JPH0741649Y2 - 足踏み式パーキングブレーキの取付け構造 - Google Patents

足踏み式パーキングブレーキの取付け構造

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JPH0741649Y2
JPH0741649Y2 JP1988167279U JP16727988U JPH0741649Y2 JP H0741649 Y2 JPH0741649 Y2 JP H0741649Y2 JP 1988167279 U JP1988167279 U JP 1988167279U JP 16727988 U JP16727988 U JP 16727988U JP H0741649 Y2 JPH0741649 Y2 JP H0741649Y2
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JP
Japan
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bracket
brake
parking brake
foot
cover body
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JP1988167279U
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JPH0286864U (ja
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一彦 菊池
洋一 須賀
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートマチック車に配設される足踏み式パー
キングブレーキに関し、特に該パーキングブレーキのカ
バー本体を車体に取付ける際の作業工数を削減できるよ
うにした取付け構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、オートマチック車においては、パーキングブ
レーキの作動を足踏みペダルの踏み込み操作で行い、こ
のブレーキ解除をレリーズノブの引き操作で行うように
した足踏み式パーキングブレーキが採用されている。こ
の足踏み式パーキングブレーキは、主として、箱状のカ
バー本体の両側壁間に揺動自在に軸支されたパーキング
ペダルと、該ペダルにその一端が、他端がパーキングブ
レーキにそれぞれ接続され、上記パーキングペダルの踏
み込みに連動してパーキングブレーキを作動させるパー
キングケーブルと、上記ペダルの上縁周に形成されたラ
チェット歯に係合し、該ペダルを踏み込み位置で係止す
るラチェット爪と、該ラチェット爪の係止を解除する解
除レバーと、該レバーをレリーズケーブルを介して操作
するレリーズノブとから構成されている。
また、上記足踏み式パーキングブレーキを車体に取付け
る場合、従来から、上記カバー本体の前壁をブラケット
を介してダッシュパネルに複数のボルトにより締着する
とともに、上記カバー本体の上壁をこれもブラケットを
介してインストルメントパネルにボルトにより締着する
方法が採用されている(例えば、実開昭62−77065号公
報,実開昭62−124063号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、一般的に自動車の各部品を車体に組み付ける
場合、できるだけ作業工数を削減して生産性を向上させ
ることが要求されている。しかしながら、上記従来の足
踏み式パーキングブレーキは、アクセルペダルやブレー
キペダルをそれぞれ車体に取付けた後に別個独立の工程
で取付けていることから、このブレーキペダル廻りの組
立工数が多く必要であり、上記生産性向上を図るにはこ
のパーキングブレーキの取付け作業においても工数の削
減が要請される。
本考案の目的は、上記パーキングブレーキを車体に取付
ける際の作業工数を削減して、生産性を向上できる足踏
み式パーキングブレーキの取付け構造を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、オートマチック車に配設される足踏み
式パーキングブレーキのパーキングペダルを揺動自在に
支持するカバー本体を車体に取付ける構造において、上
記カバー本体の一方の側壁をブレーキペダルを支持する
ブレーキブラケットの側壁にボルト締め固定するととも
に、上記カバー本体の他方の側壁にブラケットを一体に
形成し、該ブラケットを上記車体をマニュアル変速車用
とする際に使用されるクラッチケーブル挿通孔を利用し
てダッシュボードにボルト締め固定したことを特徴とし
