JPS6336823Y2 - - Google Patents
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- JPS6336823Y2 JPS6336823Y2 JP1982084327U JP8432782U JPS6336823Y2 JP S6336823 Y2 JPS6336823 Y2 JP S6336823Y2 JP 1982084327 U JP1982084327 U JP 1982084327U JP 8432782 U JP8432782 U JP 8432782U JP S6336823 Y2 JPS6336823 Y2 JP S6336823Y2
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- Japan
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- axle
- frame
- wheels
- cases
- case
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- Expired
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Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は例えばタバコ栽培畝或いは茶栽培畝な
どを跨いだ状態でその畝に沿つて走行移動させ、
播種.苗植え.収穫などの各種農作業を行う高架
形農作業車の車輪ユニツト装置に関するものであ
る。
どを跨いだ状態でその畝に沿つて走行移動させ、
播種.苗植え.収穫などの各種農作業を行う高架
形農作業車の車輪ユニツト装置に関するものであ
る。
「従来の技術」
従来、米国特許第3469646号明細書に示す如く、
車体フレームに固設するアクスルケースに油圧ポ
ンプを内設させ、車輪の内径内部に前記アクスル
ケースを装設し、前記アクスルケース及び油圧ポ
ンプを車体フレームに固定支持して車輪だけを操
向回転させる技術があつた。
車体フレームに固設するアクスルケースに油圧ポ
ンプを内設させ、車輪の内径内部に前記アクスル
ケースを装設し、前記アクスルケース及び油圧ポ
ンプを車体フレームに固定支持して車輪だけを操
向回転させる技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
前記従来技術は、車体フレームの支持高さを高
くするには、上下方向に延設させる特別の部材を
設けて該部材により車体フレームにアクスルケー
スを支持させる必要があると共に、アクスルケー
スの取付けによつて車輪の左右幅が大きくなり、
泥土中に車輪が沈む圃場並びに栽培畝の間の溝内
部など幅狭通路を走行する農作業では、車輪の側
方に突出するアクスルケースにより、走行抵抗が
大となり、また畝の肩部を削り取る不具合がある
と共に、前記アクスルケースも損傷させ易い等の
構造上並びに安全上の問題があつた。
くするには、上下方向に延設させる特別の部材を
設けて該部材により車体フレームにアクスルケー
スを支持させる必要があると共に、アクスルケー
スの取付けによつて車輪の左右幅が大きくなり、
泥土中に車輪が沈む圃場並びに栽培畝の間の溝内
部など幅狭通路を走行する農作業では、車輪の側
方に突出するアクスルケースにより、走行抵抗が
大となり、また畝の肩部を削り取る不具合がある
と共に、前記アクスルケースも損傷させ易い等の
構造上並びに安全上の問題があつた。
また、実開昭56−64814号公報に示す如く、車
体フレームにアクスルケースを固設させ、車輪を
装設するアクスルフレーム上端側をアクスルケー
スに支持させる技術もあつたが、アクスルフレー
ム中間外側に油圧モータを突設させていたから、
油圧モータが畝などに接触し易い等の不具合があ
ると共に、油圧モータの出力を伝達するギヤの減
速比がアクスルフレーム内径の制約により大きく
設定し得ず、またギヤを大径にして減速比を大に
することによりアクスルフレームが大型になる等
の構造上並びに安全上の問題があつた。
体フレームにアクスルケースを固設させ、車輪を
装設するアクスルフレーム上端側をアクスルケー
スに支持させる技術もあつたが、アクスルフレー
