JPH0522011Y2 - - Google Patents

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JPH0522011Y2
JPH0522011Y2 JP1986151248U JP15124886U JPH0522011Y2 JP H0522011 Y2 JPH0522011 Y2 JP H0522011Y2 JP 1986151248 U JP1986151248 U JP 1986151248U JP 15124886 U JP15124886 U JP 15124886U JP H0522011 Y2 JPH0522011 Y2 JP H0522011Y2
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JP
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mounting base
driver
seat
tractor
hydraulic control
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JP1986151248U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、幅狭トラクタの油圧制御レバー装置
に関するものである。
(従来の技術) 農用トラクタにおいては、車体後部の作業機昇
降用油圧装置上に、左右一対の後輪フエンダー間
に位置するように運転席を設け、油圧装置のポジ
シヨン用、ドラフト用等の油圧制御レバーを、運
転席とその右側の後輪フエンダーとの間に配置す
るのが一般的である。
(考案が解決しようとする問題点) このような油圧制御レバーの配置は、運転席と
後輪フエンダーとの間隔を比較的大きく確保でき
る汎用型のトラクタに広く採用されている。
しかし、ブドウ園等での作業に使用される幅狭
トラクタの場合、左右の後輪間の幅が950mm程度
となるため、運転席と後輪フエンダーとが非常に
接近し、その間に油圧制御レバーを配置すること
ができず、これが幅狭トラクタの開発上、大きな
問題となつている。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、幅
狭トラクタでも比較的スペース的に余裕のある運
転席の前下方で車体上に油圧制御レバーを配置
し、障害とならず、しかも操作性も損なわれない
ようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、トラクタ車
体1後部に備えた油圧装置8上に運転席14を設
けると共に、該運転席14に近接して左右一対の
後輪フエンダー6を設けた幅狭トラクタにおい
て、前記運転席14の前下方近傍のトラクタ車体
1上に、該車体1の横幅いつぱいの長さを有する
平板状の取付台16を固設して該取付台16で車
体1の上面を覆うとともに、該取付台16の左右
方向一側に前記油圧装置8の制御弁12,13を
操作する油圧制御レバー19,20を回動自在に
支持するレバー軸18と、該レバー軸18上の油
圧制御レバー19,20を案内するガイド板33
とを設け、更に、前記レバー軸18近傍の取付台
16より下方に突出するペダルブラケツト37を
設け、該ペダルブラケツト37にペダル38を踏
込自在に支持したものである。
(作用) 油圧装置8を作動させる際には、油圧制御レバ
ー19又は20をガイド板33に沿つてレバー軸
18廻りに操作すると、制御弁12又は13が働
き、これによつて油圧装置8が作動する。
油圧制御レバー19,20は運転席14の前下
方にあるため、オペレータは手を前下方に下げれ
ば容易に操作できる。
取付台16は平板状であつて車体1の横幅いつ
ぱいの長さを有して該車体1の上面を覆つて固設
されているので、該取付台16の平板部を運転席
14のステツプ等として利用できる。
更に、取付台16の左右方向一側に、レバー軸
18とガイド板33を設けていることから、取付
台16の左右方向他側を、前記ステツプ等として
利用できるとともに例えば補助制御弁44等の装
置にも利用できる。
また、レバー軸18近傍の取付台16より下方
にペダルブラケツト37を突出し、このブラケツ
ト37にペダル38を踏込自在に備えていること
により、取付台16には異種の操作部材の取付け
に利用できる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳述す
ると、第1図及び第2図において、1はミツシヨ
ンケース等から成るトラクタ車体で、このトラク
タ車体1の後部両側にはブレーキケース2、終減
速ケース3及び後輪軸4を介して左右一対の後輪
5が支持されている。後輪5の内側方には後輪フ
エンダー6が近接して配置されており、その各後
輪フエンダー6は終減速ケース3、ステツプ7等
に取付けられている。ステツプ7はトラクタ車体
1の前後方向の中央部で左右両側に取付けられて
いる。
8は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ車体
1の後部に搭載されている。この油圧装置8はア
ーム軸9廻りに上下方向に回動する左右一対のリ
フトアーム10を有し、三点リンク機構11を介
してトラクタ車体1後方に装着された作業機を昇
降させるようになつている。油圧装置8はポジシ
ヨン制御弁12及びドラフト制御弁13を備え、
これら制御弁12,13によりポジシヨン制御、
ドラフト制御可能である。
14は運転席で、支持装置15を介して油圧装
置8上に取付けられており、この運転席14の左
右両側には、後輪フエンダー6が近接して配置さ
れている。
16は取付台で、運転席14の前下方近傍のト
ラクタ車体1上に配置されていて、車体1の横幅
いつぱいの長さを有する平板状であつて、車体1
上を覆つて油圧装置8の前端部上にボルト17で
取付けられている。この取付台16は油圧装置8
から前方に張出ており、その前部右端側にレバー
軸18が横方向に設けられている。レバー軸18
には第3図に示すようにポジシヨン用及びドラフ
ト用の油圧制御レバー19,20がボス部21,
22を介して前後回動自在に支持されている。な
おボス部21,22両側にはスラストワツシヤが
介在され、またレバー軸18にはナツト24が螺
合されている。ボス部21,22にはリンク2
5,26が下向きに設けられ、そのリンク25,
26はロツド27,28、リンク29,30を介
して制御弁12,13の操作軸31,32に連動
連結されている。
33は油圧制御レバー12,13を案内するガ
イド板で、円弧状のガイド部34,35を有し、
このガイド板33は扇形状の支持板36を介して
