JP3146140B2 - 乗用芝刈機 - Google Patents

乗用芝刈機

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JP3146140B2
JP3146140B2 JP25835995A JP25835995A JP3146140B2 JP 3146140 B2 JP3146140 B2 JP 3146140B2 JP 25835995 A JP25835995 A JP 25835995A JP 25835995 A JP25835995 A JP 25835995A JP 3146140 B2 JP3146140 B2 JP 3146140B2
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光弘 松山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用芝刈機に関
し、詳しくは、前部に刈高さ調節用のゲージ輪を備えた
モーアを、機体側の昇降リンクの先端に横軸芯周りに揺
動自在に枢支すると共に、そのモーアの後端部を、前記
昇降リンクに、上下方向に複数のピン孔を備えた吊下げ
ロッドを介して連結して前記モーアの対地姿勢を調節可
能な乗用芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記乗用芝刈機は、特開平7‐4
6924号公報に示されるように、吊下げロッドの上部
側に対地姿勢調節用の複数のピン孔を設けて、そのピン
孔の選択により吊下げロッドの長さを調節して、ゲージ
輪の刈高さ調節に伴ってモーアの対地水平姿勢の調節を
行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吊下げロッドの上部に
対地姿勢調節用の複数のピン孔を設ける構造のもので
は、調節孔が、機体下面に近いものとなり、狭いスペー
スでの調節作業が余儀なくされ、調節作業が行い難い不
都合がある。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、
機体の対地高さを高くして、吊下げロッドの上部に調節
作業用のスペースを設けることが考えられるが、斯る場
合には、傾斜地での等高線に沿っての刈取り作業時に機
体が横転し易くなる不都合がある。
【0005】本発明は、モーア後端部の吊下げ構造を工
夫して車高などを招くことなくモーアの対地水平姿勢の
調節作業を行い易くすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前記吊下げロッドの下端部に前記対地姿勢調節用の
複数のピン孔を設け、その吊下げロッドの下端部を、刈
刃ハウジン内の、ブレードの回転軌跡の後部に沿って設
けられたバキュームプレートと刈刃ハウジング後壁とに
よって囲まれたスペース内に突入させてある。 〔作用〕図2に示すように、モーアM前部のゲージ輪7
の高さ調節に伴ってモーアMの対地姿勢を水平に調節す
る場合には、吊下げロッド15の下端部と刈刃ハウジン
グ6のブラケット20とを連結する連結ピン22を抜い
て、吊下げロッド15を上下動させて所定のピン孔15
aに連結ピン22を差し替える。 〔効果〕このように、吊下げロッドの下端部に複数の調
節用の孔を設け、それを、刈刃ハウジン内の、ブレード
の回転軌跡の後部に沿って設けられたバキュームプレー
トと刈刃ハウジング後壁とによって囲まれたデッドスペ
ース内に突入させるようにしたから、吊下げロッドの下
部に調節用の孔を設けても、刈刃ハウジングの上壁に阻
害されることなく吊下げロッドの長さを調節することが
でき、これによって、機体下面から遠く離れた箇所に調
節用の孔を位置させることができ、広いスペースでの作
業が可能となって、調節作業が行い易いものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、走行機体の前部にモーア
を装備したフロントマウント型乗用芝刈機が示されてお
り、前記モーアMは、機体1前部の操縦ステップ2の下
方に大きく入り込んだ状態で、機体から延出された昇降
リンクRの先端に横軸芯X周りに揺動自在に連結されて
いる。
【0008】前記昇降リンクRは、機体に支点X1 を中
心に上下揺動自在に枢支連結され、油圧シリンダ3によ
って支点X2 周りに揺動駆動されるリフトアーム4並び
に吊下げリンク5を介して昇降駆動可能に構成されてい
る。
【0009】前記モーアMは、刈刃ハウジング6の前部
に左右一対の刈高さ調節用のゲージ輪7,7を備え、後
部に、左右一対の障害物乗上げ用のローラ8,8を備え
ている。
【0010】前記ゲージ輪7は、刈刃ハウジング6の上
面に固定された左右一対の前後方向フレーム9,9の前
端に縦軸芯周りに回動自在に装着され、前記障害物乗上
