JPH0115573Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115573Y2
JPH0115573Y2 JP1983037951U JP3795183U JPH0115573Y2 JP H0115573 Y2 JPH0115573 Y2 JP H0115573Y2 JP 1983037951 U JP1983037951 U JP 1983037951U JP 3795183 U JP3795183 U JP 3795183U JP H0115573 Y2 JPH0115573 Y2 JP H0115573Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
center pin
arm
gear box
pin frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983037951U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59142174U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3795183U priority Critical patent/JPS59142174U/ja
Publication of JPS59142174U publication Critical patent/JPS59142174U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115573Y2 publication Critical patent/JPH0115573Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は芝生や庭園の手入れ及び畑作の中耕・
除草等の簡易作業を行なう為の作業車に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 従来から、走行車輌においてセンターピンフレ
ームより前にステアリングギヤボツクスを配置し
た技術は公知とされているのである。
例えば特公昭45−11247号公報に記載の技術の
如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 小形の簡易農用作業車においては、機体長を短
く構成しようとすると、エンジンを後部に載置
し、エンジンの下部にミツシヨンケースを配置す
るので後部が重くなるのである。
故にこのエンジンとバランスを取る為に、座席
とステアリング装置が通常よりも前方へ設けられ
るのである。
このようにステアリング装置、特にステアリン
グギヤボツクスが前方へ設けられると、前輪の位
置よりも前へ配置されてしまい、ドラツグロツド
やタイロツドを配置するのに、フロントアクスル
を支持するセンターピンフレーム37の位置が邪
魔となり、連結しずらくなるのである。
本考案ではこのような点を解消すべく、ドラツ
グロツド4dは、センターピンフレーム37の上
方を通過し、タイロツドはセンターピンフレーム
37の下を通過するよう構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
左右のメインフレーム28,27間にセンター
ピンフレーム37を架設し、該センターピンフレ
ーム37より後部にはカウンター軸4fを枢支す
る支持フレーム36を架設し、メインフレーム2
8,27の前端上部にはステアリングギヤボツク
ス4bの取付板39を固設し、該取付板39上に
載置したステアリングギヤボツクス4bのピツト
マンアーム4cと、前記カウンター軸4fの上部
アーム4e間を、センターピンフレーム37の上
方を通過するドラツグロツド4dにより連結し、
カウンター軸4fがメインフレーム27,28か
ら下方に突出した部分の下部アーム4gにタイロ
ツドを枢支し、該タイロツドはセンターピンフレ
ーム37の下方において前輪14のナツクルアー
ムと連結したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は全体側面図、第2図は同じく全体平面
図、第3図は同じくフレーム部の側面図、第4図
は同じく平面図、第5図はフレーム前部の拡大側
面図、第6図はステアリングギヤボツクスを外し
た状態の側面図、第7図は同じく平面図、第8図
はステアリングギヤボツクスを外した状態の平面
図である。
フレーム上に、鉄板や合成樹脂により一体的に
成形した車体2を載置固定し、この車体2上に更
に載置固定して前後に回動開閉自在のキヤビン1
を載せている。
機体後部のフレーム上にエンジン7が載置固定
され、中央部にはシート5が固設されている。シ
ート5にオペレーターが座るのである。機体前部
に操作コラム2aが設けられており、操作コラム
2aよりステアリングハンドル4が立設されてい
る。
機体の前方へ、フロントトツプリンク10とフ
ロントロアリンク11,11が設けられており、
前部作業機装着装置を構成している。8はフロン
トドーザーである。
中央部には腹部作業機装着装置が設けられ、ロ
ータリーモアー9等が装備されている。
後部にもリアトツプリンク12とリアロアリン
ク13,13が突出され、後部作業機装着装置を
構成している。14,14は前輪、15,15は
後輪である。
フレーム構造から説明すると。
前後方向のフレームとして、メインフレーム右
27とメインフレーム左28より構成されてい
る。メインフレーム右27は後部を直角に折り曲
げてメインフレーム左28に当接し溶接してい
る。前端はフレームトツプリンクブラケツト38
L,38Rに横面から当接固設されている。
センターピンフレーム37は下向きに「コ」の
