JP2623270B2 - 移動農機の操向装置 - Google Patents
移動農機の操向装置Info
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Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は田植機など移動農機の操向装置に関する。
「従来の技術」 従来、特開昭61−119423号公報に示す如く、左右前輪
を駆動するフロントデフ機と、左右後輪を駆動する左右
サイドクラッチ及びリヤデフ機構を設け、左右後輪を駆
動するリヤ出力軸上にリヤデフ機構を配設させる技術が
ある。
を駆動するフロントデフ機と、左右後輪を駆動する左右
サイドクラッチ及びリヤデフ機構を設け、左右後輪を駆
動するリヤ出力軸上にリヤデフ機構を配設させる技術が
ある。
「発明が解決しようとする課題」 前記従来技術は、リヤデフ機構を設けるリヤ出力軸上
に左右サイドクラッチ及び左右ブレーキを取付けるか
ら、リヤ出力軸の軸芯方向である左右方向に伝動ケース
を細長く形成し、前記リヤデフ機構及びサイドクラッチ
及びブレーキを略同一軸芯上に配置させる必要があり、
前記伝動ケースの左右幅を縮少してミッションケースを
兼用する構造の簡略化並びに機体左右幅のコンパクト化
などを容易に図り得ない等の問題がある。
に左右サイドクラッチ及び左右ブレーキを取付けるか
ら、リヤ出力軸の軸芯方向である左右方向に伝動ケース
を細長く形成し、前記リヤデフ機構及びサイドクラッチ
及びブレーキを略同一軸芯上に配置させる必要があり、
前記伝動ケースの左右幅を縮少してミッションケースを
兼用する構造の簡略化並びに機体左右幅のコンパクト化
などを容易に図り得ない等の問題がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、左右前輪を駆動するフロントデフ
機構と、左右後輪を駆動する左右サイドクラッチ及びリ
ヤデフ機構を設け、左右後輪を駆動するリヤ出力軸上に
リヤデフ機構を配設させる移動農機の操向装置におい
て、エンジン動力を入力させるミッションケースの入力
ギヤをサイドクラッチ軸に設け、該サイドクラッチ軸上
に左右サイドクラッチを配設させると共に、左右サイド
クラッチとリヤデフ機構の間に左右中間軸を設けて左右
ブレーキを配設させたことを特徴とする。
機構と、左右後輪を駆動する左右サイドクラッチ及びリ
ヤデフ機構を設け、左右後輪を駆動するリヤ出力軸上に
リヤデフ機構を配設させる移動農機の操向装置におい
て、エンジン動力を入力させるミッションケースの入力
ギヤをサイドクラッチ軸に設け、該サイドクラッチ軸上
に左右サイドクラッチを配設させると共に、左右サイド
クラッチとリヤデフ機構の間に左右中間軸を設けて左右
ブレーキを配設させたことを特徴とする。
「作用」 従って、左右サイドクラッチと、左右ブレーキと、リ
ヤデフ機構を、機体前後方向に配列させてこれらの左右
取付幅を従来よりも縮少させることにより、ミッション
ケースを兼用して前記サイドクラッチ及びブレーキ及び
リヤデフ機構を取付ける構造の簡略化を容易に行ない得
ると共に、前記サイドクラッチ及びブレーキ及びリヤデ
フ機構を設けるミッションケースの左右幅縮少により機
体左右幅のコンパクト化などを容易に図り得るものであ
る。
ヤデフ機構を、機体前後方向に配列させてこれらの左右
取付幅を従来よりも縮少させることにより、ミッション
ケースを兼用して前記サイドクラッチ及びブレーキ及び
リヤデフ機構を取付ける構造の簡略化を容易に行ない得
ると共に、前記サイドクラッチ及びブレーキ及びリヤデ
フ機構を設けるミッションケースの左右幅縮少により機
体左右幅のコンパクト化などを容易に図り得るものであ
る。
「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は走行駆動系の説明図、第2図は乗用田植機の側面
図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭
乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体フ
レーム(3)後側をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前部両側にアクスル
ケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させ
ると共に、前記ミッションケース(4)の後部に伝動ケ
ース(7)を連設し、前記伝動ケース(7)を後端両側
に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エン
ジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付
け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後
部に操向ハンドル(14)を設ける。
図は走行駆動系の説明図、第2図は乗用田植機の側面
