JP3059458B2 - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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JP3059458B2
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幸雄 久保田
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    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B63/00Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D49/00Tractors
    • B62D49/06Tractors adapted for multi-purpose use
    • B62D49/0657Asymmetrical tractors

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、傾斜地等の特殊な用途に使用される、低車
高・低重心の農用トラクタに関する。
(ロ)従来技術 傾斜地における作業を主とする低重心形のトラクタに
関しては、特開昭59−169402号公報に記載の如き技術が
従来から公知とされているのである。
また、前輪駆動の周囲に軸カバーを被覆したギアは、
実開昭57−118938号公報に記載の如き技術が公知とされ
ているのである。
(ハ)発明が解決すべき課題 本発明は、低重心にする為に、機体の左右中心位置に
変速クラッチケースとミッションケースとリアアクスル
ケースにより構成した動力伝達ケースを配置し、該動力
伝達ケースと同じ高さで左右にエンジンと座席とを併置
することにより、車高の低い、かつ左右に幅の広くなっ
た農用トラクタを構成した場合において、安全フレーム
の支持部の構成が困難となるのである。
本発明においては、動力伝達ケースの前部下部に車体
フレームを配置することにより、安全フレームの支持部
と機体フレームを構成したものである。
また、該低重心の農用トラクタはモア装置等を付設し
て、芝生の刈取りを行う用途が多く、機体の側方にサイ
ドモアを付設するので、側方にも頑丈なフレームが必要
となるのであり、本発明はこの為に車体フレームの左右
端部とリアアクスルハウジングの左右端部を連結する側
方フレームを配置したものである。
また、本発明の農用トラクタは、傾斜地を走行する可
能性が高いので、四輪駆動とする必要があり、前輪駆動
軸に動力を伝達する前輪動力取出軸が必要となるのであ
るが、車高が低く、またモアにより刈り取った芝が、回
転軸や軸受部分に侵入するので、この前輪動力取出軸の
支持部分に侵入防止円板と侵入防止筒による防御部分を
設けたものである。
また、従来は動力伝達ケースの上部に配置されている
ことの多かったステアリングバルブも、車高が低くなる
ことにより、低い位置に配置せざるを得ず、低い位置に
精密な油圧機器を配置すると、地表面の障害物に接当す
る危険性があるので、配置する場所が無いのであるが、
動力伝達ケースの前方で、フロントフレームの部分の側
方に配置することにより、この不具合を解消したもので
ある。
(ニ)課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
請求項(1)においては、トラクタの左右中心に変速
クラッチケースAとミッションケースBとリアアクスル
ケースRCにより構成した動力伝達ケースを配置し、変速
クラッチケースAの下方より左右に車体フレーム9を突
出し、リアアクスルケースRCより左右にリアアクスルハ
ウジングHを突出し、前記車体フレーム9の左右両端と
リアアクスルハウジングHの左右両端の間を、側方フレ
ーム76,44により連結した構成において、フロントデフ
ケースFDに動力を伝達する前輪動力取出軸68をリアアク
スルケースRCから突設、該前輪動力取出軸68に侵入防止
円板67を固定し、該侵入防止円板67の周囲にリアアクス
ルケースRCより突出して侵入防止筒70を嵌装し、該前輪
動力取出軸68の先端に連結した前輪駆動軸17に、下方か
ら、前上がり形状の軸カバー69を付設したものである。
請求項(2)においては、トラクタの左右中心に変速
クラッチケースAとミッションケースBとリアアクスル
ケースRCにより構成した動力伝達ケースを配置し、変速
クラッチケースAの下方より左右に車体フレーム9を突
出し、リアアクスルケースRCより左右にリアアクスルハ
ウジングHを突出し、前記車体フレーム9の左右両端と
リアアクスルハウジングHの左右両端の間を、側方フレ
ーム76,44により連結した構成において、ステアリング
ハンドル28を前記動力伝達ケースの側方に配置し、該ス
テアリングハンドル28により操作するステアリングバル
ブ16を、動力伝達ケースを構成する変速クラッチケース
Aの前端より突出したフロントフレーム18・19の側部
で、フロントフレームの上方を被覆するフロントグリル
