JPH0212819Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212819Y2 JPH0212819Y2 JP17440182U JP17440182U JPH0212819Y2 JP H0212819 Y2 JPH0212819 Y2 JP H0212819Y2 JP 17440182 U JP17440182 U JP 17440182U JP 17440182 U JP17440182 U JP 17440182U JP H0212819 Y2 JPH0212819 Y2 JP H0212819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- lawn mower
- lawn
- vehicle body
- mowing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リンク機構を介して車体に対して芝
刈り装置を昇降操作自在に設けた芝刈り機の芝刈
り装置取付部構造に関する。
刈り装置を昇降操作自在に設けた芝刈り機の芝刈
り装置取付部構造に関する。
上記芝刈り機において、従来、第3図に示すよ
うに、芝刈り装置6を対地浮上状態に持ち上げる
途中や持ち上げ格納した際に、芝刈り装置6が大
きく前後に揺れ動くことを防止するために、第1
リンク9が芝刈り装置機体に直接に枢支連結され
ていた。それ故、作業時において、一方の接地転
輪16a又は16bが土塊等の局部的な隆起部に
乗り上がると、第3図に仮想線で示すように、芝
刈り機全体が上昇して高刈りになり、刈高さが不
揃いになる欠点があつた。
うに、芝刈り装置6を対地浮上状態に持ち上げる
途中や持ち上げ格納した際に、芝刈り装置6が大
きく前後に揺れ動くことを防止するために、第1
リンク9が芝刈り装置機体に直接に枢支連結され
ていた。それ故、作業時において、一方の接地転
輪16a又は16bが土塊等の局部的な隆起部に
乗り上がると、第3図に仮想線で示すように、芝
刈り機全体が上昇して高刈りになり、刈高さが不
揃いになる欠点があつた。
本考案の目的は、対地浮上状態に持ち上げられ
た芝刈り機の揺れ動きを抑制できるようにしなが
らも、局部的な隆起部への乗り上がりに起因する
刈高さ変化を極力少なく抑制できるようにするこ
とにある。
た芝刈り機の揺れ動きを抑制できるようにしなが
らも、局部的な隆起部への乗り上がりに起因する
刈高さ変化を極力少なく抑制できるようにするこ
とにある。
本考案による芝刈り機の芝刈り装置取付部構造
にあつては、目的達成のために、芝刈り装置を、
リンク機構を介して車体に昇降操作自在に連結す
るとともに、前記リンク機構を、車体により上下
揺動自在に支持されると共に駆動揺動自在な第1
リンクと、前記車体により上下揺動自在に支持さ
れる第2リンクと、前記第1リンクの遊端側と芝
刈り装置との間に位置させた第3リンクとにより
構成し、さらに、前記第3リンクを、前記第1リ
ンク及び前記芝刈り装置に対して車体横方向軸芯
の周りで揺動自在に構成するとともに、この第3
リンクと前記芝刈り装置との間にわたり、前記第
3リンクに対する芝刈り装置の相対姿勢変化に対
して弾性抵抗を与えるスプリングを設けてある。
そして、その作用・効果は次の通りである。
にあつては、目的達成のために、芝刈り装置を、
リンク機構を介して車体に昇降操作自在に連結す
るとともに、前記リンク機構を、車体により上下
揺動自在に支持されると共に駆動揺動自在な第1
リンクと、前記車体により上下揺動自在に支持さ
れる第2リンクと、前記第1リンクの遊端側と芝
刈り装置との間に位置させた第3リンクとにより
構成し、さらに、前記第3リンクを、前記第1リ
ンク及び前記芝刈り装置に対して車体横方向軸芯
の周りで揺動自在に構成するとともに、この第3
リンクと前記芝刈り装置との間にわたり、前記第
3リンクに対する芝刈り装置の相対姿勢変化に対
して弾性抵抗を与えるスプリングを設けてある。
そして、その作用・効果は次の通りである。
すなわち、芝刈り装置の持ち上げ状態において
は、第3リンクの対芝刈り装置揺動が、スプリン
グの弾性抵抗により抑制されて、第1リンクと芝
刈り装置機体とが直結されたのとほとんど同じ程
度の連結状態が得られるから、芝刈り装置を持上
げる途中や持ち上げ格納した際に、芝刈り装置が
自重や車体振動のために前後に揺れ動くことを抑
制でき、芝刈り装置が車体や走行装置に衝突する
ような不都合を伴わないのである。それでありな
がら、作業時においては、芝刈り装置の前端側や
後端側が局部的な隆起部に乗り上がつても、その
乗り上がりに伴つて発生する機体持ち上げ力によ
り、スプリングを弾性変形させながら第3リンク
が対芝刈り装置揺動され、芝刈り装置としては、
従来のように全体が平行上昇するのではなく、隆