図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭
乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体フ
レーム(3)後側をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前部両側にアクスル
ケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させ
ると共に、前記ミッションケース(4)の後部に伝動ケ
ース(7)を連設し、前記伝動ケース(7)を後端両側
に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エン
ジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付
け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後
部に操向ハンドル(14)を設ける。
また、図中(15)は多条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、クランク
運動させる植付ケース(21)並びに植付爪駆動軸(22)
を介して植付ケース(20)に前記植付爪(17)を取付け
る。そして前記植付ケース(20)の下方に植付均平用の
中央及び左右サイドフロート(23)(24)(24)を植付
深さ調節リンク(25)を介して支持すると共に、前記植
付ケース(20)の前側にローリング支点軸(26)を介し
てヒッチプレート(27)を設け、トップリンク(28)及
びロワーリング(29)を含む三点リンク機構(30)並び
にヒッチプート(27)を介して前記走行車(1)後側に
この植付部(15)を連結させ、植付部(15)を昇降させ
る油圧シリンダ(31)を前記ミッションケース(4)後
部とトップリンク(28)との間に介設させ、前記油圧シ
リンダ(31)の伸縮動作で植付部(15)を昇降させる一
方、前記植付部(15)を降下させて各フロート(23)
(24)を着地させ、左右に往復移動させる苗載台(16)
から一株分の苗を植付爪(17)によって順次取出して植
付けるように構成している。
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、クランク
運動させる植付ケース(21)並びに植付爪駆動軸(22)
を介して植付ケース(20)に前記植付爪(17)を取付け
る。そして前記植付ケース(20)の下方に植付均平用の
中央及び左右サイドフロート(23)(24)(24)を植付
深さ調節リンク(25)を介して支持すると共に、前記植
付ケース(20)の前側にローリング支点軸(26)を介し
てヒッチプレート(27)を設け、トップリンク(28)及
びロワーリング(29)を含む三点リンク機構(30)並び
にヒッチプート(27)を介して前記走行車(1)後側に
この植付部(15)を連結させ、植付部(15)を昇降させ
る油圧シリンダ(31)を前記ミッションケース(4)後
部とトップリンク(28)との間に介設させ、前記油圧シ
リンダ(31)の伸縮動作で植付部(15)を昇降させる一
方、前記植付部(15)を降下させて各フロート(23)
(24)を着地させ、左右に往復移動させる苗載台(16)
から一株分の苗を植付爪(17)によって順次取出して植
付けるように構成している。
また図中(32)は走行変速レバー、(33)は植付昇降
レバー、(34)は植付深さ感度調節レバー、(35)はク
ラッチペダル、(36a)(36b)は左右ブレーキペダルで
ある。
レバー、(34)は植付深さ感度調節レバー、(35)はク
ラッチペダル、(36a)(36b)は左右ブレーキペダルで
ある。
第1図に示す如く、前記ミッションケース(4)はプ
ーリ(37)(38)及びベルト(39)を介し入力されるエ
ンジン(2)からの出力を前後輪(6)(8)にそれぞ
れ伝達させ機体を走行させるもので、前記ミッションケ
ース(4)のフロント出力軸(40)にフロントデフ機構
(41)及び左右減速ギヤ(42)を介して前輪(6)の車
軸(6a)を連動連結させている。
ーリ(37)(38)及びベルト(39)を介し入力されるエ
ンジン(2)からの出力を前後輪(6)(8)にそれぞ
れ伝達させ機体を走行させるもので、前記ミッションケ
ース(4)のフロント出力軸(40)にフロントデフ機構
(41)及び左右減速ギヤ(42)を介して前輪(6)の車
軸(6a)を連動連結させている。
また第4図にも示す如く、前記ミッションケース
(4)内には入力プーリ軸(38a)に変速ギヤ機構(図
示せず)を介し連動連結するサイドクラッチ軸(43)
と、該サイドクラッチ軸(43)の回転を左右のリヤ出力
軸(44)(44)に伝達する左右中間軸(45)(45)を備
えるもので、前記サイドクラッチ軸(43)には入力ギヤ
(46)と左右サイドクラッチ(47)(47)を構成する遊
転ギヤ(48)(48)を、また中間軸(45)(45)には前
記遊転ギヤ(48)(48)に噛合せて該軸(45)(45)を