ム中間外側に油圧モータを突設させていたから、
油圧モータが畝などに接触し易い等の不具合があ
ると共に、油圧モータの出力を伝達するギヤの減
速比がアクスルフレーム内径の制約により大きく
設定し得ず、またギヤを大径にして減速比を大に
することによりアクスルフレームが大型になる等
の構造上並びに安全上の問題があつた。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、水平状の車体フレームにア
クスルケースを固設させ、下端側に車輪を装設す
るアクスルフレーム上端側を前記アクスルケース
に水平方向に回転自在に連結させる高架形農作業
車の車輪ユニツト装置において、前記アクスルフ
レームに挿通させて車輪に下端側を連動連結する
伝動軸上端側を前記アクスルケース内に突設させ
ると共に、前記アクスルケースに上向き姿勢で油
圧モータを内設させ、その油圧モータ上面側の出
力軸を前記伝動軸上端側にギヤを介して連動連結
させ、アクスルケースの内部上側に前記ギヤを配
設させたことを特徴とするものである。
クスルケースを固設させ、下端側に車輪を装設す
るアクスルフレーム上端側を前記アクスルケース
に水平方向に回転自在に連結させる高架形農作業
車の車輪ユニツト装置において、前記アクスルフ
レームに挿通させて車輪に下端側を連動連結する
伝動軸上端側を前記アクスルケース内に突設させ
ると共に、前記アクスルケースに上向き姿勢で油
圧モータを内設させ、その油圧モータ上面側の出
力軸を前記伝動軸上端側にギヤを介して連動連結
させ、アクスルケースの内部上側に前記ギヤを配
設させたことを特徴とするものである。
「作用」
従つて、減速駆動力伝達用の伝動軸を内挿した
アクスルフレームをアクスルケースと車輪の間に
設けるから、アクスルフレームを上下方向に延長
させるだけでアクスルケース及び車体フレームの
地上高を容易に高くし得、前記アクスルケースを
車輪よりも高位置にして車輪の左右幅の縮少並び
にアクスルケース内部の油圧モータへの配管構造
の簡略化などを容易に行い得、悪条件で走行移動
する農作業を安全に行い得ると共に、前記油圧モ
ータを上向き姿勢にして上面側にギヤを配置させ
るから、前記アクスルフレームの上端側方に近接
させて並べて油圧モータを取付け得、前記アクス
ルケースの小型コンパクト化並びに減速比の大き
なギヤの配設などを容易に行い得、前記アクスル
フレームを介して上下に油圧モータと車輪を分離
させて駆動構造の簡略化並びに取扱い操作性の向
上などを容易に図り得るものである。
アクスルフレームをアクスルケースと車輪の間に
設けるから、アクスルフレームを上下方向に延長
させるだけでアクスルケース及び車体フレームの
地上高を容易に高くし得、前記アクスルケースを
車輪よりも高位置にして車輪の左右幅の縮少並び
にアクスルケース内部の油圧モータへの配管構造
の簡略化などを容易に行い得、悪条件で走行移動
する農作業を安全に行い得ると共に、前記油圧モ
ータを上向き姿勢にして上面側にギヤを配置させ
るから、前記アクスルフレームの上端側方に近接
させて並べて油圧モータを取付け得、前記アクス
ルケースの小型コンパクト化並びに減速比の大き
なギヤの配設などを容易に行い得、前記アクスル
フレームを介して上下に油圧モータと車輪を分離
させて駆動構造の簡略化並びに取扱い操作性の向
上などを容易に図り得るものである。
「実施例」
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図は高架形農作業車の全体側面図、第
2図は同平面図であり、同図中1,2は断面四角
形状の前後車体フレーム、3は前記後車体フレー
ム2に後端側を固定する胴部車体フレーム、4は
前記胴部車体フレーム3の前端側を前車体フレー
ム1に揺動自在に取付連結する回動支点ピン、5
a,5bは前車体フレーム1の両端に位置決めピ
ン6,6を介し摺動着脱可能に取付ける前アクス
ルケース、7,7はアクスルケース5a,5bに
水平回転自在に支持させる前アクスルフレーム、
8a,8bは左右の前アクスルフレーム7,7の
下端部に軸架させる走行用前車輪、9a,9bは
前アクスルケース5a,5bに一体的に組込む前
車輪駆動用の油圧モータ、10a,10bは後車
体フレーム2の両端に位置決めピン11,11を
