JP4202462B2 - 小型乗用作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型乗用作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小型乗用作業機の一形態として、機体フレーム上に、運転部と、同運転部の後方位置に配置した原動機部と、同原動機部に連動連結したミッション部とを設けると共に、機体フレームの前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設けて、これら左右側前・後車輪をミッション部に連動連結したものがある。
【0003】
そして、原動機部にはディーゼルエンジンを搭載し、同ディーゼルエンジンに運転部に設けたアクセル操作手段を連動連結しており、同ディーゼルエンジンの直上方位置には燃料タンクを配設している。
【0004】
また、ディーゼルエンジンには電気系統の電気回路が具備するフィードポンプを連通連結しており、同電気回路は、運転部に設けたキースイッチにより切断可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した小型乗用作業機では、比較的に重量物である原動機部とミッション部と燃料タンクとが機能的に配設されておらず、そのために機体の前後重量バランスが悪く、走行安定性に課題がある。
【0006】
しかも、原動機部の直上方位置に燃料タンクを配設しているために、同原動機部のメンテナンス等が行ない難い上に、燃料タンクの地上高が高くなって、運転部の座席に着座したオペレータの後方視界性を悪くしている。
【0007】
また、オペレータが各種作業等を終えて機体から離れる際には、アクセル操作手段をエンジン停止操作し、さらに、キースイッチを操作して電気回路を切断状態にしておく必要性があり、キースイッチを操作し忘れた場合には、ディーゼルエンジンに燃料を供給するフィードポンプが作動を継続して、バッテリーの電気を浪費するという不具合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、機体フレーム上に、運転部と、同運転部の後方位置に配置した原動機部と、同原動機部に連動連結したミッション部とを設けると共に、機体フレームの前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設けて、これら左右側前・後車輪をミッション部に連動連結した小型乗用作業機において、原動機部にディーゼルエンジンを搭載し、同ディーゼルエンジンに運転部に設けたアクセル操作手段を連動連結し、同アクセル操作手段は、運転部に設けたハンドルコラムにアクセルレバーの基端部を枢支して、同アクセルレバーをエンジン最大回転数操作位置とエンジン停止操作位置との間で回動操作可能とし、両操作位置の中間位置にはアイドリング操作位置を設定すると共に、同アイドリング操作位置にアクセルレバーを仮止めする仮止め手段を設けたことにも特徴を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
すなわち、本発明に係る小型乗用作業機は、基本的構造として、機体フレーム上に、運転部と、同運転部の後方位置に配置した原動機部と、同原動機部に連動連結したミッション部とを設けると共に、機体フレームの前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右側前車輪と左右側後車輪とを設けて、これら左右側前・後車輪をミッション部に連動連結している。
【0011】
そして、かかる小型乗用作業機は、特徴的構造として、ミッション部は、運転部の座席の直下方位置で、かつ、その重心位置が前・後車輪間に位置すべく配置し、原動機部は、座席の後方位置で、かつ、その重心位置が前・後車輪間に位置すべく配置し、上記原動機部の直下方位置で、かつ、機体フレームには偏平に形成した燃料タンクを取付けて、同燃料タンクより原動機部へフィードポンプにより燃料油を供給すべく構成している。
【0012】