回転させる左右中間ギヤ(49)(49)と、前記サイドク
ラッチ(47)(47)の切時該軸(45)(45)に制動を加
える左右ブレーキ(50)(50)とを設け、前記中間ギヤ
(49)(49)をリヤ出力軸(44)(44)の遊転ギヤ(5
1)(51)に噛合せると共に、該ギヤ(51)(51)の回
転を遊星式リヤデフ機構(52)を介しリヤ出力軸(44)
(44)に伝達するように構成している。
(4)内には入力プーリ軸(38a)に変速ギヤ機構(図
示せず)を介し連動連結するサイドクラッチ軸(43)
と、該サイドクラッチ軸(43)の回転を左右のリヤ出力
軸(44)(44)に伝達する左右中間軸(45)(45)を備
えるもので、前記サイドクラッチ軸(43)には入力ギヤ
(46)と左右サイドクラッチ(47)(47)を構成する遊
転ギヤ(48)(48)を、また中間軸(45)(45)には前
記遊転ギヤ(48)(48)に噛合せて該軸(45)(45)を
回転させる左右中間ギヤ(49)(49)と、前記サイドク
ラッチ(47)(47)の切時該軸(45)(45)に制動を加
える左右ブレーキ(50)(50)とを設け、前記中間ギヤ
(49)(49)をリヤ出力軸(44)(44)の遊転ギヤ(5
1)(51)に噛合せると共に、該ギヤ(51)(51)の回
転を遊星式リヤデフ機構(52)を介しリヤ出力軸(44)
(44)に伝達するように構成している。
第5図乃至第6図にも示す如く前記遊星式リヤデフ機
構(52)は、前記遊転ギヤ(51)(51)に一体連結する
左右サンギヤ(53)(54)と、この左右サンギヤ(53)
(54)にそれぞれ噛合う左右各3つのプラネタリーギヤ
(55)…(56)…と、これらプラネタリーギヤ(55)…
(56)…を各軸(57)…を介し保持する左右キャリア
(58)(59)と、前記プラネタリーギヤ(55)…(56)
…に内周歯部(60a)(61a)を噛合せる左右リングギヤ
(60)(61)と、これら左右リングギヤ(60)(61)の
外周歯部(60b)(61b)にそれぞれ噛合せると共に相互
にも噛合う左右差動ギヤ(62)(63)と、前記左リング
ギヤ(60)のピン孔(64)にデフロックレバー(65)及
びリンク機構(66)を介して挿入させてリングギヤ(6
0)をミッションケース(4)に位置固定するデフロッ
クピン(67)とを備え、前記ロックピン(67)によるロ
ック解除時差動ギヤ(62)(63)を相互回転可能状態と
させて、前記出力軸(44)(44)にチェン伝動機構(7
a)(7a)を介し連動連結する左右後輪(8)(8)の
差動駆動を行うように構成している。
構(52)は、前記遊転ギヤ(51)(51)に一体連結する
左右サンギヤ(53)(54)と、この左右サンギヤ(53)
(54)にそれぞれ噛合う左右各3つのプラネタリーギヤ
(55)…(56)…と、これらプラネタリーギヤ(55)…
(56)…を各軸(57)…を介し保持する左右キャリア
(58)(59)と、前記プラネタリーギヤ(55)…(56)
…に内周歯部(60a)(61a)を噛合せる左右リングギヤ
(60)(61)と、これら左右リングギヤ(60)(61)の
外周歯部(60b)(61b)にそれぞれ噛合せると共に相互
にも噛合う左右差動ギヤ(62)(63)と、前記左リング
ギヤ(60)のピン孔(64)にデフロックレバー(65)及
びリンク機構(66)を介して挿入させてリングギヤ(6
0)をミッションケース(4)に位置固定するデフロッ
クピン(67)とを備え、前記ロックピン(67)によるロ
ック解除時差動ギヤ(62)(63)を相互回転可能状態と
させて、前記出力軸(44)(44)にチェン伝動機構(7
a)(7a)を介し連動連結する左右後輪(8)(8)の
差動駆動を行うように構成している。
そして前記左右ブレーキペダル(36a)(36b)に、左
右サイドクラッチ(47)(47)を入切操作するクラッチ
レバー(68)(68)と、前記ブレーキ(50)(50)を作
動及び作動解除するブレーキレバー(69)(69)とをワ
イヤ(70)(70)を介して連結させると共に、デフロッ
ク操作レバー(71)に前記デフロックレバー(65)をワ
イヤ(72)を介して連結させ、前記操作レバー(71)に
よるデフロック状態での圃場走行中においては左右ブレ
ーキペダル(36a)(36b)の左右独立操作により左或い
は右クラッチ(47)を切動作すると同時に左或いは右ブ
レーキ(50)を作動させて左或いは右後輪(8)の回転
を停止させ機体の旋回を行う一方、前記操作レバー(7
1)によるデフロック解除状態での路上走行中において
は左右ブレーキペダル(36a)(36b)をペダルロックレ
バー(73)により一体連結して、これらペダル(36a)
(36b)の一体操作でもって左右後輪(8)(8)の同
時回転停止を行うように構成している。上記から明らか
なように、左右前輪(6)(6)を駆動するフロントデ
フ機構(41)と、左右後輪(8)(8)を駆動する左右
サイドクラッチ(47)(47)及びリヤデフ機構(52)を
設け、左右後輪(8)(8)を駆動するリヤ出力軸(4
4)上にリヤデフ機構(52)を配設させる移動農機の操