介し摺動着脱可能に取付ける左右の後アクスルケ
ース、12a,12bは後アクスルケース10
a,10bの下方に後アクスルフレーム13,1
3を介し軸架させる走行用後車輪、14a,14
bは後アクスルケース10a,10bに一体的に
組込む後車輪駆動用の油圧モータ、15は前記胴
部車体フレーム3左側の前後輪8a,12a間略
中央にエンジン16を搭載するエンジン部、17
は前記胴部車体フレーム3右側の前後輪8b,1
2b間略中央に運転フレーム18を固定させて運
転席19及び操向用ハンドル20などを装備する
運転操作部、21は前記運転席19の下方に装備
するバツテリ収納室、22は前記運転操作部17
を保護する安全フレーム、23は胴部車体フレー
ム3の前部中央に搭載して前記エンジン16に入
力軸を駆動連結させるPTOミツシヨンケース、
24,25は前記ミツシヨンケース23に連動連
結する左列及び右列の油圧モータ9a,14a,
9b,14b作動のための二つの可変容量形油圧
ポンプ、26は前記油圧ポンプ24,25に近接
させて設けるチヤージポンプ、27は前記ミツシ
ヨンケース23のPTO出力軸28に着脱且つ方
向自在に連結させるPTO後部伝達用ハウジング、
29は前記油圧ポンプ24,25に連結して走行
変速操作を行う変速レバー、30は前記ミツシヨ
ンケース23に連結させるPTO変速レバー、3
1は後車体フレーム2の略中央に設けるリフトア
ーム32を有する油圧昇降機、33は前記油圧昇
降機を操作する作業機昇降用レバー、34はロア
リーンク35及びトツプリンク36を介して機体
後方に牽引させるロータリ37を具備したロータ
リ耕耘作業機であり、タバコ栽培畝或いは茶栽培
畝などを跨いで機体を走行させると共に、前記作
業機34により耕耘作業を行うように構成してい
る。
する。第1図は高架形農作業車の全体側面図、第
2図は同平面図であり、同図中1,2は断面四角
形状の前後車体フレーム、3は前記後車体フレー
ム2に後端側を固定する胴部車体フレーム、4は
前記胴部車体フレーム3の前端側を前車体フレー
ム1に揺動自在に取付連結する回動支点ピン、5
a,5bは前車体フレーム1の両端に位置決めピ
ン6,6を介し摺動着脱可能に取付ける前アクス
ルケース、7,7はアクスルケース5a,5bに
水平回転自在に支持させる前アクスルフレーム、
8a,8bは左右の前アクスルフレーム7,7の
下端部に軸架させる走行用前車輪、9a,9bは
前アクスルケース5a,5bに一体的に組込む前
車輪駆動用の油圧モータ、10a,10bは後車
体フレーム2の両端に位置決めピン11,11を
介し摺動着脱可能に取付ける左右の後アクスルケ
ース、12a,12bは後アクスルケース10
a,10bの下方に後アクスルフレーム13,1
3を介し軸架させる走行用後車輪、14a,14
bは後アクスルケース10a,10bに一体的に
組込む後車輪駆動用の油圧モータ、15は前記胴
部車体フレーム3左側の前後輪8a,12a間略
中央にエンジン16を搭載するエンジン部、17
は前記胴部車体フレーム3右側の前後輪8b,1
2b間略中央に運転フレーム18を固定させて運
転席19及び操向用ハンドル20などを装備する
運転操作部、21は前記運転席19の下方に装備
するバツテリ収納室、22は前記運転操作部17
を保護する安全フレーム、23は胴部車体フレー
ム3の前部中央に搭載して前記エンジン16に入
力軸を駆動連結させるPTOミツシヨンケース、
24,25は前記ミツシヨンケース23に連動連
結する左列及び右列の油圧モータ9a,14a,
9b,14b作動のための二つの可変容量形油圧
ポンプ、26は前記油圧ポンプ24,25に近接
させて設けるチヤージポンプ、27は前記ミツシ
ヨンケース23のPTO出力軸28に着脱且つ方
向自在に連結させるPTO後部伝達用ハウジング、
29は前記油圧ポンプ24,25に連結して走行
変速操作を行う変速レバー、30は前記ミツシヨ
ンケース23に連結させるPTO変速レバー、3
1は後車体フレーム2の略中央に設けるリフトア
ーム32を有する油圧昇降機、33は前記油圧昇
降機を操作する作業機昇降用レバー、34はロア
リーンク35及びトツプリンク36を介して機体
後方に牽引させるロータリ37を具備したロータ
リ耕耘作業機であり、タバコ栽培畝或いは茶栽培
畝などを跨いで機体を走行させると共に、前記作
