JPS6242848Y2 - - Google Patents

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JPS6242848Y2
JPS6242848Y2 JP7890280U JP7890280U JPS6242848Y2 JP S6242848 Y2 JPS6242848 Y2 JP S6242848Y2 JP 7890280 U JP7890280 U JP 7890280U JP 7890280 U JP7890280 U JP 7890280U JP S6242848 Y2 JPS6242848 Y2 JP S6242848Y2
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JP
Japan
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parking brake
fixed
brake lever
fender
lever
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JP7890280U
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JPS573061U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクターの駐車ブレーキの操作
をレバーにより操作可能に構成し、該駐車ブレー
キレバーの操作部をフエンダーブラケツトに設け
た構成に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の駐車ブレーキ装置はトラクターのミツシ
ヨンケース右側に並設された左右のブレーキペダ
ルを係合連結しており、踏み込んだ後に駐車ブレ
ーキストツパーで固定して駐車制動を行つていた
のである。
例えば実公昭53−43627号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし農用トラクターが高級化するにつれて、
より運転操作系統の高級化も進み、駐車ブレーキ
装置も自動車と同様の駐車ブレーキレバーを引い
て係合固定する方法が用いられるようになつたの
である。
しかし、ミツシヨンケースの側方には駐車ブレ
ーキレバーの枢支体を固定するに良い場所がな
く、ミツシヨンケースや油圧ケースの近辺から枢
支体の支持片を突出させていたのである。しか
し、駐車ブレーキレバーは強く引き操作をするの
で支持片が変形しやすく、又ミツシヨンケース側
壁近くではオペレーターの足がレバー操作の邪魔
になつたり、ミツシヨンケースの側壁に接近しす
ぎていた為に、レバー操作がしにくい等の欠点が
あつたのである。
本考案はこれらの欠点を改善したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
セイフテイフレームの後部下脚24をリアアク
スルハウジング11に載置固定し、該後部下脚2
4の中途部にフエンダーブラケツト42を固設
し、該フエンダーブラケツト42に、フエンダー
43の補強体43aと駐車ブレーキレバー枢支体
58を固着し、該駐車ブレーキレバー枢支体58
にピン58aを介して駐車ブレーキレバー20を
枢支したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の駐車ブレーキ装置を設けた農
用トラクターの全体側面図である。
ボンネツト1内にデイーゼルエンジン2を内蔵
し、該デイーゼルエンジン2の下部前面に鋳物製
のフロントアクスルブラケツト4を固設し、更に
フロントアクスルブラケツト4の前面にフロント
ウエイト取付体3を固設する。フロントアクスル
ブラケツト4の下方湾曲部において、センターピ
ン6にフロントアクスル7を枢支している。
フロントアクスル7の両端にキングピンを立設
し、該キングピン先端の前車輪に前輪5,5を支
架する。
エンジン2の後面にクラツチハウジング8を固
設し、該クラツチハウジング8の後面にミツシヨ
ンケース9を固設し、更にミツシヨンケース9の
後面にリアアクスルケース10を固設する。
リアアクスルケース10の後面にPTO軸28
を突設し、下面にドローバー13を設置し、側面
にリアアクスルハウジング11を貼設する。
該リアアクスルハウジング11の中途部にセイ
フテイフレーム装置の下脚基部を固定する。更に
ロワーリンク14の基部をもリアアクスルハウジ
ング11に置いている。
リアアクスルハウジング11内に軸受支承した
車軸12に後輪41,41を支架する。リアアク
スルケース10の上面に油圧ケース37を載置
し、該油圧ケース37内の油圧シリンダーによつ
て回動されるリフトアーム17を後方へ突出す
る。該リフトアーム17の先端に枢結したリフト
リンク16の先端はロワーリンク14の中途部に
枢結されている。
更に油圧ケース37の後面にトツプリンクヒン
ジ48が固設され、該トツプリンクヒンジ48に
トツプリンク15が枢結されている。
更に油圧ケース37の上面にシート29が前後
上下に調節可能に設置されている。シートに座つ
たオペレーターはボンネツト後端のステアリング
ハンドル30を操作し、主変速レバー19、副変
速レバー18、駐車ブレーキレバー20、PTO
クラツチレバー21、PTO変速レバー22、油
圧操作レバー36等を操作する。
又足にて左右のブレーキペダル27、クラツチ
ペダル等を踏足操作する。
後車輪14とリアアクスルケース10との間に
フエンダー43が立設されており、その基部はセ
イフテイフレームの後部下脚24の下方に設けた
フエンダーブラケツト42に固定されている。同
時に該フエンダーブラケツト42に駐車ブレーキ
レバー20の支持体59が固定されている。
セイフテイフレーム装置は後部下脚24、後部
上脚23、前部下脚26、前部上脚25、ルーフ
31により構成され、前部下脚26はクラツチハ
ウジング8の下面に固定され、後部下脚24はリ
アアクスルハウジング11に固設されている。
第2図は駐車ブレーキレバー20の支持方法を
示す側面図、第3図は同じく平面図である。
ブレーキペダルは右ブレーキペダル27b、左