向装置において、エンジン(2)動力を入力させるミッ
ションケース(4)の入力ギヤ(46)をサイドクラッチ
軸(43)に設け、該サイドクラッチ軸(43)上に左右サ
イドクラッチ(47)(47)を配設させると共に、左右サ
イドクラッチ(47)(47)とリヤデフ機構(52)の間に
左右中間軸(45)(45)を設けて左右ブレーキ(50)
(50)を配設させ、左右サイドクラッチ(47)(47)
と、左右ブレーキ(50)(50)と、リヤデフ機構(52)
を、機体前後方向に配列させてこれらの左右取付幅を従
来よりも縮少させ、ミッションケース(4)を兼用して
前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤ
デフ機構(52)を取付ける構造の簡略化を図ると共に、
前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤ
デフ機構(52)を設けるミッションケース(4)の左右
幅縮少により機体左右幅のコンパクト化などを図るよう
に構成している。
右サイドクラッチ(47)(47)を入切操作するクラッチ
レバー(68)(68)と、前記ブレーキ(50)(50)を作
動及び作動解除するブレーキレバー(69)(69)とをワ
イヤ(70)(70)を介して連結させると共に、デフロッ
ク操作レバー(71)に前記デフロックレバー(65)をワ
イヤ(72)を介して連結させ、前記操作レバー(71)に
よるデフロック状態での圃場走行中においては左右ブレ
ーキペダル(36a)(36b)の左右独立操作により左或い
は右クラッチ(47)を切動作すると同時に左或いは右ブ
レーキ(50)を作動させて左或いは右後輪(8)の回転
を停止させ機体の旋回を行う一方、前記操作レバー(7
1)によるデフロック解除状態での路上走行中において
は左右ブレーキペダル(36a)(36b)をペダルロックレ
バー(73)により一体連結して、これらペダル(36a)
(36b)の一体操作でもって左右後輪(8)(8)の同
時回転停止を行うように構成している。上記から明らか
なように、左右前輪(6)(6)を駆動するフロントデ
フ機構(41)と、左右後輪(8)(8)を駆動する左右
サイドクラッチ(47)(47)及びリヤデフ機構(52)を
設け、左右後輪(8)(8)を駆動するリヤ出力軸(4
4)上にリヤデフ機構(52)を配設させる移動農機の操
向装置において、エンジン(2)動力を入力させるミッ
ションケース(4)の入力ギヤ(46)をサイドクラッチ
軸(43)に設け、該サイドクラッチ軸(43)上に左右サ
イドクラッチ(47)(47)を配設させると共に、左右サ
イドクラッチ(47)(47)とリヤデフ機構(52)の間に
左右中間軸(45)(45)を設けて左右ブレーキ(50)
(50)を配設させ、左右サイドクラッチ(47)(47)
と、左右ブレーキ(50)(50)と、リヤデフ機構(52)
を、機体前後方向に配列させてこれらの左右取付幅を従
来よりも縮少させ、ミッションケース(4)を兼用して
前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤ
デフ機構(52)を取付ける構造の簡略化を図ると共に、
前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤ
デフ機構(52)を設けるミッションケース(4)の左右
幅縮少により機体左右幅のコンパクト化などを図るよう
に構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、圃場にお
ける田植作業中にあっては前記操作レバー(71)により
ロックピン(67)をリングギヤ(60)のピン孔(64)に
挿入させてデフロック状態とさせ、前記ペダルロックレ
バー(73)のロック解除を行って左右ブレーキペダル
(36a)(36b)をそれぞれ独立に踏圧操作して左右何れ
か一方のサイドクラッチ(47)を切動作するとき、旋回
半径を小とした小廻りの機体旋回を行う一方、路上走行
時にあっては前記操作レバー(71)によりピン孔(64)
よりロックピン(67)を離脱させて、前記差動ギヤ(6
2)(63)を介して左右リングギヤ(60)(61)が連動
するデフ状態とさせ、左右ブレーキペダル(36a)(36
b)をペダルロックレバー(73)により一体連結状態と
させて、これらペダル(36a)(36b)が一体的に踏圧操
作されるとき前記左右サイドクラッチ(47)(47)を切
とすると同時に左右ブレーキ(50)(50)により中間軸
(45)(45)に制動を加えて左右後輪(8)(8)の回
転を中断させ機体の走行を停止させるものである。
ける田植作業中にあっては前記操作レバー(71)により
ロックピン(67)をリングギヤ(60)のピン孔(64)に
挿入させてデフロック状態とさせ、前記ペダルロックレ
バー(73)のロック解除を行って左右ブレーキペダル
(36a)(36b)をそれぞれ独立に踏圧操作して左右何れ
か一方のサイドクラッチ(47)を切動作するとき、旋回
半径を小とした小廻りの機体旋回を行う一方、路上走行
時にあっては前記操作レバー(71)によりピン孔(64)
