JPS6312050Y2 - - Google Patents

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JPS6312050Y2
JPS6312050Y2 JP1983037949U JP3794983U JPS6312050Y2 JP S6312050 Y2 JPS6312050 Y2 JP S6312050Y2 JP 1983037949 U JP1983037949 U JP 1983037949U JP 3794983 U JP3794983 U JP 3794983U JP S6312050 Y2 JPS6312050 Y2 JP S6312050Y2
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JP1983037949U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は畑地や牧草地、芝生上で刈取りや除草
等を行なう農用作業車のフレーム構造に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 従来から機体の前後長にわたり枠組状メインフ
レームを配置した技術は公知とされているのであ
る。
例えば実開昭53−79615号公報に記載の技術の
如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は軽量で廉価でかつ、作業機が容易に装
着できる農用作業車とする為のフレーム装置に関
するものである。
従来のトラクターではミツシヨンケース自体が
頑丈に作られてフレームの役目をし、この前にク
ラツチハウジングとエンジンを固設し、後部にリ
アアクスルケースを固設し、全体として一本のフ
レームとしていたのである。
本考案はフレームとして左右の枠組状メインフ
レームをパイプにて構成し、該メインフレームよ
り全ての装置を支持せんとするものであり、特に
後部作業機装着装置を簡単な構成でメインフレー
ムより突出したものである。
これらの構造により全体を軽量でコスト安乍
ら、強度的には十分な農用作業車のフレーム構造
としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を設明すると。
農用作業車の周囲に配置した枠組状メインフレ
ーム28・27の後部より上方へ向けて支持金具
41L・41Rを突設し、該支持金具41L・4
1Rの上部に支持筒42を水平に固定し、該支持
筒42より後方へトツプリンクブラケツト43を
突出し、後部作業機装着用トツプリンク12の前
端をトツプリンクブラケツト43に枢支し、支持
筒42の内筒には後部作業機昇降用リフトアーム
84のシヤフトを遊嵌したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の農用作業車の全体側面図、第
2図は同じく前面図である。
フレーム上に鉄板やグラスフアイバー等の樹脂
により一体的に成形した車体2を載置固定し、こ
の車体2上に更に載置固定して前後に回動開閉自
在のキヤビン1を載せている。
キヤビン1は全体を透明樹脂としてもよいし、
四方に窓を設けた樹脂や鉄板としてもよいもので
ある。
機体後部のフレーム上にエンジン7が載置固定
され、中央部にはシート5が固設されている。シ
ート5にオペレーター6が座つている。機体前部
に操作コラム3が設けられており、操作コラム3
よりステアリングハンドル4が立設されている。
機体の前方ヘフロントトツプリンク10とフロ
ントロアリンク11・11が設けられており、前
部作業機装着装置を構成している。8はフロント
ドーザーである。
中央部には腹部作業機装着装置が設けられ、ロ
ータリーモアー9等が装備されている。
後部にもリアトツプリンク12とリアロアリン
ク13・13突出され、後部作業機装着装置を構
成している。14・14は前輪、15・15は後
輪、16・16は後部作業機昇降用リフトアーム
84にその上端を枢支され、リアロアリンク13
L・13Rに下端を枢支されたリアリフトリンク
である。
第3図は車体2とキヤビン1を取り外した状態
の全体側面図、第4図は同じく全体平面図、第5
図はフレーム部分のみの側面図、第6図は同じく
平面図、第7図は後部作業機装着装置の側面図、
第8図は同じく平面図、第9図は同じく後面図、
第10図は前部作業機装着装置の平面図、第11
図は同じく側面図、第12図は同じく前面図、第
13図は腹部作業機装着装置の側面図、第14図
は同じく平面図である。
本考案の農用作業車のフレーム構造から説明す
ると。
前後方向のフレームとして、メインフレーム右
27とメインフレーム左28より構成されてい
る。メインフレーム右27は後部を直角に折り曲
げてメインフレーム左28に当接し溶接してい
る。
メインフレーム左右27・28共にパイプによ