業機34により耕耘作業を行うように構成してい
る。
第3図乃至第4図に示す如く、前記支点ピン4
は前車体フレーム1の略中央を貫挿させる軸パイ
プ38に嵌合させ、胴部車体フレーム3の前部上
面に立設させる一対の固定取付板39a,39b
に前記ピン4両端を可回動に枢支させて、前車体
フレーム1と胴部車体フレーム3との連結部にお
けるコンパクト化と剛性向上を図るように構成し
ている。なお、胴部車体フレーム3は前記ピン4
取付位置後部に作動油タンク部40を一体形成し
その頭部40aを上方に膨出させている。
は前車体フレーム1の略中央を貫挿させる軸パイ
プ38に嵌合させ、胴部車体フレーム3の前部上
面に立設させる一対の固定取付板39a,39b
に前記ピン4両端を可回動に枢支させて、前車体
フレーム1と胴部車体フレーム3との連結部にお
けるコンパクト化と剛性向上を図るように構成し
ている。なお、胴部車体フレーム3は前記ピン4
取付位置後部に作動油タンク部40を一体形成し
その頭部40aを上方に膨出させている。
一方、左右の前アクスルフレーム7,7にそれ
ぞれナツクルアーム41,41を突設し、これら
アーム41,41間を長さ調節自在なタイロツド
42で連動連結させると共に、右アクスルフレー
ム7にステアリングアーム43を介して前記ハン
ドル20のパワーステアリング操作によつて適宜
伸縮動作させるパワーステアリング用シリンダ4
4のピストンロツド45先端を連結させるように
構成している。
ぞれナツクルアーム41,41を突設し、これら
アーム41,41間を長さ調節自在なタイロツド
42で連動連結させると共に、右アクスルフレー
ム7にステアリングアーム43を介して前記ハン
ドル20のパワーステアリング操作によつて適宜
伸縮動作させるパワーステアリング用シリンダ4
4のピストンロツド45先端を連結させるように
構成している。
第5図乃至第6図に示す如く、前記パワーステ
アリング用シリンダ44の本体は右アクスルケー
ス5bにセツトボルト46を介し固定させる取付
用ブラケツト47にシリンダ44の固定回動軸4
8を揺動変位可能に枢支させたもので、前記ピス
トンロツド45の適宜伸縮動作によつて左右の前車
輪8a,8bを連動させて方向変換させ、機体の
操向制御を行うように構成すると共に、前車輪8
a、アクスルフレーム7並びにアクスルケース5
aなどで一体形成するこの車輪ユニツト49のト
レツド調節の際前記シリンダ44も同時に一体移
動させるように構成している。
アリング用シリンダ44の本体は右アクスルケー
ス5bにセツトボルト46を介し固定させる取付
用ブラケツト47にシリンダ44の固定回動軸4
8を揺動変位可能に枢支させたもので、前記ピス
トンロツド45の適宜伸縮動作によつて左右の前車
輪8a,8bを連動させて方向変換させ、機体の
操向制御を行うように構成すると共に、前車輪8
a、アクスルフレーム7並びにアクスルケース5
aなどで一体形成するこの車輪ユニツト49のト
レツド調節の際前記シリンダ44も同時に一体移
動させるように構成している。
第7図乃至第8図に示す如く、前記アクスルケ
ース5a,5bは一側に前記油圧モータ9a,9
bの収納室50を形成し且つ他側に前車体フレー
ム1を包持する取付係合部51を形成し、該ケー
ス5a,5b上部に減速ギヤ室52を形成してい
る。そして前車体フレーム1の上面と一側面に前
記係合部51の各接触面51a,51bを当接さ
せると共に、アクスルケース5a,5bにボルト
53を介し固定させるフランジ部54及びケース
カバー55によつて前車体フレーム1の下面及び
他側面を当接保持させて、前車体フレーム1にア
クスルケース5a,5bを包持させて取付けする
ように構成している。
ース5a,5bは一側に前記油圧モータ9a,9
bの収納室50を形成し且つ他側に前車体フレー
ム1を包持する取付係合部51を形成し、該ケー
ス5a,5b上部に減速ギヤ室52を形成してい
る。そして前車体フレーム1の上面と一側面に前
記係合部51の各接触面51a,51bを当接さ
せると共に、アクスルケース5a,5bにボルト
53を介し固定させるフランジ部54及びケース
カバー55によつて前車体フレーム1の下面及び
他側面を当接保持させて、前車体フレーム1にア
クスルケース5a,5bを包持させて取付けする
ように構成している。
前記減速ギヤ52内には油圧モータ9a,9b