よりロックピン(67)を離脱させて、前記差動ギヤ(6
2)(63)を介して左右リングギヤ(60)(61)が連動
するデフ状態とさせ、左右ブレーキペダル(36a)(36
b)をペダルロックレバー(73)により一体連結状態と
させて、これらペダル(36a)(36b)が一体的に踏圧操
作されるとき前記左右サイドクラッチ(47)(47)を切
とすると同時に左右ブレーキ(50)(50)により中間軸
(45)(45)に制動を加えて左右後輪(8)(8)の回
転を中断させ機体の走行を停止させるものである。
而して本実施例の場合路上走行時にあっては後輪
(8)(8)がデフ駆動するので、車輪のひきずりなど
のない良好な旋回が行えると共に、自動車の運転感覚と
同一の感覚での運転走行が可能となって安全性の向上が
図れ、一方圃場走行時にあってはサイドクラッチ(47)
(47)走行により旋回半径を小とした小廻り旋回が行え
ると共に直進時における機体の左右振れも低減できて快
適な田植作業が可能となるものである。
(8)(8)がデフ駆動するので、車輪のひきずりなど
のない良好な旋回が行えると共に、自動車の運転感覚と
同一の感覚での運転走行が可能となって安全性の向上が
図れ、一方圃場走行時にあってはサイドクラッチ(47)
(47)走行により旋回半径を小とした小廻り旋回が行え
ると共に直進時における機体の左右振れも低減できて快
適な田植作業が可能となるものである。
第7図乃至第位8図は他の変形構造例を示すもので、
該構造のものは前記左右リングギヤ(60)(61)の外周
歯部(60b)(61b)にそれぞれ噛合せる左右差動ギヤ
(62)(63)の各ギヤ軸(62a)(63a)に、もう一つの
相互噛合せ用副差動ギヤ(62b)(63b)を一体形成し
て、これらギヤ(62b)(63b)を相互に噛合せることに
より左右リングギヤ(60)(61)を連動させて左右後輪
(8)(8)の差動駆動を可能に構成したもので、以下
前述実施例と略一構成部分には同一番号を付してその詳
しい説明は省略する。
該構造のものは前記左右リングギヤ(60)(61)の外周
歯部(60b)(61b)にそれぞれ噛合せる左右差動ギヤ
(62)(63)の各ギヤ軸(62a)(63a)に、もう一つの
相互噛合せ用副差動ギヤ(62b)(63b)を一体形成し
て、これらギヤ(62b)(63b)を相互に噛合せることに
より左右リングギヤ(60)(61)を連動させて左右後輪
(8)(8)の差動駆動を可能に構成したもので、以下
前述実施例と略一構成部分には同一番号を付してその詳
しい説明は省略する。
第9図はさらに他の変形構造例を示すもので、前述実
施例にあってはリヤデフ機構(52)の入力前段側に左右
サイドクラッチ(47)を設ける構成を示したが、該実施
例にあってはリヤデフ機構(52)の出力後段側に左右サ
イドクラッチ(47)を設けるようにしたものであり、リ
ヤデフ機構(52)はドライブピニオンギヤ(74).ドラ
イブサイドギヤ(75).デフピニオンギヤ(76).デフ
サイドギヤ(77).デフケース(78).デフロック用爪
クラッチ(79)などを備え、デフサイドギヤ軸(80)
(80)とミッションケース(4)の左右リヤ出力軸(4
4)(44)との間に左右サイドクラッチ(47)(47)を
介設すると共に、前記左右出力軸(44)(44)をそれぞ
れ回転停止させるブレーキ(81)(81)のブレーキレバ
ー(81a)(81a)と、前記サイドクラッチ(47)(47)
の切操作用クラッチレバー(82)とを左右のブレーキペ
ダル(36a)(36b)にワイヤ(83)を介して連結させ、
前記左右ブレーキペダル(36a)(36b)の踏圧操作時に
あっては左右サイドクラッチ(47)を切とする同時に左
右出力軸(44)にブレーキ(81)による制動を加えてこ
の側の後輪(8)の駆動を停止させるように構成してい
る。また前記爪クラッチ(79)を噛合せてデフサイドギ
ヤ軸(80)とデフケース(78)を一体とさせるデフロッ
クレバー(84)と、前記左右デフサイドギヤ軸(80)
(80)をそれぞれ回転停止させるブレーキ(85)(85)
のブレーキレバー(85a)(85a)とにデフロック操作レ
バー(71)をワイヤ(86)を介して連結させるもので、
前記レバー(71)とブレーキレバー(85a)(85a)間で
ペダル軸(87)上にペダル連係部材(88)を介設し、前
記レバー(71)による爪クラッチ(79)のデフロック操
作時つまりギヤ軸(80)とデフケース(78)との一体結
合時左右デフサイドギヤ軸(80)(80)を一体回転させ
る一方、前記レバー(71)によるデフ操作時つまりギヤ
軸(80)とデフケース(78)の結合解除時であって前記
ロックレバー(73)のロック解除時つまりペダル(36
a)(36b)の左右独立時スライドレバー(89)を介して
前記連係部材(88)をペダル軸(87)上をスライドさせ
てペダル(36a)(36b)に近接させる状態に位置保持
し、左右何れか一方のブレーキペダル(36a)(36b)の
踏圧操作に基づき左右サイドクラッチ(47)の何れか一
方を切とするとき、この切側の連係部材(88)にブレー
