JP7188294B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、農業用トラクターなどのような作業車両に関する。
上下方向に回動可能である、車体後部に作業機を装着するためのトップリンクと、車体後部に設けられている、表示器を取付けるための表示器取付け具と、を有する農業用トラクターが、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006-34136号公報
しかしながら、上述された農業用トラクターなどのような従来の作業車両に関しては、安定した表示器取付けが必ずしも実現されない。
より具体的には、本発明者は、上方へ回動されたトップリンクは表示器取付け具と干渉しやすいことに気付いた。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、安定した表示器取付けを実現することができる作業車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、上下方向に回動可能である、車体後部に作業機を装着するための作業機装着リンクと、
前記車体後部に設けられている、表示器を取付けるための表示器取付け具と、
を備え、
前記表示器取付け具には、上方へ回動された前記作業機装着リンクが前記表示器取付け具と干渉しないように、切欠きが形成されていることを特徴とする作業車両である。
これにより、表示器取付け具には、上方へ回動された作業機装着リンクが表示器取付け具と干渉しないように、切欠きが形成されているので、安定した表示器取付けを実現することができる。
第2の本発明は、前記表示器取付け具は、
後面部と、上面部と、下面部と、を有し、車体左右方向の側面視において略U字形状に折曲げられたプレート部材である本体部材と、
前記本体部材の左側面および右側面へそれぞれ取付けられた補強プレート部材と、
を有することを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
これにより、表示器取付け具は本体部材の左側面および右側面へそれぞれ取付けられた補強プレート部材を有するので、表示器取付け具振動を抑制することができる。
第3の本発明は、前記左側面および前記右側面へそれぞれ取付けられた前記補強プレート部材の少なくとも一方には、外部機器との電気的な接続のためのコネクターが設けられていることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
これにより、補強プレート部材の少なくとも一方には、外部機器との電気的な接続のためのコネクターが設けられているので、安定したコネクター取付けを実現することができる。
第4の本発明は、前記表示器取付け具は、前記表示器が取付けられるステー部材を有し、
前記切欠きは、前記後面部および前記下面部に形成されており、
前記ステー部材は、前記上面部へ立設されていることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
これにより、ステー部材は上面部へ立設されているので、表示器視認性を向上することができる。
本発明により、安定した表示器取付けを実現することが可能な作業車両を提供することができる。
本発明における実施の形態の農業用トラクターの左側面図 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフレーム近傍の部分断面図 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフレーム近傍の模式的な部分斜視図 本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分斜視図(その一) 本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分斜視図(その二) 本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分断面図 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分斜視図(その三) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分断面図(その一) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー近傍の部分断面図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分正面図 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分斜視図 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分正面図 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム近傍の部分断面図 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレームおよび追加ボンネット補強フレーム近傍の部分斜視図(その一) 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレームおよび追加ボンネット補強フレーム近傍の部分斜視図(その二) 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレームおよび追加ボンネット補強フレーム近傍の部分正面図(その一) 