の出力軸56に固着させるピニオンギヤ57と、
該ギヤに噛合せる大径の平ギヤ58を組込んでい
て、前記平ギヤ58にはアクスル伝動軸59の上
端を連結させると共に、該伝動軸59の下端をア
クスルフレーム7下端に固設する下部減速ギヤケ
ース60に臨ませるように構成している。
の出力軸56に固着させるピニオンギヤ57と、
該ギヤに噛合せる大径の平ギヤ58を組込んでい
て、前記平ギヤ58にはアクスル伝動軸59の上
端を連結させると共に、該伝動軸59の下端をア
クスルフレーム7下端に固設する下部減速ギヤケ
ース60に臨ませるように構成している。
前記アクスルフレーム7の上端には該フレーム
7より小径状の補助アクスルフレーム7aを延設
固定していて、該補助アクスルフレーム7aの回
動保持部61を前記アクスルケース5a,5bに
内設させ、このアクスルケース5a,5bの下部
に固設するベアリングケース62及び前記保持部
61にそれぞれ具備させるベアリング63及びブ
ツシユ64を介してステアリング時アクスルフレ
ーム7を回転変位自在にアクスルケース5a,5
bに支承させるように構成している。
7より小径状の補助アクスルフレーム7aを延設
固定していて、該補助アクスルフレーム7aの回
動保持部61を前記アクスルケース5a,5bに
内設させ、このアクスルケース5a,5bの下部
に固設するベアリングケース62及び前記保持部
61にそれぞれ具備させるベアリング63及びブ
ツシユ64を介してステアリング時アクスルフレ
ーム7を回転変位自在にアクスルケース5a,5
bに支承させるように構成している。
上記の如く、水平状の車体フレーム1にアクス
ルケース5a,5bを固設させ、下端側に車輪8
a,8bを装設するアクスルフレーム7,7上端
側を前記アクスルケース5a,5bに水平方向に
回転自在に連結させる高架形農作業車の車輪ユニ
ツト装置において、前記アクスルフレーム7に挿
通させて車輪8a,8bに下端側を連動連結する
伝動軸59上端側を前記アクスルケース5a,5
b内に突設させると共に、前記アクスルケース5
a,5bに上向き姿勢で油圧モータ9a,9bを
内設させ、その油圧モータ9a,9b上面側の出
力軸56を前記伝動軸59上端側にギヤ57,5
8を介して連動連結させ、アクスルケース5a,
5bの内部上側に前記ギヤ57,58を配設させ
ている。
ルケース5a,5bを固設させ、下端側に車輪8
a,8bを装設するアクスルフレーム7,7上端
側を前記アクスルケース5a,5bに水平方向に
回転自在に連結させる高架形農作業車の車輪ユニ
ツト装置において、前記アクスルフレーム7に挿
通させて車輪8a,8bに下端側を連動連結する
伝動軸59上端側を前記アクスルケース5a,5
b内に突設させると共に、前記アクスルケース5
a,5bに上向き姿勢で油圧モータ9a,9bを
内設させ、その油圧モータ9a,9b上面側の出
力軸56を前記伝動軸59上端側にギヤ57,5
8を介して連動連結させ、アクスルケース5a,
5bの内部上側に前記ギヤ57,58を配設させ
ている。
前記アクスル伝動軸59の下端は前記ギヤケー
ス60内に組込む一対のベベルギヤ65,66を
介してアクスル軸67に連動連結させるもので、
前記ギヤケース60に一体固設する下部ケース6
8に前記アクスル軸67は回転自在に支承され、
該アクスル軸67のフランジ部67aをボルト6
9を介し前車輪8a,8bのホイルデイスク70
に着脱可能に固定させるように構成している。
ス60内に組込む一対のベベルギヤ65,66を
介してアクスル軸67に連動連結させるもので、
前記ギヤケース60に一体固設する下部ケース6
8に前記アクスル軸67は回転自在に支承され、
該アクスル軸67のフランジ部67aをボルト6
9を介し前車輪8a,8bのホイルデイスク70
に着脱可能に固定させるように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、今
機体走行中前記ハンドル20によるパワーステア
リング操作によつてシリンダ44のピストンロツ
ド45を適宜伸縮動作させると、右側のアクスル
フレーム7及び該フレーム7にタイロツド42な
どを介して連動連結する左側のアクスルフレーム
7が左右に一体回動し、これらアクスルフレーム
7,7に連結支持される前輪8a,8bの方向変
