JP2998208B2 - トラクタの液タンク支持装置 - Google Patents

トラクタの液タンク支持装置

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征典 今井
川口  弘道
二三男 黒岩
実 松岡
康弘 宮内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの液タンク
支持装置に関し、薬液噴霧用、散水用等の液タンクを搭
載に適するもので、車体に対する液タンクの着脱を容易
にするものである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタに液タンクを装着する形態にあっては、液タンクの
搭載場所が制限されて、構成及び着脱が煩雑である。こ
のため、液タンクは防除機やポンプ等と共に牽引車等に
搭載して移動する形態とすることが多い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1の
端部に設けた後車輪22用の後車軸ハウジング17上方
に設けた操縦席2の後側から左右両側部に亘るように
側を凹形状に形成する液タンク3を前後に摺動可能に搭
載する後車軸ハウジング17より幅狭の支持フレーム4
に、該液タンク3の左右方向への移動を規制して前後方
向へ案内するタンク案内面5と、支持フレーム4より幅
広で液タンク3の底面を支持するフロア6とを設けてな
るトラクタの液タンク支持装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】薬液噴霧、又は散水作業を行
うときは、液タンク3をトラクタ車体1の操縦席2後側
において車体1に一体的に設けた、後車軸ハウジング1
7より幅狭の支持フレーム4乃至該支持フレーム4より
幅広としたフロア6に搭載する。この液タンク3の着脱
においては、操縦席2の後側から液タンク3の凹状開口
部を前側に向けて移動させて、操縦席2の左右両側部に
亘って嵌合するような形態とする。
【0005】このような液タンク3の移動においては、
液タンク3の底面が車体1に一体的に設けた支持フレー
ム4の外側の幅広のフロア6上面に支持されて、凹状の
内側面が支持フレーム4の案内面5に案内されるもので
あるから、着脱が的確に円滑に行われ、液タンク3は操
縦席2の後側のみならず左右両側に亘るものであるか
ら、液タンクの内容量の増量が、両側空間部または後側
空間部に向かって単に広げるだけで行えるから、少ない
搭載場所を効率的に利用できる。また、液タンク3が大
型化しても後車輪ハウジング17上方の車体1部に荷重
するから前後バランスの大きな崩れを生じない。
【0006】とくに、この液タンク3を人力で着脱操作
する場合だけでなく、トラクタ車体1と、液タンク3載
置のキャスタ乃至キャリヤ等との接合によって着脱する
場合には、この液タンク3の着脱が円滑に行われるため
効果的である。
【0007】
【実施例】図例において、トラクタ車体1は、前部のエ
ンジン7を搭載し、下部には前車軸ハウジング8を支持
する前車軸ブラケット9を有し、後方に亘る左右一対の
縦フレーム10と、この縦フレーム10間を連結する横
フレーム11とからなるフレームを有する。このフレー
ムの内側には、該エンジン7からベルト12伝動される
ミッションケース13、及びこのミッションケース13
の連動軸14から連動される動力取出軸15やこの変速
装置等を有する動力取出伝動ケース16等を設ける。又
このフレームの後端部には、後車軸ハウジング17を設
け、該伝動ケース13から前輪伝動軸18によって、該
前車軸ハウジング8内の差動装置や前車軸等を経て、前
車輪19の前輪軸20を伝動回転する。又、後輪伝動軸
21によって、該後車軸ハウジング17内の差動装置や
後車軸等を経て、後車輪22の後輪軸23を伝動回転す
る構成としている。
【0008】前車軸ハウジング8の左右両側端部におい
て軸装される前輪軸20と、後車軸ハウジング17の左
右両側端部において軸装される後輪軸23とは、ステア
リングハンドル24の操作によって操向連動される。2
5はエンジン7からベルト26連動されるオービットロ
ール用の油圧ポンプである。27はエンジン7等の上部
を覆うボンネットである。
【0009】前記フレームの後部上側には、支持フレー
ム28によって、上側に操縦席2を前部の枢支軸29回
りに前方へ回動自在にして装着し、この操縦席2の下側
にエンジン7用の燃料タンク37を装着している。又、
この下方には、前記後車軸ハウジング17の前側に設け
たアーム軸30の回りに上下回動するリフトアーム31
を設け、このリフトアーム31の後端のヒッチ32に連
