JPH0725261A - トラクタの油圧取出し装置 - Google Patents

トラクタの油圧取出し装置

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JPH0725261A
JPH0725261A JP15376393A JP15376393A JPH0725261A JP H0725261 A JPH0725261 A JP H0725261A JP 15376393 A JP15376393 A JP 15376393A JP 15376393 A JP15376393 A JP 15376393A JP H0725261 A JPH0725261 A JP H0725261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
tractor
pressure take
oil pressure
take
Prior art date
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Pending
Application number
JP15376393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Miyake
裕而 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0725261A publication Critical patent/JPH0725261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力損失および油温上昇が少なくしかも操作
性が良好なトラクタの油圧取出し装置を提供する。 【構成】 トラクタ車体3の後上部に油圧装置5を設
け、該油圧装置5の左右のトラクタ車体3からサポート
ブラケット7を立設して備え、該サポートブラケット7
を介して前記油圧装置5を覆うフロアシート9を支持し
ているとともに該フロアシート9上に運転席11を備え
ているトラクタTの油圧取出し装置である。前記油圧装
置5を構成する油圧ハウジング12の立側面に油圧装置
5からの油圧取出ブロック13を設け、該油圧取出ブロ
ック13を設置した側のサポートブラケット7に制御弁
14Aを有する制御体14を前記油圧取出ブロック13
と略同一高さ位置に設け、該制御体14と前記油圧取出
ブロック13とを接続する油圧配管17を備え、前記制
御体14の制御弁14Aを操作する制御レバー15を運
転席11の側方に配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの油圧取出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧はトラクタ自体のパワーステアリン
グ、ブレーキ、三点リンクなどに利用されるだけでな
く、ローダや各種作業機の遠隔操作などに利用され、従
って、油取出し口を複数有するものがある。これはPT
O軸からの動力伝達では伝動装置が複雑になるが、油圧
ではホースを用いるので自由度が高く、しかも簡単に動
力が取出し得るからである(新版農業機械ハンドブック
第331ページ参照)。
【0003】この油圧取出し装置として、三点リンク用
油圧装置に油圧取出ブロックを設け、後輪フエンダの上
天部に制御弁を有する制御体(補助コントロールバル
ブ)を設け、両者を油圧ホース等で接続したものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、油圧取出ブロックと制御体とが上下左右において大
きく離反されていたため、制御弁の圧力損失が高く油温
上昇の原因となっていた。一方、油圧取出ブロックを運
転席の左側に設け、同じ側に制御レバーを設けると操作
性が悪くなっていた。
【0005】そこで本発明は、圧力損失および油温上昇
が少なくしかも操作性が良好なトラクタの油圧取出し装
置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラクタ車体
3の後上部に油圧装置5を設け、該油圧装置5の左右の
トラクタ車体3からサポートブラケット7を立設して備
え、該サポートブラケット7を介して前記油圧装置5を
覆うフロアシート9を支持しているとともに該フロアシ
ート9上に運転席11を備えているトラクタTの油圧取
出し装置において、前述の目的を達成するために次の技
術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本発明は、前記油圧装置5を構
成する油圧ハウジング12の立側面に油圧装置5からの
油圧取出ブロック13を設け、該油圧取出ブロック13
を設置した側のサポートブラケット7に制御弁14Aを
有する制御体14を前記油圧取出ブロック13と略同一
高さ位置に設け、該制御体14と前記油圧取出ブロック
13とを接続する油圧配管17を備え、前記制御体14
の制御弁14Aを操作する制御レバー15を運転席11
の側方に配置していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】油圧取出ブロック13と制御体14とはほゞ同
一高さ位置であり、両者13,14を油圧配管17で接
続していることから、圧力損失が少なく油圧を取出す。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3において、トラクタTは2軸4車輪形で
あり、図外の前輪と後輪1とを備え、該後輪1はフエン
ダ2で覆われている。トラクタ車体3は実質的にミッシ
ョンケースであり、その後上部には左右一対のリフトア
ーム4を有する油圧装置5で備えられているとともに、
車体3の両脇には後車軸ハウジング6が備えられてい
る。
【0010】左右の後車軸ハウジング6、実質的にトラ
クタ車体3の左右から正・背面視で倒立L字形とされた
サポートブラケット7の一対が立設されており、該サポ
ートブラケット7の上部水平面には防振ゴム8を介して
フロアシート9が支持されている。フロアシート9は油
圧装置5を上方から覆っているとともにその後立壁10
は運転席11の防泥部とされていて左右両側にフエンダ
2を有している。
【0011】油圧装置5は油圧ハウジング12とこれの
内部に備えているシリンダ・ピストン等からなり、図外
の制御弁を介してピストンを摺動することでリフトアー
ム4を昇降動作し、運転席11の右脇にその制御レバー
類(ポジションレバー、ドラフトレバー等)が備えられ
る。油圧ハウジング12の立側面、図では右立側面に油
圧取出ブロック13が設けられていて、このブロック1
3と同じ側でかつ高さをほゞ同一にした位置のサポート
ブラケット7には、取付ブラケット7Aを介して制御体