換つまり機体の操向制御が行われる。斯る操向制
御中、前記アクスルケース5a,5bとアクスル
フレーム7とは別体に構成され、アクスルケース
5a,5bは前車体フレーム1に強固に包持させ
て固定静止させ、車輪8a,8bに一体連結する
アクスルフレーム7のみが回転変位するので、ア
クスルケース5a,5bに組込んで、側方に突出
させた状態の油圧モータ9a,9b及び減速ギヤ
室52の支障とならない位置での位置固定が図
れ、このモータ9a,9bの接続油圧ホースなど
配管の定位置状態での良好な配設ができる。また
本実施例においては油圧モータ9a,9bを上下
逆向きにアクスルケース5a,5bに組込んで、
油圧モータ9a,9bの本体を減速ギヤ室52よ
り少なくとも下位置に配設させるものであるか
ら、アクスルケース5a,5bを必要以上に上方
に突出させる不都合もなく、該ケース5a,5b
を嵩近くに形成でき他の装置或いは作業の障害と
ならず運転操作に秀れる許りでなく、前方視野を
良好とさせて作業性を向上させることができるも
のである。
機体走行中前記ハンドル20によるパワーステア
リング操作によつてシリンダ44のピストンロツ
ド45を適宜伸縮動作させると、右側のアクスル
フレーム7及び該フレーム7にタイロツド42な
どを介して連動連結する左側のアクスルフレーム
7が左右に一体回動し、これらアクスルフレーム
7,7に連結支持される前輪8a,8bの方向変
換つまり機体の操向制御が行われる。斯る操向制
御中、前記アクスルケース5a,5bとアクスル
フレーム7とは別体に構成され、アクスルケース
5a,5bは前車体フレーム1に強固に包持させ
て固定静止させ、車輪8a,8bに一体連結する
アクスルフレーム7のみが回転変位するので、ア
クスルケース5a,5bに組込んで、側方に突出
させた状態の油圧モータ9a,9b及び減速ギヤ
室52の支障とならない位置での位置固定が図
れ、このモータ9a,9bの接続油圧ホースなど
配管の定位置状態での良好な配設ができる。また
本実施例においては油圧モータ9a,9bを上下
逆向きにアクスルケース5a,5bに組込んで、
油圧モータ9a,9bの本体を減速ギヤ室52よ
り少なくとも下位置に配設させるものであるか
ら、アクスルケース5a,5bを必要以上に上方
に突出させる不都合もなく、該ケース5a,5b
を嵩近くに形成でき他の装置或いは作業の障害と
ならず運転操作に秀れる許りでなく、前方視野を
良好とさせて作業性を向上させることができるも
のである。
さらに、前記アクスルケース5a,5bの前車
体フレーム1への取付けはケース係合部51など
による包持構造のため保持強度の面で秀れ、しか
もトレツド調節のアクスルケース5a,5bの左
右移動の際にもスムーズで安定した移動が行え極
めて安全性にも秀える利点を有する。
体フレーム1への取付けはケース係合部51など
による包持構造のため保持強度の面で秀れ、しか
もトレツド調節のアクスルケース5a,5bの左
右移動の際にもスムーズで安定した移動が行え極
めて安全性にも秀える利点を有する。
またさらには、パワーステアリング用シリンダ
44を有する側の車輪ユニツト49の移動時には
前記シリンダ44もその相対位置関係を一定維持
させた状態で一体的に移動するのでその都合シリ
ンダ44の移動調整を行う従来の不都合が解消さ
れ、トレツド調節を極めて容易且つ作業能率の良
いものとさせることができる。また前記シリンダ
44を右アクスルフレーム7より右外側に配設す
ることによつて、その故障或いは修理点検時など
の着脱作業において至便な許りでなく、作業中機
体内方の植付け作物などにこのシリンダを接触さ
せる不都合がない。
44を有する側の車輪ユニツト49の移動時には
前記シリンダ44もその相対位置関係を一定維持
させた状態で一体的に移動するのでその都合シリ
ンダ44の移動調整を行う従来の不都合が解消さ
れ、トレツド調節を極めて容易且つ作業能率の良
いものとさせることができる。また前記シリンダ
44を右アクスルフレーム7より右外側に配設す
ることによつて、その故障或いは修理点検時など
の着脱作業において至便な許りでなく、作業中機
体内方の植付け作物などにこのシリンダを接触さ
せる不都合がない。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、水平
