JPS6233643Y2 - - Google Patents

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JPS6233643Y2
JPS6233643Y2 JP11753581U JP11753581U JPS6233643Y2 JP S6233643 Y2 JPS6233643 Y2 JP S6233643Y2 JP 11753581 U JP11753581 U JP 11753581U JP 11753581 U JP11753581 U JP 11753581U JP S6233643 Y2 JPS6233643 Y2 JP S6233643Y2
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JP
Japan
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engine
pto device
diesel engine
cooled diesel
tractor
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JP11753581U
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JPS5822325U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクターの腹部に装着するミ
ツドマウントモアー等の作業機を駆動する為の
フロントPTO装置の構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 フロントPTO装置はVプーリー装置で構成
され、腹部に装着した作業機へはVベルトにて
動力を伝達する。そしてフロントPTO装置へ
エンジンから動力を伝える場合には、ラジエー
ターフアン駆動用のVプーリー又は該Vプーリ
ーの駆動用軸から取出すのが普通である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案もこのラジエーターフアン駆動用Vプ
ーリーからフロントPTO装置へ動力を取出す
ものに関して、エンジンの位置がエンジンの馬
力や種類によつて変化した場合に、フロント
PTO装置もそれにつれて、機体フレームに対
して高さが変わつてくるので、それに対応して
容易に付け替え可能にできるようにしたもので
ある。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目
的を達成する為の構成を説明すると。
トラクターのほぼ機体前端から後端まで配置
した機体フレーム2・2上に、エンジン20と
フロントPTO装置Aを配置し、両者間をユニ
バーサルジヨイント付きの伝動軸により連結す
る構成において、該エンジン20を縦形水冷デ
イーゼルエンジン20gと横形水冷デイーゼル
エンジン20fの両者を搭載可能とし、機体フ
レーム2・2に設けるフロントPTO装置Aの
取付部を、ブラケツト31により構成した下位
取付部と、ブラケツト32により構成した上位
取付部を設けたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次
に添付の図面に示した実施例の構成を説明する
と。
第1図は小形農用トラクターの全体側面図で
ある。
ボンネツト1の内部にエンジン20を配置
し、ボンネツト1内のエンジン20後部にクラ
ツチハウジングを固設している。該クラツチハ
ウジングよりミツシヨンケース11へはユニバ
ーサルジヨイント付きの伝動軸にて連動させて
いる。ボンネツトト1の後面をボンネツト後面
板8にて覆い、該ボンネツト後面板8にダツシ
ユボードを設け、ステアリングハンドル7を立
設している。ボンネツト後面板8はシート9の
前方下部をも覆つて、その後端はフエンダー1
0の前端に連結されている。
又、ボンネツト1内のエンジン20の前部に
フロントPTO装置Aを設けている。前輪5・
5はフロントアクスル27のセンターピン30
と、支持筒4にて左右回動可能に枢支されてい
る。
本考案のトラクターは前端から、後端まで延
設された機体フレーム2を中心に、該機体フレ
ーム2に部品を装着する形状で構成されてい
る。
機体フレーム2の後部の内側にミツシヨンケ
ース11が吊架状に固定されている。該ミツシ
ヨンケース11のリアアクスルハウジング19
部分を機体フレーム2に吊架している。リアア
クスルハウジング19より車軸15・15が突
出し、後輪12・12が支架されている。
ミツシヨンケース11の後部に機体フレーム
2よりドローバーヒツチ取付枠16が下方へ固
設されている。又機体フレーム2の後部上方に
フエンダー10が支持立設され、該フエンダー
10上にシート9が支持されている。
ステアリングハンドル7の右側面に、ミツド
マウントモアーリフト杆6が設けられ、該ミツ
ドマウントモアーリフト杆6を回動することに
より、ミツドマウントリフトアーム14を回動
し、腹部に装着されたミツドマウントモアーを
上下昇降させる。13・13は左右のステツ
プ、17はクラツチペダル、16はドローバー
ヒツチ取付枠である。
第2図はエンジン20と前輪5L・5R部分
を示す前面図である。
第2図のエンジン20は縦形水冷デイーゼル
エンジン20gを搭載した状態を示している。
エンジン20として、コストの安い横形水冷デ
イーゼルエンジン20fを搭載する場合もある
のである。
横形水冷デイーゼルエンジン20fの場合に
は馬力の割合には重量が重いので、馬力をそれ
程要しない場合に搭載されている。縦形水冷デ
イーゼルエンジン20gは馬力と高回転が必要
な場合に値段は高くなるけれども搭載されるの
である。
これら2仕様の変更において、横形水冷デイ
ーゼルエンジンはクランク軸の位置が相対的に
高くなり、それに対応してフロントPTO装置
Aも高い位置に取付けなければならないのであ
る。
一方、第2図に示す如く、縦形水冷デイーゼ
ルエンジンの場合には相対的にクランク軸の位
置が低く、衝撃吸収体22・23やエンジンブ
ラケツト24・25を機体フレーム2の側板2
L・2R上に突設して設けても、未だにフロン
トPTO装置Aの位置は低くなるのである。
本考案はこれらに対処する為の考案である。
26はフロントアクスルブラケツト、30は
センターピン、27はフロントアクスルであ
る。フロントアクスル27はセンターピン30
にてフロントアクスルブラケツト26に枢支さ