げ用のローラ8,8は、刈刃ハウジング6の後壁6aに
ブラケット11,11を介して取付けられている。
【0011】前記左右一対の前後方向フレーム9,9
は、その前後方向の中間部が、刈刃ハウジング上面に固
着のプレート12を介して固定され、後端部が、刈刃ハ
ウジング6上面に固着のブラケット13に横軸芯X3 周
りに揺動自在に枢支されている。そして、前記刈刃ハウ
ジング6の上面に前記昇降リンク装着用の左右一対のブ
ラケット14,14が固着連結されている。
【0012】前記刈刃ハウジング6上面に固着のプレー
ト12には、刈刃ハウジング6に対するゲージ輪高さ調
節用の複数のピン孔12a・・,12b・・が設けられてい
る。前記複数のピン孔12a・・,12b・・は、前部のピ
ン孔12a・・・と後部のピン孔12b・・が、上下方向に
半ピッチずらせて設けてある。
【0013】前記モーアMは、刈刃ハウジング6の後端
部が、前記昇降リンクRの中間部に吊下げロッド15を
介して連結され、モーアMを上昇させての路上走行時
に、刈刃ハウジング6の後端が接地しないように、ま
た、芝の刈取り作業時に、対地水平姿勢に吊下げるよう
になっている。
【0014】前記吊下げロッド15は、下部に、モーア
対地姿勢調節用の複数のピン孔15a・・を備え、昇降リ
ンクR側面のブラケット16に、ゴム17、ワッシャ1
8、ナット19を介して固定連結されている。前記吊下
げロッド15に対する刈刃ハウジング6上面のコの字状
ブラケット20には、バネ21によってロック側に付勢
された横方向に出退自在なつの字状の連結ピン22が設
けられている。前記ブラケット20には、前記連結ピン
22の基端部を回動軸芯とする2個のピン孔22a,2
2bが設けられており、前記2個のピン孔22a,22
b同士は、上下方向に、吊下げロッド15に設けられた
ピン孔15a・・の1ピッチ(1P)に対して1.5
(1.5P)ずらして設けてある。つまり、2個のピン
孔22a,22bに対して連結ピン22を択一的に挿入
することによって、吊下げロッド15側のピン孔15a
・・に対して半ピッチの調節が可能となる。
【0015】図3に示すように、前記モーアMは、刈刃
ハウジング6内に縦軸芯周りに回転自在な3枚のブレー
ド6bを内装した3枚ブレード形式のモーアであって、
刈刃ハウジング6内の後部に、ブレード6b・・の回転軌
跡bの後部に沿ってバキュームプレート23が設けられ
ており、そのバキュームプレート23と刈刃ハウジング
後壁6aとによって囲まれたデッドスペースS内に前記
吊下げロッド15の下端部が突入されている。
【0016】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、3枚ブレード形式のモーアに付いて説明したが、2
枚ブレード形式のモーアであっても良い。
【0017】乗用芝刈機としては、機体の前部にモーア
を装備したフロントマウント型乗用芝刈機或いは走行機
体の前・後輪の間にモーアを装備したミッドマウント型
乗用芝刈機であっても良い。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機の全体側面図
【図2】機体前部の一部破断側面図
【図3】モーアの底面図
【図4】吊下げロッドの縦断正面図
【図5】吊下げロッドの分解斜視図
【符号の説明】
6 6a 刈刃ハウジング後壁 6b ブレード 7 ゲージ輪 15 吊下げロッド 15a ピン孔 23 バキュームプレート M モーア R 昇降リンク S スペース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に刈高さ調節用のゲージ輪(7)を
    備えたモーア(M)を、機体側の昇降リンク(R)の先
    端に横軸芯(X)周りに揺動自在に枢支すると共に、そ
    のモーア(M)の後端部を、前記昇降リンク(R)に、
    上下方向に複数のピン孔(15a)・・を備えた吊下げロ
    ッド(15)を介して連結して前記モーア(M)の対地
    姿勢を調節可能な乗用芝刈機において、前記吊下げロッ
    ド(15)の下端部に前記対地姿勢調節用の複数のピン
    孔(15a)・・を設け、その吊下げロッド(15)の下
    端部を、刈刃ハウジング(6)内の、ブレード(6b)
    ・・の回転軌跡(b)の後部に沿って設けられたバキュー
    ムプレート(23)と刈刃ハウジング後壁(6a)とに
    よって囲まれたスペース(S)内に突入させてある乗用
    芝刈機。
JP25835995A 1995-10-05 1995-10-05 乗用芝刈機 Expired - Fee Related JP3146140B2 (ja)

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