JP2504642Y2 - 乗用移動農機 - Google Patents

乗用移動農機

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JP2504642Y2
JP2504642Y2 JP1988157172U JP15717288U JP2504642Y2 JP 2504642 Y2 JP2504642 Y2 JP 2504642Y2 JP 1988157172 U JP1988157172 U JP 1988157172U JP 15717288 U JP15717288 U JP 15717288U JP 2504642 Y2 JP2504642 Y2 JP 2504642Y2
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JP
Japan
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scaffolding
frame
bonnet
engine
agricultural machine
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JP1988157172U
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JPH0277156U (ja
Inventor
晃 猪股
佐々木克
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、前部にエンジンを搭載し、その後部に運転
席を設け、機体に苗植機、施肥機、防除機、または播種
機等の作業機を装着するようにした乗用移動農機におい
て、ボンネット部及び足場ステップ部等の下部に配設し
たエンジンや各種の機器のメンテナンスを容易に行うこ
とができるようにした乗用移動農機に関する。
(ロ)従来技術 従来、ボンネットや運転部のステップ部を開閉しその
下部のエンジンや各種の機器のメンテナンスを行うよう
にしたもの、及び運転席部前方に足場ステップを設けた
乗用移動農機は、実開昭57-48179号公報及び特開昭60-1
07463号公報で公知である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、前者のものは、メンテナンスを行う際にボン
ネットとステップ部を夫々別々に開閉するようになって
おり、且つステップ部は運転操作部全体を占める大きな
なもので、これを持ち上げるには、ボンネット及びカバ
ー類、計器ボックス、運転操作レバー、座席、ペタル等
の構成部材を一緒に持ち上げなければならない為、重い
上、計器ボックス及び運転操作レバーやペタル等の車体
側との連動機構を複雑とし、更に持ち上げ時にはこれら
構成部材と車体側に設けたエンジンとの干渉防止を考慮
しなければならない等種々の問題があるとともに、後者
のものは、足場ステップを有するが運転ステップやフエ
ンダと一体成形され開閉する構成にはなっていないた
め、メンテナンスの容易化は図られていない。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで本考案は、前部にエンジンを搭載し、その後部
に運転部を設けた乗用移動農機において、機体フレーム
1の上部に運転ステップ13を設け、前記エンジンを覆う
ボンネット部37と、その下部両側に位置し縁部に垂下部
38aを有する足場ステップ部38とを一体的に形成し、該
足場ステップ部38又はボンネット部37の前部を機枠に支
点軸39により回動可能に枢着せしめ、足場ステップ部38
の後部を、前記運転ステップ13の前部に重合させ、この
重合部にペタル操作孔40を形成するとともに、前記垂下
部38aを運転ステップ13の縁部に重合させるようになし
たことにより、前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 メンテナンスを行う時は、ボンネット部37を開くと足
場ステップ部38も一体的に大きく上昇回動しその下部が
一挙に露出するので、エンジンの整備点検はもとより、
前輪の駆動部その他の機器のメンテナンスを容易に行う
ことができる。そしてボンネット部37を下降させ足場ス
テップ部38の後部を運転ステップ13の前部に重合させた
時、該重合部にペタル操作孔40が形成されると共に、足
場ステップ部38に設けた垂下部38aが運転ステップ13の
外側に重合して足場ステップ部38の横ずれを防止する。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、1は機
体フレームであってその前部にブラケット1aを固定しこ
れをミッションケース2に螺着し、後部には後輪4に伝
