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP11700588A
Other languages
English (en)
Inventor
Omiharu Yamada
臣春 山田
Kunio Arishige
有重 邦雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車の駐車ブレーキ装置に関する。
(従来の技術) 従来から、駐車中の自動車の移動を防止するために、車
輪等に設置されたブレーキ装置にワイヤケーブルを連結
して、その細端を車内に設置したレバーやペダル等の操
作子に接続した駐車ブレーキ装置がある(実開昭58−
40460号公報参照)。
この種の駐車ブレーキ装置においては、操作子の操作力
を軽快なものとし、ワイヤケーブルのたるみなどによる
ロストストロークをなくすため、前記ワイヤケーブルの
途中に中間レバーが設置されており、かかる中間レバー
を防錆上の観点から覆って室外に設置するものがある。
ところで、この中間レバーは増力機能を果たすために、
レバーの長さ比が必要であり、また、レバーの回動を垂
直面内で行う形式のものにあってはワイヤケーブルがフ
ロアから離れるのを防止するため、ワイヤケーブルを過
度に屈曲させることとなり、操作力の伝達効率が低くな
ったり、ワイヤケーブルの疲労を招いている。
一方、かかる中間レバーを室内に設置する場合には、一
般にフロア上に設置するので、そのフロア上面をいかに
して平坦にするかが課題となる。
そのため、従来の技術によれば、中間レバーの収納スペ
ースを形成するために、フロアパネルに透孔を形成して
、これを下方に大きく膨出する別部品によって閉塞し、
この空間を中間レバーの収納スペースとすることによっ
てフロア上面の平坦と防錆を確保していた。
(発明が解決しようとする課題) かかる事情の下、この発明はかかる中間レバーを室内に
設置する場合に、収納空間の形成に際して別部品を使用
せず、フロア上面の平坦を確保し、同時にワイヤケーブ
ルの屈曲配録を防止し、操作性を向上させることを解決
しようとしている。
(課題を解決するための手段) そのため、この発明はこの種の自動車の駐車ブレーキ装
置において、フロアを構成するフロアパネルには、室内
側に開放する凹部を形成し、該凹部の後壁には貫通穴を
形成するとともに、該凹部内には底面と略平行となる面
内において揺動可能に中間レバーを設け、さらにこの中
間レバーからブレーキ装置側に延びるワイヤケーブルを
前記貫通穴に挿通したものである。
(作  用) したがって、中間レバーの揺動が底面と平行な面内にお
いて行なわれるので、中間レバーの作動に要するスペー
スの上下方向寸法は大きくないため、フロアパネルをエ
ンボス加工することによってフロアパネルに一体に形成
し、かつフロア上面を平坦に確保することができる。
また、中間レバーの揺動が底面と平行な面内において行
なわれるので、中間レバーの長さが長くともフロア上面
の平坦を損なうことが少なく、レバー長さの制限を回避
できるから、ワイヤケーブルの疲労の軽減や操作性の向
上を図ることができる。
(実施例) 以下、図に示す実施例について説明する。
まず、第1図から第3図に示す第1実施例について説明
するが、最初に第3図により駐車ブレーキ装置の全体概
要を説明する。
1は足踏み式の駐車ブレーキ用ペダル(本発明でいう操
作子に該当する)であり、ブレーキの解除状態において
ペダルを踏み込むとワイヤケーブルを引いた状態に保持
し、ブレーキの作動した状態において該ペダルを踏み込
むとワイヤケーブルを緩める公知の機構が内部に構成さ
れている。
2は駐車ブレーキ用ペダル1に一端を接続したフロント
ケーブルである。
このフロントケーブル2の他端には、この発明の要部を
なす中間レバー3が接続されている(中間レバー3の詳
細については後から説明する)。
中間レバー3を介して、前記フロントケーブル2は、連
結ケーブル4に接続されている。
この連結ケーブル4の後端には、エコライザー5が接続
されている。
このエコライザー5は、前記連結ケーブル4の変位を後