Mの下方に配置したものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本発明の農用トラクタの全体側面図、第2図
は同じく安全フレーム26,27と天蓋29を外した状態の平
面図、第3図は同じく後面図、第4図は車体カバーCを
外した状態の平面図、第5図は「Γ」形の動力伝達ケー
スの平面図、第6図は変速クラッチケースAの平面断面
図、第7図は変速クラッチケースAの側面断面図、第8
図はステアリングハンドル28とステアリングバルブ16の
配置を示す側面図、第9図は前輪動力取出軸68の侵入防
止部を示す側面図、第10図は第9図のX−X断面矢視
図、第11図は前後左右にモア装置を付設した状態の平面
図、第12図は機体フレーム構造を示す平面図、第13図は
同じく側面図、第14図は同じく後面図である。
本発明の農用トラクタの機体支持部材は、第5図に示
す如く、変速クラッチケースAとミッションケースBと
リアアクスルケースRCを、「Γ」字形の動力伝達ケース
として構成し、この「Γ」字形の動力伝達ケースの前部
の左右突出部に、片持ち状態で、エンジンEを付設して
いる。該エンジンEの後面にラジエータRを付設してい
る。
第1図、第2図において説明する。
前輪10L,10Rと後輪11L,11Rにより機体を支持してい
る。
機体の中央に、機体支持部材を構成する第5図の
「Γ」字形の動力伝達ケースが配置されている。
そして、該機体中央部分から右側は高くなっており、
「Γ」字形の動力伝達ケースとエンジンEとラジエータ
Rが配置されている。
そして、機体の進行方向左側の部分には、ステアリン
グハンドル28と座席Sと、該座席Sの下方のバッテリー
7が配置されている。
そして、ステアリングハンドル28と座席Sの下方で、
バッテリー7と、「Γ」形の動力伝達ケースと、エンジ
ンEと、ラジエータRを覆う車体カバーCが被覆されて
いる。車体カバーCの先端位置にフロントグリルMが突
設されている。
そして、第1図に示す如く、機体の前部には、フロン
ト3点リンク装置が、トップリンク35とロアリンク36,3
6により構成されており、リフトアーム37によりリフト
リンク41を介して、ロアリンク36,36を上下している。
また、変速クラッチケースAの部分よりフロントPTO
軸31が駆動されている。
前記フロント3点リンク装置は、左右に突設したブラ
ケット34,34の間に構成されている。
また、機体の後方にリア3点リンク装置が構成されて
いる。リア3点リンク装置は、トップリンク38とロアリ
ンク39,39により構成されており、リフトアーム24によ
りリフトリンク40を介して、ロアリンク39,39を上下回
動している。リアアクスルケースRCより後方へ、リアPT
O軸が突出されている。
前部に配置した車体フレーム9が、「Γ」形の動力伝
達ケースを構成する変速クラッチケースAの下に配置さ
れており、該車体フレーム9の左右端に傾斜支持柱21L,
21Rを付設し、該傾斜支持柱21L,21Rの上端に安全フレー
ム27,27を載置固定している。
同様に、リアアクスルケースRCから左右に突如するリ
アアクスルハウジングH,Hの部分に、傾斜支持柱22L,22R
を立設し、該傾斜支持柱22L,22Rの上端に安全フレーム2
6を立設している。
また、前方の車体フレーム9と後方のリアアクスルハ
ウジングH,Hとの間に、右側の側方フレーム76と、左側
の側方フレーム44が配置させて、側方へのサイドモア等
の作業機の取付部を構成している。
該4本の安全フレーム26,27の上に天蓋29が配置され
て、全体として安全フレームを構成している。
ステアリングハンドル28の前方でフロントグリルMの
内部に、操向油圧バルブ16が配置されている。30はステ
アリングハンドル28を支持する操向コラムである。
また、エンジンEの前部で、エンジンEの上方の空間
にエアクリーナ14が配置されている。32は変速レバーで
ある。
オイルパン6はエンジンEの下方に付設された部材で
あり、第1図に示す如く、車体カバーCのステップ部を
載置支持する側方フレーム44よりも下方へ突出してい
る。
また、第3図において示す如く、オイルパン6は左右
の車輪間の中心よりも右側に偏寄して配置している。
そして、「Γ」字形の動力伝達ケースの右側にエンジ
ンEを配置したので、左側には座席Sを設けてオペレー
ターを載置し、またバッテリー7を座席Sの下に載置す
ることにより、左右のバランスを取っている。
第4図において、車体カバーCを外した状態を説明す
る。
リアアクスルケースRCより前方へ前輪駆動軸17が突出
されており、フロントデフケースFDに動力を伝達してい
る。変速クラッチケースAより後方へはリアPTO駆動軸4
3がリアPTO軸23まで延設されている。
また、エンジンEの後部にはラジエータRが配置され
ており、該ラジエータRの前部にはラジエータファンF
が配置されている。またラジエータRの後部には除塵網
籠12が配置されている。
該側方フレーム44はリアアクスルケースRCから側方へ
突出した支持フレーム42と車体フレーム9の間に前後に
配置されている。
また、変速クラッチケースAの左右より、前方へフロ
ントフレーム18,19が突出されている。