起部に対する乗り上がり側だけが上昇した傾斜姿
勢となるので、乗り上がりに起因する刈高さの変
化分が従来より少なく済むようになり、地面の局
部的な凹凸にかかわらず刈高さが極力揃つた精度
より仕上りを得られるようになつた。
は、第3リンクの対芝刈り装置揺動が、スプリン
グの弾性抵抗により抑制されて、第1リンクと芝
刈り装置機体とが直結されたのとほとんど同じ程
度の連結状態が得られるから、芝刈り装置を持上
げる途中や持ち上げ格納した際に、芝刈り装置が
自重や車体振動のために前後に揺れ動くことを抑
制でき、芝刈り装置が車体や走行装置に衝突する
ような不都合を伴わないのである。それでありな
がら、作業時においては、芝刈り装置の前端側や
後端側が局部的な隆起部に乗り上がつても、その
乗り上がりに伴つて発生する機体持ち上げ力によ
り、スプリングを弾性変形させながら第3リンク
が対芝刈り装置揺動され、芝刈り装置としては、
従来のように全体が平行上昇するのではなく、隆
起部に対する乗り上がり側だけが上昇した傾斜姿
勢となるので、乗り上がりに起因する刈高さの変
化分が従来より少なく済むようになり、地面の局
部的な凹凸にかかわらず刈高さが極力揃つた精度
より仕上りを得られるようになつた。
以下に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図に示すように、左右一対の駆動前輪1,
1及び駆動後輪2,2、原動部3、運転座席4、
並びに、前輪操向用シリンダ(図外)の操作用押
しボタン5等を備えた自走車に、芝刈り装置6と
昇降操作自在に取付けると共に、車体から芝刈り
装置6に回転軸7により伝動するように構成し、
もつて、乗用型芝刈り機を構成してある。
1及び駆動後輪2,2、原動部3、運転座席4、
並びに、前輪操向用シリンダ(図外)の操作用押
しボタン5等を備えた自走車に、芝刈り装置6と
昇降操作自在に取付けると共に、車体から芝刈り
装置6に回転軸7により伝動するように構成し、
もつて、乗用型芝刈り機を構成してある。
第2図に示すように、車体フレーム8から第1
及び第2リンク9,10を枢支軸9a又は10a
の周りで上下駆動自在に延出し、第1リンク9の
遊端部に車体横方向の軸芯P1周りで揺動自在に
連結した第3リンク11と、前記第2リンク10
とに、芝刈り装置6の機体6aを車体横方向の軸
芯P2又はP3の周りで揺動自在に連結してある。
そして、前記第1リンク9と、車体フレーム8に
油圧シリンダ12による枢支軸13周りでの上下
駆動が自在に取付けたリフトアーム14とをチエ
ーン15により連結し、シリンダ12により第1
リンク9を上下に駆動揺動させて、芝刈り装置6
を対車体昇降させるように、かつ、芝刈り装置6
をその前後一対の接地輪体16a,16bが接地
する状態に対車体下降させ、芝刈り装置6がチエ
ーン15の作用により自由に対車体昇降する状態
にして作業するようにしてある。
及び第2リンク9,10を枢支軸9a又は10a
の周りで上下駆動自在に延出し、第1リンク9の
遊端部に車体横方向の軸芯P1周りで揺動自在に
連結した第3リンク11と、前記第2リンク10
とに、芝刈り装置6の機体6aを車体横方向の軸
芯P2又はP3の周りで揺動自在に連結してある。
そして、前記第1リンク9と、車体フレーム8に
油圧シリンダ12による枢支軸13周りでの上下
駆動が自在に取付けたリフトアーム14とをチエ
ーン15により連結し、シリンダ12により第1
リンク9を上下に駆動揺動させて、芝刈り装置6
を対車体昇降させるように、かつ、芝刈り装置6
をその前後一対の接地輪体16a,16bが接地
する状態に対車体下降させ、芝刈り装置6がチエ
ーン15の作用により自由に対車体昇降する状態
にして作業するようにしてある。
第2図に示すように、前記第3リンク11と機
枠6aとにわたつて2本のコイルスプリング1
7,17を張設して、これらコイルスプリング1
7,17が、第3リンク11に対する芝刈り装置
の相対姿勢が所定の姿勢になるように付勢するこ
とによつて、芝刈り装置6を水平またはほぼ水平
の連結姿勢に付勢するように構成することによ
り、作業時において、第2図に仮想線で示すよう
に、接地輪体16a,16bの一方が隆起部に乗
り上がつた際には、その乗り上がりに起因する芝
刈り装置持ち上げ力によりスプリング17,17
が弾性変形されて第3リンク11の対芝刈り装置
揺動が可能となることにより、芝刈り装置6の前
後揺動が可能となるように、芝刈り装置6の持ち
上げ状態においては、第3リンク11の対芝刈り
装置揺動がスプリング17,17により規制され
ることにより、芝刈り装置6の前後揺動が抑制さ
れるように構成してある。
枠6aとにわたつて2本のコイルスプリング1
7,17を張設して、これらコイルスプリング1
7,17が、第3リンク11に対する芝刈り装置
の相対姿勢が所定の姿勢になるように付勢するこ
