JPH0429688Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429688Y2
JPH0429688Y2 JP1986076573U JP7657386U JPH0429688Y2 JP H0429688 Y2 JPH0429688 Y2 JP H0429688Y2 JP 1986076573 U JP1986076573 U JP 1986076573U JP 7657386 U JP7657386 U JP 7657386U JP H0429688 Y2 JPH0429688 Y2 JP H0429688Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mower
link
right direction
shaft
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986076573U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62187503U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986076573U priority Critical patent/JPH0429688Y2/ja
Publication of JPS62187503U publication Critical patent/JPS62187503U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0429688Y2 publication Critical patent/JPH0429688Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モアーの取付装置に関する。
(従来の技術) モアーの車輌への取付装置としては、実開昭59
−77806号公報に示すものがあり、これでは、第
12図に示すように、車体67の左右両側の取付
枠68に、一対宛の第1・第2リンク69,70
を左右方向の軸心廻りに上下揺動自在に備え、こ
れら第1・第2リンク69,70と、各第2リン
ク70に枢結される左右一対の第3リンク71と
を介して、車体67にモアー72を昇降自在に装
着し、第3リンク71をモアー72に左右方向の
軸心廻りに揺動自在に備え、モアー72が略水平
姿勢に維持するように、第3リンク71を前後一
対のスプリング73で弾引している。
上記のものでは、モアー72による刈草作業時
において、モアー72は局部的な隆起部に乗り上
つても、第3リンク71がスプリング73を弾性
変形させ乍ら揺動することにより、モアー72全
体が平行上昇せず、モアー72は隆起部に対する
乗り上がり側が上昇した傾斜姿勢になるので、乗
り上がりに起因する刈高さに変化が少ないと共
に、モアー72の昇降時や持上げた状態では、第
3リンク71の揺動がスプリング73により規制
されているので、モアー72の揺動も少ないと云
う利点がある。
然し乍ら、上記従来においては、第3リンク7
1の揺動を所定範囲内に規制する手段は備えられ
ていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) このため、上記従来においては、後進し乍らモ
アー72により刈草作業をしている際において、
後側のゲージ輪74が障害物に当ると、第3リン
ク71が大きく後方側に揺動して、モアー72が
傾斜角度の大きな前上がりの傾斜姿勢となり、こ
れにより、ゲージ輪74の取付部材75に大きな
荷重が作用して、取付部材75が変形すると云う
問題があつた。
本考案は、上記問題を解決できるモアーの取付
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る処は、車体1に、左右方向に関して略同一位置
にある第1・第2リンク3,4を左右方向の軸心
廻りに上下揺動自在に備え、これら両リンク3,
4と、両リンク3,4の一方に枢結される第3リ
ンク13とを介して、車体1にモアー7を昇降自
在に取付け、第3リンク13をモアー7に左右方
向の軸心廻りに揺動自在に備え、第3リンク13
を付勢してモアー7を略水平姿勢に維持するスプ
リング16を備え、モアー7が取付部材49を介
して接地部材57,58を有するものにおいて、 第3リンク13の前記軸14廻りの揺動を前後
方向等範囲内に規制する手段を該第3リンク13
と前記モアー7との間に備えた点にある。
(作用) 第3リンク13の揺動により、モアー7は傾斜
するが、第3リンク13の揺動は所定範囲内に規
制されているので、モアー7の傾斜角度も所定の
角度以下に規制される。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第9図
の図面に基き説明すると、第1図において、1は
トラクタ等の車輌の車体で、該車体1の左右両側
には一対の取付枠2が前後方向に配設されてい
る。
第2図にも示すように、各取付枠2には、第1
リンク3と、第1リンク3の後方斜め上方側に位
置する第2リンク4とが左右方向の支軸5,6に
より前端部で上下揺動自在に備えられている。
7はミツドマウントモアーで、車体1の前後方
向中途部下方に配設され、平面視矢先型のモアー
デツキ8を有する。
モアーデツキ8の左右両側には、夫々、前・後
ブラケツト9,10が立設され、前・後ブラケツ
ト9,10間には、左右一対の連結板11が渡設
されている。連結板11の前部には、第1リンク
3の後端部が左右方向の支軸12により着脱自在
に枢結されている。
13は左右一対の第3リンクで、各連結板11
の前後方向中央部に左右方向の支軸14により前
後揺動自在に備えられ、その上端部が各第2リン
ク4の後端部に左右方向の支軸15により着脱自
在に枢結されている。
第3リンク13と、各連結板11の前後端部間
には、夫々、第3リンク13を前方又は後方に弾