動するリヤアクスルケース3を取付け、ミッションケー
ス2の両側から突出したフロントアクスルケース5,5に
は前輪6,6を伝動可能に軸支し、ミッションケース2か
ら前方へ延出したエンジンフレームにはエンジンを搭載
してある。
また、前記機体フレーム1の後部に立設した左右一対
の支柱7には、植付装置8をトップリンク9とロアリン
ク10とにより昇降自在に装着してあり、図示してない
が、機体フレーム1の後部に取付け油圧シリンダをトッ
プリンク9に連結してあり、ミッションケース2の後面
下部から突出した後輪駆動軸11はプロペラシャフト12を
介してリヤアクスルケース3の入力軸に伝動し、図示し
ていないが、ミッションケース2の後面上部寄りから突
出したPTO軸は中間軸及びヨークジョイントを介して植
付装置の伝動ケースから突出した入力軸に伝動する。
運転ステップ13の前部にはステアリングコラム15、主
変速レバー16、副変速レバー17、クラッチペタル18及び
計器盤20等を設け、後部には運転席21を設けてある。
そして、前記運転ステップ13を取付けるステップフレ
ーム22は、第6図にに示すように角パイプからなる左右
一対の縦フレーム23と、それらの後端面にそれぞれプレ
ート25を介して熔接した角パイプからなる横フレーム26
(但し、頂板の一部は後方へ延出している)と、前記縦
フレーム23の前部寄り内側面に熔接した一対の前部受板
27,27と、前記横フレーム26の両端後面に熔接されてい
る角筒からなる補助フレーム28の後端に固定した後部受
板30とで構成されており、前記縦フレーム23、プレート
25、横フレーム26、前部受板27及び後部受板30の上面は
略単一の平面となって前記運転ステップ13の支承面を構
成しており、前記運転ステップ13は中央ステップ13aと
両側の側部ステップ13bとに分割され、中央ステップ13a
は前部を前記ブラケット1aの上面とボンネットリヤカバ
ー29の下部との間に挿入して螺子によりそれらを共締め
して着脱可能に締着し、後部は横フレーム26の上面に、
側部ステップ13b,13b,は前部を前部受板27に、中間部は
横フレーム26に、後部は後部受板30に、夫々着脱可能に
螺着してあり、側部ステップ13bは後部を斜め後方上方
に延出させて予備苗を植付装置8の苗載台8aに補給する
際に使用するステップと後輪4のフェンダーとを兼ねた
フェンダーステップ13cに形成し、該側部ステップ13bの
前部は前部受板27に、中間部は横フレーム26に、後部は
後部受板30に、それぞれ着脱可能に螺着してあるが、こ
れに限定されるものではなく、前記中央ステップ13aと
その左右の側部ステップ13b,13bとを一体に成型した単
一の運転ステップ13として螺着しても良く、該運転ステ
ップ13上にはゴムマット34が敷いてある。
また、進行方向右側の前記前部受板27に上端を固定し
た支持部材31と、左側の縦フレーム23に上端部を熔接し
た支持部材32の下端に固定した取付板33とはそれぞれ前
記フロントアクスルケース5,5の後面に螺着し、その機
体フレーム1には上部が外側方へ向けて横方向に屈曲さ
れた支持部材35を立設し、この支持部材35上に前記横フ
レーム26を螺着してある。36は補強部材である。
前記エンジンを覆うボンネット部37とその下部両側か
ら前部に亘る足場ステップ部38,38とは一体に成型して
あり、その前部をエンジンフレームに支点軸39により一
体的に回動自在に枢着し、足場ステップ部38の後端部は
前記側部ステップ13bの前部上に重合しており、この重
合部の内方部分は第2図に示すように両者を切欠してペ
タル操作孔40を構成してあり、足場ステップ部38の切欠
部と対応する後方延出部の縁部には、側部ステップ13b
の切欠部と対応する前方延出部の縁部に係合する垂下部
38aが下方に向けて突設されている。
41はU字状の昇降ステップであって、前部を前記プレ
ート25に熔接し、後部を後部受板30に固定して斜め外側
下方へ向かっている。
42はミッションケース2の前方両側にそれぞれ配設し
た肥料タンクであって、その後面に突設し上下方向のリ
ブを前記縦フレーム23,23の前端に固定したブラケット4
3にボルトで締着し、下面と外側面は、エンジンフレー
ムに固定した受枠44にて支持されており、上面は前記足
場ステップ部38を支持している。
而して、エンジンまたは前輪駆動部を整備点検した
り、肥料タンク42に肥料を供給する等の作業を行う時
は、ボンネット部37を上方へ引き上げ前方へ回動する
と、足場ステップ部38も一体的に上昇回動するので、当
該整備点検部および料タンク42は全面的に露出する。作
業終了後ボンネット部37を下降回動させると、足場ステ
ップ部38の後部は運転ステップ13の前部上面に重合する
