JPS6235339Y2 - - Google Patents

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JPS6235339Y2
JPS6235339Y2 JP17118181U JP17118181U JPS6235339Y2 JP S6235339 Y2 JPS6235339 Y2 JP S6235339Y2 JP 17118181 U JP17118181 U JP 17118181U JP 17118181 U JP17118181 U JP 17118181U JP S6235339 Y2 JPS6235339 Y2 JP S6235339Y2
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tank
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driver
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JP17118181U
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JPS5875576U (ja
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えばタバコ栽培畝或いは茶栽培畝な
どに沿つて走行移動させ、防除作業を行う農作業
機の防除装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭52−8675号公報に示す如く、エン
ジン側方に運転席を、またそれらの後方に防除タ
ンクを夫々配設する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら、前記従来技術は、防除タンクを支
えるのに左右四輪の後輪を設ける必要があり、車
体構造の簡略化などを容易に行い得ないと共に、
エンジンの排熱及び振動音などが運転席に伝わり
易い等の問題があつた。
また実開昭51−100768号公報に示す如く、運転
席及び防除タンク及び防除機などを車体上面に配
設した技術もあるが、車体上面板を昇降させる構
造であるから、防除タンクの大きさが限られ、車
体上面の不要空間を有効に利用し得ない等の問題
があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、前後輪を夫々設ける前後車
体フレームを胴部車体フレームを介して連結さ
せ、後車体フレームに一体連設する胴部車体フレ
ームの左右側部にエンジンと運転席を振分け配設
すると共に、平面視T形の防除タンクの前後に長
いタンク前部をエンジンと運転席間の胴部車体フ
レーム上面側に、また前記タンクの左右に長いタ
ンク後部を後車体フレーム上側に夫々配設させた
ことを特徴とするものである。
「作用」 従つて、機体を大型化することなく防除タンク
容量を大きくして、該タンクを機体に安定良く装
備させ得ると共に、エンジンの排熱及び振動音な
どを前記タンクによつて遮断して運転席での作業
を良好に行い得、また前記エンジン及び運転席を
除く機体上面の殆んどを防除タンクにより覆い
得、従来に比べて極めて機能的にして簡潔な機体
構造を容易に得られるものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図は高架形農作業車の全体側面図、第
2図は同全体平面図であり、同図中1,2は前後
車体フレーム、3は前記後車体フレーム2に後端
側を固定する胴部車体フレーム、4は前記胴部車
体フレーム3の前端側を前車体フレーム1に揺動
自在に取付連結する回動支点ピン、5,5は前車
体フレーム1の両端にUボルト6,6を介して摺
動着脱可能に取付ける前車軸フレーム、7,7は
前車軸フレーム5,5に水平回転自在に支持させ
る前車軸ケース、8,8は前車軸ケース7,7の
下端部に軸架させる前走行輪である前輪、9a,
9bは前車軸ケース7,7の上端部に減速ギヤケ
ース10,10を介して取付ける左右の前輪駆動
用油圧モータ、11,11は後車体フレーム2の
両端にボルト12,12…及び固定取付板13,
13を介し摺動着脱可能に取付ける後車軸ケー
ス、14,14は後車軸ケース11,11の下端
部に軸架させる後走行輪である後輪、15a,1
5bは後車軸ケース11,11の上端部に減速ギ
ヤケース16,16を介して取付ける左右の後輪
駆動用油圧モータ、17は左側胴部車体フレーム
3の前後輪8,14略中央にエンジン17aを搭
載するエンジン部、18は右側胴部車体フレーム
3の前後輪8,14の略中央に運転フレーム19
を固定させ運転席20及びハンドル21などを装
備する運転操作部、22は前記運転席20の下方
に装備する作動油タンク、23は胴部車体フレー
ム3の前部中央に搭載する左列及び右列の油圧モ
ータ9a,15a,9b,15b作動のためのタ
ンデム式の二つの油圧ポンプ24a,24bを内
蔵する油圧ポンプユニツト、25は前記エンジン
17aに駆動連結し一方の出力軸を油圧ポンプユ
ニツト23の入力軸に連結させるPTOミツシヨ
ンケース、26は前記ミツシヨンケース25の他
方のPTO出力軸27に着脱且つ方向自在に連結
させるPTO後部取出用PTOハウジングパイプ、
28は前記油圧ポンプユニツト23に連結して走
行変速操作を行う変速レバー、29は前記PTO
ミツシヨンケース25に設けるPTO変速レバ
ー、30は後車体フレーム2の略中央に設けるリ
フトアーム31を有する油圧昇降機、32は三点
リンク機構のトツプリンク33及びロアーリンク
34を介して機体後方に牽引させる薬剤散布用作
業機つまり防除機、35は前記防除機32の薬液
ポンプ36及び噴霧管37などを装備する防除機
フレーム、35aは前記フレーム35を支える脚
フレーム、35bは前記噴霧管37を折畳み可能
に支持するブームであり、通常の路上走行時にお
いては前記噴霧管37の左右両側を機体側方に沿
わせる如く折畳み操作する一方、噴霧作業機時に
はタバコ栽培畝或いは茶栽培などを跨いだ状態で
機体を走行させ且つ前記噴霧管37を横水平に拡
張させて、本機に搭載する防除タンク38内の薬
液ポンプ36及び噴霧管37を介して噴霧ノズル
39より圃場に均一散布させるように構成してい
る。
第3図乃至第4図に示す如く、前記ミツシヨン
ケース25のPTO出力軸27に係脱用ピン40
及びユニバーサルジヨイント41を介して着脱可
能に且つ屈折自在に連結させるPTOハウジング
パイプ26の伝動軸42はパイプ26とともに長
さ調節自在に形成し、このハウジングパイプ26
ごと伝動軸42後端を機体後部の任意高さ位置に
取付けし得るように構成している。
一方、後車体フレーム2にブラケツト43を固
設し、これらフレーム2及びブラケツト43の上
部に油圧昇降機30の油圧シリンダベース44を