このようにして、比較的に重量物である原動機部とミッション部と燃料タンクとを機能的に配置することができて、機体の前後重量バランスを良好にして、走行安定性を良好に確保することができる。
【0013】
しかも、原動機部の直下方位置に偏平に形成した燃料タンクを配置しているために、原動機部のメンテナンス等を楽に行なうことができると共に、原動機部の地上高を低くすることができて、運転部の座席に着座したオペレータの後方視界性を良好に確保することができ、その結果、機体の操作性と安全性とを向上させることができる。
【0014】
また、原動機部にディーゼルエンジンを搭載し、同ディーゼルエンジンに運転部に設けたアクセル操作手段を連動連結し、同アクセル操作手段の近傍位置には、上記ディーゼルエンジンに連動連結したセルスタータを具備する電気系統の電気回路を全て切断するメインスイッチを配設すると共に、同メインスイッチは、アクセル操作手段のエンジン停止操作に連動して切断作動すべく構成している。
【0015】
このようにして、アクセル操作手段をエンジン停止操作した際には、メインスイッチが切断作動して電気回路を全て切断することができる。
【0016】
すなわち、エンジンを停止させて機体を停止させるために、必然的に行なうアクセル操作手段のエンジン停止操作に連動して、自動的に電気回路を全て切断することができて、バッテリーの電気の浪費や、ディーゼルエンジンが突然作動して機体が動く等の不慮の事故を防止することができる。
【0017】
また、アクセル操作手段は、運転部に設けたハンドルコラムにアクセルレバーの基端部を枢支して、同アクセルレバーをエンジン最大回転数操作位置とエンジン停止操作位置との間で回動操作可能とし、両操作位置の中間位置にはアイドリング操作位置を設定すると共に、同アイドリング操作位置にアクセルレバーを仮止めする仮止め手段を設けている。
【0018】
このようにして、オペレータは、アイドリング操作位置にアクセルレバーを操作した際に、仮止め手段により仮止め状態の感触を得ることができ、アイドリング操作位置を経由して行なうエンジン最大回転数操作とエンジン停止操作とを自覚しながら行なうことができて、誤操作の防止が確実に図れ、操作上の安全性を良好に確保することができる。
【0019】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1に示すAは、本発明に係る小型乗用作業機であり、同小型乗用作業機Aは、自走可能な走行部Bの後部に昇降機構17を設け、同昇降機構17に各種作業部の一形態としての耕耘部Cをヒッチ部18を介して連結している。
【0021】
走行部Bは、図1に示すように、機体フレーム1上の略中央部にミッション部2を設け、同ミッション部2の左右側部にそれぞれ前車輪伝動軸ケース3,3を連動連設し、各前車輪伝動軸ケース3,3に前車輪4,4を前車軸4a,4a を介して取付けると共に、機体フレーム1上の左右側後部に後車輪伝動ケース5,5をそれぞれ設け、各後車輪伝動ケース5,5に後車輪7,7を後車軸7a,7a を介して取付け、ミッション部2の左右側部と左右側後車輪伝動ケース5,5との間に、それぞれ伝動シャフト6,6を介設して、車体支持構造体8を構成している。
【0022】
そして、車体支持構造体8には、前部に運転部9を設けると共に、前記ミッション部2と左右側後車輪伝動ケース5,5との間に原動機部10と燃料タンク11とを上下に位置させて配設し、同原動機部10に設けたディーゼルエンジンEにミッション部2を第1伝動機構12を介して連動連結している。
【0023】
ここで、ミッション部2は、運転部9の座席34の直下方位置で、かつ、その重心位置が前・後車輪4,7間に位置すべく配置し、原動機部10は、座席34の後方位置で、かつ、その重心位置が前・後車輪4,7間に位置すべく配置し、上記原動機部10の直下方位置で、かつ、機体フレーム1には偏平に形成した燃料タンク11を取付けて、同燃料タンク11より原動機部10へフィードポンプ80により燃料油を供給すべく構成している。
【0024】
また、機体フレーム1の後端部には、左右一対の作業部連結体14,14 を後方に向けて突設し、両作業部連結体14,14 間にPTO軸15を横架して、同PTO軸15をディーゼルエンジンEに第2伝動機構16を介して連動連結すると共に、同PTO軸15の外周面に昇降機構17を設け、同昇降機構17に耕耘部Cをヒッチ部18を介して連結している。
