JPH088925Y2 - 移動農機の駐車ブレーキ構造 - Google Patents

移動農機の駐車ブレーキ構造

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JPH088925Y2
JPH088925Y2 JP7369989U JP7369989U JPH088925Y2 JP H088925 Y2 JPH088925 Y2 JP H088925Y2 JP 7369989 U JP7369989 U JP 7369989U JP 7369989 U JP7369989 U JP 7369989U JP H088925 Y2 JPH088925 Y2 JP H088925Y2
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JP
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parking brake
mobile agricultural
cap
brake structure
agricultural machinery
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JP7369989U
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修 木目
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行用のブレーキペダルをその踏込み操作
位置で係止ロックして、走行用のブレーキを駐車ブレー
キとして利用する移動農機の駐車ブレーキ構造に関し、
詳しくは、ブレーキペダルの踏込み部と、そのブレーキ
ペダルを踏込み操作位置で係止ロックするロック機構の
人為操作具が夫々床面から突出する状態で設けられ、人
為操作具突出用の孔周りを防音キャップを介して閉塞し
てある移動農機の駐車ブレーキ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、第6図に示す如く、バネ(23)によって係合
解除側に付勢されたロック機構として揺動係止アーム
(18)を、人為操作具(19)を介して、前記バネ(23)
の付勢力に抗して係合側に操作してブレーキペダル(1
4)を係止ロックする構造のものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
コイルバネの一端側を機体に固定する為のブラケット
を必要とし、又、そのブラケットを機体に取付ける為の
作業を必要とし、製作面、組付面での煩らわしさがあ
り、今まだ改善の余知があった。
本考案は、ロック機構を係合解除側に付勢する付勢構
造を工夫することによって、製作面、組付面の簡素化を
はかることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、前記防
音キャップを、前記人為操作具を係合解除側に付勢する
付勢力を備えたゴムキャップから形成した点にあり、そ
の作用、効果は次の通りである。
〔作用〕
人為操作具突出用の孔周りを閉塞する防音用のキャッ
プがロック機構を係合解除側に付勢する付勢機構を兼ね
ているので、付勢機構を取付ける為の構造が不要とな
る。
〔考案の効果〕
上記構成の結果、ロック機構を係合解除側に付勢する
別途専用の付勢機構、並びに、それを取付ける為のブラ
ケットが不要で、製作面、組付面の簡素化がはかれ、コ
ストの低減化をはかることができるに至った。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を移動農機の一例としてのコン
バインの駐車ブレーキ構造について説明する。
第5図に運転キャビン(1)を備えたコンバインの前
部が示されている。前記運転キャビン(1)の後部にエ
ンジン(2)が一部入り込み配設されることによって、
前記運転キャビン(1)がエンジンルーム(3)の一部
を兼ねた状態で設けられている。
エンジンルーム(3)を形成するカバー(4)の前壁
に、運転キャビン内からエンジンを点検することができ
る点検孔(5)か設けられ、その点検孔(5)を閉塞す
る状態で着脱自在な点検カバー(6)が設けられてい
る。そして、前記点検孔(5)の周囲には、防音用のゴ
ムシール材(7)が張り付けられている。
点検カバー(6)を取外して内部を点検するときに、
運転席(8)が邪魔とならないように、運転席(8)並
びに座席支持フレーム(9)が、刈取クラッチレバー
(10)並びに脱穀クラッチレバー(11)を装備したレバ
ー取付フレーム(12)に対して横軸芯(X)廻りに前方
に回動できるようになっている。
そして、前記運転キャビン(1)内に左右クローラ走
行装置(13)を同時に制動するブレーキペダル(14)が
設けられ、そのブレーキペダル(14)をその踏み込み位
置で固定することによって、走行用のブレーキが駐車ブ
レーキとして利用されている。
第1図に示す如く、上端に踏込み部(15)を備えたペ
ダルアーム(16)に付設のピン(17)に対して係合可能
なロック機構としての揺動係止アーム(18)が設けら
れ、その揺動係止アーム(18)を操作する人為操作具
(19)が床面(20)から突出する状態で設けられてい
る。そして、その人為操作具(19)に、人為操作具突出
用の孔(21)周りを閉塞する防音用のキャップ(22)が
装着されている。
前記防音用のキャップ(22)は、蛇腹形状で、且つ、
収縮する方向に成形されたゴムキャップからなり、前記
人為操作具(19)を下方に付勢して前記揺動係止アーム
(18)を常時係合解除側に付勢してある。
前記ブレーキペダル(14)の踏込み操作位置での固定
は、第2図に示す如く、人為操作具(19)を引き上げ
て、揺動係止アーム(18)をペダルアーム(16)に係止
して、ペダル(14)から足を離せばペダル(14)の復帰
付勢力によって係合状態が維持される。そして、係合を
解除する場合には、一旦ぺダル(14)を軽く踏むことに
よって係合が解除され、防音用のゴムキャップの弾性復
元力によって人為操作具(19)が自動的に元の位置に戻
される。
〔別実施例〕
キャップ(22)を収縮させる手段として、ゴム製の防
音用キャップに、圧縮コイルスプルングを内装または埋
設して構成してもよい。又、揺動係止アーム(18)を実
施例とは反対のL型に形成して、且つ、キャップ(22)
を伸張する方向に成形されたゴムキャップから形成し
て、揺動係止アーム(18)を係合解除側に付勢するよう
にしても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図乃至第5図は本考案に係る移動農機の駐車
ブレーキ構造の実施例を示し、第1図及び第2図は、ブ
レーキペダルのロック解除状態とロック状態を示す縦断
側面図、第3図は運転座席の取付構造を示す正面図、第
4図は点検カバーの着脱構造を示す縦断側面図、第5図
はコンバインの前部を示す一部破断側面図、第6図は従
来構造を示す縦断側面図である。 (14)……ブレーキペダル、(15)……踏込み部、(1
8)……ロック機構、(19)……人為操作具、(20)…
…床面、(21)……人為操作具突出用の孔、(22)……
防音キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキペダル(14)の踏込み部(15)
    と、そのブレーキペダル(14)を踏込み操作位置で係止
    ロックするロック機構(18)の人為操作具(19)が夫々
    床面(20)から突出する状態で設けられ、人為操作具突
    出用の孔(21)周りを防音キャップ(22)を介して閉塞
    してある移動農機の駐車ブレーキ構造において、前記防
    音キャップ(22)を、前記人為操作具(19)を係合解除
    側に付勢する付勢力を備えたゴムキャップから形成して
    ある移動農機の駐車ブレーキ構造。
JP7369989U 1989-06-23 1989-06-23 移動農機の駐車ブレーキ構造 Expired - Lifetime JPH088925Y2 (ja)

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JP7369989U JPH088925Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 移動農機の駐車ブレーキ構造

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JPH0311969U JPH0311969U (ja) 1991-02-06
JPH088925Y2 true JPH088925Y2 (ja) 1996-03-13

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JP4648262B2 (ja) * 2006-07-14 2011-03-09 呉 松村 幼児用二層式ベット本体装置

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JPH0311969U (ja) 1991-02-06

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