固定支持させて該シリンダベース44の底板を車
体フレーム2と共用させることによつて構成のコ
ンパクト化と油圧昇降機30の保持強度の向上を
図るように構成している。
また、前記フレーム2及びブラケツト43の下
部にPTO後部取出軸45取付けのための軸受部
材46を固設し、該軸受部材46に前記取出軸4
5の軸ケース47をセツトボルト48を介し着脱
自在に嵌合させている。そして前記軸ケース47
にはベアリング48,49を介して回転自在に
PTO後部取出軸45を支承させていて、該取出
軸45の前端スプライン軸45aを係脱用ピン5
0及びユニバーサルジヨイント51を介して前記
伝動軸42の後端に着脱可能に且つ屈折自在に連
結させると共に、該軸45の後端スプライン軸部
45bを前記防除機32のポンプ駆動入力軸52
に連結させるように構成している。
さらに、前記油圧昇降機30の後端には固定フ
ランジ53を介して前記トツプリンク33の取付
用ヒンジ54を固設すると共に、前記ブラケツト
43の下端にベース60を固設させ、該ベース6
0に固定用金具61,62を介してドローバーヒ
ツチ63を着脱可能に取付けるもので、前記軸受
部材46及び車体フレーム3に、前記取出軸45
の下位取付けのための軸受部材46aを一体装備
させたヒツチブラケツト体65を着脱可能に装備
させると共に、前記リフトアーム31とロアーリ
ンク34間を連結するリフトロツド69のターン
バツクル70を長短調節可能に形成している。
また、第1図及び第5図に示す如く、本機側に
搭載する防除タンク38は、タンク前部38aを
前記運転操作部18とエンジン部17との間に形
成する中央空間Aに、またタンク後部38bを左
右の後輪14,14上部間に形成する後部空間B
に臨ませる如く本機に平面T字形に一体装設させ
たもので、該タンク38を機体中央部より後方に
配設することによつて、機体のバランスを良好と
させ且つ作業者の前方視野を良好とさせるように
構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、第
1図に示す如く、三点リンク機構のトツプリンク
33及びロアーリンク34,34を介して、本機
後方に防除機32を連結させる。そして、前記軸
受部材46に支承させる取出軸45にPTOハウ
ジングパイプ26の伝動軸42を連動連結させる
と共に、防除機32の入力軸52に前記取出軸4
5を連動連結させて、防除機32を駆動させる。
一方、作業中においては防除タンク38が本機
の機体中央から後方に配設されているため、バラ
ンスが良く機体が安定していると共に、前輪8,
8にかかる荷重も小さいための操縦性に秀れ、ま
た防除タンク38が作業者の前方の障害となるこ
とがないため、前方視野が良好となり操作性に秀
れ、しかもエンジン熱或いはエンジン騒音なども
防除タンク38で遮断され良好に作業が行えるも
のである。
「考案の効果」 以上の実施例から明らかなように本考案は、前
後輪8,14を夫々設ける前後車体フレーム1,
2を胴部車体フレーム3を介して連結させ、後車
体フレーム2に一体連設する胴部車体フレーム3
の左右側部にエンジン17aと運転席20を振分
け配設すると共に、平面視T形の防除タンク38
の前後に長いタンク前部38aをエンジン17a
と運転席20間の胴部車体フレーム3上面側に、
また前記タンク38の左右に長いタンク後部38
bを後車体フレーム2上側に夫々配設させたもの
で、機体を大型化することなく防除タンク38容
量を大きくして、該タンク38を機体に安定良く
装備させることができると共に、エンジン17a
の排熱及び振動音などを前記タンク38によつて
遮断して運転席20での作業を良好に行うことが
でき、また前記エンジン17a及び運転席20を
除く機体上面の殆んどを防除タンク38により覆
うことができ、従来に比べて極めて機能的にして
簡潔な機体構造を容易に得ることができる等の実
用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は高架形農作業車の全体側面図、第2図は同
平面図、第3図は農作業車の中央断面図、第4図
は拡大説明図、第5図は防除タンクの外観斜視図
である。 1……前車体フレーム、2……後車体フレー
ム、3……胴部車体フレーム、8……前輪、14
……後輪、17a……エンジン、20……運転
席、38……防除タンク、38a……タンク前
部、38b……タンク後部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後輪8,14を夫々設ける前後車体フレーム
    1,2を胴部車体フレーム3を介して連結させ、
    後車体フレーム2に一体連設する胴部車体フレー
    ム3の左右側部にエンジン17aと運転席20を
    振分け配設すると共に、平面視T形の防除タンク
    38の前後に長いタンク前部38aをエンジン1
    7aと運転席20間の胴部車体フレーム3上面側
    に、また前記タンク38の左右に長いタンク後部
    38bを後車体フレーム2上側に夫々配設させた
    ことを特徴とする農作業機の防除装置。
JP17118181U 1981-11-16 1981-11-16 農作業機の防除装置 Granted JPS5875576U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17118181U JPS5875576U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 農作業機の防除装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17118181U JPS5875576U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 農作業機の防除装置

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Publication Number Publication Date
JPS5875576U JPS5875576U (ja) 1983-05-21
JPS6235339Y2 true JPS6235339Y2 (ja) 1987-09-08

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ID=29963121

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JP17118181U Granted JPS5875576U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 農作業機の防除装置

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