【0025】
このようにして、耕耘部Cを、車体支持構造体8の後方に昇降機構17を介して昇降可能に連結すると共に、耕耘部Cの耕耘入力軸50にPTO軸15より伝動ケース19を介して動力を伝達可能としている。
【0026】
機体フレーム1は、図1に示すように、ミッション部2の左右側下部より後方へ伸延し、かつ、後車軸7a,7a の直上方位置より後上方へ立上げて形成した左右一対のメインフレーム20,20 と、ミッション部2の前端部と両メインフレーム20,20 の後端部との間に架設した平面視矩形枠状のサブフレーム21と、同サブフレーム21上に起倒自在に立設した正面視門型のロールバー22とを具備している。23はサブフレームステーである。
【0027】
サブフレーム21は、図1に示すように、左右幅方向に伸延させた前側フレーム形成体24と、同前側フレーム形成体24の左右側端より後方へ向けて伸延させた左右側フレーム形成体25,25 と、両左右側フレーム形成体25,25 の後端部間に横架した後側フレーム形成体26とから形成しており、メインフレーム20,20 より上方へ立上げたサブフレームステー23,23 の上端に左右側フレーム形成体25,25 の中途部を固定すると共に、メインフレーム20,20 の後側立上げフレーム形成体20d,20d の上端に後側フレーム形成体26を固定している。
【0028】
そして、左右側フレーム形成体25,25 は、それぞれ前後車輪4,4,7,7の直上方位置に配置しており、前端から後下方へ向けて傾斜する踏ん張り面形成部25a,25a と、各踏ん張り面形成部25a,25a の後端から後述する運転部9の座席34の側方位置まで後上方へ向けて傾斜する側方傾斜部25b,25b と、各側方傾斜部25b,25b の後端からメインフレーム20,20 の後側立上げフレーム形成体20d,20d の上方位置まで略水平に伸延する後方伸延部25c,25c とから形成している。
【0029】
また、上記側方傾斜部25b,25b と後方伸延部25c,25c とが接続している屈曲部をそれぞれ握り部25d,25d となし、両握り部25d,25d は、後述する運転部9の座席34の左右側方に配置している。
【0030】
サブフレーム21の側方傾斜部25b と後方伸延部25c との間には、図1に示すように、サイドカバー体51を架設しており、同サイドカバー体51は、車体の側方と前車輪4の上方と後車輪7の前側上方とを被覆している。
【0031】
しかも、サイドカバー体51の中途部51a は下方へ凸状に折曲させて形成して、同中途部51a と握り部25d との間に握り部空間52を形成して、オペレータが握り部25d を容易に把持できるようにしている。
【0032】
さらに、サイドカバー体51は、前部に前車輪4の上部周面に沿って上方へ凸状に弯曲する前車輪フェンダー部51b を形成すると共に、後部に後車輪7の前半上部の周面に沿って上方へ凸状に弯曲する後車輪フェンダー部51c を形成している。
【0033】
運転部9は、図1に示すように、車体フレーム1の前部に床部形成体30を張設し、同床部形成体30の後端縁に連続させて座席支持機枠カバー体31を設け、床部形成体30の前部にハンドルコラム32を立設し、同ハンドルコラム32の上端にハンドル33をハンドル支軸33a を介して取付け、同ハンドル33の直後方位置で、かつ、ミッション部2上に座席34を座席支持機枠35を介して載設している。
【0034】
そして、ハンドル支軸33a は、ハンドルコラム32中に配設した支軸ケース53を下方へ伸延させて、床部形成体30の直下方位置にてミッション部2に前車輪操舵機構36を介して連動連結している。
【0035】
また、ハンドルコラム32の右側方に位置する床部形成体30の部分にはブレーキペダル37と駐車ブレーキレバー38とを配設して、同駐車ブレーキレバー38によりブレーキペダル37をブレーキ制動位置に固定可能としている。
【0036】