とともに、ペダル操作孔40が形成されるとともに、足場
ステップ部38の垂下部38aが運転ステップ13の縁部に重
合しその横づれが防止される。
また、ステップフレーム22を取付る時、支持部材31
と、取付板33をフロントアクスルケース5に螺着し、横
フレーム26を支持部材35に載せて螺着するだけで簡単に
組付けることができ、この組付けによりステップフレー
ム22の上面をほぼ水平にすることができ、このステップ
フレーム22上に運転ステップ13をのせて螺着することに
より該運転ステップ13を格別の注意を払わなくともほぼ
水平にすることができる。更に、運転ステップ13の下部
には作業機としての植付装置8を制御するための機器、
又はその他の機器が配設されており、これらを整備点検
する時、前記運転ステップ13を簡単に取外すことができ
る。
(ト)考案の効果 本考案は前述のように、前部にエンジンを搭載し、そ
の後部に運転部を設けた乗用移動農機において、機体フ
レーム1の上部に運転ステップ13を設け、前記エンジン
を覆うボンネット部37と、その下部両側に位置し縁部に
垂下部38aを有する足場ステップ部38とを一体的に形成
し、該足場ステップ部38又はボンネット部37の前部を機
枠に支点軸39により回動可能に枢着せしめ、足場ステッ
プ部38の後部を、前記運転ステップ13の前部に重合さ
せ、この重合部にペタル操作孔40を形成するとともに、
前記垂下部38aを運転ステップ13の縁部に重合させるよ
うになしたものであるから、ボンネット部37と足場ステ
ップ部38とが一体的に形成され、その前部を中心として
開閉するようになっているので、ボンネット部37を上昇
回動させると足場ステップ部38も一体的にに大きく回動
しその下部を一挙に露出させるので、エンジンの整備点
検及び前輪の駆動部その他の機器のメンテナンスを極め
て容易に行うことができると共に、ボンネット部37を下
降させ足場ステップ部38の後部を運転ステップ13の前部
に重合させた時、この重合部にペタル操作孔40を形成す
るようにしたので、ペタル18の組み込み時は、足場ステ
ップ部38を開放して容易に組み込むことができ、また足
場ステップ部38の重合時はペタル18が作動できるペタル
操作孔40を形成すれば良く、かつ該ペタル操作孔40は重
合端部に形成するから加工が容易である。更に重合時
は、足場ステップ部38に設けた垂下部38aが運転ステッ
プ13の縁部に重合するため、該足場ステップ部38の横づ
れを防止し安定した取付が行えるので、作業中にオペレ
ータが圃場を歩るかないように該足場ステップ部38を利
用して機体に昇降したり、畦に置いた補給苗を足場ステ
ップ部38から機体上に持ち運びする等、頻繁に利用する
足場ステップ部38が安定良く取付られていることによ
り、足場ステップ部38の変形を防止し能率的に作業を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
乗用田植機の側面図、第2図は同上平面図、第3図は要
部の斜視図、第4図は第1図のA−A断面図、第5図は
同上B−B断面図、第6図はステップフレームの斜視図
である。 1……機体フレーム、5……フロントアクスルケース、
13……運転ステップ、22……ステップフレーム、23……
縦フレーム、26……横フレーム、27……前部受板、30…
…後部受板、31,32,35……支持部材、33……取付板、37
……ボンネット部、38……足場ステップ部、38a……垂
下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−107463(JP,A) 実開 昭57−48179(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部にエンジンを搭載し、その後部に運転
    部を設けた乗用移動農機において、機体フレーム1の上
    部に運転ステップ13を設け、前記エンジンを覆うボンネ
    ット部37と、その下部両側に位置し縁部に垂下部38aを
    有する足場ステップ部38とを一体的に形成し、該足場ス
    テップ部38又はボンネット部37の前部を機枠に支点軸39
    により回動可能に枢着せしめ、足場ステップ部38の後部
    を、前記運転ステップ13の前部に重合させ、この重合部
    にペタル操作孔40を形成するとともに、前記垂下部38a
    を運転ステップ13の縁部に重合させるようになした乗用
    移動農機。
JP1988157172U 1988-12-01 1988-12-01 乗用移動農機 Expired - Lifetime JP2504642Y2 (ja)

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