JP2552074Y2 - 農用作業車の操縦ペダル装置 - Google Patents

農用作業車の操縦ペダル装置

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JP2552074Y2
JP2552074Y2 JP9909291U JP9909291U JP2552074Y2 JP 2552074 Y2 JP2552074 Y2 JP 2552074Y2 JP 9909291 U JP9909291 U JP 9909291U JP 9909291 U JP9909291 U JP 9909291U JP 2552074 Y2 JP2552074 Y2 JP 2552074Y2
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輝彦 津田
克 佐々木
周二 田中
幸雄 加藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、前輪と後輪を有する機
台の前部にエンジンとトランスミッションを設け、エン
ジンの後部に運転部を設けた農用作業車の操縦ペダル装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農用作業車の左右のブレーキペダ
ル又はクラッチペダル軸は、左右の端部を、機台を構成
する左右のフレームに支承され、該フレームの内側から
ペダルのアーム部を大きく右外側上方へ折曲して構成す
るものが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記既知の農用作業車
におけるブレーキペダル又はクラッチペダル等の操縦ペ
ダルは、アーム部が外側方へ大きく折曲して構成されて
いるので、操縦ペダルの製作が複雑であるばかりでな
く、フレームの内側でブレーキペダル組付作業をするの
で作業が容易ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前輪と後輪を有
する機台の前部にエンジンとトランスミッションを設
け、エンジンの後部に運転部を設けた農用作業車であっ
て前記機台を構成する上部フレームに、該上部フレーム
より外側方に延出したブレーキペダル軸又はクラッチペ
ダル軸を支架し、該ブレーキペダル軸又はクラッチペダ
ル軸の延出部に略直線状をなす操縦ペダルのボスを装着
することにより前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】農用作業車が前進中に制動停止する時は、機台
側方に配設された左右のブレーキペダルを同時に踏み込
むと、後部運転部の左右のブレーキが同時に作動する。
前進中に右ブレーキペダルのみを踏み込むと右側のブレ
ーキが作動して農用作業車は右旋回する。また、前進中
に左ブレーキペダルのみを踏み込むと左側のブレーキが
作動して農用作業車は左旋回する。更に、クラッチペダ
ルを踏み込むと主クラッチが切れる。そして、操縦ペダ
ルを組み付ける時、ブレーキペダル軸又はクラッチペダ
ル軸の左右フレームよりも外側方へ延出している部分に
ブレーキペダル又はクラッチペダルのボスを取付ける。
【実施例】本考案の一実施例を図面に示す乗用田植機に
ついて説明すると、主フレーム1は、上部フレーム2と
下部フレーム3とで構成されており、上記上部フレーム
2は、左右の上部縦フレーム2a,2aの前部を折曲す
ることにより一連となし、前部と中間部と後部を上部横
フレーム2b・・にて連結することにより枠体となし、
前記下部フレーム3は、上記上部縦フレーム2aより狭
い間隔にした下部縦フレーム3a,3aの前端と後端
を、ミッションケース取付板5、リヤアクスルケース支
持板6及び下部横フレーム3bとにより連結して枠体に
構成し、また、上記ミッションケース取付板5の上部を
上部フレーム2の中間の上部横フレーム2bに溶接し、
下部フレーム3の後部に立設したシートフレーム7,7
に横角パイプ8を溶接すると共にその両端を上部縦フレ
ーム2a,2aに固定し、上部縦フレーム2a,2aの
後端を下方へ湾曲させてその下端を下部横フレーム3b