本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレームおよび追加ボンネット補強フレーム近傍の部分正面図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置近傍の部分斜視図(その一) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのダンパーカバー近傍の部分斜視図 本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置近傍の部分斜視図(その二) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置近傍の部分斜視図(その三) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置近傍の部分斜視図(その四) 本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置近傍の部分斜視図(その五)
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態の農業用トラクターは、本発明における作業車両の一例である。
トップリンク61は、本発明における作業機装着リンクの一例である。
(A)はじめに、図1を参照しながら、本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は、本発明における実施の形態の農業用トラクターの左側面図である。
まず説明されるのは、本実施の形態の農業用トラクターの基本的な構成および動作である。したがって、表示器取付け具100に関連する構成および動作などについては、後に詳細に説明する。
車体10の前部のボンネット31の内部には、エンジン30が設けられている。
エンジン30の回転動力は、運転ユニット20のフロア21の下方に設けられているトランスミッションケースの内部のさまざまなクラッチを介して伝達される。より具体的には、主変速装置および副変速装置で変速された回転動力は、左右一対の前輪40および左右一対の後輪50へ伝達される。
エンジン30の後方には、ダッシュボードカバーおよびメーターパネル、ならびに前後進レバーとともに、ステアリングホイール23が設けられている。
ステアリングホイール23の後方には、運転席22が設けられている。
左側のフロア21には、ブレーキペダル連結解除ペダルおよびクラッチペダルが配置されている。右側のフロア21には、左右一対のブレーキペダルおよびアクセルペダル24が配置されている。
車体10の後部には、作業機が、たとえば、3点リンク機構を利用して装着される。
作業機昇降機構60は、メインシリンダー、リフトアーム、トップリンク61および左右一対のロワーリンク62、ならびに回動カバーおよびサイドカバーを有する。
トップリンク61およびロワーリンク62の前端部は車体10の側と接続されており、トップリンク61およびロワーリンク62の後端部は作業機の側と接続されている。そして、メインシリンダーにより回動されるリフトアームの後端部は、ロワーリンク62と接続されている。
回動カバーの回動角度は耕耘深さセンサーにより検出され、リフトアームの回動角度はリフトアームセンサーにより検出される。
作業機の情報は、作業機と接続されたISO(International Organization for Standardization)BUS、または運転ユニット20に搭載された情報端末などのような作業機装着状況取得部を利用して取得され、コントローラーへ通知される。
(B)つぎに、図2から5を主として参照しながら、本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作についてより具体的に説明する。
ここに、図2および3は本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分斜視図(その一および二)であり、図4は本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフレーム150近傍の部分断面図であり、図5は本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフレーム150近傍の模式的な部分斜視図である。
図4は、法線方向が車体左右方向である、左右の下側フレーム352の間の断面に関する断面図であり、視線ベクトルは左向きである。
(B1)はじめに、表示器取付け具100に関連する本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作について具体的に説明する。
トップリンク61は、上下方向に回動可能である、車体後部に作業機を装着するためのリンクである。
表示器取付け具100は、車体後部に設けられている、表示器170を取付けるための取付け具である。
表示器取付け具100には、上方へ回動されたトップリンク61が表示器取付け具100と干渉しないように、切欠き110が形成されている。
表示器取付け具100は、本体部材120と、補強プレート部材130と、ステー部材140と、を有する。
ナンバープレートのような表示器170のためのステーとして機能する表示器取付け具100の本体部材120は、2個の溶接ナット125を利用する2個のボルト部材124によるボルト組付けでリアフレーム150へ取付けられている。