前記支軸ケース53には、前後進切替レバー39とアクセル操作手段としてのアクセルレバー40とを取付けており、前後進切替レバー39はハンドルコラム32の左側壁より上方へ向けて突出させる一方、アクセルレバー40はハンドルコラム32の右側壁より上方へ向けて突出させている。
【0037】
ここで、アクセルレバー40の取付構造を説明すると、図2及び図3にも示すように、支軸ケース53の中途部の右側周面よりレバー支持ブラケット54を前方へ向けて突設し、同レバー支持ブラケット54に左右方向に軸線を向けたボス部55を取付けて、同ボス部55中にアクセルレバー40の下端部40a を挿通し、ボス部55より左側方へ突出する下端部40a の先端に取付けた皿バネ受体56と、ボス部55の端面との間に皿バネ57を介設する一方、ボス部55より右側方へ突出するアクセルレバー40のレバー本体40b を上方へ立上げて形成している。
【0038】
そして、レバー本体40b の下端部には、ワイヤ連結片58を前下方へ向けて突設して、同ワイヤ連結片58の先端部により左側方へ突設したワイヤ連結ピン58a を、レバー支持ブラケット54の前部に形成した円弧状ガイド長孔60中に挿通し、同ワイヤ連結ピン58a にアクセルワイヤ61の前端を連結して、同アクセルワイヤ61の後端をディーゼルエンジンEの後端部に設けたレギュレータハンドル62に連結している。
【0039】
このようにして、アクセルレバー40を、図2に示すエンジン最大回転数操作位置(イ)とエンジン停止操作位置(ロ)との間で前後方向に回動操作可能とし、両操作位置(イ)(ロ)の中間位置にアイドリング操作位置(ハ)を設定して、同アクセルレバー40の回動操作に連動してレギュレータハンドル62をアクセルワイヤ61を介して操作可能としている。
【0040】
そして、アクセルレバー40をエンジン最大回転数操作位置(イ)に操作した際には、ワイヤ連結ピン59が円弧状ガイド長孔60の上端縁に当接してレバー操作を規制する一方、アクセルレバー40をエンジン停止操作位置(ロ)に操作した際には、ワイヤ連結ピン59が円弧状ガイド長孔60の下端縁に当接してレバー操作を規制するようにしている。
【0041】
しかも、レバー支持ブラケット54の下部には、後述する電気系統の電気回路75を断続するメインスイッチ63を取付けており、同メインスイッチ63の接触端子64に、エンジン停止操作時のワイヤ連結ピン59が当接して、同メインスイッチ63が切断作動するようにしている。
【0042】
また、アクセルレバー40のレバー本体40b の下端部とレバー支持ブラケット54の後部との間には、アイドリング操作位置(ハ)にアクセルレバー40を仮止めする仮止め手段65を設けている。
【0043】
すなわち、仮止め手段65は、図2及び図3に示すように、レバー本体40b の下端部より仮止めボール支持片66を後方へ突設し、同仮止めボール支持片66の先端に左右方向に軸線を向けたボール収容筒体67を取付け、同ボール収容筒体67中に仮止めボール68と押圧スプリング69とを収容すると共に、同仮止めボール68をレバー支持ブラケット54側へ押圧スプリング69により押圧する一方、レバー支持ブラケット54には、ボール係合孔70を形成して、同ボール係合孔70に仮止めボール68が係合して、アクセルレバー40をアイドリング操作位置(ハ)に仮止め可能としている。71はスプリング係止ピンである。
【0044】
座席34の左側位置には変速レバー42を配設する一方、同座席34の右側方位置には作業部昇降操作レバー43と作業部伝動クラッチ入切操作レバー44と耕深調節操作レバー45とを配設しており、作業部昇降操作レバー43の近傍には制御用バルブ59を配設して、作業部昇降操作レバー43により制御用バルブ59を介して昇降機構17に設けた昇降用シリンダ41の伸縮作動を制御可能としている。
【0045】
しかも、これら各種操作レバー42,43,44,45 は、前記したサブフレーム21の左右側中途部に形成した握り部25d,25d の内方かつ近傍に配置している。
【0046】
このようにして、オペレータは、運転部9に乗降する際には、握り部25d を把持することにより、側方傾斜部25b の上方の空間より楽に乗降することができ、また、傾斜地作業において、各種操作レバー42,43,44,45 を操作中に危険性を感じた際には、すばやく、握り部25d を把持することにより身体を確実に支えることができて、安全性を確保することができる。