取付台16に取付けられている。
取付台16は連結板36を介して後輪フエンダ
ー6に連結され、一方の後輪フエンダー6を補強
するようになつている。また取付台16には、連
結板36と反対側に、下方に突出するペダルブラ
ケツト37が設けられている。ペダルブラケツト
37は下端がJ字状に折曲されており、その部分
にデフロツクペダル38のペダル軸39が回動自
在に挿支されている。ペダル軸39はリンク40
を有し、そのリンク40はロツド41、リンク4
2を介してデフロツク軸43に連結され、デフロ
ツクペダル38を下方に踏込んだ時に、トラクタ
車体1内部のデフ装置がロツクされるようになつ
ている。
44は三連式の補助制御弁で、取付台16上に
ボルト45等により着脱自在に取付けるようにな
つている。この補助制御弁44は、第4図に示す
ようにブラケツト46に枢支された制御レバー4
7を有し、その制御レバー47の前後操作でスプ
ール48を作動させるようになつている。49は
取付台16に設けられた位置決め板で、トラクタ
車体1を左右両側からはさむようになつている。
上記構成において、ポジシヨン制御時には、ド
ラフト用の油圧制御レバー20を直立させた上げ
位置にセツトしておき、ポジシヨン用の油圧制御
レバー19をレバー軸18廻りに操作する。ドラ
フト制御時には、逆に行なう。
何れの制御に際しても、油圧制御レバー19,
20及びガイド板33が運転席14の前下方にあ
り、幅狭トラクタとして比較的スペースの確保し
やすい部位であるため、オペレータは運転席14
から前下方に手を延ばすだけで操作することがで
き、従つて他の障害となることなく油圧制御レバ
ー19,20を自在に操作することができる。ま
た油圧装置8に対しても近いため、制御弁12,
13と油圧制御レバー29,30との連動も容易
である。
油圧制御レバー19,20、ガイド板33は取
付台16を介してトラクタ車体1に取付けている
ため、構造も簡単であり、またこの取付台16に
ペダルブラケツト37を介してデフロツクペダル
38を設ける一方、補助制御弁44をも取付け得
るようにしているから、取付台16の機能が増
し、トラクタ車体1に個々に取付けるものに比べ
て、トラクタ車体1側の製作、加工等が容易にな
る。
なお、補助制御弁44はトラクタ車体1に装着
した際に、その作業機の油圧アクチユエータを制
御するためのものである。
(考案の効果) 本考案によれば、油圧制御レバー19,20及
びガイド板33を、運転席14の前下方でトラク
タ車体1上に設けた取付台16に取付けており、
幅狭トラクタでも比較的スペース的に余裕のある
位置に配置しているので、これらが障害となるこ
ともなく、しかも操作性も良好である。また、取
付台16は平板状であつて車体1の横幅いつぱい
の長さを有して該車体1の上面を覆つて固設され
ているので、該取付台16の平板部を運転席14
のステツプ等として利用できる。
更に、取付台16の左右方向一側に、レバー軸
18とガイド板33を設けていることから、取付
台16の左右方向他側を、前記ステツプ等として
利用できるとともに例えば補助制御弁44等の装
着にも利用できる。
また、レバー軸18近傍の取付台16より下方
にペダルブラケツト37を突出し、このブラケツ
ト37にペダル38を踏込自在に備えていること
により、取付台16には異種の操作部材の取付け
に利用できることから、構造的にも簡単にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は平面図、第3図は要部の断面正面
図、第4図は補助制御弁の側面図である。 1……トラクタ車体、6……後輪フエンダー、
8……油圧装置、14……運転席、16……取付
台、18……レバー軸、19,20……油圧制御
レバー、33……ガイド板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ車体1後部に備えた油圧装置8上に運
    転席14を設けると共に、該運転席14に近接し
    て左右一対の後輪フエンダー6を設けた幅狭トラ
    クタにおいて、 前記運転席14の前下方近傍のトラクタ車体1
    上に、該車体1の横幅いつぱいの長さを有する平
    板状の取付台16を固設して該取付台16で車体
    1の上面を覆うとともに、該取付台16の左右方
    向一側に前記油圧装置8の制御弁12,13を操
    作する油圧制御レバー19,20を回動自在に支
    持するレバー軸18と、該レバー軸18上の油圧
    制御レバー19,20を案内するガイド板33と
    を設け、更に、前記レバー軸18近傍の取付台1
    6より下方に突出するペダルブラケツト37を設
    け、該ペダルブラケツト37にペダル38を踏込
    自在に支持していることを特徴とする幅狭トラク
    タの油圧制御レバー装置。
JP1986151248U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0522011Y2 (ja)

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JP1986151248U JPH0522011Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6355805U JPS6355805U (ja) 1988-04-14
JPH0522011Y2 true JPH0522011Y2 (ja) 1993-06-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9339758B2 (en) 2011-12-16 2016-05-17 Mitsui Chemicals Tohcello, Inc. Gas barrier resin composition and gas barrier composite film

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125005U (ja) * 1980-02-22 1981-09-24
JPS57115810U (ja) * 1981-01-13 1982-07-17
JPS5983303U (ja) * 1982-11-29 1984-06-05 株式会社クボタ トラクタの作業機取付装置

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JPS6355805U (ja) 1988-04-14

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