り構成されており、前端はフロントトツプリンク
ブラケツト38L・38Rに横面から接当固設さ
れている。そして、メインフレーム右・左の間に
前部から数本の補助フレームが渡架固設され補強
の役目をしている。
センターピンフレーム37は下向きに「コ」の
字形に折り曲げられた板体であり、フロントトツ
プリンクブラケツト38L・38Rの後部が中央
に固設され、これによつても補強されている。
又、このセンターピンフレーム37の中央に前
後向きにフロントPTO用の動力伝達軸の軸支ケ
ース22が固設されている。軸支ケース22の前
後に軸受固定板49・49が溶接固定されてい
る。又、フロントトツプリンクブラケツト38
L・38Rの間には前部を高く後部を低くしたス
テアリングギアボツクスの取付板39が固設され
ている。取付板39の中央にステアリングギアボ
ツクスの底部の嵌入孔39aが開口されている。
又、センターピンフレーム37の後部にステア
リングカウンター軸の支持フレーム36が渡架固
設されている。
53は補強板である。55がステアリングカウ
ンター軸の枢支筒である。
メインフレーム右・左・27・28は中央がや
や幅広となつており、その部分にステツプフレー
ム前29、後30が渡架固設されている。そして
ステツプフレーム前後の左右突出部にステツプフ
レーム右31、左32が固設され補強をしてい
る。ステツプフレーム後30のメインフレーム内
には、作業機昇降用の回動軸の枢支筒48、フロ
ントPTO用のベベルギアボツクスの取付板47
が設けられている。
61はミツシヨンケース固定フレーム24の基
部補強フレームである。ミツシヨンケース固定フ
レーム24より取付板23・23を突出し、ミツ
シヨンケース40の前端を左右から固定してい
る。その後部に左右へ2本並行してエンジンフレ
ーム45・45の基部フレーム52・52が渡架
固設されている。
この基部フレーム52・52上に前後方向に渡
架して、テンシヨンプーリーの枢支軸取付板46
が固設されている。
又、第7図、第8図、第9図に詳細に示されて
いる如く、メインフレーム右左27・28の上方
へやや曲折した部分から下方へ向けて、ミツシヨ
ンケース取付板25R・25Lが突出されてい
る。
そしてこのミツシヨンケース取付板25R・2
5L間に、ミツシヨンケース40のリアアクスル
ハウジング部が固定されている。
又、このミツシヨンケース取付板25L・25
Rより斜後方下方へ向けて、リアロアリンク13
L・13Rのブラケツト26L・26Rがやや内
側へ向けて突出され、このリアロアリンクブラケ
ツト26L・26Rにリアロアリンク13L・1
3Rが固設される。
又、メインフレーム左28を巻くように油圧シ
リンダー枢支体80が溶接固定され、油圧シリン
ダー枢支板50・50に油圧シリンダーの前端が
枢支されている。
メインフレーム右27上に油圧シリンダー用の
油圧ポンプ載置台60が突設されている。
後部作業機装着装置は第9図において理解でき
る如く、メインフレーム右27が後部で内側に曲
がつた部分から上方に支持金具41L・41Rを
突設し、該支持金具41L・41Rの上端に進行
方向と直角方向で、かつ水平に支持筒42を固設
している。該支持筒42より後方に向けてトツプ
リンクブラケツト43を固設突出しているのであ
る。
トツプリンク12はこのトツプリンクブラケツ
ト43に前端を枢支されている。支持筒42の内
筒には後部作業機昇降用リフトアーム84のシヤ
フトが遊嵌され、油圧シリンダー枢支板50・5
0に枢支された油圧シリンダーの伸縮により、後
部作業機昇降用リフトアーム84が回動される。
第3図、第4図にて示す如く、エンジン7のエ
ンジンプーリー34より、ミツシヨンケース40
とベベルギアボツクス17の入力プーリー33
と、油圧ポンプ載置台60上の油圧ポンプへVベ
ルトにて動力が伝えられている。
フロントPTO駆動用のベベルギアボツクス1
7は取付板47に固設されており、動力伝達軸1
8と前後のカツプリンク62・63にて、軸支ケ
ース22内の動力伝達軸に動力が伝えられてい
る。
軸支ケース22から前方へ出た動力伝達軸にユ
ニバーサルジヨイント20・21と動力伝達軸3
5が連設され、フロントPTO軸を駆動している。
又、後部作業機装着装置の油圧シリンダーより
リンク57とアーム56・58とワイヤー19
L・19Rを介して、フロントロアリンク11
L・11Rが上下回動される。またワイヤー19
は滑車82・83に捲装されて方向を変更してい
る。
又、メインフレーム左右27・28の各部に設
けられた固定金具54・54に合成樹脂又は鉄板
製の車体2が載置され固定されている。
第11図、第12図に示すフロントロアリンク
11L・11Rのブラケツト44は、メインフレ
ーム27・28とセンターピンフレーム37の間
に固設されている。そして、このブラケツト4
4・44の間に枢支ピン65を挿通し、この枢支