そして、変速クラッチケースAが機体の中心よりも左
方向に偏寄しているので、左側のフロントフレーム19は
真直ぐに前方へ突出されているが、右側のフロントフレ
ーム18は途中で折曲がった構成とされている。該フロン
トフレーム18,19の前方にフロントウェイト係止体13が
固設されている。
フロントフレーム18,19の左右側方にブラケット34,34
を付設してフロント3点リンク装置を付設している。
次に第6図、第7図において、変速クラッチケースA
の内部の構成を説明する。
変速クラッチケースAの左側には、クラッチハウジン
グが構成されており、内部にインデペンデントクラッチ
機構が配置されている。即ち、走行クラッチ50とPTOク
ラッチ49が別に操作可能に構成されているのである。
そして、両クラッチ49,50の操作は車体フレーム9の
上に設けられたクラッチベダルの二重踏み込みによりリ
ンク65を介して、変速クラッチケースAの内部に垂直に
枢支されたクラッチアーム軸45が前後に回動することに
より、クラッチシフターを回動して操作すべく構成して
いる。
該走行クラッチ50により筒軸の走行クラッチ軸48の回
転が断接されて、該走行クラッチ軸48の回転が、ギア54
に伝達される。ギア54は軸46上のギア56と、軸51上のギ
ア58と軸52上のギア59と、第7図の軸75上のギア66を介
して、筒軸53に伝達される。該筒軸53によりミッション
ケースB内に動力が伝達されて、該ミッションケースB
の内部において走行変速される。
次に、PTOクラッチ49により断接された回転が、PTOク
ラッチ軸47より、ギア55を介して、軸46上のギア57か
ら、軸51上のギア63を介して、軸52上のギア74を介し
て、リアPTO駆動軸43の上の遊嵌ギア61に伝達されてい
る。該リアPTO駆動軸43の上のクラッチ係合体62の操作
により、リアPTO駆動軸43への動力が断接される。
該リアPTO駆動軸43により、第1図のリアPTO軸23に動
力が伝達されている。
また、該遊嵌ギア61がフロントPTO駆動軸77の上の遊
嵌ギア63とも噛合しており、該フロントPTO駆動軸77の
上のクラッチ係合体64により、フロントPTO駆動軸77の
動力が断接される。該フロントPTO駆動軸77により、第
1図のフロントPTO軸31に動力が伝達されている。
第8図、第9図において示す如く、リアアクスルケー
スRCより前輪動力取出軸68が前方へ突出されている。該
前輪動力取出軸68に侵入防止円板67を固定しており、該
侵入防止円板67の周囲にリアアクスルケースRCに固設し
た侵入防止筒70を嵌装している。
また、前輪動力取出軸68はジョイントにより前輪駆動
軸17に連結されており、該前輪駆動軸17を被覆する軸カ
バー69がリアアクスルケースRCと車体フレーム9の間に
嵌装されている。該軸カバー69は前方が上昇しており、
車高の低いトラクタの場合において、最も地面と接触し
易い位置の軸カバー69が高くなるように構成しているの
である。
次に第11図に示す如く、前後左右にモア装置MF,ML,M
R,MBの如き作業機が付設されるのである。
そして、特に左右の作業機は機体の側を枢支部として
上昇するので、この部分に頑丈なフレームが必要であ
り、本発明においては、この部分に側方フレーム76と側
方フレーム44を配置したものである。
該車体フレーム9とリアアクスルハウジングH,Hと、
側方フレーム76,44の関係位置が、第12図、第13図、第1
4図において開示されている。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
請求項(1)の如く、トラクタの左右中心に変速クラ
ッチケースとミッションケースとリアアクスルケースに
より構成した動力伝達ケースを配置し、該変速クラッチ
ケースの下方より左右に車体フレームを突出したので、
左右幅広く、車高の低いトラクタの場合には、安全フレ
ームの取付位置が無いのであるが、動力伝達ケースの下
方に左右に突出して車体フレームを配置したことによ
り、該部分の両端の前部安全フレームの支持部とするこ
とが出来たのである。
また、該車体フレームの上に座席を設けることが可能
となり、従来の如く、動力伝達ケースの上に座席を設け
る必要がなくなったのである。
該構成により、更に車高を低く構成することが出来た
のである。
また、車体フレームの左右両端とリアアクスルハウジ
ングの左右両端の間を、側方フレームにより連結したの
で、該側方フレーム76と側方フレーム44の部分により、
機体の側方に配置するサイドモアの基端枢支部を構成す
ることができ、側方装着作業機の取付基部を構成するこ
とが出来たのである。
また、農用トラクタのリアアクスルケースより、フロ
ントデフケースに動力を伝達する前輪動力取出軸を突設
した構成において、前輪動力取出軸に侵入防止円板を固
定し、該侵入防止円板の周囲にリアアクスルケースより
突出して侵入防止筒を嵌装し、該前輪動力取出軸の先端
に連結した前輪駆動軸に下方から、前上がり形状の軸カ
バーを付設したので、低車高である為に前輪動力取出軸
68の部分が非常に地表面と近くなり、刈取直後の芝を巻
き込み易いのであるが、侵入防止円板67と侵入防止筒70