続の2本のりヤケ−プル6.7に均等に伝達するもので
ある。
そして、これらのリヤケーブル6.7はそれぞれ左右の
接輪8,9に延び、後輪8.9に設けられたブレーキ装
置11.12にそれらの後端が接続されている。
これらのフロントケーブル2、連結ケーブル4、リヤケ
ーブル6.7はボウデンワイヤからなるもので、本発明
でいうワイヤケーブルに該当するものである。
そして、これらのワイヤケーブルによって前記ペダル1
の操作変位がブレーキ装置11.12に伝達され作動、
解除するようになっている。
そして、この実施例においては、中間レバー3は次に説
明するように構成されている(第1図、第2図参照)。
これらの図において、13はフロアパネルであり、自動
車の車体自体を構成する銅板である。
そして、このフロアパネル13の中間レバー3の設置部
には、プレス等によってエンボス加工して凹部14が形
成されている。
この凹部14は、第2図からあきらかなように、自動車
の前後方向に沿う断面(第1図および第2図において矢
印Fは自動車の前方を示す)において略三角形状のもの
を2つ頂角側を繋ぎ形成したものである。
これは、フロアパネル13のエンボス加工による応力を
軽減しつつ凹部14を形成するためであり、また後述の
ように中間レバー3を設置した場合にフロントケーブル
2と連結ケーブル4とを側面視において、直線状となる
ようにするためである。
また、この凹部14の前側には、前記凹部14と同様に
自動車の前後方向に沿う断面において略三角形状をなす
小さな突部15がフロアパネル13に一体に形成されて
いる。
これは、エンボス加工によるフロアパネル13の応力の
軽減を図りつつ前記凹部14に形成される中間レバー3
の設置面である底面16の拡大を図るためである。
このように構成された凹部14の底面16は連結ケーブ
ル4、リヤケーブル6.7の架設と平行となる斜面に形
成されており、そこにはブラケット17が設けられ、こ
のブラケット17には前記底面16に垂直に枢軸18が
設けられ、この枢軸18を介して中間レバー3が底面1
6と平行な面内において揺動可能に構成されている。
そして、この凹部14の後壁14aには貫通穴14bが
形成され、この貫通穴14bを経て連結ケーブル4が室
外に導出されている。なお、図中21は連結ケーブル4
のフロアパネル13との干渉を防止し、雨やホコリを防
ぐためのゴムブーツを示す。
この中間レバー3は銅板をコ字状に屈曲して形成したも
ので、この中間レバー3の先端部には前側から延びるフ
ロントケーブル2の後端が接続され、このフロントケー
ブル2の取付は部と前記枢軸18との間となる位置には
連結ケーブル4の前端が接続されている。
そのため、連結ケーブル4の取付は部の方がフロントケ
ーブル2の取付は部より枢軸18からの距離が小さく、
フロントケーブル2からの操作力がこの中間レバー3に
よって増大される。
また、第1図に示すように上方から見た中間レバー3の
設置姿勢はワイヤケーブルの進退方向に対して略直角と
しである。これはワイヤケーブルの一定の操作変位に伴
って側方へ生じる変位を小さくするためである。
このように、中間レバー3を後下がり斜面である底面1
6と平行な面内において揺動可能としたため、第2図に
示すように、フロントケーブル2や連結ケーブル4等の
ワイヤケーブルを側面視において屈曲させず直線状にフ
ロアパネル13と基稈角度をつけることなく接続される
から操作力の伝達効率を良好とすることができ、さらに
中間レバー3の長さを長く設定してもフロアパネル13
に形成する凹部14の深さを増す必要がなく、凹部14
の幅を大きくすればよいので、フロアパネル13の底面
16に面直にほとんど作用しないので過大な応力を与え
ず凹部14をフロアパネル13と一体に形成することが
できる。
このように本発明によれば、中間レバー3の長さをみじ
かくする要請が少ないため、中間レバー3の長さを長く
設定すれば、ワイヤケーブルの前後方向への一定の操作
変位に伴う側方へのワイヤケーブルの曲げをも軽減する
ことができ、また、前記フロントケーブル2や連結ケー
ブル4を側面視において直線状に接続したこととあいま
って、操作力の伝達効率を良好にするとともに、ワイヤ