庇部に表示器照明ランプが設けられている、表示器取付け具100のステー部材140は、2個のナット部材141によるナット組付けで本体部材120へ取付けられている。
図6において示されているように、トラクター型式が表示器170を必要とする型式でなければ、表示器取付け具100はもちろんリアフレーム150へ取付けられない。
ここに、図6は、本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分斜視図(その一)である。
図2および3において示されているように、トラクター型式が表示器170を必要とする型式であれば、表示器取付け具100はリアフレーム150へ追加的に取付けられる。
したがって、製造コストが不必要な表示器取付けにともなって増大せず、美観も悪化しない。
本体部材120は、後面部121と、上面部122と、下面部123と、を有し、車体左右方向の側面視において略U字形状に折曲げられたプレート部材である本体部材である。
補強プレート部材130は、本体部材120の左側面および右側面へそれぞれ取付けられた補強プレート部材である。
ステー部材140は、表示器170が取付けられるステー部材である。
切欠き110は、後面部121および下面部123に形成されている。
ステー部材140は、上面部122へ立設されている。
車体後部を支持するしっかりしたリアフレーム150へ取付けられた本体部材120は、リアフレーム150を覆うリヤカバーとしてのリアフェンダー160の下方から後方に向かって突出し、上方に向かって曲げられ、リアフェンダー160の上方で前方に向かって曲げられる。したがって、後面部121、上面部122および下面部123を有する本体部材120は車体左右方向の側面視において略U字形状に折曲げられているので、安定した表示器取付けが実現される。
ステー部材140は、上面部122から上方に向かって伸びている。したがって、ステー部材140はリアフェンダー160の上方に配置されており、リアフェンダー160の上方での表示器取付けが実現されるので、後方からの表示器視認性は向上される。
図7および8において示されているように、切欠き110が表示器取付け具100に形成されていなければ、上方へ回動されたトップリンク61は表示器取付け具100と干渉しやすい。
ここに、図7は本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分斜視図(その二)であり、図8は本発明の関連発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分断面図である。
図8は、法線方向が車体左右方向である、左右の下側フレーム352の間の断面に関する断面図であり、視線ベクトルは右向きである。
図9から11において示されているように、切欠き110が表示器取付け具100に形成されていれば、上方へ回動されたトップリンク61は表示器取付け具100と干渉しにくい。
ここに、図9は本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分斜視図(その三)であり、図10および11は本発明における実施の形態の農業用トラクターのリアフェンダー160近傍の部分断面図(その一および二)である。
図10は、法線方向が車体左右方向である、左右の下側フレーム352の間の断面に関する断面図であり、視線ベクトルは右向きである。図11は、法線方向が車体左右方向である、左右の下側フレーム352の間の断面に関する断面図であり、視線ベクトルは左向きである。
表示器取付け具100は、トップリンク61の前端部が取付けられている、車体後部に配置されたトップリンク固定部の上方に配置されているが、トップリンク収納にともなう干渉は切欠き110により回避される。したがって、良好なトップリンク収納姿勢が確保され、走行時における車体接触などのない安定した表示器取付けが実現される。
補強プレート部材130とリアフェンダー160との間の隙間Gが車体左右方向の側面視においてほぼ均一になるように、2個の補強プレート部材130が本体部材120の左側面および右側面へそれぞれ追加的に取付けられている。したがって、表示器取付け具振動が抑制されるのみならず、リアフェンダー160の部材形状との統一感も実現され、美観も悪化しない。
左側面および右側面へそれぞれ取付けられた補強プレート部材130の少なくとも一方には、外部機器との電気的な接続のためのコネクター180が設けられている。
本実施の形態においては、左側面へ取付けられた補強プレート部材130にのみコネクター180が設けられているが、変形例の実施の形態においては、右側面へ取付けられた補強プレート部材130にのみコネクター180が設けられていてもよいし、左側面および右側面へ取付けられた補強プレート部材130にコネクター180が設けられていてもよい。
コネクター180が設けられている、左側面へ取付けられた補強プレート部材130は、平面視において略L字形状に折曲げられている。このようなコネクターが設けられていない、右側面へ取付けられた補強プレート部材130は折曲げられていない。
たとえば、トレーラーが作業機として車体後部に装着される場合においては、ハーネスとの電気的な接続のための7P(Pin)ソケットのようなコネクター180を利用して、外部機器としてのブレーキランプを点灯させる必要がある。したがって、左側面へ取付けられた補強プレート部材130は、補強部材としてのみならず、コネクター取付けステー部材としても機能するので、安定したコネクター取付けのみならず簡素な部材形状による効率的なコネクター配置が実現される。