キペダル(36a)(36b)の固定係合板(90)を係合させ
てブレーキレバー(85a)を同時操作しこの切側のギヤ
軸(80)にブレーキ(85)による制動を加えて、この反
対側となるサイドクラッチ(47)入側の出力軸(44)が
支障なく差動回転を行うように構成している。
施例にあってはリヤデフ機構(52)の入力前段側に左右
サイドクラッチ(47)を設ける構成を示したが、該実施
例にあってはリヤデフ機構(52)の出力後段側に左右サ
イドクラッチ(47)を設けるようにしたものであり、リ
ヤデフ機構(52)はドライブピニオンギヤ(74).ドラ
イブサイドギヤ(75).デフピニオンギヤ(76).デフ
サイドギヤ(77).デフケース(78).デフロック用爪
クラッチ(79)などを備え、デフサイドギヤ軸(80)
(80)とミッションケース(4)の左右リヤ出力軸(4
4)(44)との間に左右サイドクラッチ(47)(47)を
介設すると共に、前記左右出力軸(44)(44)をそれぞ
れ回転停止させるブレーキ(81)(81)のブレーキレバ
ー(81a)(81a)と、前記サイドクラッチ(47)(47)
の切操作用クラッチレバー(82)とを左右のブレーキペ
ダル(36a)(36b)にワイヤ(83)を介して連結させ、
前記左右ブレーキペダル(36a)(36b)の踏圧操作時に
あっては左右サイドクラッチ(47)を切とする同時に左
右出力軸(44)にブレーキ(81)による制動を加えてこ
の側の後輪(8)の駆動を停止させるように構成してい
る。また前記爪クラッチ(79)を噛合せてデフサイドギ
ヤ軸(80)とデフケース(78)を一体とさせるデフロッ
クレバー(84)と、前記左右デフサイドギヤ軸(80)
(80)をそれぞれ回転停止させるブレーキ(85)(85)
のブレーキレバー(85a)(85a)とにデフロック操作レ
バー(71)をワイヤ(86)を介して連結させるもので、
前記レバー(71)とブレーキレバー(85a)(85a)間で
ペダル軸(87)上にペダル連係部材(88)を介設し、前
記レバー(71)による爪クラッチ(79)のデフロック操
作時つまりギヤ軸(80)とデフケース(78)との一体結
合時左右デフサイドギヤ軸(80)(80)を一体回転させ
る一方、前記レバー(71)によるデフ操作時つまりギヤ
軸(80)とデフケース(78)の結合解除時であって前記
ロックレバー(73)のロック解除時つまりペダル(36
a)(36b)の左右独立時スライドレバー(89)を介して
前記連係部材(88)をペダル軸(87)上をスライドさせ
てペダル(36a)(36b)に近接させる状態に位置保持
し、左右何れか一方のブレーキペダル(36a)(36b)の
踏圧操作に基づき左右サイドクラッチ(47)の何れか一
方を切とするとき、この切側の連係部材(88)にブレー
キペダル(36a)(36b)の固定係合板(90)を係合させ
てブレーキレバー(85a)を同時操作しこの切側のギヤ
軸(80)にブレーキ(85)による制動を加えて、この反
対側となるサイドクラッチ(47)入側の出力軸(44)が
支障なく差動回転を行うように構成している。
而して通常の田植作業中にあっては前記レバー(71)
操作によりデフロック状態とし前記左右ブレーキペダル
(36a)(36b)の左右独立操作により左右サイドクラッ
チ(47)(47)の何れか一方が切となって圃場での機体
旋回が行われる一方、路上走行時にあっては前記レバー
(71)操作により爪クラッチ(79)の係合解除が行われ
てデフ状態となって後輪(8)の差動走行が行われる。
そして差動走行中、前記レバー(73)により左右ブレー
キペダル(36a)(36b)を一体連結させて踏圧操作する
とき、左右サイドクラッチ(47)(47)が同時に切状態
となってその走行が停止する。また差動走行中、前記ロ
ックレバー(73)のロックが解除され左右ブレーキペダ
ル(36a)(36b)が左右独立に操作されて左右何れか一
方のサイドクラッチ(47)が切となるとき、この切側の
出力軸(44)に前記ブレーキ(81)の制動が加えられて
この切側の後輪(8)の回転が停止すると同時に、前記
連係部材(88)を介してブレーキレバー(85a)が操作
されてこの切側のデフサイドギヤ軸(80)に前記ブレー
キ(85)による制動が加えられてその回転を停止させ
る。この結果差動走行中左右何れか一方のサイドクラッ
チ(47)が切状態となるときこの切側のギヤ軸(80)が
無負荷高速回転となって他方のサイドクラッチ(47)入
側の後輪(8)が回転できなくなるという不都合が防止
される。
操作によりデフロック状態とし前記左右ブレーキペダル
(36a)(36b)の左右独立操作により左右サイドクラッ
チ(47)(47)の何れか一方が切となって圃場での機体
旋回が行われる一方、路上走行時にあっては前記レバー
(71)操作により爪クラッチ(79)の係合解除が行われ
てデフ状態となって後輪(8)の差動走行が行われる。
そして差動走行中、前記レバー(73)により左右ブレー
キペダル(36a)(36b)を一体連結させて踏圧操作する
とき、左右サイドクラッチ(47)(47)が同時に切状態