14が取着されている。
【0012】制御体14は制御弁14Aを有し、フロア
シート9を貫挿して前後に操作可能な制御レバー15を
ポジションレバーの後方に備え、符号16はレバーガイ
ドである。油圧取出ブロック13の出入口と制御体14
の出入口とは鋼管等による油圧配管17で接続されてい
て、制御体14にはカプラ18を有する油圧取出ホース
19が接続されている。
【0013】カプラ18は図3に示す如く後立壁10の
右側寄りに取付ブラケット20を重合わせて固定し、ホ
ース19の支え棒21を付帯させることによって、リフ
トアーム、工具箱との干渉を避けているとともに、制御
体14の近くであることから、ホース19を短くできて
圧力損失を少なくし得るようにされている。図4〜図6
は、変速レバー、PTOレバー等の中立保持を確保した
ものであり、図4〜図5は、レバー支点軸22にコイル
バネ23を套嵌して支点軸22回りの操作力をワイヤ2
4で伝えるレバー25のグリップ側を、ガイド溝26側
に押付けてフイリング向上、操作荷重の軽減を図ったも
のである。
【0014】図6は、変速レバー27をフエンダ2側に
付勢するバネ28を設けることによって中立位置でのレ
バー27のフラツキを防止し、かつ運転席11への乗降
障害をなくしたものである。すなわち、前記変速レバー
27は、コ字型の支持部材29に前後方向の支持軸30
廻りに回動自在に枢支され、支持部材29は保持筒31
に左右軸32廻りに回動自在に保持され、保持筒31は
ミッションケース3に固設した支持板33に突設されて
いる。従って、変速レバー27は、前記フロアシート9
を貫通するように上下方向に配置されるとともに、支持
軸30廻りに左右揺動自在でかつ左右軸32廻りに前後
揺動自在であり、変速レバー27は、ガイド板33のガ
イド溝34に沿って1速位置、2速位置、3速位置、4
速位置および中立位置に操作可能である。
【0015】変速レバー27の下端部には環状の係合片
34が設けられ、この係合片34は係合部材35に結合
されている。係合部材35は前後方向の変速ロッド36
に突設したもので、変速ロッド36は支持板27に突設
した支持筒38に軸心廻り回動自在でかつ前後方向摺動
自在に保持されており、変速ロッド36は、変速レバー
27の左右揺動自在で軸心廻り回動するとともに、変速
レバー27の前後揺動で前後移動するようになってい
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば油圧
配管で接続された油圧取出ブロックと制御体は略同一高
さ位置にあるので、圧力損失は少なく、油温上昇も抑え
ることができるばかりか、油圧系のレバー類を集中でき
て操作性も向上する。更に、フロアシートのサポートブ
ラケットを利用して制御体を取付けているので低コスト
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の背面図である。
【図2】本発明実施例の側面図である。
【図3】本発明実施例の斜視図である。
【図4】レバー装置の正面図である。
【図5】レバー装置の側面図である。
【図6】他のレバー装置の背面図である。
【符号の説明】
3 トラクタ車体 5 油圧装置 7 サポートブラケット 9 フロアシート 12 油圧ハウジング 13 油圧取出ブロック 14 制御体 15 制御レバー 17 油圧配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ車体(3)の後上部に油圧装置
    (5)を設け、該油圧装置(5)の左右のトラクタ車体
    (3)からサポートブラケット(7)を立設して備え、
    該サポートブラケット(7)を介して前記油圧装置
    (5)を覆うフロアシート(9)を支持しているととも
    に該フロアシート(9)上に運転席(11)を備えてい
    るトラクタ(T)の油圧取出し装置において、 前記油圧装置(5)を構成する油圧ハウジング(12)
    の立側面に油圧装置(5)からの油圧取出ブロック(1
    3)を設け、該油圧取出ブロック(13)を設置した側
    のサポートブラケット(7)に制御弁(14A)を有す
    る制御体(14を前記油圧取出ブロック(13)と略同
    一高さ位置に設け、該制御体(14)と前記油圧取出ブ
    ロック(13)とを接続する油圧配管(17)を備え、
    前記制御体(14)の制御弁(14A)を操作する制御
    レバー(15)を運転席(11)の側方に配置している
    ことを特徴とするトラクタの油圧取出し装置。
JP15376393A 1993-06-24 1993-06-24 トラクタの油圧取出し装置 Pending JPH0725261A (ja)

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JP15376393A JPH0725261A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 トラクタの油圧取出し装置

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JPH0725261A true JPH0725261A (ja) 1995-01-27

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JP15376393A Pending JPH0725261A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 トラクタの油圧取出し装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002249085A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Iseki & Co Ltd コンバインの油圧配管装置
JP2012023974A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Kubota Corp フロントモーア
JP2021019517A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 井関農機株式会社 作業車両

Cited By (4)

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JP4534369B2 (ja) * 2001-02-27 2010-09-01 井関農機株式会社 コンバイン
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