とによつて、芝刈り装置6を水平またはほぼ水平
の連結姿勢に付勢するように構成することによ
り、作業時において、第2図に仮想線で示すよう
に、接地輪体16a,16bの一方が隆起部に乗
り上がつた際には、その乗り上がりに起因する芝
刈り装置持ち上げ力によりスプリング17,17
が弾性変形されて第3リンク11の対芝刈り装置
揺動が可能となることにより、芝刈り装置6の前
後揺動が可能となるように、芝刈り装置6の持ち
上げ状態においては、第3リンク11の対芝刈り
装置揺動がスプリング17,17により規制され
ることにより、芝刈り装置6の前後揺動が抑制さ
れるように構成してある。
尚、作業時における芝刈り装置の対車体昇降を
可能にするに、第3図に示すもののように、リフ
トアーム14の駆動用シリンダ12を伸縮自在な
状態に切換えるようにしてもよい。
可能にするに、第3図に示すもののように、リフ
トアーム14の駆動用シリンダ12を伸縮自在な
状態に切換えるようにしてもよい。
図面は本考案に係る芝刈り機の芝刈り装置取付
部構造の実施例を示し、第1図は芝刈り機の全体
側面図、第2図は芝刈り装置取付構造の側面図で
ある。第3図は従来の芝刈り装置取付構造の側面
図である。 6……芝刈り装置、9……第1リンク、10…
…第2リンク、11……第3リンク、P1,P2…
…軸芯、17……スプリング。
部構造の実施例を示し、第1図は芝刈り機の全体
側面図、第2図は芝刈り装置取付構造の側面図で
ある。第3図は従来の芝刈り装置取付構造の側面
図である。 6……芝刈り装置、9……第1リンク、10…
…第2リンク、11……第3リンク、P1,P2…
…軸芯、17……スプリング。
Claims (1)
- 芝刈り装置6を、リンク機構を介して車体に昇
降操作自在に連結するとともに、前記リンク機構
を、車体により上下揺動自在に支持されると共に
駆動揺動自在な第1リンク9と、前記車体により
上下揺動自在に支持される第2リンク10と、前
記第1リンク9の遊端側と芝刈り装置6との間に
位置させた第3リンク11とにより構成し、さら
に、前記第3リンク11を、前記第1リンク9及
び前記芝刈り装置6に対して車体横方向軸芯P1
又はP2の周りで揺動自在に構成するとともに、
この第3リンク11と前記芝刈り装置6との間に
わたり、前記第3リンク11に対する芝刈り装置
6の相対姿勢変化に対して弾性抵抗を与えるスプ
リング17を設けてある芝刈り機の芝刈り装置取
付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17440182U JPS5977806U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 芝刈り機の芝刈り装置取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17440182U JPS5977806U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 芝刈り機の芝刈り装置取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977806U JPS5977806U (ja) | 1984-05-26 |
JPH0212819Y2 true JPH0212819Y2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=30379683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17440182U Granted JPS5977806U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 芝刈り機の芝刈り装置取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977806U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0429688Y2 (ja) * | 1986-05-21 | 1992-07-17 | ||
JPH0679525B2 (ja) * | 1987-10-14 | 1994-10-12 | 株式会社クボタ | 芝刈り機の芝刈り装置昇降操作構造 |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17440182U patent/JPS5977806U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977806U (ja) | 1984-05-26 |
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