ている。
〔作用〕
本考案に係る足踏み式パーキングブレーキの取付け構造
によれば、カバー本体の一方の側壁をブレーキブラケッ
トの側壁に取付けたので、このブレーキブラケットとカ
バー本体とを予めサブアッシーして一つの組み立て体と
しておくことにより、両者を同時に車体に取付けること
ができ、従来別々に取付けていた場合に比べ作業工数を
削減でき、それだけ生産性を向上できる。また、本考案
では上記両者を一体的に結合するので、ブレーキブラケ
ット,カバー本体の剛性を向上できるという相乗効果も
得られる。
また、上記カバー本体の他方の側壁にブラケットを一体
形成し、該ブラケットをクラッチケーブル挿通孔を利用
してダッシュボードにボルト締め固定したので、ダッシ
ュボードを変更することなく、つまりパーキングブレー
キ取付穴を増加することなくマニュアル変速車の車体を
オートマチック車に流用できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例による足踏み式
パーキングブレーキの取付け構造を説明するための図で
ある。
図において、1は足踏み式パーキングブレーキ装置であ
り、これは大略皿状のカバー本体2内にパーキングペダ
ル3の上部を挿入するとともに、これのラチェット歯3c
付近にラチェット軸4c,及び解除軸5cを挿通して構成さ
れている。上記パーキングペダル3は、アーム部3aの上
端に上記ラチェット歯3cを形成し、下端に踏込みペダル
3bを固着してなり、その上部に形成されたボス部3dが上
記カバー本体2の右側壁(底壁)2bと、該カバー本体2
の開口側に固着された蓋部材2aとの間に架設された支軸
6によって揺動自在に軸支されている。上記アーム部3a
のラチェット歯3cより下方部分にはパーキングケーブル
7のインナケーブル7aが接続されており、これの延長端
は、図示していないパーキングブレーキに接続されてい
る。
また、上記ラチェット軸4cにはラチェットレバー4が回
動可能に、かつスプリングにより時計回りに図示位置に
付勢して装着されており、このラチェットレバー4の一
端には上記ラチェット歯3cに歯合するラチェット爪4a
が、他端には係止レバー4bがそれぞれ形成されている。
さらに、上記解除軸5cには解除レバー5が回動可能に、
かつスプリングにより時計回りに図示位置に付勢して装
着されている、この解除レバー5はラチェットレバー4
の係止レバー4bに当接する押圧部5aと下部に延びる延長
部5bとからなり、該延長部5bの下端にはレリーズケーブ
ル8のインナケーブル8aが接続されている。このレリー
ズケーブル8の延長端は、インストルメントパネル(図
示せず)に固定されたレリーズノブ9に接続されてい
る。なお、10は、パーキングランプスイッチ10であり、
これは上記パーキングペダル3の踏み込む時にONするよ
うに構成されている。
そして本実施例では、上記カバー本体2はその右側壁2b
がサポートブラケット11を介してブレーキブラケット12
に取付けられている。このブレーキブラケット12はこれ
の左,右側壁12a,12bのフランジ部がダッシュパネル15,
及びインストルメントパネルにボルト12c,12dで固定さ
れており、上記両側壁12a,12b間にはブレーキペダル13
が揺動自在に軸支されている。また、上記左側壁12aに
は上記サポートブラケット11のフランジ部11aがスポッ
ト溶接により固着されている。このサポートブラケット
11の側壁11bに上記カバー本体2の右側壁2bが当接さ
れ、両者はボルト,ナット14a,14bにより締着されてい
る。また、上記カバー本体2の前部にはブラケット16が
車幅方向左側に突出するよう一体形成されており、該ブ
ラケット16はこれに形成されたボルト孔16a及び上記ダ
ッシュパネル15のボルト孔を利用してボルト17a,ナット
17bにより固定されている。なお、上記ダッシュパネル1
5のボルト孔はマニュアル変速車とする場合のクラッチ
ケーブル挿通孔を利用している。
次に本実施例の作用効果について説明する。
ここで、上記足踏み式パーキングブレーキ1の動作につ
いて説明すれば、上記パーキングペダル3を踏み込む
と、これに接続されたパーキングケーブル7が引っ張ら
れてパーキングブレーキを作動させるとともに、上記パ
ーキングペダル3の踏み込み位置でラチェット爪4aがラ
チェット歯3cに歯合し、これによりパーキングブレーキ
の作動状態に保持される。次に、このパーキングブレー
キを解除する場合は、レリーズノブ9を引くと、これの
インナケーブル8aが解除レバー5の延長部5bを回転さ
せ、これに伴って上記ラチェットレバー4が反時計回り
に回動する。するとラチェット爪4aとラチェット歯3cと