となってその走行が停止する。また差動走行中、前記ロ
ックレバー(73)のロックが解除され左右ブレーキペダ
ル(36a)(36b)が左右独立に操作されて左右何れか一
方のサイドクラッチ(47)が切となるとき、この切側の
出力軸(44)に前記ブレーキ(81)の制動が加えられて
この切側の後輪(8)の回転が停止すると同時に、前記
連係部材(88)を介してブレーキレバー(85a)が操作
されてこの切側のデフサイドギヤ軸(80)に前記ブレー
キ(85)による制動が加えられてその回転を停止させ
る。この結果差動走行中左右何れか一方のサイドクラッ
チ(47)が切状態となるときこの切側のギヤ軸(80)が
無負荷高速回転となって他方のサイドクラッチ(47)入
側の後輪(8)が回転できなくなるという不都合が防止
される。
このようにデフロック状態での走行中においては、ブ
レーキペダル(36a)(36b)の左右独立或いは一体操作
により左右サイドクラッチ(47)(47)をそれぞれ単独
に或いは二つ同時に入切して左右後輪(8)(8)の何
れか一方或いは両方の駆動及び駆動停止を図る一方、デ
フ状態の走行中においては前記ロックレバー(73)のロ
ック解除時つまり左右ブレーキペダル(36a)(36b)の
左右独立状態時のみブレーキペダル(36a)(36b)とペ
ダル連係部材(88)とを連動連結状態とさせて、左右何
れか一方のペダル(36a)或いは(36b)操作時サイドク
ラッチ(47)とブレーキ(81)を作動すると同時にブレ
ーキ(85)も作動させて、サイドクラッチ(47)入側の
後輪(8)を支障なく回転させ、このデフ走行中ロック
レバー(73)を介し左右ブレーキペダル(36a)(36b)
が一体操作される状態のとき前記連係部材(88)はブレ
ーキペダル(36a)(36b)とは連動せずしたがってブレ
ーキ(85)の作動も行われないものである。
レーキペダル(36a)(36b)の左右独立或いは一体操作
により左右サイドクラッチ(47)(47)をそれぞれ単独
に或いは二つ同時に入切して左右後輪(8)(8)の何
れか一方或いは両方の駆動及び駆動停止を図る一方、デ
フ状態の走行中においては前記ロックレバー(73)のロ
ック解除時つまり左右ブレーキペダル(36a)(36b)の
左右独立状態時のみブレーキペダル(36a)(36b)とペ
ダル連係部材(88)とを連動連結状態とさせて、左右何
れか一方のペダル(36a)或いは(36b)操作時サイドク
ラッチ(47)とブレーキ(81)を作動すると同時にブレ
ーキ(85)も作動させて、サイドクラッチ(47)入側の
後輪(8)を支障なく回転させ、このデフ走行中ロック
レバー(73)を介し左右ブレーキペダル(36a)(36b)
が一体操作される状態のとき前記連係部材(88)はブレ
ーキペダル(36a)(36b)とは連動せずしたがってブレ
ーキ(85)の作動も行われないものである。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、左右前輪
(6)(6)を駆動するフロントデフ機構(41)と、左
右後輪(8)(8)を駆動する左右サイドクラッチ(4
7)(47)及びリヤデフ機構(52)を設け、左右後輪
(8)(8)を駆動するリヤ出力軸(44)上にリヤデフ
機構(52)を配設させる移動農機の操向装置において、
エンジン(2)動力を入力させるミッションケース
(4)の入力ギヤ(46)をサイドクラッチ軸(43)に設
け、該サイドクラッチ軸(43)上に左右サイドクラッチ
(47)(47)を配設させると共に、左右サイドクラッチ
(47)(47)とリヤデフ機構(52)の間に左右中間軸
(45)(45)を設けて左右ブレーキ(50)(50)を配設
させたもので、左右サイドクラッチ(47)(47)と、左
右ブレーキ(50)(50)と、リヤデフ機構(52)を、機
体前後方向に配列させてこれらの左右取付幅を従来より
も縮少させ、ミッションケース(4)を兼用して前記サ
イドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤデフ機
構(52)を取付ける構造の簡略化を容易に行うことがで
きると共に、前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ
(50)及びリヤデフ機構(52)を設けるミッションケー
ス(4)の左右幅縮少により機体左右幅のコンパクト化
などを容易に図ることができるものである。
(6)(6)を駆動するフロントデフ機構(41)と、左
右後輪(8)(8)を駆動する左右サイドクラッチ(4
7)(47)及びリヤデフ機構(52)を設け、左右後輪
(8)(8)を駆動するリヤ出力軸(44)上にリヤデフ
機構(52)を配設させる移動農機の操向装置において、
エンジン(2)動力を入力させるミッションケース
(4)の入力ギヤ(46)をサイドクラッチ軸(43)に設
け、該サイドクラッチ軸(43)上に左右サイドクラッチ
(47)(47)を配設させると共に、左右サイドクラッチ
(47)(47)とリヤデフ機構(52)の間に左右中間軸
(45)(45)を設けて左右ブレーキ(50)(50)を配設