ブレーキペダル27a共にミツシヨンケース9の
右側に集められており、右ブレーキペダル27b
を踏めばリンク57により右ブレーキ装置が制動
する。
左ブレーキペダル27aを踏めば連結軸51を
介してアーム51aが回動し、リンク53を介し
て左ブレーキ装置が制動する。
駐車ブレーキレバー20に枢支されたリンク5
2の先端に連結軸51に枢支された回動アーム5
0が枢結され、該回動アーム50に係合ピン56
が固設されている。
駐車ブレーキレバー20を回動させると、該係
合ピン56が回動アーム51aをスプリング54
に抗して強制的に前方へ回動させて、左ブレーキ
装置が作動され、更に左ブレーキペダル27aと
右ブレーキペダル27bが一体的に作動すべく連
結されている場合には、左右のブレーキ装置が同
時に制動されて、オペレーターが足でペダル27
をふまなくてもブレーキが制動するのである。
駐車ブレーキレバー20は駐車ブレーキレバー
枢支体58にピン58aにて枢支され駐車ブレー
キレバー枢支体58は支持体59にボルトにて長
孔に固定されている。支持体59はフエンダーブ
ラケツト42に固定されている。55はステツプ
である。
第4図はフエンダーとセイフテイフレームの支
持部を示す側面図、第5図は同じく前面図であ
る。
セイフテイフレームの後部下脚24の下端の座
24aをリアアクスルハウジング11上に載置し
長尺ボルト24cと下当金24bとによつて固定
する。フエンダーブラケツト42は座24aのや
や上方に溶接にて固定する。
フエンダー43の補強体43a下端のフエンダ
ー取付体をフエンダーブラケツト42に固定して
いる。
そしてフエンダーブラケツト42の一部に駐車
ブレーキレバー枢支体58の支持体59が固定さ
れている。
セイフテイフレームの後部下脚24は、本実施
例においては、後部上脚23とは別体に構成され
ているが一体であつても良いものである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、セイフテイフレームの後部下脚24を
リアアクスルハウジング11の上面に付設し、該
後部下脚24にフエンダーブラケツト42を設け
たことにより、リアアクスルハウジング11の上
に取り付ける部分は後部下脚24の部分のみで良
く、該フエンダーブラケツト42に固着するフエ
ンダー43や駐車ブレーキレバー20は、リアア
クスルハウジング11の上面よりも離した上方の
位置に装着が可能となり、駐車ブレーキレバー2
0をオペレーターが最も操作し易い位置に配置す
ることが出来たものである。
第2に、従来、ミツシヨンケース側面や、油圧
ケースに駐車ブレーキ枢支体を設けて、駐車ブレ
ーキレバーを枢支していたものに比較して、フエ
ンダーブラケツトを利用して、そのまま駐車ブレ
ーキレバーを枢支支持することができ、構造が簡
単であり、かつミツシヨンケースから離れた位置
で駐車ブレーキレバー20の操作し易い位置に配
置することができ、思い切つてブレーキレバーの
引つ張り操作をしても、ミツシヨンケースから長
い枢支体を突出したものに比較して壊れることが
ない等の利点を有するものである。
第3に、従来はオペレーターの座つた足の近く
で、シート29へ昇降するオペレーターの足に邪
魔になるような位置に駐車ブレーキストツパーや
駐車ブレーキレバーが配置されていたのである
が、本考案ではフエンダーブラケツト42の部分
に支持体59を配置して、駐車ブレーキレバー2
0を枢支することにより、オペレーターの乗降経
路からレバーを遠ざけることができたので、オペ
レーターのシート回りをすつきりした空間とする
ことが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の駐車ブレーキ装置を設けた農
用トラクターの全体側面図、第2図は駐車ブレー
キレバー20の支持方法を示す側面図、第3図は
同じく平面図、第4図はフエンダーとセイフテイ
フレームの支持部を示す側面図、第5図は同じく
フエンダーとセイフテイフレームの支持部を示す
前面図である。 20……駐車ブレーキレバー、24……セイフ
テイフレーム後部下脚、27……ブレーキペダ
ル、42……フエンダーブラケツト、58……駐
車ブレーキレバー枢支体、59……支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セイフテイフレームの後部下脚24をリアアク
    スルハウジング11に載置固定し、該後部下脚2
    4の中途部にフエンダーブラケツト42を固設
    し、該フエンダーブラケツト42に、フエンダー
    43の補強体43aと駐車ブレーキレバー枢支体
    58を固着し、該駐車ブレーキレバー枢支体58
    にピン58aを介して駐車ブレーキレバー20を
    枢支したことを特徴とする農用トラクターの駐車
    ブレーキ装置。
JP7890280U 1980-06-06 1980-06-06 Expired JPS6242848Y2 (ja)

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JP7890280U JPS6242848Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JP7890280U JPS6242848Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JPS573061U JPS573061U (ja) 1982-01-08
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JPH0527321Y2 (ja) * 1987-12-10 1993-07-12
JP4611732B2 (ja) * 2004-12-24 2011-01-12 ヤンマー株式会社 トラクタ

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JPS573061U (ja) 1982-01-08

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