字形に折り曲げられた板体であり、フロントトツ
プリンクブラケツト38L,38Rの後部が中央
に固設されている。又、このセンターピンフレー
ム37の中央に前後向きにフロントPTO用の動
力伝達軸の軸支ケース22が固設されている。軸
支ケース22の前後に軸受固定板49,49が溶
接固定されている。
又、フロントトツプリンクブラケツト38L,
38Rの間には前部を高く後部を低くしたステア
リングギヤボツクスの取付板39が固設されてい
る。取付板39の中央にステアリングギヤボツク
スの底部の嵌入孔39aが開口されている。又、
センターピンフレーム37の後部にステアリング
カウンター軸の支持フレーム36が渡架固設され
ている。
53は補強板である。55がステアリングカウ
ンター軸の枢支筒である。
メインフレーム右左27,28は中央がやや幅
広となつており、その部分にステツプフレーム前
29、後30が渡架固設されている。そしてステ
ツプフレーム前後の左右突出部にステツプフレー
ム右31、左32が固設され補強をしている。ス
テツプフレーム後30のメインフレーム内には、
作業機昇降用の回動軸の枢支筒48、フレーム
PTO用のベベルギヤボツクスの取付板47が設
けられている。
61はミツシヨンケース固定フレーム24の基
部補強フレームである。ミツシヨンケース固定フ
レーム24より取付板23,23を突出し、ミツ
シヨンケース40の前端を左右から固定してい
る。その後部に左右へ2本並行してエンジンフレ
ーム45,45の基部フレーム52,52が渡架
固設されている。
この基部フレーム52,52上に前後方向に渡
架して、テンシヨンプーリーの枢支軸取付板46
が固設されている。
メインフレーム左右27,28の上方へやや曲
折した部分から下方へ向けて、ミツシヨンケース
取付板25R,25Lが突出されている。
そしてこのミツシヨンケース取付板25R,2
5L間に、ミツシヨンケース40のリアアクスル
ハウジング部が固定されている。又、このミツシ
ヨンケース取付板25L,25Rより斜後方下方
へ向けてリアロアリンク13L,13Rのブラケ
ツト26L,26Rがやや内側へ向けて突出さ
れ、このブラケツト26L,26Rにリアロアリ
ンク13L,13Rが固設される。
又、メインフレーム左28を巻くように油圧シ
リンダー枢支体55が溶接固定され、油圧シリン
ダー枢支板50,50に油圧シリンダーの前端が
枢支されている。
メインフレーム右27上に油圧シリンダー用の
油圧ポンプ載置台60が突設されている。
後部作業機装着装置はメインフレーム右27が
後部で内側に曲がつた部分から上方に支持金41
L,41Rを突設し、上部にトツプリンクブラケ
ツト43の支持筒42を架設している。
トツプリンク12はこのトツプリンクブラケツ
ト43に前端を枢支されている。支持筒42の内
筒にはリフトアームシヤフトが遊嵌され、油圧シ
リンダー枢支板50,50に枢支された油圧シリ
ンダーの伸縮により、リフトアームシヤフトを介
してリフトアームが回動される。
エンジン7のエンジンプーリー34より、ミツ
シヨンケース40とベベルギヤボツクス17の入
力プーリー33と、油圧ポンプ載置台60上の油
圧ポンプへVベルトにて動力が伝えられている。
フロントPTO駆動用のベベルギヤボツクス17
は取付板47に固設されており、動力伝達軸18
と前後のカツプリンク62,63にて、軸支ケー
ス22内の動力伝達軸に動力が伝えられる。
軸支ケース22から前方へ出た動力伝達軸にユ
ニバーサルジヨイント20,21と動力伝達軸3
5が連設され、フロントPTO軸を駆動している。
又、後部作業機装着装置の油圧シリンダーより
リンク57とアーム56,58とワイヤー19を
介して、フロントロアリンク11L,11Rが上
下回動される。又、メインフレーム左右27,2
8の各部に設けられた固定金具54,54に車体
2が載置され固定されている。
フロントロアリンク11L,11Rのブラケツ
ト44は、メインフレーム27,28とセンター
ピンフレーム37の間に固設されている。そし
て、このブラケツト44,44の間に枢支ピン6
5を挿通し、この枢支ピン65にてチエツクチエ
ーンの基部ブラケツト64を挿通固定している。
第5図、第7図にて示す如く、ステアリングギ
ヤボツクス4bを、メインフレーム28,27の
間に固設した取付板39の嵌入孔39aに挿入し
ボルト締めしている。
該ステアリングギヤボツクス4bより上方へス
テアリング軸の外筒4aが伸びて、上端にステア
リングハンドル4が固設されている。
ステアリングハンドル4の回動によりピットマ
ンアーム4cが前後に回動し、ピットマンアーム
4cの下端より後方へ向けて、センターピンフレ
ーム37の上方を通過してドラツグロツド4dが
伸びている。ドラツグロツド4dの先端に、カウ
ンター軸4fの上部アーム4eが連通され、上部
アーム4eはカウンター軸4fに連設されてい
る。カウンター軸4fの下端に前輪ナツクルアー
ムへ至るタイロツドを連結する下部アーム4gが
突出されている。該タイロツドはセンターピンフ
レーム37の下方を通過すべく構成している。
カウンター軸4fは、左右のメインフレーム2
8,27の間に架設された支持フレーム36の補
強板53部に設けた枢支筒55に枢支されてい
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、小形軽量の農用作業車においてエンジ
ン7とミツシヨンケースを後方に設けると座席が
前方へ移動し、ステアリングギヤボツクスも前輪
より更に前方へ配置されてしまいステアリングギ
ヤボツクスのピットマンアームと前輪のナツクル
アームの間にはセンターピンフレーム37等の障
害物があり直接に連結できないのである。
本考案においては、ドラツグロツドのカウンタ
ー軸をセンターピンフレームより後部の支持フレ