(B2)つぎに、ボンネット31に関連する本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作について具体的に説明する。
図12および13において示されているように、フードとも呼ばれる、ボンネット前開き仕様に準拠するように上下方向に開閉可能であるボンネット31の内部には、前照灯のようなライトが下方に取付けられるライトステー250が設けられている。
ここに、図12および13は、本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット31近傍の部分斜視図(その一および二)である。
ライトステー250の左右端部は、ボンネット31へ取付けられている。
図14から16において示されているように、ボンネット補強フレーム200が設けられている。
ここに、図14および15は本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200近傍の部分斜視図(その一および二)であり、図16は本発明における実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200近傍の部分正面図である。
ライトステー250の下面の側には、ボンネット補強フレーム200が4個のボルト部材204によるボルト組付けで取付けられている。
ボンネット補強フレーム200は、上側曲げプレート部材201およびパイプ部材202を有する。
上側曲げプレート部材201は、車体左右方向の側面視において略L字形状に折曲げられている。
パイプ部材202は、正面視において略V字形状に折曲げられている。底の広い単純なパイプU字形状に関しては、車体転倒に起因する斜め下向きの力による変形が発生しやすいが、底の狭いパイプV字形状に関しては、真下向きの力による変形が発生しにくいのみならず、斜め下向きの力による変形も発生しにくい。
上側曲げプレート部材201の上面は、4個のボルト部材204によるボルト組付けでライトステー250の下面へ取付けられている。
パイプ部材202の左右端部は、たとえば、溶接で上側曲げプレート部材201の下面へ取付けられている。
車体転倒に起因するボンネット変形が発生しても、ボンネット補強フレーム200が、シリンダーヘッドとも呼ばれる、エンジン30のエンジンヘッド260へ当接するので、上下方向の大きなボンネット変形はほとんど発生しない。したがって、搭乗作業者を保護するための領域は十分に確保され。安全性がこのようなボンネット内部補強構成により向上される。
図17から19において示されているように、ボンネット補強フレーム200が下側曲げプレート部材203をさらに有することが望ましい。
ここに、図17は本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200近傍の部分斜視図であり、図18は本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200近傍の部分正面図であり、図19は本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200近傍の部分断面図である。
図19は、法線方向が車体左右方向である、左右の下側フレーム352の間の断面に関する断面図であり、視線ベクトルは右向きである。
下側曲げプレート部材203の左右端部は、正面視において略U字形状に折曲げられている。プレートU字形状に関しては、下側曲げプレート部材203のエンジンヘッド260へ当接する部分の面積を増大させる。
下側曲げプレート部材203の後端部は、車体左右方向の側面視において略L字形状に折曲げられている。プレートL字形状に関しては、パイプ部材202のエンジンヘッド260と接触する部分の強度を増大させる。
下側曲げプレート部材203の上面は、たとえば、溶接でパイプ部材202の下面へ取付けられている。
車体転倒に起因するボンネット変形が発生しても、左右幅がエンジンヘッド260の上面左右幅よりやや大きい、ボンネット補強フレーム200の下側曲げプレート部材203がエンジンヘッド260の上面へ当接するので、車体左右方向の大きなボンネット補強フレーム位置ずれはほとんど発生しない。
図20から23において示されているように、追加ボンネット補強フレーム210がさらに設けられていることが望ましい。
ここに、図20および21は本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200および追加ボンネット補強フレーム210近傍の部分斜視図(その一および二)であり、図22および23は本発明における別の実施の形態の農業用トラクターのボンネット補強フレーム200および追加ボンネット補強フレーム210近傍の部分正面図(その一および二)である。
ライトステー250の上面の側には、追加ボンネット補強フレーム210が4個のボルト部材204によるボルト組付けで取付けられている。
追加ボンネット補強フレーム210は、曲げプレート部材211および4個の補強フィンプレート部材212を有する。
曲げプレート部材211は、車体左右方向の側面視において略U字形状に折曲げられている。
曲げプレート部材211の下面は、4個のボルト部材204によるボルト組付けでライトステー250の上面へ取付けられている。
補強フィンプレート部材212の上下端部および前端部は、たとえば、溶接で曲げプレート部材211の後面へ取付けられている。