引する引張りコイルスプリング16と取付軸17
とが介装されて、第3リンク13は連結板11に
対して直交姿勢に維持されている。又、各取付軸
17は、連結板11に固設された固設板18に移
動自在に挿通されて、ダブルナツト19により移
動調整自在に固定されている。
第3図にも示すように、各連結板11における
第3リンク13の前後両側には、第3リンク13
と少隙間を介して対向する一対のストツパ20が
固設され、第3リンク13の前後揺動は所定範囲
内に規制されている。
車体1各側部又は各取付枠2には左右一対のベ
ルクランク21が左右方向の支軸22により揺動
自在に枢支され、各ベルクランク21の一端部が
各第2リンク4にチエン23を介して連結され、
各ベルクランク21の他端部と各取付枠2間にリ
フトシリンダ24が介装されている。
25は左右一対の屈折リンク機構で、各取付枠
21とモアーデツキ8の左右各側部間に介装され
ている。
又、各取付枠2の前後部には、第4図にも示す
ように、U型状の保持具26が固設されて、該保
持具26に、モアー7の持上時に前・後各ブラケ
ツト9,10が接当するゴム等の緩衝片27が取
付けられている。
モアーデツキ8の下方には、3個のカツタ28
が左右方向に並設され、第5図に示すように、モ
アーデツキ8の後部上方には、上記カツタ28を
連動させて回転駆動するベルト伝動機構29が備
えられ、該伝動機構29はカバー30により覆被
されている。
ベルト伝動機構29は、カツタ28と連動する
伝動プーリ31と、これらに巻掛けられるベルト
32と、テンシヨンプーリ33等を有する。
第6図にも示すように、テンシヨンプーリ33
は、アーム34を介して、上下方向の支軸35廻
りに揺動自在に備えられ、支軸35は、アーム3
4と接当する取付板36を介してモアーデツキ8
に固設されている。アーム34の支軸35に套嵌
されるボス部37はベルト32の振れ止めを行
う。
38はアーム34を弾引する引張り機構で、引
張りロツド39と、スプリング40と、引張りロ
ツド39の基部に固設されたダブルナツト41等
から成り、引張りロツド39の基部やダブルナツ
ト41はカバー30の外部に位置して、ベルト3
2のテンシヨン調整を容易に行えるようにされて
いる。
42は入力ケースで、第7図にも示すように、
モアーデツキ8の後部の左右方向略中央部の上方
に配置され、モアーデツキ8にボルト43により
固定されるが、各ボルト43には、入力ケース4
2とモアーデツキ8間に介装される防振ゴム44
が套嵌されている。
入力ケース42は、後方に突出する入力軸45
を有し、該入力軸45は、車輌のPTO軸46に
自在継手軸47を介して連結されている。入力ケ
ース42の下方には、入力軸45と連動する駆動
プーリ48が配設され、該駆動プーリ48にベル
ト32が巻掛けられている。
モアーデツキ8の左右両側部上方側には、左右
一対の角筒状ゲージ輪取付部材49が前後方向に
配設されている。
第8図及び第9図にも示すように、取付部材4
9の前後部には、夫々、左右一対の補強板50が
固設されると共に、U型状の支持枠51が外嵌さ
れて、ボルト52により固定されている。支持枠
51は、ブラケツト53の左右一対の側板54間
に固設され、ブラケツト53はモアーデツキ8上
面に固設されている。
取付部材49の前・後部には、夫々、筒体5
5,56が固設され、各筒体55,56に、キヤ
スタ機能を有し且つ接地部材として例示する刈高
さ調整用前・後ゲージ輪57,58のステー5
9,60が上下方向に移動調整自在に挿通固定さ
れている。
その他、61は前リミツトゲージ輪で、モアー
デツキ8の左右方向中央部の前方に配設されてい
る。62は後リミツトゲージ輪で、モアーデツキ
8の左右方向中央部内に配設されている。
上記のように構成した実施例によれば、刈草作
業時には、リフトシリンダ24を縮小させて、モ
アー7を下降させて、前・後ゲージ輪57,58
を接地させる。
この際には、第3リンク13は前後のスプリン
グ16により、垂直姿勢に維持されており、モア
ー7は水平姿勢に維持されている。
この状態で、カツタ28を駆動し乍ら、車輌を
走行させると、カツタ28により刈草作業を行え
る。
この場合において、モアー7が土塊等の局部的
な隆起部に乗り上げると、その乗り上がりに伴つ
て発生するモアー7の持上力により、第3リンク
13がスプリング16に抗して支軸14廻りに前
後に揺動して、モアー7は隆起部に乗り上げた側
が上位となる傾斜状となり、モアー7は平行上昇
しない。
従つて、乗り上がりに起因する刈高さの変化が
少なく、地面の局部的な凹凸にかかわらず、刈高
さを略揃つたものとでき、精度の良い仕上がりを
得ることができる。
また、車輌を後進させ乍ら刈草作業を行つてい
る際において、後ゲージ輪58が障害物と当る
と、第3リンク13が後方側に揺動して、モアー
7が前上がりの傾斜状となる。
然し乍ら、上記の場合において、第3リンク1
3の揺動はストツパ20により規制されて、第3
リンク13が後方側に大きく揺動しないので、モ
アー7の傾斜角度は大とならず、従つて、後ゲー
ジ輪58の取付部材49に大きな荷重が作用せ
ず、取付部材49等が変形したりする惧れはな
い。
又、モアー7の昇降時やモアー7の持上げた状
態においては、第3リンク13の揺動がスプリン
グ16により規制されているので、モアー7が自
重や車体1の振動によつて、前後に揺動せず、モ
アー7が揺動によつて車体1等と衝突する惧れは
ない。
更に、モアー7を車体1に装着する際におい
て、第3リンク13を揺動させることにより、モ
アー7を車体1に容易に装着できる。
第10図及び第11図は本考案の第2実施例を
示すもので、第3リンク13の下部に、支軸14
を中心とする円弧状の長孔63が形成され、連結
板11に、該長孔63内に移動自在に挿通される
規制軸64が挿入され、この長孔63と規制軸6
4とにより、第3リンク13の揺動が所定範囲内
に規制される。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、接地部
材の障害物との当りによるモアーの傾斜によつ
て、接地部材の取付部材等が変形したりする惧れ
が無いと共に、第3リンクの機能を損なうことも
無い。
また、本考案によれば、第3リンクの揺動は、
回動支軸を中心として、その前後方向に等量だけ
揺動するよう規制手段により、その回動が規制さ
れているので、モアーが第1、2リンクにより上
昇されても、モアーの前後方向の揺動は、常に支
軸廻りに等量となり、モアーが大きく傾斜するこ
とがなく、安全である。本考案は上記利点を有
し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は側面図、第2図はモアーの平面図、
第3図は第1図のA−A線矢視断面図、第4図は
モアー上昇時の一部側面図、第5図はベルト伝動
機構の一部平面図、第6図は第5図のB−B線矢
視断面図、第7図は第2図のC−C線矢視断面
図、第8図は第2図の一部拡大図、第9図は第8
図のD−D線矢視断面図、第10図及び第11図
は本考案の第2実施例を示し、第10図は要部側
面図、第11図は第10図のE−E線矢視断面
図、第12図は従来一例を示す側面図である。 1……車体、3,4,13……第1・第2・第
3リンク、7……ミツドマウントモアー、16…
…スプリング、20……ストツパ、49……取付
部材、57,58……前・後ゲージ輪(接地部
材)、63……長孔、64……規制軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1に、左右方向に関して略同一位置にある
    第1・第2リンク3,4を左右方向の軸心廻りに
    上下揺動自在に備え、これら両リンク3,4と、
    両リンク3,4の一方に枢結される第3リンク1
    3とを介して、車体1にモアー7を昇降自在に取
    付け、第3リンク13をモアー7に左右方向の軸
    14廻りに揺動自在に備え、第3リンク13を付
    勢してモアー7を略水平姿勢に維持するスプリン
    グ16を備え、モアー7が取付部材49を介して
    接地部材57,58を有するものにおいて、 第3リンク13の前記軸14廻りの揺動を前後
    方向等範囲内に規制する手段を該第3リンク13
    と前記モアー7との間に備えたことを特徴とする
    モアーの取付装置。
JP1986076573U 1986-05-21 1986-05-21 Expired JPH0429688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076573U JPH0429688Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986076573U JPH0429688Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62187503U JPS62187503U (ja) 1987-11-28
JPH0429688Y2 true JPH0429688Y2 (ja) 1992-07-17

Family

ID=30923780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986076573U Expired JPH0429688Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429688Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731108B2 (ja) * 1978-10-11 1982-07-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731108U (ja) * 1980-07-30 1982-02-18
JPS5977806U (ja) * 1982-11-17 1984-05-26 株式会社クボタ 芝刈り機の芝刈り装置取付部構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731108B2 (ja) * 1978-10-11 1982-07-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62187503U (ja) 1987-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4325211A (en) Floating deck for rider mower
JP2001507242A (ja) 独立駆動輪懸架装置及び駆動輪に連結された可動カッターデッキを備えた芝刈機
JPS62181706A (ja) フロントマウント作業機の装着装置
US10645873B2 (en) Grass mower
JPH11332346A (ja) 芝刈機のモーア吊設装置
US3686840A (en) Riding lawn mower
JPH0429688Y2 (ja)
JPH0144025Y2 (ja)
JP3203092B2 (ja) 歩行型芝刈機
JP6537283B2 (ja) 作業機
JPH0441796Y2 (ja)
JPS606181Y2 (ja) モアの前ゲ−ジ輪支持装置
JPS6112166Y2 (ja)
JPH0212819Y2 (ja)
JPH09322616A (ja) 田植機のローリングロック構造
JPH06178605A (ja) 乗用芝刈機
JPS6041062Y2 (ja) 田植機における植付け装置のロ−リング規制機構
JPH0451554Y2 (ja)
JPS6041058Y2 (ja) 田植機の植付け装置昇降機構
JPH0524244Y2 (ja)
JPH0353626Y2 (ja)
JPH0728815Y2 (ja) 芝刈機
JPH0414976Y2 (ja)
JPH0314971Y2 (ja)
JP2719731B2 (ja) クローラ走行車輌