状の車体フレーム1にアクスルケース5a,5b
を固設させ、下端側に車輪8a,8bを装設する
アクスルフレーム7,7上端側を前記アクスルケ
ース5a,5bに水平方向に回転自在に連結させ
る高架形農作業車の車輪ユニツト装置において、
前記アクスルフレーム7に挿通させて車輪8a,
8bに下端側を連動連結する伝動軸59上端側を
前記アクスルケース5a,5b内に突設させると
共に、前記アクスルケース5a,5bに上向き姿
勢で油圧モータ9a,9bを内設させ、その油圧
モータ9a,9b上面側の出力軸56を前記伝動
軸59上端側にギヤ57,58を介して連動連結
させ、アクスルケース5a,5bの内部上側に前
記ギヤ57,58を配設させたもので、減速駆動
力伝達用の伝動軸59を内挿したアクスルフレー
ム7をアクスルケース5a,5bと車輪8a,8
bの間に設けるから、アクスルフレーム7を上下
方向に延長させるだけでアクスルケース5a,5
b及び車体フレーム1の地上高を容易に高くする
ことができ、前記アクスルケース5a,5bを車
輪8a,8bよりも高位置にして車輪8a,8b
の左右幅の縮少並びにアクスルケース5a,5b
内部の油圧モータ9a,9bへの配管構造の簡略
化などを容易に行うことができ、悪条件で走行移
動する農作業を安全に行うことができると共に、
前記油圧モータ9a,9bを上向き姿勢にして上
面側にギヤ57,58を配置させるから、前記ア
クスルフレーム7の上端側方に近接させて並べて
油圧モータ9a,9bを取付けることができ、前
記アクスルケース5a,5bの小型コンパクト化
並びに減速比の大きなギヤ57,58の配設など
を容易に行うことができ、前記アクスルフレーム
7を介して上下に油圧モータ9a,9bと車輪8
a,8bを分離させて駆動構造の簡略化並びに取
扱い操作性の向上などを容易に図ることができる
等の実用的な効果を奏するものである。
状の車体フレーム1にアクスルケース5a,5b
を固設させ、下端側に車輪8a,8bを装設する
アクスルフレーム7,7上端側を前記アクスルケ
ース5a,5bに水平方向に回転自在に連結させ
る高架形農作業車の車輪ユニツト装置において、
前記アクスルフレーム7に挿通させて車輪8a,
8bに下端側を連動連結する伝動軸59上端側を
前記アクスルケース5a,5b内に突設させると
共に、前記アクスルケース5a,5bに上向き姿
勢で油圧モータ9a,9bを内設させ、その油圧
モータ9a,9b上面側の出力軸56を前記伝動
軸59上端側にギヤ57,58を介して連動連結
させ、アクスルケース5a,5bの内部上側に前
記ギヤ57,58を配設させたもので、減速駆動
力伝達用の伝動軸59を内挿したアクスルフレー
ム7をアクスルケース5a,5bと車輪8a,8
bの間に設けるから、アクスルフレーム7を上下
方向に延長させるだけでアクスルケース5a,5
b及び車体フレーム1の地上高を容易に高くする
ことができ、前記アクスルケース5a,5bを車
輪8a,8bよりも高位置にして車輪8a,8b
の左右幅の縮少並びにアクスルケース5a,5b
内部の油圧モータ9a,9bへの配管構造の簡略
化などを容易に行うことができ、悪条件で走行移
動する農作業を安全に行うことができると共に、
前記油圧モータ9a,9bを上向き姿勢にして上
面側にギヤ57,58を配置させるから、前記ア
クスルフレーム7の上端側方に近接させて並べて
油圧モータ9a,9bを取付けることができ、前
記アクスルケース5a,5bの小型コンパクト化
並びに減速比の大きなギヤ57,58の配設など
を容易に行うことができ、前記アクスルフレーム
7を介して上下に油圧モータ9a,9bと車輪8
a,8bを分離させて駆動構造の簡略化並びに取
扱い操作性の向上などを容易に図ることができる
等の実用的な効果を奏するものである。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は高架形農作業車の全体側面図、第2図は同
平面図、第3図は同正面の拡大説明図、第4図は
支点ピン部の拡大側面図、第5図はパワーステア
リング用シリンダ部の拡大平面図、第6図は同背
面説明図、第7図はアクスルケース部の断面説明
図、第8図はアクスルフレーム部の説明図であ
る。 1……車体フレーム、5a,5b……アクスル
ケース、7……アクスルフレーム、8a,8b…