ームに設けることにより、まずピットマンアーム
4cからカウンター軸4fへは、センターピンフ
レーム37の上を通過するドラツグロツド4dに
より連結し、カウンター軸4fからナツクルアー
ムへは、センターピンフレーム37の下を通過す
るタイロツドにより連結することにより、センタ
ーピンフレーム37を迂回することが出来たもの
である。
第2に、前方のステアリングギヤボツクスのピ
ットマンアーム4cから、後方の前輪14のナツ
クルアームへ、直接にドラツグロツドを連結した
場合には、前輪のキヤンパ角、キヤスター角、ト
ウーイン等がある為にドラツグロツドやタイロツ
ドを変形した構成とする必要がある。
これに対して、本考案の如く一旦後方のカウン
ター軸4fにドラツグロツド4dを連結し、次に
タイロツドでナツクルアームに連結することによ
り、簡単なドラツグロツド4dとタイロツドによ
りナツクルアームに連結することが出来たもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は作業車の全体側面図、第2図は同じく
全体平面図、第3図は同じくフレーム部の側面
図、第4図は同じく平面図、第5図はフレーム前
部の拡大側面図、第6図はステアリングギヤボツ
クスを外した状態の側面図、第7図は同じく平面
図、第8図はステアリングギヤボツクスを外した
状態の平面図である。 4b……ステアリングギヤボツクス、4c……
ピットマンアーム、4d……ドラツグロツド、4
f……カウンター軸、4e……上部アーム、4g
……下部アーム、14……前輪、37……センタ
ーピンフレーム、36……支持フレーム、39…
…取付板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のメインフレーム28,27間にセンター
    ピンフレーム37を架設し、該センターピンフレ
    ーム37より後部にはカウンター軸4fを枢支す
    る支持フレーム36を架設し、メインフレーム2
    8,27の前端上部にはステアリングギヤボツク
    ス4bの取付板39を固設し、該取付板39上に
    載置したステアリングギヤボツクス4bのピット
    マンアーム4cと、前記カウンター軸4fの上部
    アーム4e間を、センターピンフレーム37の上
    方を通過するドラツグロツド4dにより連結し、
    カウンター軸4fがメインフレーム27,28か
    ら下方に突出した部分の下部アーム4gにタイロ
    ツドを枢支し、該タイロツドはセンターピンフレ
    ーム37の下方において前輪14のナツクルアー
    ムと連結したことを特徴とする農用作業車のステ
    アリング装置。
JP3795183U 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のステアリング装置 Granted JPS59142174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3795183U JPS59142174U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3795183U JPS59142174U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59142174U JPS59142174U (ja) 1984-09-22
JPH0115573Y2 true JPH0115573Y2 (ja) 1989-05-10

Family

ID=30168642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3795183U Granted JPS59142174U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 農用作業車のステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59142174U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59142174U (ja) 1984-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5531466A (en) Vehicle having a four-wheel steering device
US4379673A (en) Arrangement for attaching working implements to vehicle
JPH0115573Y2 (ja)
CA1076625A (en) Tractor
JPS6312050Y2 (ja)
JPS6312051Y2 (ja)
JPH0219354Y2 (ja)
JPH0112716B2 (ja)
JPH0215739Y2 (ja)
JP3167636B2 (ja) 乗用芝刈機
JPH0143984Y2 (ja)
JPS631654Y2 (ja)
JPS5918946Y2 (ja) 農用索引車
JPS6235339Y2 (ja)
JPS6315397Y2 (ja)
JP4570119B2 (ja) トラクタ
US2621574A (en) Rocking axle tractor with hydraulic lift
JPH047245Y2 (ja)
JPS638488Y2 (ja)
JPS6233643Y2 (ja)
JP3694931B2 (ja) トラクタ車体
JPS621854Y2 (ja)
JPS621855Y2 (ja)
JPS6326439Y2 (ja)
JPS5828947Y2 (ja) 農用トラクタ−の安全フレ−ム