結する作業装置を昇降する。このリフトアーム31の昇
降用の油圧シリンダー33が縦フレーム10の内側に設
けられ、この伸縮によって該アーム軸30回りに昇降さ
れる。
【0010】縦フレーム10は、前後中央部の操縦者の
足元部に位置するステップ部34が下り、前部のステア
リングポスト35を装着するボンネット部35と、後部
の操縦席2を支持するシートフロア部36とを上位にす
べく段差を形成し、このシートフロア部36の左右両側
部には、フロア6を設けている。該縦フレーム10のシ
ートフロア部36から後端部に亘る間を支持フレーム4
として、この支持フレーム4の上端面より適宜高さ下位
にフロア6を設け、この支持フレーム4のフロア6上の
外側面を案内面5としている。又、このフロア6の一部
上面には液タンク3の底面38を受けて滑動させるロー
ラを設けるもよい。
【0011】このように支持フレーム4とフロア6とに
よって形成される液タンク3底部の支持面とし前後摺動
の案内面5として、左右において前後方向平行状に形成
している。液タンク3は、合成樹脂製で平面視で凹状に
成形して、操縦席2の左右両側部と後側部とを囲う形態
に形成し、底面には左右幅の中央部を後方へ開放して両
側底部38のみをフロア6上面に摺動支持させる構成と
し、この底部38の内側面が該案内面5と対向して前後
に摺動案内される構成である。39は上部上端のタンク
口で薬液や水等の出入口である。又、この液タンク3の
一部は支持フレーム4等に固定できる固定部を設ける。
【0012】この液タンク3の着脱は、作業者の手によ
って直接行うもよいが、リフトアーム31のヒッチ32
に液タンク3の底部を取付けることによって、このリフ
トアーム31の昇降によって行うもよい。又、別に構成
されるキャスターを用いて、このキャスターに液タンク
3を搭載し、このキャスターとトラクタ車体との相対的
接近によって、液タンク3をキャスター側からトラクタ
の支持フレーム4側へ移動させたり、又逆に取外移動さ
せるようにするもよい。
【0013】なお、前記燃料タンク37は、支持フレー
ム28の操縦席2下側において、吊下げられる形態とし
て着脱するもので、燃料タンク37の左右両側部に形成
されるリブ40上下に傾斜させて、支持フレーム28側
に取付けた左右一対のブラケット41の下面、又は上面
に沿わせて重合し、これらリブ40とブラケット41と
の重合部間に亘って形成する固定孔42,43にボルト
等を挿通して固定することができる。44はこの燃料タ
ンク37の左右両側を覆うカバーである。
【0014】薬液防除等のポンプをリフトアーム31の
ヒッチ32に取付けて、支持フレーム4に液タンク3を
搭載し、この液タンク3からの液をポンプで送出しなが
ら薬液噴霧作用を行わせるとよい。このときヒッチ32
のポンプは、動力取出軸15からの連動によって駆動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】側面図。
【図2】平面図。
【図3】一部の平面図。
【図4】後面図。
【図5】一部の分解斜面図。
【図6】液タンクの側断面図。
【符号の説明】
1 車体 2 操縦席 3 液タンク 4 支持フレーム 5 タンク案内面 6 フロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 宮内 康弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 審査官 秋月 美紀子 (56)参考文献 特開 平2−237672(JP,A) 特開 平1−269419(JP,A) 特開 平2−115062(JP,A) 実開 平3−22562(JP,U) 実開 昭64−28979(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01M 7/00 A01G 25/09 A01C 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の後端部に設けた後車輪22用の
    後車軸ハウジング17上方に設けた操縦席2の後側から
    左右両側部に亘るように前側を凹形状に形成する液タン
    ク3を前後に摺動可能に搭載する後車軸ハウジング17
    より幅狭の支持フレーム4に、該液タンク3の左右方向
    への移動を規制して前後方向へ案内するタンク案内面5
    と、支持フレーム4より幅広で液タンク3の底面を支持
    するフロア6とを設けてなるトラクタの液タンク支持装
    置。
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