…車輪、9a,9b……油圧モータ、56……出
力軸、57,58……ギヤ、59……伝動軸。
1図は高架形農作業車の全体側面図、第2図は同
平面図、第3図は同正面の拡大説明図、第4図は
支点ピン部の拡大側面図、第5図はパワーステア
リング用シリンダ部の拡大平面図、第6図は同背
面説明図、第7図はアクスルケース部の断面説明
図、第8図はアクスルフレーム部の説明図であ
る。 1……車体フレーム、5a,5b……アクスル
ケース、7……アクスルフレーム、8a,8b…
…車輪、9a,9b……油圧モータ、56……出
力軸、57,58……ギヤ、59……伝動軸。
Claims (1)
- 水平状の車体フレーム1にアクスルケース5
a,5bを固設させ、下端側に車輪8a,8bを
装設するアクスルフレーム7,7上端側を前記ア
クスルケース5a,5bに水平方向に回転自在に
連結させる高架形農作業車の車輪ユニツト装置に
おいて、前記アクスルフレーム7に挿通させて車
輪8a,8bに下端側を連動連結する伝動軸59
上端側を前記アクスルケース5a,5b内に突設
させると共に、前記アクスルケース5a,5bに
上向き姿勢で油圧モータ9a,9bを内設させ、
その油圧モータ9a,9b上面側の出力軸56を
前記伝動軸59上端側にギヤ57,58を介して
連動連結させ、アクスルケース5a,5bの内部
上側に前記ギヤ57,58を配設させたことを特
徴とする高架形農作業車の車輪ユニツト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8432782U JPS58112679U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 高架形農作業車の車輪ユニツト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8432782U JPS58112679U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 高架形農作業車の車輪ユニツト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112679U JPS58112679U (ja) | 1983-08-01 |
JPS6336823Y2 true JPS6336823Y2 (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=30093280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8432782U Granted JPS58112679U (ja) | 1982-06-07 | 1982-06-07 | 高架形農作業車の車輪ユニツト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112679U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3469646A (en) * | 1967-03-29 | 1969-09-30 | Allis Chalmers Mfg Co | Hydraulic motor driven steerable wheel |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5664814U (ja) * | 1979-10-25 | 1981-05-30 |
-
1982
- 1982-06-07 JP JP8432782U patent/JPS58112679U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3469646A (en) * | 1967-03-29 | 1969-09-30 | Allis Chalmers Mfg Co | Hydraulic motor driven steerable wheel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58112679U (ja) | 1983-08-01 |
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