れている。フロントアクスル27の両面にキン
グピン筒29・29を固設し、キングピン28
兼前車輪28・28を支架している。該キング
ピン28兼前車軸に前輪5L・5Rを支架して
いる。
第3図はフロントPTO装置Aを上位取付位
置に固設した状態の側面図、第4図は同じく前
面図、第5図はフロントPTO装置Aを下位取
付位置に固設した状態の側面図、第6図は同じ
く前面図である。
フロントPTO装置Aの構造を説明すると。
入力軸35をU字形のケース34に支架し、
該入力軸35の外周に電磁クラツチ装置41を
固設する。電磁クラツチ装置41にてVプーリ
ー42側のクラツチ板を磁力により引き付け
て、入力軸35の動力にてVプーリー42を回
転させる。
Vプーリー42に巻回されたVベルトはケー
ス34の幅狭部34aの外側に巻回されて、機
体フレーム2の間を通つて作業機の入力Vプー
リーへ巻回される。
入力軸35へのラジエーターフアン駆動Vプ
ーリー21gからの動力伝達はユニバーサルジ
ヨイントにより連結されて、エンジン20gが
衝撃緩和体22・23上で振動して、芯ずれが
生じてもよいようにしている。
ユニバーサルジヨイントの入力側継手38は
ラジエーター駆動フアンプーリー21gの外側
へ取付座部分にて直装されており、出力側継手
36は入力軸35に固設されている。入力側継
手38の十字リンク39と、出力側継手36の
十字リンク40の間に連結リンク37を枢結さ
れている。ユニバーサルジヨイントが長くなつ
て機体フレームが長くなり、フロントPTO装
置Aが前方へ位置しなければならなくなるのを
入力側継手38に直接ラジエーターフアン駆動
プーリー21gへの取付座を一体化して設ける
ことにより解消している。
第3図、第4図の場合には横形水冷デイーゼ
ルエンジン20gをエンジンとして機体フレー
ム2上に搭載した場合を示しており、この場合
にはこれ以上クランク軸を下げることができな
いので、機体フレーム2の左右側板2L・2R
の曲折した上縁2b・2b間に渡架して、上位
取付部用の着脱ブラケツト32をボルト33・
33で着脱自在に固設している。
この着脱ブラケツト32上にフロントPTO
装置Aをボルト43・43・43にて固設して
いる。
又、第5図、第6図の場合にはエンジン20
は縦形水冷デイーゼルエンジン20fであり、
この場合には下位取付部として、機体フレーム
2の側板2L・2R間に固設された固設ブラケ
ツト31上にフロントPTO装置を固設し、固
設ブラケツト31の水平面31bと垂直面31
aの両面に接当させてボルト43・43・43
にて固定している。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のよう
な効果を奏するものである。
第1に、エンジン20を縦形水冷デイーゼル
エンジン20gと横形水冷デイーゼルエンジン
20fに装着変更することにより、値段の異な
る仕様のトラクターを簡単に構成することがで
き、また同じ大きさのトラクターでもエンジン
20の馬力の相違するトラクターを構成するこ
とができるのである。
第2に、該エンジン20を異なる仕様のもの
に変更した場合にも、機体フレーム2は同じも
のを用い、またフロントPTO装置Aも同じも
のを用いて、フロントPTO部を構成すること
ができるので、多仕様のトラクターも簡単に作
り替えすることが可能と成つたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターの全体側面図、第2図
はエンジン20と前輪5L・5R部分を示す前面
図、第3図はフロントPTO装置Aを上位取付位
置に固設した状態の側面図、第4図は同じく前面
図、第5図はフロントPTO装置Aを下位取付位
置に固設した状態の側面図、第6図は同じく前面
図である。 A……フロントPTO装置、2……機体フレー
ム、2L,2R……機体フレーム側板、31……
固着ブラケツト、32……着脱ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターのほぼ機体前端から後端まで配置し
    た機体フレーム2・2上に、エンジン20とフロ
    ントPTO装置Aを配置し、両者間をユニバーサ
    ルジヨイント付きの伝動軸により連結する構成に
    おいて、該エンジン20を縦形水冷デイーゼルエ
    ンジン20gと横形水冷デイーゼルエンジン20
    fの両者を搭載可能とし、機体フレーム2・2に
    設けるフロントPTO装置Aの取付部を、固着ブ
    ラケツト31により構成した下位取付部と、着脱
    ブラケツト32により構成した上位取付部を設け
    たことを特徴とする農用トラクターのフロント
    PTO装置。
JP11753581U 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置 Granted JPS5822325U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11753581U JPS5822325U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

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JP11753581U JPS5822325U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5822325U JPS5822325U (ja) 1983-02-12
JPS6233643Y2 true JPS6233643Y2 (ja) 1987-08-28

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ID=29911703

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JP11753581U Granted JPS5822325U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

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JPS5822325U (ja) 1983-02-12

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