の両端に熔接することにより上部フレーム2と下部フレ
ーム3を一体に結合してある。
【0007】また、トランスミッション10は、その後
面を前記ミッションケース取付板5に螺着し、右側面を
上部フレーム2に溶接されている受金11に螺着されて
おり、上部フレーム2の前方の横方向部分及び前方の上
部横フレーム2bにエンジンベース12を取付け、この
エンジンベース12に防振ゴム等を介してエンジン13
を取付けてあるので、エンジン13及びトランスミッシ
ョン10をそれぞれ別々に取外すことができ、トランス
ミッション10のみを取り外す時は、エンジン13はそ
のままとし、テンションプーリを退避させることにより
ベルト15を外し、受金11及びトランスミッション取
付板5からボルトを抜き取ることにより図8に示す如く
トランスミッション10を下方へ取り出すことができ
る。
【0008】機体の前部両側に配設されていて複数の予
備苗皿17,17を有する補助苗枠16は、側面視で後
部が前部より長く垂下した下向きコ字状をなし、後方の
垂下部の下端には、後方へ向けて支持軸18を突設して
あり、前記下部フレーム3の前寄り上面に熔接された横
方向の角パイプからなる支持フレーム20の両端部を斜
め上方へ向けて折曲し、その上端に固定したパイプ2
1,21には前記支持軸18を挿脱、回動、及び止着可
能に貫挿してある。また、前記上部フレーム2の上部縦
フレーム2aの中間部には、昇降ステップ19が取付け
られたコ字状の枠杆19aを固定し、この枠杆19aの
前部は前記支持フレーム20との交叉部に熔接してある
ので、それらが相互に補強し合うこととなり、両者の剛
性を向上させることができる。24は側方へ突出した使
用姿勢と内方へ回動した収納姿勢になるように蝶ボルト
24aにより装着したサイドマーカーである。
【0009】前記上部フレーム2の前面にはバンパー2
3を取付けてあり、該バンパー23と上部フレーム2の
前面との間に介装して該上部フレーム2に取付けた支持
棒25の中間部には、下端部が後方へ向けて湾曲したセ
ンターマーカ26を前後回動可能にピン27により枢支
してあり、上記センターマーカ26は直径の異なる複数
のパイプを順次摺動可能に嵌合することにより伸縮する
ように構成されており、先端部には指標体28を取付け
てあり、作業時には、運転席30に着席した運転者の目
の高さに応じて前後角度及び長さを調節し、路上走行
時、又は作業が完了して格納する時等には、縮小させる
と共に後方へ回動してボンネット31の前面に近接して
沿わせる。
【0010】32は前記上部フレーム2の右側前部に配
設したバッテリーであって、それよりも低く、かつ外側
が解放された収納箱33に収容されており、上部フレー
ム2の右側前部2cに固定した前面板35aと後面板3
5bとには、上部が内側下方へ折曲され、折曲部36a
より外側が斜めに垂下したガイド溝36を穿設し、前記
収納箱33の上部中間の螺孔に内方から螺合した規制ボ
ルト37を上記ガイド溝36に摺動可能に貫挿してあ
る。また、前記バンパー23はバッテリー32の前部で
分割すると共に分割部を蝶番38にて連結してある。従
って、(イ)の状態に収納されているバッテリー32を
取出す時、右側後部のナット39を抜き取って前記バン
パー23の分割部23aを前方へ回動して解放状態と
し、収納箱33を斜め上方外側へ持ち上げると、規制ボ
ルト37,37はガイド溝36の折曲部へ移行し、バッ
テリー32は(ロ)の位置へ上昇する。次いで、その左
側の斜め外側へ移動させると、規制ボルト37,37が
ガイド溝36に案内されてその下端まで移行し、バッテ
リー32は、外側下方へ移動して(ハ)の状態にした
後、それを収納箱33から側方へ容易に取出すことがで
きる。
【0011】更に、前記上部フレーム2の中間部から垂
下したブラケット40a,40aには、横方向のブレー
キペダル軸40を回動可能に支承してあり、該ブレーキ
ペダル軸40は上部フレーム2よりも外側方へ延出して
おり、この延出部には右ブレーキペダル41のボスを回
動可能に、左ブレーキペダル42のボスは一体回動する
ように装着し、右ブレーキペダル41のボスから突出し
たアーム41b、及びブレーキペダル軸40から突出し
