JP2509218Y2 - 田植機の苗載装置 - Google Patents

田植機の苗載装置

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JP2509218Y2
JP2509218Y2 JP4715590U JP4715590U JP2509218Y2 JP 2509218 Y2 JP2509218 Y2 JP 2509218Y2 JP 4715590 U JP4715590 U JP 4715590U JP 4715590 U JP4715590 U JP 4715590U JP 2509218 Y2 JP2509218 Y2 JP 2509218Y2
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JP
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seedling
arm
swinging
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fulcrum
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JP4715590U
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JPH046615U (ja
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陽一朗 西
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は苗載台の左右最外側部を分割形成して苗載台
の中央側に折畳み可能に設けた田植機の苗載装置に関す
る。
「従来の技術」 例えば実開昭56−8114号公報のものに、苗載台の最横
外側に位置する苗載せ部を、この内側に隣接する苗載せ
部上方に重なり合う状態に折畳みするように設けた手段
がある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍らこのような重なり合う状態に折畳みする手
段の場合、苗載台全体が上方向に嵩張ったものとなって
不安定で、しかも苗載台のコンパクトな折畳み収納が行
えないばかりでなく、折畳みしようとする苗載せ部を略
180度可動させる構成のため、その分大きな回動量を確
保する必要など構造上での問題があった。
「問題点を解決するための手段」 したがって本考案は、苗載台の左右最外側部を分割し
て左右の分割苗載体を形成し、該苗載体を中央の苗載台
本体に折畳み可能に連結支持するようにした構造におい
て、苗載台本体裏側に各左右揺動第1支点軸を介し上下
複数に支持する左右揺動第1アームと、該第1アームに
前記第1支点軸とは直角方向の前後揺動第2支点軸を介
し連結支持する前後揺動第2アームと、該第2アームに
前記第1支点軸とは平行な左右揺動第3支点軸を介し分
割苗載体を連結支持する苗載体支持アームとを設けたも
のである。
「作用」 而して本考案によれば、苗載台の左右最外側部を苗載
台本体の前方下側に操作容易にして構造コンパクトに折
畳み可能とさせるもので、第1支点軸を中心として分割
苗載体を苗載台本体の左右外側上方に一旦持ち上げる状
態とさせた後、第2支点軸を中心として苗載台本体裏側
方向に略90度分割苗載体を回動させて、この苗載台全体
を前方側にコ形状に折り畳みするものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は苗載台の正面説明図、第2図は乗用田植機の側面
図、第3図は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭
乗する走行車であり、エンジン(2)を搭載する車体フ
レーム(3)後端をミッションケース(4)に連設さ
せ、前記ミッションケース(4)の前部両側にアクスル
ケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させ
ると共に、前記ミッションケース(4)の後部両側に伝
動ケース(7)を連設し、前記伝動ケース(7)後端部
に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エン
ジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を形成する車
体カバー(12)によって前記伝動ケース(7)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付
け、その運転席(13)の前方で前記ボッネット(9)後
部に操向ハンドル(14)を設ける。
また、図中(15)は8条植え用の苗載台(16)並びに
複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高
後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール
(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(2
0)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に
等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース
(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に
対称位置に一対の植付アームである爪ケース(22)(2
2)を配設し、その爪ケース(22)先端に植付爪(17)
を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリ
ング支点軸(23)を介して支点プレート(24)を設け、
トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含む三点
リンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支点プレ
ート(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)を備え、
前記前後輪(6)(8)を走行駆動して略定速で移動す
ると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一
株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植
え作業を行うように構成する。
また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は植付昇
降レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は走
行クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダ
ル、(34)…は田面均平用フロートである。
第4図乃至第6図にも示す如く、前記苗載台(16)は
左右最外側1条分の苗載部を分割して左右の分割苗載体
(16a)を形成し、該苗載体(16a)を中央の苗載台本体
(16b)の左右両側で前方下側に折畳みリンク機構(3
5)を介し略90度折畳みするように設けている。
前記リンク機構(35)は、苗載台本体(16b)の左右
最外側条部の裏側に各左右揺動第1支点軸(36)を介し
上下二箇所に支持する左右揺動第1アーム(37)と、該
第1アーム(37)に前記第1支点軸(36)とは直角方向
の前後揺動第2支点軸(38)を介し連結支持する前後揺
動第2アーム(39)と、該第2アーム(39)に前記第1
支点軸(36)とは平行な左右揺動第3支点軸(40)を介
して一端を連結させ他端を左右の分割苗載体(16a)に
ボルト(41)を介し連結させる苗載体支持アーム(42)
とを備え、苗載台本体(16b)の裏側に固設する単一の
折り畳み駆動モータ(43)に駆動伝達機構(44)を介し
て左右の上下第1アーム(37)を連動連結させている。
前記伝達機構(44)は、駆動モータ(43)に連結する
駆動軸(45)の正逆ネジ部(45a)(45b)に正逆ネジ結
合部(46a)(46b)を結合させる左右摺動体(47a)(4
7b)と、苗載台本体(16b)の左右裏側の上下二箇所に
ガイド(48)を介して左右摺動自在に設けて一端側を前
記摺動体(47a)(47b)に固定連結させ且つ他端側を左
右上下二つの第1アーム(37)の固定片(49)に軸(5
0)及び長孔(51)を介してそれぞれ係合連結させる摺
動ロッド(52)とを備え、前記モータ(43)の駆動でも
って各第1アーム(37)を下垂直状態より略90°横外側
方向に回動させるとき左右の分割苗載体(16a)を折畳
みするように構成している。なお(53)は苗載台本体
(16b)と支持アーム(42)間に張設して分割苗載体(1
6a)の折畳み時の衝撃力の緩和や苗載台本体(16b)の
作業位置復帰時の復帰力を付勢するバネである。
ところで、第5図に示す如く、前記下部レール(18)
の左右最外側端の安全保護などを行う左右サイドバンパ
(54)の基端を左右最外側の植付ケース(20)及びパイ
プフレーム(55)にガイド体(56)(57)を介して摺動
自在に支持させて植付部(15)内方に収納可能とすると
共に、前記下部レール(18)の左右両端部の一定長さを
分割して分割レール体(18a)に形成し、該レール体(1
8a)を中央のレール本体(18b)側に折畳み部材(58)
を介して略90度内側に折畳み可能に連結させている。
そして左右サイドバンパ(54)の左右最外側端部に未
植側田面に植付走行軌跡を形成する左右筋引マーカ(5
9)を設けて、通常の固定式サイドバンパにマーカ(5
9)を設置する構造のものに比べ、この摺動式のバンパ
(54)が収納する収納代(l)分、マーカ(59)を立設
収納させた際のマーカ(59)の全高を短縮させる状態と
させて、この機体格納時などでの至便化と、短縮させた
分マーカ(59)出し入れ操作の際での操作力の低減を図
るように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、以下左右
の分割苗載体(16a)の折畳み動作を説明する。
今第1図及び第6図の実線作業位置よりモータ(43)
を駆動して、第1アーム(37)を第1支点軸(36)を中
心として第7図に示す如く略90度外側方向に回動させる
とき、苗載体(16a)は中央の苗載台本体(16b)より外
方に引離され且つ上方に引上げられる状態となり、上下
の第1アーム(37)が略90度回動して上下の第2支点軸
(38)が1直線(L)上に重なり合うとき、この軸(3
8)を中心として苗載体(16a)は自重でもってバネ(5
3)に抗しこの下方に回動して、第4図に示す如く苗載
台本体(16b)の左右両端外方の裏側に略90度折れ曲っ
た状態で収納されるものである。このように左右苗載体
(16a)を一旦苗載台本体(16a)の左右両側上方に持ち
上げてからこの下方に折畳むという2つの動作が1つの
モータ(43)で可能となるため、構成簡単にして実用且
つ経済性に秀れるものである。なお前述実施例にあって
は左右苗載体(16a)の折畳みをモータ(43)で行う構
成を示したが、例えば第1アーム(37)を操作レバーな
どに連動連結させて手動操作でもって折畳みを行う構成
としても良い。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、苗載台
(16)の左右最外側部を分割して左右の分割苗載体(16
a)を形成し、該苗載体(16a)を中央の苗載台本体(16
b)に折畳み可能に連結支持するようにした構造におい
て、苗載台本体(16b)裏側に各左右揺動第1支点軸(3
6)を介し上下複数に支持する左右揺動第1アーム(3
7)と、該第1アーム(37)に前記第1支点軸(36)と
は直角方向の前後揺動第2支点軸(38)を介し連結支持
する前後揺動第2アーム(39)と、該第2アーム(39)
に前記第1支点軸(36)とは平行な左右揺動第3支点軸
(40)を介し分割苗載体(16a)を連結支持する苗載体
支持アーム(42)とを設けたものであるから、苗載台本
体(16b)の左右外側でこの裏側への分割苗載体(16a)
の折畳みが、構造コンパクトにして経済的な手段のもの
で操作容易に行えて、田植機の路上走行時や格納時での
至便化が図れるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は苗載台の正面説明図、第2図は田植機の全体側
面図、第3図は同平面図、第4図は植付部の側面説明
図、第5図乃至第6図は同正面部分説明図、第7図は動
作説明図である。 (16)……苗載台 (16a)……分割苗載体 (16b)……苗載台本体 (36)……第1支点軸 (37)……第1アーム (38)……第2支点軸 (39)……第2アーム (40)……第3支点軸 (42)……支持アーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗載台の左右最外側部を分割して左右の分
    割苗載体を形成し、該苗載体を中央の苗載台本体に折畳
    み可能に連結支持するようにした構造において、苗載台
    本体裏側に各左右揺動第1支点軸を介し上下複数に支持
    する左右揺動第1アームと、該第1アームに前記第1支
    点軸とは直角方向の前後揺動第2支点軸を介し連結支持
    する前後揺動第2アームと、該第2アームに前記第1支
    点軸とは平行な左右揺動第3支点軸を介し分割苗載体を
    連結支持する苗載体支持アームとを設けたことを特徴と
    する田植機の苗載装置。
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