の歯合が外れ、これによりパーキングペダル3はリター
ンバネにより元の位置に戻されパーキングブレーキが解
除される。
このような動作を行う本実施例の足踏み式パーキングブ
レーキ1を車体に取付ける場合は、予めサブアッシーに
より、ブレーキブラケット12にサポートブラケット11を
介してカバー本体2を取付けて組立て体を形成してお
き、これのブレーキブラケット12部分及びカバー本体2
の各ブラケット16をダッシュパネル15,及びインストル
メントパネルに取付ければよい。
このように本実施例によれば、カバー本体2の右側壁2b
をサポートブラケット11を介してブレーキブラケット12
の左側壁12aに固定し、上記カバー本体2のブラケット1
6をダッシュパネル15に固定したので、上述の組み立て
体を取り付けることによって両部品を同時に取付けるこ
とができ、従来の別々に取付けた場合に比べ作業工数を
削減でき、生産性を向上できる。しかも、ブレーキブラ
ケット12,サポートブラケット11,カバー本体2が一体化
されるので、これら部品の全体としての剛性を向上でき
る。
また、本実施例では、クラッチ装置を備えた標準車(マ
ニュアル車)のケーブル挿通孔をカバー本体取付孔にそ
のまま兼用したので、従来のようなパーキングブレーキ
を取り付けるために別個にボルト挿通孔を形成する必要
はない。
なお、上記実施例では標準車用のブレーキブラケット12
をそのまま利用できるようにするために、サポートブラ
ケット11を介在させたが、本考案は上記ブレーキブラケ
ットの左側壁を平坦状に形成して、これに直接カバー本
体を取付けることも可能である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る足踏み式パーキングブレーキ
の取付け構造によれば、カバー本体の側壁をブレーキブ
ラケットに取付けるとともに、前壁をダッシュパネルに
取付けるようにしたので、上記カバー本体とブレーキブ
ラケットとのアッシィを同時に取付けることができ、作
業工数を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例による足踏み式
パーキングブレーキの取付け構造を説明するための図で
あり、第1図はそのカバー本体をブレーキブラケットに
取付けた状態を示す断面正面図、第2図はその側面図、
第3図はカバー本体の蓋部材を外した状態の側面図であ
る。 図において、1は足踏み式パーキングブレーキ、2はカ
バー本体、2bは右側壁、3はパーキングペダル、12はブ
レーキブラケット,12aは側壁、13はブレーキペダル、15
はダッシュパネル、16はブラケット(カバー本体の前
壁)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートマチック車に配設される足踏み式パ
    ーキングブレーキのパーキングペダルを揺動自在に支持
    するカバー本体を車体に取付ける構造において、上記カ
    バー本体の一方の側壁をブレーキペダルを支持するブレ
    ーキブラケットの側壁にボルト締め固定するとともに、
    上記カバー本体の他方の側壁にブラケットを一体に形成
    し、該ブラケットを上記車体をマニュアル変速車用とす
    る際に使用されるクラッチケーブル挿通孔を利用してダ
    ッシュパネルにボルト締め固定したことを特徴とする足
    踏み式パーキングブレーキの取付構造。
JP1988167279U 1988-12-23 1988-12-23 足踏み式パーキングブレーキの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0741649Y2 (ja)

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JPH0286864U JPH0286864U (ja) 1990-07-10
JPH0741649Y2 true JPH0741649Y2 (ja) 1995-09-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997150U (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 豊田鉄工株式会社 車両のパ−キングブレ−キペダル取付装置

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JPH0286864U (ja) 1990-07-10

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