たアーム42bをロッド43,43によりリヤアクスル
ケース45のブレーキアーム46,46に連動連結して
あり、クラッチペダル軸47には主クラッチを断続する
クラッチペダル48のボスを取付けてあり、前記ブレー
キペダル軸40を上部フレーム2よりも外側へ延出させ
ることにより左右のブレーキペダル41,42を容易に
組付けることができると共に、ペダルのアーム部をスト
レートな形状となし、従来のように外側方へ折曲する
等、複雑な構造にしなくとも良い。
【0012】農用作業車が前進中に制動停止する時は、
機台側方に配設された左右のブレーキペダル41,42
を同時に踏み込むと、それぞれのアーム41a,42a
からロッド43,43により後部のブレーキアーム4
6,46に連動連結して左右のブレーキが同時に作動す
る。農用作業車が前進中に右旋回をする時は、右ブレー
キペダル41のみを踏み込むと右ブレーキペダル41の
ボスがブレーキペダル軸40上で回動しそのボスに凸設
したアーム41aからロッド43により後部の右ブレー
キアーム46に連動連結して右側のブレーキのみが作動
する。農用作業車が前進中に左旋回をする時は、左ブレ
ーキペダル42のみを踏み込むと左ブレーキペダル42
のボスがブレーキペダル軸40と一体に回動しブレーキ
ペダル軸40に凸設したアーム42aからロッド43に
より後部の左ブレーキアーム46に連動連結して左側の
ブレーキのみが作動する。
【0013】図中、50はトップリンク,51は左右一
対のロアリンクであって、それらの後部に連結した枠体
には、植付装置、施肥装置、散布機その他の作業機を選
択して取付けることができる。52はプロペラシャフ
ト、53はボンネット31の前部、その両側、操作盤と
下部シートカバー54との間、及び該シートカバー54
の両側に亙る一連のステップ、55はステップ53の前
部の支持金である。
【0014】
【考案の効果】本考案は、前輪と後輪を有する機台の前
部にエンジン13とトランスミッション10を設け、エ
ンジン13の後部に運転部を設けた農用作業車であっ
て、前記機台を構成する上部フレーム2に、該上部フレ
ーム2より外側方に延出したブレーキペダル軸40又は
クラッチペダル軸47を支架し、該ブレーキペダル軸4
0又はクラッチペダル軸47の延出部に略直線状をなす
操縦ペダルのボスを装着したので、操縦ペダルを外側か
ら容易に組付けることが出来ると共に、操縦ペダルのア
ーム部をストレートな形状となし、従来のように外側方
に折曲する等、複雑な構造にしなくてもよくなったの
で、加工コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】ボンネット及び操作盤等を省略した同上正面図
である。
【図4】シートフレームの正面図である。
【図5】バンパー及びバッテリー装着部の正面図であ
る。
【図6】フレームの平面図である。
【図7】同上側面図である。
【図8】エンジンとミッションケースの側面図である。
【図9】ペダル支持部の背面図である。
【符号の説明】
1 主フレーム 2 上部フレーム 3 下部フレーム 5 ミッションケース取付板 10 ミッションケース 13 エンジン 20 支持フレーム 40 ブレーキペダル軸 41 右ブレーキペダル 42 左ブレーキペダル 45 リャアクスルケース 46 ブレーキアーム 47 クラッチペダル軸 48 クラッチペダル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪と後輪を有する機台の前部にエンジ
    ン13とトランスミッション10を設け、エンジン13
    の後部に運転部を設けた農用作業車であって、前記機台
    を構成する上部フレーム2に、該上部フレーム2より外
    側方に延出したブレーキペダル軸40又はクラッチペダ
    ル軸47を支架し、該ブレーキペダル軸40又はクラッ
    チペダル軸47の延出部に略直線状をなす操縦ペダルの
    ボスを装着したことを特徴とする農用作業車の操縦ペダ
    ル装置。
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