を設けたことにより、該部分から軸受部への巻き込みを
少なくすることが出来たのである。
また、前上がり状の軸カバー69を前輪駆動軸17に被覆
したことにより、低車高でありながら地表面との接触が
しにくい構成となり、また前上がり状に構成した軸カバ
ー69により、地表面から前輪動力取出軸68の部分に向け
て舞い上がる芝生の侵入を回避することが出来るのであ
る。
請求項(2)の如く、ステアリングハンドルを動力伝
達ケースの側方に配置し、該ステアリングハンドルによ
り操作するステアリングバルブを動力伝達ケースを構成
する変速クラッチケースの前端より突出したフロントフ
レームの側部で、フロントフレームの上方を被覆するフ
ロントグリルの下方に配置したので、低車高・低重心で
あるので座席Sもステアリングハンドル28も低い位置と
なり、これに応じてステアリングバルブ16も地表面に近
い位置とせざるを得なくなり、地表面の障害物と接当す
る恐れが発生するのであるが、フロントフレーム18,19
が側方に配置されているので、ステアリングバルブ16に
障害物が接当して破壊されるという不具合を解消するこ
とが出来たのである。
また、上方のフロントグリルMの被覆された部分の下
方に配置することにより、ステアリングバルブ16が露出
するのを防ぐことが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の農用トラクタの全体側面図、第2図は
同じく安全フレーム26,27と天蓋29を外した状態の平面
図、第3図は同じく後面図、第4図は車体カバーCを外
した状態の平面図、第5図は「Γ」形の動力伝達ケース
の平面図、第6図は変速クラッチケースAの平面断面
図、第7図は変速クラッチケースAの側面断面図、第8
図はステアリングハンドル28とステアリングバルブ16の
配置を示す側面図、第9図は前輪動力取出軸68の侵入防
止部を示す側面図、第10図は第9図のX−X断面矢視
図、第11図は前後左右にモア装置を付設した状態の平面
図、第12図は機体フレーム構造を示す平面図、第13図は
同じく側面図、第14図は同じく後面図である。 A……変速クラッチケース B……ミッションケース C……車体カバー E……エンジン FD……フロントデフケース RC……リアアクスルケース M……フロントグリル 9……車体フレーム 16……ステアリングルバルブ 17……前輪駆動軸 18,19……フロントフレーム 26……後部安全フレーム 27……前部安全フレーム 76,44……側方フレーム 67……侵入防止円板 70……侵入防止筒 68……前輪動力取出軸 69……軸カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−275426(JP,A) 実開 昭56−56474(JP,U) 実開 昭60−157478(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/18 B62D 49/00 B62D 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタの左右中心に変速クラッチケース
    AとミッションケースBとリアアクスルケースRCにより
    構成した動力伝達ケースを配置し、変速クラッチケース
    Aの下方より左右に車体フレーム9を突出し、リアアク
    スルケースRCより左右にリアアクスルハウジングHを突
    出し、前記車体フレーム9の左右両端とリアアクスルハ
    ウジングHの左右両端の間を、側方フレーム76,44によ
    り連結した構成において、フロントデフケースFDに動力
    を伝達する前輪動力取出軸68をリアアクスルケースRCか
    ら突設し、該前輪動力取出軸68に侵入防止円板67を固定
    し、該侵入防止円板67の周囲にリアアクスルケースRCよ
    り突出して侵入防止筒70を嵌装し、該前輪動力取出軸68
    の先端に連結した前輪駆動軸17に、下方から、前上がり
    形状の軸カバー69を付設したことを特徴とする農用トラ
    クタ。
  2. 【請求項2】トラクタの左右中心に変速クラッチケース
    AとミッションケースBとリアアクスルケースRCにより
    構成した動力伝達ケースを配置し、変速クラッチケース
    Aの下方より左右に車体フレーム9を突出し、リアアク
    スルケースRCより左右にリアアクスルハウジングHを突
    出し、前記車体フレーム9の左右両端とリアアクスルハ
    ウジングHの左右両端の間を、側方フレーム76,44によ
    り連結した構成において、ステアリングハンドル28を前
    記動力伝達ケースの側方に配置し、該ステアリングハン
    ドル28により操作するステアリングバルブ16を、動力伝
    達ケースを構成する変速クラッチケースAの前端より突
    出したフロントフレーム18,19の側部で、フロントフレ
    ームの上方を被覆するフロントグリルMの下方に配置し
    たことを特徴とする農用トラクタ。
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