ピン65にてチエツクチエーンの基部ブラケツト
64を挿通固定している。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、メインフレーム28・27より上方に
延出して支持金具41L・41Rを設け、該支持
金具41L・41Rに設けた支持筒42に、後部
作業機昇降用リフトアーム84のシヤフトを枢支
することにより、従来のトラクターの如く油圧ケ
ースが無くとも、またミツシヨンケース40から
後部作業機昇降用リフトアーム84を支持しなく
とも、メインフレーム28・27により、支持す
ることが可能となり、メインフレーム28・27
は機体の左右前後に配置されているものであるか
ら、取付位置を容易に確保することが出来たもの
である。
第2に、該支持筒42よりトツプリンクブラケ
ツト43を後方へ突出したので、支持金具41
L・41Rは、後部作業機昇降用リフトアーム8
4だけでなくトツプリンク12も支持することが
でき、簡単な構成と成つたものである。
第3に、該メインフレーム28・27より支持
金具41L・41Rを突出することにより、該メ
インフレーム28・27内のエンジン等の周囲を
保護することが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件の農用作業車の全体側面図、第2
図は同じく前面図、第3図は車体2とキヤビン1
を取り外した状態の全体側面図、第4図は同じく
全体平面図、第5図はフレーム部分のみの側面
図、第6図は同じく平面図、第7図は後部作業機
装着装置の側面図、第8図は同じく平面図、第9
図は同じく後面図、第10図は前部作業機装着装
置の平面図、第11図は同じく側面図、第12図
は同じく前面図、第13図は腹部作業機装着装置
の側面図、第14図は同じく平面図である。 2……車体、25L,25R……ミツシヨンケ
ース取付板、26L,26R……リアロアリンク
ブラケツト、27……メインフレーム右、28…
…メインフレーム左、40……ミツシヨンケー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 農用作業車の周囲に配置した枠組状メインフレ
    ーム28・27の後部より上方へ向けて支持金具
    41L・41Rを突設し、該支持金具41L・4
    1Rの上部に支持筒42を水平に固定し、該支持
    筒42より後方へトツプリンクブラケツト43を
    突出し、後部作業機装着用トツプリンク12の前
    端をトツプリンクブラケツト43に枢支し、支持
    筒42の内筒には後部作業機昇降用リフトアーム
    84のシヤフトを遊嵌したことを特徴とする農用
    作業車のフレーム構造。
JP3794983U 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のフレ−ム構造 Granted JPS59142175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3794983U JPS59142175U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のフレ−ム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3794983U JPS59142175U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のフレ−ム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59142175U JPS59142175U (ja) 1984-09-22
JPS6312050Y2 true JPS6312050Y2 (ja) 1988-04-07

Family

ID=30168640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3794983U Granted JPS59142175U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のフレ−ム構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS59142175U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5379615U (ja) * 1976-12-06 1978-07-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59142175U (ja) 1984-09-22

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