ケーブルの疲労を軽減することができる。
以上説明した第1実施例においては操作子としてペダル
を用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、手動
操作用レバーを操作子として使用するものであっても同
様に実施することができる。
次に第4図に示す第2実施例について説明するが、以下
においては第1実施例と相違する点についてのみ説明し
、先に説明したのと同様の点は第4図において第1実施
例と同一の参照番号を付与して説明は繰り返さない。
この第2実施例においては、突部15を形成せず、比較
的大きな凹部31をフロアパネル13に形成し、この内
部に中間レバー3、フロントケーブル2および連結ケー
ブル4等を収納し、この凹部31の上方を別に形成した
蓋板32で覆い、フロア上面の平坦を完全なものとした
ものである。
そのため、第1実施例に比べて、蓋板32を必要とする
が、蓋板32は室内側のフロアパネル13の上方に設け
るものであるため、室外側に別部品を設置する従来技術
に比べて、部品強度やシール等を要さず、格段に実施が
容易となるうえ、フロアパネルが一体であるからフロア
パネルの剛性を向上させる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明はこの種の自動車の駐車
ブレーキ装置において、フロアを構成するフロアパネル
には室内側に開放する凹部を形成し、該凹部の後壁には
貫通穴を形成するとともに、該凹部内には底面とほぼ平
行となる面内において揺動可能に中間レバーを設け、さ
らにこの中間レバーからブレーキ装置側に延びるワイヤ
ケーブルを前記貫通穴に挿通したものである。
したがって、中間レバーの揺動が凹所の底面と略平行な
面内において行なわれるので、中間レバーの作動に要す
るスペースの上下方向寸法は大きくないため、フロアパ
ネルを浅くエンボス加工することによってフロアパネル
に一体に形成することができる。
また、中間レバーの揺動が底面と平行な面内において行
なわれるので、パネルの剛性が有効に使われるとともに
中間レバーの長さが長くともにフロア上面の平坦を損な
うことが少なく、直接にカーペットを敷くことができ、
またレバー長さの制限を回避することができるから、操
作性がよくなるとともに、ワイヤケーブル自体の疲労の
軽減を図ることができる。
さらに、フロアパネルに凹部が一体であるために、防錆
効果を発揮しつつ、フロアパネルの剛性を低下させない
利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関するもので、第1図は第1
実施例の要部斜視図、第2図は第1図のII −II線
断面図、第3図は自動車の駐車ブレーキ装置の全体概要
を示す斜視図、第4図は第2実施例における第2図相当
の断面図である。 1・・・ペダル(8作子) 2・・・フロントケーブル 3・・・中間レバー     4・・・連結ケーブル6
.7・・・リヤケーブル  11.12・・・ブレーキ
装置13・・・フロアパネル    14.31・・・
凹部14a・・・後壁       14b・・・貫通
穴32・・・蓋板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  室内側に設けた操作子と、室外側に設けたブレーキ装
    置との間に中間レバーを設け、これらの間をワイヤケー
    ブルで接続した自動車の駐車ブレーキ装置において、 前記フロアを構成するフロアパネルには室内側に開放す
    る凹部を形成し、該凹部の後壁には貫通穴を形成すると
    ともに、該凹部内には底面と略平行となる面内において
    揺動可能に中間レバーを設け、さらにこの中間レバーか
    らブレーキ装置側に延びるワイヤケーブルを前記貫通穴
    に挿通したことを特徴とする自動車の駐車ブレーキ装置
JP11700588A 1988-05-16 1988-05-16 自動車の駐車ブレーキ装置 Pending JPH01289750A (ja)

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