【0047】
前側フレーム形成体24の下端には、図1に示すように、フロントウエイト46を取付けており、同フロントウエイト46は、平面視略コ字状に形成して、前車輪操舵機構36の前側部を前方と左右側方とから被覆して、バンパーとしても機能している。
【0048】
原動機部10は、図1に示すように、ディーゼルエンジンEと、同ディーゼルエンジンEに連通連結すると共に、同ディーゼルエンジンEの後方上部位置に配置したエアクリーナ90と、ディーゼルエンジンEの後方下部位置に配置したマフラー91とを具備している。92はボンネットである。
【0049】
そして、ディーゼルエンジンEには、図4に示すように、セルスタータ72とジェネレータ73とを連動連結しており、セルスタータ72はバッテリー74に接続し、また、同ジェネレータ73には電気系統を電気回路75を介して接続している。76はレギュレータ、77はヒューザー、78はホーン、79はヘッドライト、81はキースイッチ、82はコンビネーションスイッチ、83,84 は第1・第2セーフティースイッチである。
【0050】
しかも、上記電気回路75には前記したメインスイッチ63を設けており、同メインスイッチ63は常閉スイッチを使用して、アクセルレバー40のエンジン停止操作に連動して切断作動し、電気回路75を非通電状態となすことができるようにしている。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0052】
(1)請求項1記載の本発明では、原動機部にディーゼルエンジンを搭載し、同ディーゼルエンジンに運転部に設けたアクセル操作手段を連動連結し、同アクセル操作手段は、運転部に設けたハンドルコラムにアクセルレバーの基端部を枢支して、同アクセルレバーをエンジン最大回転数操作位置とエンジン停止操作位置との間で回動操作可能とし、両操作位置の中間位置にはアイドリング操作位置を設定すると共に、同アイドリング操作位置にアクセルレバーを仮止めする仮止め手段を設けているために、オペレータは、アイドリング操作位置にアクセルレバーを操作した際に、仮止め手段により仮止め状態の感触を得ることができ、アイドリング操作位置を経由して行なうエンジン最大回転数操作とエンジン停止操作とを自覚しながら行なうことができて、誤操作の防止が確実に図れ、操作上の安全性を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る小型乗用作業機の側面図。
【図2】 アクセルレバーの側面説明図。
【図3】 図2のI−I線断面図。
【図4】 電気配線図。
【符号の説明】
A 小型乗用作業機
1 機体フレーム
4 前車輪
7 後車輪
9 運転部
10 原動機部
40 アクセルレバー
Claims (1)
- 機体フレーム(1) 上に、運転部(9) と、同運転部(9) の後方位置に配置した原動機部(10)と、同原動機部(10)に連動連結したミッション部(2) とを設けると共に、機体フレーム(1) の前部左右側方と後部左右側方とにそれぞれ左右側前車輪(4,4) と左右側後車輪(7,7) とを設けて、これら左右側前・後車輪(4,4,7,7) をミッション部(2) に連動連結した小型乗用作業機において、
上記原動機部(10)にディーゼルエンジン(E) を搭載し、同ディーゼルエンジン(E) に運転部(9) に設けたアクセル操作手段を連動連結し、
同アクセル操作手段は、運転部 (9) に設けたハンドルコラム (32) にアクセルレバー (40) の基端部を枢支して、同アクセルレバー (40) をエンジン最大回転数操作位置とエンジン停止操作位置との間で回動操作可能とし、両操作位置の中間位置にはアイドリング操作位置を設定すると共に、同アイドリング操作位置にアクセルレバー (40) を仮止めする仮止め手段 (65) を設けたことを特徴とする小型乗用作業機。
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