車体転倒に起因するボンネット変形が発生しても、左右幅がボンネット31の上面左右幅よりやや小さい、追加ボンネット補強フレーム210の曲げプレート部材211がボンネット31の内面へ当接するので、上下方向の大きなボンネット変形はほとんど発生しない。したがって、搭乗作業者を保護するための領域はさらに十分に確保され。安全性がこのようなボンネット内部補強構成によりさらに向上される。
(B3)つぎに、ROPS(Roll Over Protective Structure)装置350に関連する本実施の形態の農業用トラクターの構成および動作について具体的に説明する。
図24において示されているように、車体10には、車体転倒に起因する搭乗作業者の被害を抑制するための可倒式のROPS装置350が設けられている。
ここに、図24は、本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置350近傍の部分斜視図(その一)である。
ROPS装置350は、上側フレーム351および左右一対の下側フレーム352を有する。
上側フレーム351の左端部は、左の回動部材353を利用して、下端部が車体10へ取付けられている左の下側フレーム352の上端部へ回動可能に取付けられている。上側フレーム351の右端部は、右の回動部材353を利用して、下端部が車体10へ取付けられている右の下側フレーム352の上端部へ回動可能に取付けられている。
上側フレーム351と左の下側フレーム352との間には、ROPS操作をアシストするためのダンパー360が取付けられている。
ダンパー360の上端部は、ダンパー上端部取付け部材361を利用して、上側フレーム351へ回動可能に取付けられている。ダンパー360の下端部は、ダンパー下端部取付け部材362を利用して、左の下側フレーム352へ回動可能に取付けられている。
図25から29において示されているように、ダンパーカバー300が設けられている。
ここに、図25は本発明における実施の形態の農業用トラクターのダンパーカバー300近傍の部分斜視図であり、図26から29は本発明における実施の形態の農業用トラクターのROPS装置350近傍の部分斜視図(その二から五)である。
ダンパーカバー300は、容易に脱着可能であり、不必要であれば取付けられなくてもよい。
ダンパー360が木の枝などと干渉しても、作業にともなうダンパー破損はダンパーカバー300により抑制される。
ダンパー上端部取付け部材361は、ダンパーカバー300の長孔301へ摺動可能に挿入されている。ダンパー下端部取付け部材362は、ダンパーカバー300の丸孔302へ回動可能に挿入されている。
ROPS装置350の上側フレーム351が倒されても、ダンパーカバー300は摺動して邪魔にならないので、ダンパーカバー300によるダンパー360のカバー状態は維持される。
本発明における作業車両は、安定した表示器取付けを実現することができ、たとえば、農業用トラクターなどのような作業車両に利用する目的に有用である。
10 車体
20 運転ユニット
21 フロア
22 運転席
23 ステアリングホイール
24 アクセルペダル
30 エンジン
31 ボンネット
40 前輪
50 後輪
60 作業機昇降機構
61 トップリンク
62 ロワーリンク
100 表示器取付け具
110 切欠き
120 本体部材
121 後面部
122 上面部
123 下面部
124 ボルト部材
125 溶接ナット
130 補強プレート部材
140 ステー部材
141 ナット部材
150 リアフレーム
160 リアフェンダー
170 表示器
180 コネクター
200 ボンネット補強フレーム
201 上側曲げプレート部材
202 パイプ部材
203 下側曲げプレート部材
204 ボルト部材
210 追加ボンネット補強フレーム
211 曲げプレート部材
212 補強フィンプレート部材
250 ライトステー
260 エンジンヘッド
300 ダンパーカバー
301 長孔
302 丸孔
350 ROPS装置
351 上側フレーム
352 下側フレーム
353 回動部材
360 ダンパー
361 ダンパー上端部取付け部材
362 ダンパー下端部取付け部材

Claims (4)

  1. 上下方向に回動可能である、車体後部に作業機を装着するための作業機装着リンクと、
    前記車体後部に設けられている、表示器を取付けるための表示器取付け具と、
    を備え、
    前記表示器取付け具には、上方へ回動された前記作業機装着リンクが前記表示器取付け具と干渉しないように、切欠きが形成されていることを特徴とする作業車両。
  2. 前記表示器取付け具は、
    後面部と、上面部と、下面部と、を有し、車体左右方向の側面視において略U字形状に折曲げられたプレート部材である本体部材と、
    前記本体部材の左側面および右側面へそれぞれ取付けられた補強プレート部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記左側面および前記右側面へそれぞれ取付けられた前記補強プレート部材の少なくとも一方には、外部機器との電気的な接続のためのコネクターが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記表示器取付け具は、前記表示器が取付けられるステー部材を有し、
    前記切欠きは、前記後面部および前記下面部に形成されており、
    前記ステー部材は、前記上面部へ立設されていることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
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