させたもので、左右サイドクラッチ(47)(47)と、左
右ブレーキ(50)(50)と、リヤデフ機構(52)を、機
体前後方向に配列させてこれらの左右取付幅を従来より
も縮少させ、ミッションケース(4)を兼用して前記サ
イドクラッチ(47)及びブレーキ(50)及びリヤデフ機
構(52)を取付ける構造の簡略化を容易に行うことがで
きると共に、前記サイドクラッチ(47)及びブレーキ
(50)及びリヤデフ機構(52)を設けるミッションケー
ス(4)の左右幅縮少により機体左右幅のコンパクト化
などを容易に図ることができるものである。
第1図は駆動系の説明図、第2図は田植機の全体側面
図、第3図は同平面図、第4図はミッションケースの断
面説明図、第5図はリヤデフ機構部の説明図、第6図は
デフロックピン部の説明図、第7図乃至第8図は他の変
形構造例を示す説明図、第9図はさらに他の変形構造例
を示す説明図である。 (6)……前輪 (8)……後輪 (41)……フロントデフ機構 (47)……左右サイドクラッチ (52)……リヤデフ機構
図、第3図は同平面図、第4図はミッションケースの断
面説明図、第5図はリヤデフ機構部の説明図、第6図は
デフロックピン部の説明図、第7図乃至第8図は他の変
形構造例を示す説明図、第9図はさらに他の変形構造例
を示す説明図である。 (6)……前輪 (8)……後輪 (41)……フロントデフ機構 (47)……左右サイドクラッチ (52)……リヤデフ機構
Claims (1)
- 【請求項1】左右前輪(6)(6)を駆動するフロント
デフ機構(41)と、左右後輪(8)(8)を駆動する左
右サイドクラッチ(47)(47)及びリヤデフ機構(52)
を設け、左右後輪(8)(8)を駆動するリヤ出力軸
(44)上にリヤデフ機構(52)を配設させる移動農機の
操向装置において、エンジン(2)動力を入力させるミ
ッションケース(4)の入力ギヤ(46)をサイドクラッ
チ軸(43)に設け、該サイドクラッチ軸(43)上に左右
サイドクラッチ(47)(47)を配設させると共に、左右
サイドクラッチ(47)(47)とリヤデフ機構(52)の間
に左右中間軸(45)(45)を設けて左右ブレーキ(50)
(50)を配設させたことを特徴とする移動農機の操向装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62319278A JP2623270B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 移動農機の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62319278A JP2623270B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 移動農機の操向装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160783A JPH01160783A (ja) | 1989-06-23 |
JP2623270B2 true JP2623270B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18108421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62319278A Expired - Fee Related JP2623270B2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | 移動農機の操向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623270B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5095676B2 (ja) * | 2009-05-15 | 2012-12-12 | 株式会社熊谷農機 | 乗用溝切り機 |
WO2014089157A1 (en) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Mtd Products Inc | Vehicle drive control systems |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61119423A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-06 | Kubota Ltd | 四輪駆動型作業車 |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP62319278A patent/JP2623270B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160783A (ja) | 1989-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |