JP2827341B2 - 乗用型農作業機 - Google Patents

乗用型農作業機

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英之 草本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、乗用型の走行車体に、田植作業や耕耘作
業を行う作業機を連結した乗用型農作業機に関する。
〔従来の技術〕
前記、前輪4、4のステップフロア9の下側に隠れた
部分をステップフロア9の上側からその一部を視認でき
るように孔をステップフロア9の左右側に設けた乗用型
農作業機があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術のものは、水田圃場内を往復しながら作業す
る乗用型農作業機において、例えば、乗用型田植機での
田植え作業において、旋回等の操向操作の後、ハンドル
を元に戻して植付け位置を一定の条間に合わせる等の操
向操作を行うのに、前輪の切れ角が視認出来ないと不便
であった。そのために従来技術では、前輪の切れ角を視
認する為の孔を設けていた。
しかし、前輪が見えるだけでは不十分である場合が少
なからずある。即ち、乗用型農作業機を運搬のためにト
ラックの荷台に載せるときや、圃場内への出入りなど
で、あゆみ板を使用してその板上を渡るときなどにおい
て、前後輪の、特にその両車輪の接地部が見えないと安
全確認ができない。つまり、前輪のみだけでなく後輪も
あゆみ板上に完全に載っているかどうか確認できないと
危険である。この点において、従来技術では、対応しき
れない点があった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決すべく、下側に左右一対
の前輪4、4と左右一対の後輪5、5を設けた走行車体
1の後側にリンク2を介して作業機3を連結した乗用型
農作業機において、前記前輪4、4と後輪5、5の上方
にステップフロア9が設けられ、前輪4、4及び後輪
5、5の接地部分をステップフロア9の上側から視認で
きる開口部9a、9a、9b、9b、9c、9cを前記ステップフロ
ア9の左右側に設けた乗用型農作業機としたものであ
る。
〔発明の作用効果〕
この発明は、前輪4、4及び後輪5、5の接地部分を
ステップフロア9の上側から視認できる開口部9a、9a、
9b、9b、9c、9cを前記ステップフロア9の左右側に設け
たので、作業中などの操向操作で前輪4、4の切れ角を
視認することができるとともに、あゆみ板上を渡る場合
に、前輪4、4と後輪5、5の両車輪があゆみ板上に完
全に載っているかどうか確認できるので、あゆみ板から
車輪が外れて車体を転倒落下させるような事故を防止す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、この発明の一実施例(乗用型田植機への実施
例)を図面に基づいて詳細に説明する。
1は乗用型走行車体では、後方にリンク2を介して苗
植付作業機3を連結している。
4、4は前輪で、5、5は後輪である。前輪4、4は
左右に操向回動する操向車輪で、後輪5、5と共に駆動
回転する。
6はエンジンで、走行車体1の平面視で前記前輪4、
4と後輪5、5の間に搭載されている。エンジン6の動
力は、ミッション7で減速され、一つは走行系駆動とし
て前輪4、4と後輪5、5に伝達され、また、作業機系
駆動として苗植付作業機2へも伝達されている。更に、
油圧系駆動として油圧ポンプに伝達され、それによりリ
ンク2の昇降作動を行わせる油圧シリンダ8が作動す
る。
9はステップフロアで、前輪4、4と後輪5、5の上
方で走行車体1に固設されている。また、そのステップ
フロア9は前記エンジン6を被い上側に運転座席11を配
設したエンジンカバー10と一体に成形されている。
また、ステップフロア9には、第1図、第2図に示さ
れるように、その左右両側に開口部9a、9a、9b、9b、9
c、9cが設けられている。この開口部9a、9a、9b、9b、9
c、9cは、それぞれ、ステップフロア9を貫通した複数
の丸孔で構成していて、操縦者が運転座席11に座った状
態で楽に前輪4、4と後輪5、5のステップフロア9の
下側に隠れた部分の様子が、特に両車輪4、4、5、5
の接地部分の様子が直接視覚で確認できるような位置と
大きさに設けられている。開口部9a、9aは前輪4、4の
前側の接地部附近、開口部9b、9bは前輪4、4の後側の
接地部附近が、開口部9c、9cは後輪5、5の前側の接地
部附近が見通せるようになっている。もちろん、この開
口部の孔は長孔であったり網目状になった孔でもよく、
孔の形状は限定しない。また、完全に貫通した孔でなく
とも下側に隠れた車輪の接地状態を確認できる程度に透
視できる部材、例えば透明、或は半透明のアクリル板で
構成しても良い。
12は操向ハンドルで、前記座席11の前方に前記フロア
9から立設されている。ハンドル12は、下側でロッド等
を介して前輪4、4と連結され、ハンドル12の操向回動
に対応して前輪4、4が左右に回動するようになってい
る。
13はクラッチペダルで、エンジン6からミッション7
への伝達を継続するメインクラッチ(図示省略)と連結
されていて、そのペダル13を踏めばクラッチが切れる。
18はサイドブレーキペダルで、後輪5、5の左右それ
ぞれを独立に制動するブレーキと連結していて、踏めば
車輪の回転を停止させるよう作動する。このサイドブレ
ーキペダル18は、第3図、第4図、第5図に示されるよ
うに、一つのペダルで後輪5、5の左或は左のみ、また
左右両方を制動できるように構成したペダルである。そ
の構成は、ペダルステップ19を上端部に固着したペダル
ロッド20a、20bが前後に回動可能に車体1に枢着されて
いて、そのロッド20aに固着の連結杆21の左右両端部に
後輪5、5の左右それぞれの制動装置(図示省略)に連
結した作動ロッド22a、22bがそれぞれワイヤ23a、23bを
介して連結している。ペダルロッド20aはロッド20bに軸
芯方向に嵌合して、左右に摺動可能になっている。ま
た、連結杆21の両端部にはスプリング24a、24bが連結し
ていて、左右どちらかにペダルロッド20aと共に連結杆2
1が回動すればそのスプリング24a、24bにより付勢され
て元の位置に復帰回動する。このように構成されたペダ
ル18は、例えば第5図に示されるように作動する。即
ち、ペダルステップ19の左端側を踏み込めば、ロッド20
aは上から見て時計方向に回動し、それに伴って連結杆2
1が同じ方向に回動する。そして、連結杆21の左側の作
動ロッド22aが引っ張られて、左側の後輪5が制動され
る。このとき、右側の作動ロッド22bは引張られないの
で、左側の制動装置は作動しない。また、右側の後輪5
のみ制動する場合は、ペダルステップ19の右端部分を踏
み込んで、ペダルロッド20aを反時計方向に回動させれ
ばよい。更に、左右の制動装置を共に作動させるには、
ペダルステップ19の中央部を踏み込めばよい。そうすれ
ば、ペダルロッド20aは左右方向には回動せずに、前側
へ倒伏するよう回動し、作動ロッド22a、22b共に引っ張
られて左右両方の制動装置が作動する。
苗植付作業機3は、4条植えで、苗を一株づつ取って
圃場に植付ける移植装置14、14、14、14と、その移植装
置14…に苗を一株づつ供給するよう苗を載せて左右に往
復移動する苗載台15と、それら移植装置14…と苗載台15
を駆動するための伝動機構を設けた植付伝動ケース16と
で主に構成されている。また、17は整地フロートで、植
付け伝動ケース16の下側に吊り下げ支持され、圃場泥面
上を整地しながら滑走する。
ステップフロア9の下側に隠れた部分の前輪4、4及
び後輪5、5の少なくとも一部をステップフロア9の上
側から視認できる開口部9a、9a、9b、9b、9c、9cを前記
ステップフロア9の左右側に設けたので、作業中などの
操向操作で前輪4、4の切れ角を視認することができる
とともに、あゆみ板上を渡る場合に、前輪4、4と後輪
5、5の両車輪があゆみ板上に安全に載っているかどう
かが確認できるので、あゆみ板から車輪が外れて車体を
転倒落下させるような事故を防止することができる。
以上乗用型田植機における一実施例を説明したが、そ
の実施対象は移植作業機の代わりに耕耘作業機やしろか
き作業機、或は播種作業機や施肥作業機等の作業機を装
備した乗用型農作業機であってもよい。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例(乗用型田植機への一実施
例)示す。 第1図:実施例の全体を示す側面図 第2図:実施例の全体を示す平面図 第3図:一部を示す断面側面図 第4図:一部を示す断面正面図 第5図:一部の作用状態を示す説明図 図中の符号の主なものを説明する。 1:乗用型走行車体 2:リンク 3:苗植付作業機 4、4:前輪 5、5:後輪 9:ステップフロア 9a、9a、9b、9b、9c、9c:開口部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 49/00 B62D 25/20 B60N 3/04 A01C 11/02 A01B 51/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側に左右一対の前輪4、4と左右一対の
    後輪5、5を設けた走行車体1の後側にリンク2を介し
    て作業機3を連結した乗用型農作業機において、前記前
    輪4、4と後輪5、5の上方にステップフロア9が設け
    られ、前輪4、4及び後輪5、5の接地部分をステップ
    フロア9の上側から視認できる開口部9a、9a、9b、9b、
    9c、9cを前記ステップフロア9の左右側に設けたことを
    特徴とする乗用型農作業機。
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